結論から言ってしまえば、月人の理不尽理論で斬っているor干渉している。
「遙かに進んだ科学力、強靭な生命力、妖怪には手に負えない未知の力。」
これの未知の力or科学力に該当すると思われる。
魔理沙「この世に 光の速さより速い物は存在しない
どのような加速度を持とうと究極的には直線になるんだよ!
出でよ ファイナルスパーク! 」
依姫「光を斬るのは 水を斬るよりもずっと容易いこと」
これについて説明する。
まず、『光は、通常、直進する。(エウクレイデスの光の直進の法則)』ため、
直線=光で間違いないだろう。
さらに、反射されたマスパは地上に到達しているため、マスパ=光速も間違いない。
魔理沙「(地球を見て)今ごろ 地上は大騒ぎだな」
妖夢「(月を見て)あれ? 今 月が光りませんでした?」
そして、作画としては、
ファイナルスパークは腕を組んで目前まで迫った後に刀を構えて斬り、
ダブルの方は召喚詠唱を行った後に縦に「ズバッ」っと振って斬っている
光の速さより速い物は存在しないと主張しているのは魔理沙のみであり*1
依姫はそれ以上の速さを持つ素粒子を知っておりその速さを利用した可能性や(例:ニュートリノ(実はニュートリノも高速は超えることはない))
または前哨戦の魔理沙のスターダストレヴァリエ加速度停止と同じく
月人の未知の力によってなんらかの術で光速度などの物理法則に干渉している可能性が高い。
マスパが「光速でなければならない」理由
そもそも、「なぜ魔理沙はマスパを放ったか」だが、それは
「レヴァリエが、加速度云々で止められたから」
である。
十五話の流れをまとめると、以下のようになる。
依姫「等速度の攻撃は加速度系において止まっているに等しい
止まっている弾幕なら 誰にでも避けられるでしょう?」
魔理沙「よく判らんが 確かにお前の周りは止まっているな」
(中略)魔理沙「この世に 光の速さより速い物は存在しない
どのような加速度を持とうと究極的には直線になるんだよ!
出でよ ファイナルスパーク! 」 (十五話)
つまり、加速度理論がウィッシュ止めであるにせよ、バック走避けであるにせよ、
魔理沙は依姫が「『加速度』という尺度を用いた」と考えているのだ。
(根拠:『どのような加速度を持とうと』)
そこで、どのように加速しても、最終的に行き着く速度=光速を持ち出した。
(根拠:この世に 光の速さより速い物は存在しない )
要するに、マスパが光速でないと、それ以前の展開がまるまる無駄になるという問題が浮上するのだ。
魔理沙の光速越えについて
魔理沙が1コマ後に餅スパ着弾より早く移動して2本目を撃っていることを指して
「魔理沙は光速以上で動ける、射命丸はさらに上」と主張する人もいるらしいが、
上記の通り魔理沙は
魔理沙「この世に 光の速さより速い物は存在しない 」
と言っているため、この時間差マスパは高確率で作画ミスである。
噂では、このせいで全ジャンル最強スレ? とかでは東方キャラが超光速級になってたとか、なっているとか。
ひどい情報ヤクザっぷりだ
※実際はその最強スレでは作画ミス等も明言されない限り考慮されなく
何か設定や描写に矛盾が発生した場合は強い方が取られるルールがあるためで
最強スレの住人もこのことを分かって超光速級にしている。
Q,レミリアの体当たりを避けられなかった以上、マスパは光速ではなかったのでは
A1,「回避できない=迎撃できない」では無い
依姫「私が攻撃すれば貴方は必ず一撃で負けるでしょう
だから貴方の技をすべて見てからでも遅くはない」 (十六話)
というセリフがある上、その後、バシュッゴオオと迫るレミリアを天照で撃ち落としている。
つまり、「依姫は、レミリアに反応できない」というわけではない。
なので、「レミリアに反応できなかった以上、光を斬ったのはおかしい」という主張は苦しい。