時計を携えて登場するウサギ型エネミー。元ネタはおそらく、ルイス・キャロル著『不思議の国のアリス』に登場する白兎であろう。
PC一行を全滅させるような危険さはないが、何かしら厄介な特徴を持っていることは登場作品共通。
上位種にダラウアバニーがいる。
1st
ガルウィング?入手後行けるようになる、記憶の遺跡北西の高山に囲まれた砂漠地帯に出没する。
終盤に差し掛かるあたりでの登場でありながらHPは1780と低く、DEFも0なので物理攻撃なら楽勝……と思いきや、PRYが80と非常に高いため物理攻撃がなかなか当たらない。
ならば魔力攻撃をと思ってみても、MGRがカンストしている上に全属性無効であり、これまた有効打を与えることは難しい。
ロックオンやマテリアルを使おうにもかなりの確率でそそくさと逃げてしまうので、よほどの幸運に恵まれない限り安定して倒すのは至難の技。
倒した時の経験点がべらぼうに多く、なんとあのはいよるこんとんと同値。一方、倒して獲得できるギャラはたったの15ギャラ。
攻撃が通じにくいことといい経験値が莫大であることといい、某国民的RPGの金属生命体を髣髴とさせる存在である。
2nd
科学大迫力研究所周辺に出没する。
科学大迫力研究所に行けるのは終盤に入ってからだが、実はその南のアウトフィールドにも出現するので、ホバークラフトにアポーツ機能が追加されて以降対戦することが可能。
1stに比べるとパラメータはかなり平凡になり、また逃亡もしなくなった。
RESを2倍にする「ハイ・クイック」とRES半減効果を持つ「スライミィバインド」を使用するほか、存在しているだけでバイアネットとヘヴィアームを使用できなくしてしまう特性を持つ。
闇属性が弱点なので、ティムがブラックゲート?など闇属性のガーディアンロアを使えるようになれば安定して狩れるようになる。
4th
アルジェントネーベに出現。
性質はむしろFのダラウアバニーに近くなっており、他のエネミーをクイックやハイ・ヒールでサポートし、自身だけが生き残るとリセットでバトルを最初の状態まで巻き戻そうとする。
不用意に他のエネミーを全滅させないように注意しながら早めに片付けてしまおう。
F
デ・レ・メタリカの写本ルートに出現。
基本的には「様子をうかがう」だけで何もしないが、時折リセットを使用して強制的にバトルを開始時まで巻き戻してしまうイランことしい。
劣勢になるほどリセットを使う頻度が上がるので、手間をかけたくないなら他の敵より優先的に倒そう。雷属性が弱点なのでライトニングやサンダージェムも有効。
- リセットはエマがダウンロードすることが可能。便利なアビリティなので早めに覚えると良い。