目次 |
カスタムROMの種類
- MIUIベース
- xiaomi.eu
- mi-globe(sMIUI)
- MIUIPro
- ECRMod
- AOSP/CyanogenModベース
- AOSP
- AOSP Extended
- AICP(Android Ice Cold Project)
- LineageOS(CyanogenModの後継)
- BlissRoms
- MoKee
- Resurrection Remix
- SlimRoms
- SudaMod
- ショップROMの見分け方
Flashing Official ROM From Unofficial/Fake ROM - Xiaomi MIUI Official Forum
http://en.miui.com/thread-309122-1-1.html
カスタムROMの導入
★公式ROM導入手順も参照のこと★
- 前提条件
- ブートローダーがunlockedなこと。
- PCがADBおよびfastbootを使える環境になっていること。
- スクリーンロックの解除を「PIN」または「パスワード」に変更しておく。
- 必要なファイルのダウンロード
- TWRP (カスタムリカバリー)
- ROM本体 (お好みで)
- Gapps (PixcelExperience、miui.euの場合は不要)
- dummy.zip (使用中のmiuiにanti rollbackが適用されている場合のみ必要)
★(TWRPとROMは端末に対応したものでないと動きません)
★(anti rollback適用端末でmiui、miui.euを焼く場合、現状より古いバージョンのROMを焼くと文鎮化します。)
★(はじめてROM焼きする場合は、ROM本体とGappsはmicroSDに保存しておくこと。)
- カスタムリカバリーのインストール
- Vol-を押しながら電源を入れFASTBOOT画面を表示してPCと接続、PCでTWRPを保存したフォルダでPower Sellを開き
>fastboot flash recovery [twrpのファイル名] - OKと出たら、
>fastboot boot [twrpのファイル名]
再起動が掛かりTWRPが起動する。 - 「keep System Read only?」 と聞かれたら、Never show this screen・・(再表示しない)にチェックを入れて、画面のいちばん下を右へスワイプ。
- 「Wipe」~「Advanced Wipe」に進み、Dalvik/ART Cache System Data Internal Storage Cache にチェックを入れて「Swipe to wipe」。
- ストレージの暗号化を解除したい場合は、ひとつ戻った画面で「Format Data」を行う。
★★Whyredなど、機種によっては再暗号化するにあたりMiFlashで公式ROMを焼き直す必要あり
MiFlashでROM焼きする場合、デフォが「Clean All and Lock」なので「Clean All」に選び直すこと。
「Clean All and Lock」で焼くと再Lockが掛かり、機種によってはCN端末にGloROM(逆もあり)を焼くと文鎮化します。 - 戻るボタンでトップに戻り「Install」からSDカードを選択してROM本体、Gappsをインストール。
★★(Whyredなど)機種により暗号化の解除を行った場合、LineageOSベースのROM(RRなど)を焼く場合は再起動前に「Disable force encryption zip」をインストールしないとブートアニメーションで止まって先に進まない。 - 戻るボタンでトップに戻り「Reboot」から「System」で再起動。
★★以降OSやtwrpの起動時にパスワードを求められた場合は「PIN」もしくは「パスワード」を入力。
- Vol-を押しながら電源を入れFASTBOOT画面を表示してPCと接続、PCでTWRPを保存したフォルダでPower Sellを開き
★カスタムROM導入でPlayストアの「Playプロテクト認定」が、「認定されていません」になった場合★
- 「Playストア」の「アプリ情報」を開き、データーを削除してからリカバリーモードで起動し、Magiskをインストールして再起動。
起動したらPlayストアを開き、しばらくしたら 「設定」を開いて認定のステータスを確認。
Magiskが不要であればリカバリーで起動してアンインストーラーを実行。
公式ROMの導入手順
- Flashing Guide
http://en.miui.com/a-232.html
- System Update
- Recovery Update
- Fastboot Update
の手順がそれぞれ記載されているので一度目を通してみましょう。
