第一次月面戦争について

Last-modified: 2023-07-20 (木) 13:09:14

勝敗について

・幻想月面戦争騒動
千年以上昔の逸話である。
実と嘘の境界を弄り、湖に映った月に飛び込み月に攻め入った事があるという。
増長した妖怪を集めて行ったが、月の近代兵器の前にあえなく惨敗する。
これ以来、妖怪達は自分のテリトリーを越えて攻め入る事は少なくなったと言われる。
この騒動を機に、この境界の妖怪の力が人間の間にも知れ渡った。
(求聞史紀 八雲紫 P049)

藍「紫様も今から数百年前に一度その技術を奪おうかと思って月に行ったのですが 
   その時は不慮の事故で手に入れることは出来なかったのです…」
レミ「聞いたことがあるわ。不慮の事故って月の民にコテンパンにされて逃げ帰ってきた
   んでしょ?」

藍「(幽々子と妖夢に対し)知っての通り 紫様は一度月の都に攻め入って敗北しています
  (漫画版第四話) 

藍「昔は最強の妖怪軍団を集めて意気揚々と攻め込んだと言ったじゃないですか。
  それでも敵わなかったと言うのに、それに比べて今回の…(略)」(小説第五話)

豊姫「ええ、それで昔に妖怪を引き連れ乗り込んできた事もありました
   勿論、みんなコテンパンにしましたけどね」(小説最終話)

何せ、紫が妖怪を総動員しても全く勝ち目がなかった事を知っていたのだから
 (小説最終話 神主視点)

 

綿月姉妹について

幽々子がお酒を盗み出した理由はただ一つ。月の民に喧嘩を売らずに、
一度は惨敗した綿月姉妹に復讐をする為であった。千年以上も昔に月に攻め入って
惨敗したのは紫なのだが…(以下略)(小説最終話 神主視点)

玉兎について

餅搗きの代わりに私に課せられた仕事は、月の防衛隊員だった。
月の使者と呼ばれ、月を守り、地上を見張る防衛隊。綿月姉妹はそのリーダーであった。
私は依姫様の元で戦闘の仕方から、作法、常識など様々な事柄を学んだ。
妹の依姫様は私以外の兎の稽古も付けている。と言っても、兎の人数は十にも満たない位の少人数である。
みんな実戦の経験が浅く、強さを見ても私と大差ないと思う。
実際に戦う事は殆ど無いのだが、
依姫様の稽古は厳しく、怠けていたりするときついお仕置きが待っている。
(東方儚月抄 小説6話 レイセン)

依姫「先の戦いで戦闘要員の兎も減ってしまいましたから、その分稽古も厳しくなっています」(漫画八話)

紫の月人評

「地上の民は月の民には決して敵わないのよ」
藍は不思議そうな顔をした。
「え、決して敵わない…?」
遙かに進んだ科学力、強靭な生命力、妖怪には手に負えない未知の力。
 地上の民は月の民には決して敵わないわ、特に月の都では」
「そ、それでは今になって何故、もう一度月に攻めようと思ったのです?
 おかしいじゃないですか。本当はそんな事思ってないんですよね?」
「いいえ、やはり敵うとは思っていません」(小説五話)

藍「え ああ はい わかりました。 
  でもそんな留守の家を漁るだけでよいのですか? それで満足するのでしょうか?」
紫「うふふ いいのよ どうせ地上の者は月の民には敵わないもの 力では」(漫画17話)

紫の綿月評

紫「月の使者のリーダーは二人
  一人は神様をその身に降ろして戦う実力派 一人は地上と月を結ぶ援護要員
 (漫画版最終話)