《エネミー》/【コバルトキング】

Last-modified: 2020-01-01 (水) 14:14:19

コバルトキングは、ワイルドアームズ 2ndイグニッションにて隠しボスの一角を担う用心棒怪獣である。マイマイクで封印柱から解放する事で戦える。


2nd

閉ざされた坑道?に入ってすぐ左側にある封印柱に眠っている。例によってマリアベルどこぞの渡り鳥奏でるギターみたいな歌声で覚醒させる事で戦う事ができる。
用心棒怪獣の名に相応しく実に屈強な肉体を有し、体全体を覆うコバルトブルーの体色はさながら宝石の如く、胸部や蛇のような腹部、灰色の膨らんだ大腿部はさながら岩石のようである。よく見ると身体中に砂利や石などが混じっている。坑道の石や砂が身体中に入り込んだものだろうか?頭部には一本の角と、肩や背部には尖ったスパイクが何本もあり、見る者に凶悪さや凶暴さを感じさせる。
隠しボスのなかで最高クラスの攻撃性能最低クラスの防御性能を併せ持った両極端な敵だが、油断ならない敵である事は確か。気を引き締めてかかるべきだろう。
倒すとブラッド最強の武器であるオメガクラッシャー(その攻撃力なんと322!)が手に入るので、シューティングスター(アシュレー専用、攻撃力268)をドロップするタイタニアスと並んで早めに倒しておきたい隠しボスの一体である。

パラメータ*1

カードNo.131
HP : 85000
ATP: 999 DFP: 200 SOR: 999 MGR: 200 RES: 150 PRY: 0
属性耐性 : なし (ただし、「迎撃準備」使用後は全属性半減)
特性 : 反撃
獲得経験値 : 50000 / 獲得ギャラ : 75000
盗めるアイテム : ミニキャロット
落とすアイテム : オメガクラッシャー (確定)

戦い方

上述の通り防御力は低く、また鈍足ではあるが、カンストした攻撃力から繰り出される技の数々は危険の一言に尽きる。
通常攻撃ですら1500前後のダメージとなる上に、ATP×4の「クリティカル?」な踏みつけともなれば3000以上のダメージを叩き出す。ATP×8の「手加減知らず?」による尻尾の一撃に至っては、ダメージ7000強、十中八九即死である。命中率は75%なので、外れるのを祈る他ない。このほかにSOR×3かつ地属性の口から放たれる土砂による「生き埋め?」を敵全体に行い、稀にではあるがそのターンの反撃確率を100%にし、かつ以降の属性攻撃をすべて半減する迎撃準備?」や、SOR×20、つまり20000近いダメージを回復する「リジェネレイション」までをも用いてくる。*2
対策としては、まず「生き埋め」対策として「だいちのリング」を全員に装備させたい。(ただし「迎撃準備」使用後は属性攻撃が半減するため、リスク承知でリングを外して攻撃するか、ダメージ1/2は覚悟の上でそのまま攻撃するか、戦況に応じて判断しよう。)
あとはシンプルな単体物理攻撃だけなので、適宜シールドで防御力を上げつつ、回復を挟みながら攻撃すればそこまで苦労せずに倒せるだろう。「手加減知らず」に関しては防ぎようがないので、喰らった端から蘇生するか、「セラフィムゴート」によるライフガードで予防するかしよう。
またマリアベルがいる場合、彼女のLCKが高ければ簡単にレッドパワースリープ」で眠らせる事が可能。ただしRESがコバルトキングを上回らないと危険であるため、「ジャスティーン」を装備する等して素早さを高めておきたい。*3

余談

元ネタは1971~1972年に放映された円谷プロダクション制作の『帰ってきたウルトラマン』の第37話「ウルトラマン夕陽に死す」及び第38話「ウルトラの星光る時」に登場する「用心棒怪獣」ブラックキング。帰ってきたウルトラマンことウルトラマンジャックの攻撃をものともせず、一度は死に追いやる事で当時の子供達にトラウマを植え付けた、半世紀続くウルトラシリーズの中でもポピュラーな怪獣の一体である。
本作2ndは特に特撮作品の怪獣をモチーフとしたエネミーが多いが、その中でもこのコバルトキングは体色以外そっくりな見た目といい、そのまんまな二つ名といい、某スパークレンス宇宙恐竜と並んで元ネタが分かりやすい部類の怪獣ではないだろうか。


*1 ワイルドアームズ セカンドイグニッション コンプリートガイド 315ページ『敵データ』より抜粋
*2 技の威力や効果は原則336~342ページ『敵特殊攻撃』より引用。迎撃準備の属性攻撃半減に関しては各種プレイ動画より確認
*3 210ページ『隠しボスとの戦闘』より引用