なおROMの解凍ソフトはWINRARか7-zipを使うのがお勧めです。
lhaplusなどでは上手く解凍できないのかROM焼き中に失敗します。
OTAアップデート(公式ROMを使用している場合)
- Updaterアプリを起動して「Check for update」を実行。
ZIPファイルを選択して更新(公式ROM、xiaomi.eu、ショップROM等でUpdaterアプリがある場合)
- 公式サイトからダウンロードしたROMファイルを、内部ストレージ直下に「downloaded_rom」フォルダを作成しておき保存。
- 標準Updaterアプリを起動して右上のメニューから「Choose update package」を選択。先ほど保存したROMファイルを選択すると自動で再起動、リカバリが起動して更新が適用される。
Fastboot用ROMを焼く方法
「USBデバッグ」をONした後に電源OFFする。
「電源」+「ボリュームダウン」長押しで起動してPCと接続。
PCのMiFlashを起動して「Browse」からFastboot用ROMを指定後、「Flash」をクリックする。
- MiFlashを使ってROMを焼く場合
EDLモードで起動してからMiFlashを使ってROMを焼く - (参考)MiFlashのバージョンの違いについて
http://www.xiaomitoday.com/best-mi-flash-tool-mi-device/
- リカバリーモードで起動する方法
[Power]+[Vol+] - Fastbootで起動する方法
[Power]+[Vol-] - EDLモードで起動する方法
[Power]+[Vol+]+[Vol-] (画面は真っ暗です) - ADBを用いてEDLモードへ入る方法
PCと接続してコマンドプロンプトで「adb reboot edl」を実行。
ドライバはMiFlash用が使える - Gapps
http://opengapps.org/
ROMのアップデート方法
- いずれの方法でもユーザデータ及びアプリが消える事はありません。
- ただし/systemパーティション以下については初期化されるため、SuperSUやXposed、gps.conf等の
改変を行っている場合はROMの更新後に改めて入れ直しが必要です。 - 万一の場合に備えて事前にバックアップは取得しておきましょう。
リカバリーから更新ROMを焼く(Dirty Flash)
- カスタムリカバリ(TWRP)を起動したら Wipe>Advanced Wipe で「Dalvik Cache」と「Cache」にだけチェックを入れてWipeを実行。
- Backで元の画面に戻りInstallから更新ROMを選択しインストール。
TWRP導入
- 【TWRP】Team Win Recovery Project(チームウィンリカバリプロジェクト:TWRP)の起動と操作・使用法
http://andmem.blogspot.jp/2014/08/twrp-boot.html?m=1 - TWRPが起動しない
再度電源OFF→電源+VOLUP長押しすると「USB繋げ」的な画像と「pcsuite.mi.com」って出るだけでTWRPに入れない。- 電源+VOLUPを長押しでは短く押せばTWRPに入ることがある。
- それでもダメならPCからコマンド入力して起動
バックアップと復元
- ロム焼くときの簡単な注意点
- カスタムロム焼くならTitaniumBackup入れてアプリとデータをバックアップ
この時必ずバックアップ先はマイクロSDにしておく事
TWRPでバックアップしてもリストアで失敗することもある - マイクロSDに入れたいカスタムロムとgapps(google使う場合必須)
opengappsから落とす時は出来るだけpicoを選ぶ事
nano以上だと起動時にフレームワークや開発者サービスがエラーを吐き続けたりする為 - 焼いたロムが起動したらチタを入れて変わってしまったandroid idを戻しておく
- カスタムロム焼くならTitaniumBackup入れてアプリとデータをバックアップ
※画面ロックを設定している場合には以下も注意
Wipe(消去)
- Rom焼くときはフルワイプしないと動きませんか?
基本的に同じROMの「アップデート」時のみワイプ無しでOKです。
異なるカスタムROMを導入するときなどはシステムアプリのデータ構造が異なるため、リカバリでデータ領域を消去(wipe)する必要があります。(フルワイプ)
- 同じROMのアップデートの場合…
- 上書きインストールして試す。
- 何か問題が出たらDalvikとcacheのワイプ
- それでもダメならdataのワイプ
- それでもダメならフルワイプ (Internal Storage以外をすべてWipe)
- それでもダメならROMの問題 …など切り分けて試すのが基本です。