【カンティス】

Last-modified: 2024-03-22 (金) 18:07:53

概要

Ver.6のストーリーに登場する【天使】演者は神尾晋一郎【ハングリーハンター】も兼任)。
【裁定の清堂】【紺碧の試練】を担当している。
審判の天使の中で唯一、多くの天使の例に漏れず主人公を毛嫌いしており、同時に試練場を訪れた【リナーシェ】とあからさまに対応が異なる。
ただ、【アストルティア拾遺譚】(2022年版)での【ユーライザ】とリナーシェによれば、「真面目過ぎる故に直情的で誤解されやすい」とのこと。
また、ユーライザに剣の稽古をする際に「別に貴様のためではないのだからな」と前置きしたらしく、どうやらツンデレの気もあるらしい。
審判の天使になる前は戦務室に所属しており、同じく審判の天使である【ヘルヴェル】とはそのころからの同僚である。そのため、互いに呼び捨てで呼び合っている。

【天星の英雄たち】(Ver.6.0ストーリー)

力による勝負を好み、番人【ホーリーキング】を倒すことを試練合格の条件としていた。
が、主人公たちより前に試練を受けた者が番人をあまりに勢いよく倒したことで、ホーリーキングは8匹のスライムに分裂し、天涙の大水源とフォーリオンの各地に吹き飛ばされてしまっていた。
彼はこの状況を利用し、戦いが不得手だが呪歌を得意とするリナーシェを勝たせて主人公を蹴落とすために、「分裂したスライムをより多く見つけた者を合格者とする」とルール変更する(リナーシェなら歌によりスライムを集めることは容易だった)。
しかし、リナーシェからは意図を見透かされており、敢えて歌を封印した形で勝負が行われた上に、最終的に集めたのがリナーシェが4匹、主人公が3匹だったところに「主人公は最初にスラピーを見つけたので引き分け」と論破されたことで動揺し、有利な状況を作ったことを自ら暴露してしまう。
「公平さが無い試練を作ったことを天使長に話したらどうなるか」とリナーシェから揺さぶられたことで逆上するもそれすら上手く受け流されて観念し、スライム達をホーリーキングに戻して本来の試練を課す。そしてホーリーキングが倒されたことにより二人の合格を認めた。
 
立場を利用して気に食わない主人公を蹴落とそうとしたり、リナーシェのことも最初は英雄と敬っておきながら揺さぶられた時に「女狐」と毒づいたりと(対するリナーシェは「魔性の女とお呼びになって」と返している)、その性格および試験官としての資質に問題が見受けられる人物であった。
なお、試験合格後やVer.6.0ストーリークリア後に話しかけた時の会話から、主人公の実力には一定の理解を示していることがわかる(天使長もそれを匂わせる発言をしている)。
Ver.6.0のストーリー中でも屈指の「天使らしくない」人物であるが、言い換えると多分に人間くさい描写がされているので、今後のストーリーでは重要な役目を担うかもしれない(Ver.3では似たような立ち位置だった【トビアス】など)。
ちなみに【フェディーラ】の家で読めるメモによると、彼は限界まで煮沸した料理が好みらしい。

【暴かれし相貌】(Ver.6.1ストーリー)

メインストーリーのクリア後、話しかけると紺碧の試練で主人公を脱落させようと考えていた事を自白。
その上で「もし それが成功していたら 天星郷や下界は今ごろ……。」と反省を口にする。

【ふたりの勇者】(Ver.6.2ストーリー)

【天使長ミトラー】【とこしえの神殿】に出向くにあたり、天使長代理として聖天舎に呼ばれる。
子供体形のクリュトス、女性のフェディーラやミトラーが防衛にまわり、体格のある彼が出向かないのは釈然としないが、ヘルヴェルが捕らわれている状況にあって、残りの天使の中では彼がリーダー格なのだと思われる。上記の言動を考えるとやや危ない気もするが、この章の中では代理としての役割はそつなくこなしていた(責められるのは精々【ジア・クト念晶体】のことを主人公とユーライザに説明するのが遅れたことくらい)。
リーダー不在の中でチームの指揮を執る点もトビアスと同じである。

