収録拡張 | コスト | 種別 | 効果 |
帝国 | 14 | イベント | 属州1枚を獲得する。そうした場合、+9 勝利点トークン。 |
概要
属州と併せて15点もの勝利点を得られるイベント。
実質的に植民地のさらに上位となる勝利点カードが追加されたようなものであり、試合の目標に大きな影響を与える。
改築系による獲得やコスト減が無効である性質から、14金を出して購入するしかなく、見た目のコスト以上に達成ハードルは高く感じられる。
利用法
- 14金さえ出せれば属州2枚よりも点数が高い上にデッキに入るカードは1枚で済むため、16金2購入を狙えるサプライであれば狙っていきたい。
- 点数効率は良いものの、購入難度は高い。サプライによっては購入自体が難しいこともあり、通常通り属州購入で勝負すべきゲームもある。
- 白金貨が準備される植民地場と異なり、属州場のままで14金を達成する必要があるため、見た目以上にお金が不足しがち。
- 属州や植民地が改築系等の効果によって獲得が可能であったことに対し、正攻法でお金を出して購入する以外の手段が無い。
- イベントであるため、橋を筆頭とするコスト減効果も適用できず、額面通りの14金を捻出するしかない。
- コストを下げて爆買いしたり、改築効果で獲得しながら購入もすることで1ターンに2枚以上の属州を獲得する、といった動きが制圧には通用しないため、1ターンに2回以上制圧を購入するのは属州や植民地に比べ特にハードルが高い。
- 制圧があるサプライでも、コスト減や改築効果を駆使して属州の複数獲得を狙った方がコストパフォーマンスに優れることもある。ビッグブリッジ場における公領が属州以上のコスパを持つのと似た現象と言える。
- デッキを成長させ続けていたら、いつの間にかシンプルな8金属州狙いのプレイヤーに差をつけられていた、なんてことがないように見極めたい。
- このイベントがある場では植民地場にも増して特殊勝利点戦法は無理筋になりやすい。
- 相手に制圧の購入を2回許してしまうだけでも30点、4回買われれば60点であり、相手が制圧に届くようになってしまえば特殊勝利点で勝つのはほぼ不可能に近い。
明らかに制圧の購入がほぼ不可能なサプライか、相手に制圧を買われる前に3山切れで逃げ切れる算段があるなどでもなければ特殊勝利点は避けた方が無難。
- 相手に制圧の購入を2回許してしまうだけでも30点、4回買われれば60点であり、相手が制圧に届くようになってしまえば特殊勝利点で勝つのはほぼ不可能に近い。
詳細なルール
- 山切れや支配などの効果によって属州を獲得できなかった場合、+9勝利点トークンは得られない。
- 海辺・繁栄・異郷の2020年版についてにより、交易人のリアクション効果が「獲得カードを銀貨に交換する」に変更された。
よって、制圧の効果で獲得した属州を交易人のリアクションで銀貨に交換した場合でも、+9勝利点トークンが得られるようになったので注意。
- 海辺・繁栄・異郷の2020年版についてにより、交易人のリアクション効果が「獲得カードを銀貨に交換する」に変更された。
余談
- 屋敷・公領・属州・植民地・制圧を並べてみると、コストは2→5→8→11→14の等差数列になっている一方、得られる勝利点は1→3→6→10→15の階差数列になっている。
- 金貨5枚で14金に届くため、どんなサプライでも理論上は購入可能である。
- 実際はコンボや圧縮を駆使しないと14金達成は困難であり、制圧の購入がほぼ不可能なサプライも考えられる。
コメント
- 一番速いのは引揚水夫か坩堝かなぁ。属州を種にしても9点伸びるから問題無し。運が良ければ、航海ターン中でも購入可能なだけのパワーがある。 -- 2023-03-27 (月) 14:59:21