住吉ロケット開発から全壊まで

Last-modified: 2023-07-20 (木) 13:10:05

凄いのか凄くないのか…

住吉月面侵略計画

月ロケット開発前史

永夜抄エンディング&300万HIT絵

永夜抄エンディング&300万HIT絵
→ 開発開始。咲夜が永夜異変後の明け方に必要な部品を盗んで回る。
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ロケットに必要な部品が多すぎて完成できなかったのでレミリアとパチュリーは投げ出して寝る。
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永夜異変の半年後、パチュリーが「複雑すぎた」「幻想郷の総力を結集でもしない限りどうにもならない」と取材で語る。

香霖堂

香霖堂
→ 永夜異変の1年半後、萃香が月が映った天蓋を砕いたのを見たレミリアが計画を再開する。
ロケットに用いる魔法の要素のうち運を司る部分にスッポンの五色の甲羅を使って製作。
打ち上げ失敗。
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花映塚でちょくちょく挑戦しているという台詞もあったので、
紅魔館ではこれ以外にも何度かロケット製作しては打ち上げ失敗していると思われる。

ロケット製作開始

レ「一ヶ月ぶりの満月ね」
咲「そういえば先月も満月でしたね」
パ「満月が月1で来るのは当たり前でしょうに」
レ「当たり前よ。そんなことよりあっちの方はどうなったの?アレからもう一ヶ月も経つわよ?」

藍「冬に湖に映った幻の満月と本物の満月の境界を弄り、湖から月へいけるようにします。
レミリアさんには紫様が結界を見張っている間に、月の都に忍びこんでいただきたいのです」(漫画3話)

藍の台詞から少なくとも提案したのが春以降であることは確定。

(つぎはぎだらけな木造建…もといロケット)
パ「決定的な資料不足により煮詰まっているの」
レ「せっかく私が先に行って月を侵略して紫を驚かせる計画が、成功しないじゃないのよ」
パ「外の世界のロケットに関する資料がもっと集れば…あるいは」

藍の提案からわずか一ヵ月で作られた、姉葉以上に強度的に問題大有りなロケット。
妖精メイド達がパチュリー指揮のもと建造を行っているのだろうか?
この後に咲夜が深夜に不法侵入して買い求めてきたロケットの資料を手にした後の台詞がこれ↓。

パ「これは『月侵略にとっては小さな一歩だけど、私にとっては大きな一歩だわ』」

三段ロケットであることや外見を考えると、ここで一から作り直した可能性は極めて大きい。
この時点の木造ロケットからは、木材を流用できた程度であろう。
よって三段ロケット製作は藍の提案から一ヵ月後にて開始されたと考えた方がいいだろう。
ロケットを飛ばすための大魔法の名前も「プロジェクトアポロ」から変更されることに。

問題浮上

パ「…ロケットの推進力の決め手が見つからないのです」
レ「もう!大丈夫かしら?結局あれからまた一ヶ月も経ってしまったわ
パ「70%といったところかしら、外枠は完成してのだけど満足の行く推進力が得られていないの」

レ「当てはあるの?」
パ「神社に行ってもらってます」
レ「なんで神社なんかに」
パ「地上から月までいける力は私たち夜の種族だけでは見つからないと思うのです。
   この地に住む神々の力を拝借することも想定しないといけない」(漫画4話)

あれから一ヶ月で70%とは恐れ入った。業者らしき連中が出入りしている様子がないので
妖精メイド達がパチュリー指揮のもと建造を行っているのだろう。
推進力が見つかってないのに先に作るとか、作る順番間違えてないかと言いたいが
まあファンタジーだからいいか。

霊「三ヶ月よ。あれからもう三ヶ月以上もたつのよ」
魔「秋の味覚も美味くなる時期だっていうのに何が不満なんだ?」
霊「何も起きないから不満なの」

咲「だいぶ形はそれっぽくなってきましたね」
パ「形だけはね。それに冷暖房に水道完備の快適なロケットだわ」(漫画5話)

