《エネミー》/【ユルング】

Last-modified: 2023-05-20 (土) 17:20:42

ユルング(あるいはユルルングル)とは、オーストラリア大陸アボリジニ、ムルンギンの神話に伝わる蛇のこと。
銅で出来た胴体を持ち、棲む泉から這い出るだけで洪水が起きるとされている。
現地においては天候神も司っており、虹色に輝く泉に棲み、雷の声で託けをすると言う。

WAシリーズにおいては1st~3rdに出現する一般エネミーとして登場。いずれも巨大な蛇の姿を持つ。


1st

アビス全域に出現する一般エネミーとして登場。シェルドレイクの上位種。
巨大な白蛇の首元に緑白のエリマキが生えているという姿を取る、死の大蛇という設定。
今作における最高Lvを誇るエネミーの一角で、Lv70という設定値は容易な逃走をさせてくれない。
HP12000で全属性を半減するため、撃退の際は単体でも2~3ターンは掛かると思って良いだろう。
幸い攻撃面は単体攻撃しか持たず、直撃で2800ダメージ程度の「こんしんの一撃」や「マヒ」程度。ブルーブレスレット等で対策すれば如何様にも料理できるはずだ。
撃破報酬は21000EXPと12000ギャラ、盗める・落とすアイテムはどちらもアンブロシア
倒せばそれに見合ったリターンが得られると考えよう。
ちなみにアンデッド特性持ちの為、愛の奇蹟ハイ・マテリアルで即死させられる。
しかし前述の通りアンデッドとしては例外的に聖属性半減の為、その点だけは注意しよう。

2nd

シエルジェ内海に浮かぶ小島で遭遇できる一般エネミーとして登場。ウラエヌス?の上位種にあたる。
今作における姿は6つの目を持ち全身が虹色に輝く全長20mを超す大蛇といったもの。よく観察すれば、虹色は体表にある様々な模様が輝くものなのが分かる。
この時期に遭遇するエネミーとしては埒外に低いLv16という設定だが、この小島に出現するモンスターは全てその常識を覆す強い雑魚であり、ユルングも例に漏れない。
ATP620・SOR230からの単体ATP8倍攻撃「手加減知らず」に始まり、全体即死攻撃の「致死毒」、全体SOR3倍+5%即死攻撃*1「ディスインテグレート」、おまけとして単体マヒ攻撃の「パラリスバイト」を繰り出してくる。
HPも2ndの雑魚としては上位層に入る5000、地・闇吸収、光弱点のみの為速攻を仕掛けるには攻め手が不足しやすい。
撃破報酬は1500EXP・5000ギャラで、これは例外を除きこの小島では共通。
盗めるアイテムとしてせんそうアルニムが設定されている他、5%の確率でフルリヴァイブを落とす。
この小島に出現するエネミーは総じて怪獣アルバムを埋める為に戦う以外ではメリットがあまりない為、いっそ一戦ごとに出し惜しみせずARMなどをぶっ放しても良いだろう。

3rd

ディスティニーアーク東部のストーンサークルを中心とした砂海に出現する一般ヴィークルエネミーとして登場。
今作における姿はグラボイド同様のモデリングを巨大化させ、体色・被膜の翼が紫ベースとなっているというもの。
下位種にボティス?、上位種にナーク?が存在する。
「コンプリートガイド」によれば邪悪な性質ではないが気性が荒く、通りかかる敵に「体当たり」や「スペクトル」で攻撃を仕掛けてしまうとの事。
本作の砂上艇バトルはプレイヤー有利に設定されており、エネミーとして解説する事が殆ど無いのが実情。


*1 このタイプの即死はホーリーグレイル・タナトスボーダーで無効化出来ない