【魔眼の月が昇るとき】(Ver.6.3ストーリー)

主人公を聖天舎に呼び出し、主人公に今まで邪険にしてきたことを詫び、行方不明になったミトラーの捜索を依頼してくる。
この時も主人公に対しての貴様呼びは一貫しており、本当に反省しているのか疑問視したプレイヤーもいたかもしれないが、ツンデレなだけなので悪しからず。ただ、本来「貴様」とは元々は敬意を表す二人称であるため、一応は正しい使い方とも言えなくはないか。
 
このストーリーでは割かし常識人な面が多くみられ、【魔窟アラモンド】から帰還したミトラーが「よーしてめえら!この全面戦争、絶対に勝利するぞ!ジア・クトどもにヤキ入れてやるッ!」というヤンキー口調で檄を飛ばした際には、「て…天使長……その言葉遣いはいったい……?」と呆れていた。
 
ちなみにアラモンドでミトラーを見つけた際、「天星郷に戻るつもりはない。天使長の座はカンティスに譲る。」と伝えられ、ここでも彼のリーダーシップの高さがうかがえる。

Ver.6.4

ストーリー本編は大半がエテーネ王国および神話の時代が舞台のため本人は登場しないが、サブクエスト【混沌より生まれしもの】の依頼主【カンテ】?は、スライム好きが高じてスライム専門の道を往き、スライムの生態について研究していたこと、スライム達に名前を付けようとしていたこと等から、カンティスはカンテの生まれ変わりである可能性が高い。

Ver.6.5後期

宴の最中、リナーシェが主人公に宛てた手紙を渡してくる。手紙の最後に「カンティスが気落ちしているでしょうから慰めてあげて」と書かれていた事を知ると大笑いし、「やっぱり彼女はとんだ女狐だ」と笑顔で語った。
 
クリア後に受注できるクエスト【とある天使の罪と罰】ではスライムが大好きであることが判明し、【天涙の大水源】のスライム島も名目上は【ホーリーキング】を構成するスライムたちの訓練場として作ったらしいが、偶に上空からこの島を眺めてはうっとりとしている姿をスライムたちに目撃されているらしく、どう見ても私情が混じっている。
またクエストクリア後は【四天の星巡り】での【主人公】への非礼を正式に詫びてくる。
その他にカレーが好きであることも判明し、スパイス100倍の辛口のカレーをよく作っているらしい(ちなみにスライムたちはカンティス特製の甘口のカレーが好物らしいが、間違えてカンティス用の辛口カレーを出してしまったことが上記クエスト発生の原因となっている)。
 
クリア後のストーリークエスト【その翼は未来へと羽ばたく】では【ジア・クト念晶体】が消滅したことで目標を見失いカレー作りで日々を過ごしていたものの、【フェディーラ】が作った新スイーツのカップケーキを巡ってホーリーキングと戦い、あっさり負けたことで自身の鍛錬不足を実感。
戦務室時代に戻ったつもりで鍛錬を積み直し、ホーリーキングに次こそは勝つという新たな目標を見つけて立ち直った。

イベント・その他

【アストルティア・ナイト総選挙 大予選会!】

第10回にて初エントリー。その際は(主人公視点では)悪い面ばかりが目立っていたためか、同僚のクリュトスや、下の立場と思われる【アラクレス】よりも下の46位という結果であった。
第11回も引き続いてエントリーされ、シナリオでは主人公に謝罪の姿勢を見せる等の姿を見せていたことから前回よりも順位を上げるかと思いきや、なんと48人中最下位という結果に終わってしまった…。

関連項目

いずれも試練を司る審判の天使達。