三ヶ月以上経過。秋をむかえ早苗さんが風神録しました。ファッキンフルーツ(笑)
推進力が見つかってないのに内装まで完成。窓や煙突なども追加されている。

パ「三段の筒でさらに航海の神だなんて、完璧すぎて裏がありそうなくらい」
サターンもアポロも目じゃない。私たちの宇宙計画は住吉さんを名乗れば必ず成功する!」
『住吉月面侵略計画』 ついに我々は月の都にたどり着く」(漫画5話)

結果はご存知の通り。ドウデモヨクナイコトが重要なんだけど…

完成・お披露目

パ「まだ中に入ってはいけませんよ。ありとあらゆるところに、魔術的な仕掛けを施してる最中ですので」
(ドアノブに触れたレミリアの手が炎上。手首が炭に。)
レ「なるほどね、これはまた厳重な仕掛けで」(漫画6話)

宗教がごっちゃ混ぜに。イスラム教があったら問題になってたろうな。
レミリアは後に神様に全身を焼かれることに。

永「工作(なお)しておきましょう」
ば(月の羽衣の切れ端を飛ばして、ロケットの先端の御札だらけの部分に追加)
永「これでこのロケットは余程のことがあっても月に辿り付けます」(漫画8話)

うどんげがロケットの間近で見て回るのを、黙って眺める永琳。
えーりんは厳重な仕掛けを見越した上で月の羽衣飛ばしたのだろうか?
気付いてなかったら、一歩間違えたら月の羽衣が燃える所だったしね。
・・・あれ、うっかり触ってたらうどんげの手が燃えてたんじゃね?

霊「もう秋が終わるわね
魔「で、そろそろ時間だぜ?パーティーの」
霊「普通に紅魔館にお呼ばれされるのは珍しいわね」

レ「……で、このロケットでなんとあの月に攻め入るのです!」
レ「3段ロケットの愛称は上から『ミンタカ』『アルニタク』『アルニラム』になりましたー!」
(漫画9話)

二人の台詞からパーティの時点で11月頃であることが確定。
この時点でロケットも完成していた。
が、レミリアが愛称を付けるという余計なことをしてあわや台無しになりかける。
余計な名付けをすると住吉さんの力をうまく借りれなくなる危険性があったが永琳のフォローで事無きを得る。

ロケット特攻発射出発・そして命中到着

(パチュリー指揮の元、ロケット打ち上げ準備をする妖精メイド達)
霊「忙しそうね」
咲「ロケット発射前ですからね。 パチュリー様にしかできない仕事があるのでしょう」

(鎖でロケットを縛り、賽銭を撒き三々九度をするパチュリー達)
パ「アーメン」
魔「なんかいろいろ宗教が混ざってないか?」

霊「神社ってのは何もあの建物じゃなくても問題ない。
 同時に何か所存在しても問題ない。神棚だけでも十分神社と同じ役割を持つ。
 いや、神棚だってただの飾りで神様の宿る器さえあれば十分
 ---つまり、このロケットは空飛ぶ神社なのよ」(漫画10話)

本当にイスラ(ry。やはり妖精メイド達が製作に携わっているのは確定らしい。
スクープを独占したい文と妹様のフランはどこにいるんですか?

パ「知らないわよそんなの 私のロケットは空に写っている月を追いかけるように出来ているの
ホーミング弾と同じ原理よ

霊「さあ、最後の仕上げよ!何かが起こるわ!」
(逆さに海へ突っ込んで全壊するロケットと住吉さん)(漫画11話)

着陸のことくらい考えてるだろ常識的な意味で…と思いきや、まんま特攻機。
神社が桜花みたいな扱い受けて、住吉さんもよく文句一つ言わないな。マジ天使。

その後・責任問題

レ「あんたを連れて行ったのが間違いだったわ」
霊「私がいなきゃ月まで行けなかったくせに」(漫画最終話)

いや、そこにいる紫もやしさんにも責任があります。
テレテレじゃない、謝れ。


結局住吉ロケットを通して見た感想は
『パチュリーはもう少しロケットの資料よく読め』
『そんなパチュリーの元であんな短期間で作り上げた妖精メイドすげぇ』だった。