儚月抄がつまらない理由まとめ

Last-modified: 2023-07-20 (木) 12:30:16

箇条書き

【狂気の逃亡者の中の】東方儚月抄93【檻】
921 :名前が無い程度の能力:2010/01/25(月) 05:56:37 ID:43rciISo0
つまらない理由を列挙してみる
ある程度多く見かけた意見を挙げるから「お前が気にくわないってだけ」って批判はなるべく勘弁
気にくわない奴が多ければそれは立派な欠点。逆裁4のナルホドとかSo3、VP2のラストとか
「東方はそんなもん」と思うなら、具体的にどう「そんなもん」なのか例を挙げて説明してくれ

 

作画が適当で、キャラに表情がない
・迫力がないのに長く続くバトルシーン
依姫の強さに魅力がない。延々後出しジャンケン+トゥーンワールド。能力解釈の楽しみがない
依姫の加速度理論が謎すぎる。トンデモでもハッタリがきいているでもなくひたすら謎。
具体性のない思わせぶりなセリフばかりが続く。
伏線放置が非常に多い。実際、上巻のやりとりのほとんどが展開に無関係。
頭脳戦が幼稚なくせに、それをさぞ賢者の奇策のように扱っている。
最終話近くで全く関係のないフェムトファイバーの解説を半話消費して行う
フェムトファイバーの解説が面白くない。言葉遊びの要素があるでも元ネタがあるでもなく、ただのムダ設定
過去作品を踏まえていないと理解できない箇所が多いのに、新しく出てくる設定が過去作品と多く矛盾する
・踊ることが正式な神おろしの条件など、肝心な設定が適当。
穢れなど、重要な設定があやふや。
紫にとって都合のいい展開が多くて萎える
ゆゆこにとって都合がいい能力が突然発動する(ゆゆステルス)
結局ゆゆステルスが決まっただけで、策のすごさじゃない
小説ラストで恐怖するえーりんが不自然。実力差がここまであって、億単位の歳を重ねたえーりんが怯えるとは思えない。
 要するにやっぱり紫にとって都合がいい
酒一本で大勝利、という紫のメンタリティに共感できない。勝てない相手に嫌がらせという小物の発想
・そもそも、力で勝てない相手に「いやがらせをする」という構図自体にカタルシスがない。
戦力差がそれこそ月とスッポンほどある勢力に喧嘩を売る紫のメンタリティが理解できない。
従者キャラが小馬鹿にされる構図に腹が立つ。特にようむ。いつもならツッコミが入るのに。
れいむのキャラが違う。やたら無感動、無感情。
吹っかけた弾幕勝負なのに、やる気がなくて盛り上がらない。遊びなのに大マジでやる、という普段の東方との違い
勝てないから「素晴らしく無駄なゲーム」でお茶を濁そう、という前提が盛り上がりを殺している
もう負けちゃおうかな、というれいむの発言。作画も相まって茶番臭がする。
レミリアの行動に一貫性がなく説明がつかない。一話ごとに目的が変わり、幼稚どころか白痴に見える
・「月人は地上人を殺さない」という、ある種相手の温情につけこむ作戦で非常に冷める
・そのくせ、月人は地上に戦争を発生させる等、鬼畜設定を附加するなど、何がしたいのか分からない
・月人が傲慢で、なじみのキャラをぼろくそにする役回りで腹が立つのに、主張だけ正しいため非常に厭味
小説版と漫画版で描写が乖離(空とか戦闘とか)
小説を読まなければ内容がほとんど理解できない。

 

面白い、という意見
・紫の策が決まって爽快だった
・ゆゆこ紫の仲の良さが分かってよかった
・キャラがかわいかった
・普通に面白い
・いつもの東方だった
・設定の粗を楽しむつもりで読むべき
・二か月に一度くらいで流し読みするべき
・深く考えず設定考察などしないで読むべき
・酒に酔った状態で読むべき
・期待しないで読むべき
・紙の質がいい(公式)

 

【俺達の】東方儚月抄94【古女房】
11 :名前が無い程度の能力:2010/01 /26(火) 07:30:20 ID:QFVjM3ho0
  前スレ>>921がとしが書いたのか?
  あの人の儚月抄愛は一般人と格が違うな、儚月抄にあそこまではまってる人見たこと無いわ

 

12 :名前が無い程度の能力:2010/01 /26(火) 08:18:17 ID:HfaE4MPI0
  twitter見たらとしはその時間寝てたらしいぞ
  寝起きでバシュゴオオオオオしてるあたりはさすがだが

 

儚月抄とチェーホフの銃

【めざせ】東方儚月抄100【1000スレ】
112 :名前が無い程度の能力:2010/04/29(木) 10:10:49 ID:okVzp7Ug0
儚月抄はつまらない

 

と思うが、その理由の一つに「チェーホフの銃」に真っ向から違反しているという点がある
ロシアの偉大な劇作家アントン・チェーホフ曰く
『物語の最初に、壁に掛けられた銃を登場させたならば、
物語の中でその銃は必ず発射されなければならない。
もし発射されないとしたら、最初から銃を出すべきではない。』
これが俗に言う「チェーホフの銃」

 

銃などという目を引く小道具が登場したとき、観客は当然それに注目するのであって
それが何らかの形で解決されなければその注目は無意味で不条理なものに終わってしまう
それは物語全体の価値を落とす要因となるわけだ

 

当然儚月抄における「銃」とは「第二次月面戦争」に他ならない

 

「そういう予想を裏切るのが神主の作風じゃないか」
という意見もあるかもしれない
しかし「予想」「期待」は違うということも言いたい
予想を裏切られることは時に新鮮でエキサイティングなことだが
期待を裏切られることは大抵の場合不快感しか残さない

 

「勝手に期待した方が悪い」
そういう意見もあるかもしれない
しかし言い換えれば「期待させた方が悪い」とも言える
ストーリーテリングというのは結局
「いかに読み手の視点、心情を作り手の思惑通りにコントロールするか」という技法だ
作劇上期待させるような形で「銃」を出してしまったこと
そうやって読み手の注目を集めてしまったことそれ自体が
ストーリーテリング上での一つの失敗では無かったか

 

その解決法はやはり「チェーホフの銃」が教える通り
「最初から出すべきではない」としか言いようが無い

 

守・破・離

320 :名前が無い程度の能力:2010/05/03(月) 00:08:41 ID:l9fPHj1s0
職人の世界では「守・破・離」の三つの流れによって新しい物ができると言われている
「守」とは今まで引き継いできた伝統や常識、技術を会得してそれを守ること
「破」とは上記の「守」だけでは満足できずに更なる高みを目指してあえて伝統や常識を崩しだすこと
「離」とは「破」を極めて最終的に全く異なる新しい物を大成させて独立すること

 

この三つの流れには別に職人の世界だけでなく物語の世界でも言えることかもしれない
「守」でしっかりとした基礎を作らなければ「破」や「離」の段階に至ることはできない
当たり前の話だ基礎がないのであればそれを壊すことも離れることもできないのだから
それは離れているのではなくてただ単に「常識や基礎を知らない人間が変なことをしている」だけでしかない
王道が描けない人間に邪道は描けないというのはそういうことなのだろう