『竹取物語』との相違点

Last-modified: 2023-09-09 (土) 16:41:04

輝夜姫の二次創作.jpg
輝夜の元ネタである竹取物語。現代語訳しているサイトもあるので、詳しくはそちらを。

※長すぎるので要約

①月で罪を働いた輝夜が竹の中に押し込められていたところをお爺さんが助けました。
②輝夜を拾ってからは、竹の中から金が取れるようになって裕福になったぜ。
三か月くらいでこの世のものとは思えない美人に成長しました。秋☆田「名前は輝夜でいいんじゃないですか?」←月での名前は不明。
④罪袋「輝夜は俺の嫁」 夜這いの語源は「ストーカーと化した大勢の男達が夜中に家に穴を開けて輝夜でハァハァしている様から。」
⑤結局諦めなかったのは、石作の皇子・庫持の皇子(妹紅の親父のモデルと思われる男)・右大臣阿部のみむらじ・大納言大伴の御行・中納言石上のまろたり5人。
⑥輝夜「この問題解ければ嫁になる。」。順次3年かけて挑戦してみごとに全員玉砕。庫持「そうだ、樹海に行こう。」
⑦帝「輝夜は俺の嫁」輝夜「・・!!」
 ・・・チガウ・・・今までの男とはなにかが決定的に違う。スピリチュアルな感覚がアタシのカラダを駆け巡った・・
 (カッコイイ・・!!・・これって運命・・?)
⑧輝夜「月の使者が迎えに来る。」。帝「ふざけんな、もう月の都と戦争だ!中将、兵を出せ」
 頭中将「らじゃ」。王(月夜見?)「無駄です。」兵は頭がぼんやりして攻撃できない。
⑨月人A「穢れてるから蓬莱の薬飲め」。輝夜、ちょっと舐めて蓬莱の薬に帝への手紙を添えて頭中将に渡す。
⑩頭中将「で、不老不死の薬があるわけだけど」。血の涙を流しながら悲しむ翁と媼は薬を服用せずに病気で寝込む。
⑪帝「もう天に一番近い場所で蓬莱の薬と手紙燃やしてこい」。岩笠「了解」。燃やした山を富士山と呼ぶようになったよ。

つまり、原作の竹取物語では

・輝夜は天人。
・輝夜の発育が異常。三寸サイズの赤子から3ヶ月で一人前の人間サイズへ。
・異常事態に動じず、輝夜をとても可愛がった。というか予知夢があったので運命を感じてた。過保護気味。
 翁は天人の預け先に選ばれるほどの善人だったのに、金の仕送りで裕福になったせいでダメになった。
・3ヶ月間の幼名不明。「なよ竹のかぐや姫」という名前は成人時に呼んだ神官につけてもらったもの。
・輝夜は透明になる程度の能力を持っている。
穢れを浄化するために蓬莱の薬を服用しているため天人は不老不死。(よって、輝夜が月で犯した罪は不明。)
・月の使者との戦い、帝の兵の不戦敗。王(月夜見?)もいた。輝夜を連れて帰る。
・輝夜が蓬莱の薬を置き土産にしようとする間も、さっさと穢れた地上を去りたい月の使者は輝夜を急かしまくり。仕方ないので間に入って手渡しする。
・3年間文通した帝のことは結婚していいとすら思っていたが泣く泣く別れの手紙を贈る。薬の壷は1つのみ。
・天の羽衣を装着すると翁たちへの感情が無くなった。洗脳効果?
・岩笠「不老不死の薬を燃やすぞー!」一行「おー!」
・岩笠一行全員生還。
・蓬莱の薬を焼いたため、富士山からは絶え間なく天へ煙が昇っている。

という感じになっている。

東方において

これが儚月抄(永夜抄)においては

・輝夜は月人。
・月の技術で年齢そのままに小人化されて竹に入れられていた。単に元のサイズに戻っていっただけ。
 急速な成長がないので、発育はいまいち。(綿月姉妹及び成長しきった永琳参照。)
・小人なんて明らかに人外なので翁は気味悪がったが、仕送りの金目当てで育てた。
 情が芽生えて可愛がってはいたが、金蔓なので軟禁。
・最初から「カグヤ」。これに地上生活で当て字して「輝夜」になった。
・輝夜は永遠と須臾を操る程度の能力を持っている。
・輝夜の罪は、蓬莱の薬を服用して穢れが発生したこと。
・永琳が迎えに来る(帝の兵についは不明)。月に連れ帰ったように見えたが、輝夜の願いで月の使者を抹殺、輝夜と共に逃亡。
・永琳が翁に対して口止め料として蓬莱の薬を渡した。翁と媼は後に何者かに殺害される
・帝にもいろいろ迷惑かかっちゃったので詫び賃として蓬莱の薬を贈る。薬の壷は翁用とは別に用意。
・月の羽衣は装着すると意識が無くなる。
・岩笠「帝から託されたこの秘密の壷を燃やすぞー!」咲耶姫「やめろ。不老不死の薬は姉さんところで燃やして」
 一行「不老不死の薬!?(それを燃やすなんてとんでもない・・・ざわ・・・ざわ・・・)」
他数名死亡&妹紅が岩笠殺害
・富士山の煙は石長姫の力の残りカスで元から上がってた。もし蓬莱の薬を焼いたら永遠パワーの過剰供給で富士山が大噴火してた。

相違点

結論としては

・輝夜の罪
竹『不明』
儚『蓬莱の薬服用』
・輝夜の本名
竹『不明』
儚『カグヤ』
・不老不死の薬
竹『月人は全員服用していおり、穢れを浄化して不老不死になる。』
儚『蓬莱の薬は不老不死になるが穢れが発生する。服用した者は罪に問われる。』
・月の使者のリーダー
竹『見たかんじ王様っぽい人(月夜見?)』
儚『八意XX』
・月の使者&岩笠一向
竹『生存』
儚『死亡』
・富士山頂
竹『特に事件なし』
儚『木花咲耶姫が1体あらわれた』
・富士山の不尽の煙
竹『不老不死の薬を焼いた効果』
儚『石長姫の力』
・羽衣
竹『洗脳効果?』
儚『満月の夜に限り、地上と月を行き来する。使用時に意識が曖昧になる。
・輝夜の現在
竹『月の都で引き篭もり』
儚『地上の永遠亭で引き篭もり』
・嫦娥
竹『登場しない(別の物語の登場人物)』
儚『幽閉』