【竜将アンテロ】

Last-modified: 2023-11-01 (水) 17:08:40

概要

【いにしえの竜の伝承】【神の器】となる人物たちを攫うためにアストルティア各地で暗躍する白いフードの男。
その正体は【ナドラガンド】に住む【竜族】。DQ8主人公の初期装備に似た服を着ている。他の竜族も似た服を着ているものも多いが…。
本人の実力もかなりのもので、【アロルド】【マイユ】を凌駕する格闘能力と、通行を遮断させる青いブレス、容易に解毒出来ない緑色の猛毒ブレスを使うことができる。
この猛毒は【闇の領界】の毒と同じらしく、アンテロはそれを用いたと思われる。
【竜化の術】も会得しており、【禍乱の竜アンテロ】へと変身する。
同色に【烈武の竜将】が、亜種に【凶拳暴鬼ダルカス】がいる。
 
行く先々で邪魔する【主人公】に対して【異界の獣鬼】【支配されし飛竜たち】をけしかけるが全滅し、【ランガーオ村】ではフードを脱ぎ【赤翼鬼シシン】とのコンビで主人公と戦うが敗北。
その後【奈落の門】にて主人公に再戦を挑み、竜化も使って応戦するも敗北して死亡。
しかし【ヒューザ】【フウラ】を確保し、仲間の竜族に引き渡すことには成功した。
 
竜将の肩書きに恥じず優秀な指揮官で、強引な実力行使も厭わない一方、手練れに囲まれれば即撤退するなど引き際も心得ており、最期は自らの命をかけて殿を務め、部分的とはいえ任務を成功させた。
奈落の門では主人公の実力を認め一人で挑んで来るといった武人ぶりも見せる。が、ドゥラの事はわざわざ掴み上げてまで白蛇で確認したのに、ダストンとチリはきちんと確認しなかったりと少々杜撰な一面も。
 
余談だが一味の仲間や他モブの竜族たちと比較して髪がない。これは剃髪なのか天然モノなのかは謎である。
【ドラゴンクエストX アストルティア創世記】によると、悪役らしさを出すため口紅を塗っているとのこと。

白い蛇

アンテロが白フードの袖口に飼っている蛇。
神の器を見つけると体表が赤くなるため、襲撃対象の判定に用いている。
これのお陰で正体不明中のアンテロは作中でも「ヘビ使いのダンナ」とか「ヘビ男」と呼ばれている。
 
…のだが、いざ誰が器なのかの具体的な特定はできない模様。
ジュレイダ連塔遺跡ではヒューザとオーディス王子の判定ができず(このときは結果オーライ)、ドルワーム特別車両では誤ってチリを連れ去ってしまった。
とはいえ、これはアンテロがしっかりと確認をしなかったのも原因であり、実際に神の器であるダストンに対して赤くなったのにもかかわらず、前例が王族の類であったためか蛇の呼びかけにも気づかず、ポンコツと罵っていた。
なお、アンテロはランガーオ村で撤退するときに白フードを拾っていかなかったため、この蛇も捨て置かれたと思われるが、特に描写はない。

背後関係

最終決戦にあたって、「あの方に申し訳が立たない」「ここならあの方の力を得て戦える」などと台詞の節々に仕える主人の存在を匂わせている。これが神や魔人的な存在なのか、単なる勢力の首領なのかは不明。
【聖炎の解放者】にてナドラガンドに渡った後も、彼の所属や目的については謎が多い。というか彼ら一党のことについて反応する者がほとんどいない。
唯一エステラだけは「彼らは邪悪なる意志の手先ではないか」と述べているが、ナドラガ神や教団の資料を見ると矛盾するところもある。
ちなみにナドラガ教団幹部の【神官長ナダイア】には「数年前に行方知れずになった弟」がいるらしく、これが彼のことを指している可能性が指摘されていた。

【奈落より常世まで】(Ver.3.2前期)

アストルティアに渡る際に【いざないの間】で試練を受けていた事が語られる。

【ナドラガンドの決戦】(Ver.3.5後期)

大方のプレイヤーの予想通りナダイアの弟であったことが判明。彼が逃したドマノロマニは、ナダイアと共に仇討ちを挑んでくる。
【総主教オルストフ】が自身の正体をアンテロに明かしていたとすれば、やはり「あの方」とは【邪竜神ナドラガ】、及びナドラガの身体の一部であるオルストフを指すのであろう。
 
ナドラガンドに居たころは【ナドラガ教団】の武闘僧として所属し、突如姿を消した後は【大神殿・地下】の牢獄を仕切っていたことが判明した。
そこにあるアンテロの手記によると、かつて炎の領界にはスルゲトという山間の小村があったが、30年前に溶岩流に飲み込まれ滅亡したとのこと。
その無常さに絶望した兄弟は、自らの手で絶対的な力による救済を成し遂げると誓ったのであった。
ちなみに前述のランガーオ村襲撃の際、マイユに「貴様こそが我々が探し求めていた神の器」と名指ししているため、アンテロにとって1番の目的は【炎の領界】の解放だったと思われる。
神々へ復讐するべく厳しい修行の末竜化を習得し、アストルティアを暴れながら着実に命令をこなしていくものの、最期は下等種族と見なした存在との戦いの末に敗北した悲劇のヒーローとも考えられる。

攻略(一戦目)

シシンが呪文耐性を下げつつ、ギラグレイドや天竜のとどろきで攻撃してくる。
呪文耐性は魔結界やマジックバリアで対抗しないと落とされる可能性が高くなってしまう。
シシンさえ倒してしまえば天竜のとどろきのテンションアップが厄介なくらいで大して強くない。はっきり言って飛竜軍団の方がよっぽど強い。
ちなみに全ての行動が【制限行動】になっているが、怒り時やターンエンドで使用したものは影響を与えない。
運が良ければ避けやすいギラグレイドを連発するが、天竜のとどろきを連発する事もあるため、気になるなら怒りはしっかりと消そう。

使用呪文・特技

攻略(二戦目)

身体にオーラを身にまとった姿となり再戦。「あの方」の力を得ているため、一戦目とは比較にならない強さ。
竜閃砲は前方帯状に800、地竜のうねりは周囲狭範囲に1000とダークドレアム並の範囲攻撃を繰り出してくる。特に地竜のうねりは下手すると難易度弱いでも即死しかねないレベル。
なお地竜のうねりはネクロゴンドの波動などと同じくジャンプで回避することが可能となっており、入力受付時間も長めなので特技後の硬直時に狙われたとしても諦めずにジャンプボタンを連打すればギリギリ回避できたりもする。
とはいえ、当然ながらサポはジャンプしてくれないし、逃げ遅れて喰らうケースも多いので中途半端なサポは即死する可能性が高い。
また、通常攻撃自体も元々の攻撃力の高さからかなりのダメージを受けるので、HPは可能な限り高く保っておきたい。
 
こちらも通常攻撃以外の全ての行動が制限行動に設定されているが、怒り中やターンエンドで使った技は制限に影響を与えないため、最悪竜閃砲や地竜のうねりを3回や4回以上連発してくる事も。
怒りを消した場合でも怒り中に使った技の制限は受けていないため、消した直後の挙動にはくれぐれも気をつけよう。
 
また、身かわし率がやや高く、およそ10%程の確率で直接攻撃を避ける。
魔法構成なら影響は少ないが、物理構成の場合は【スタンショット】といった動きを止める技を避ける事は少なくないため、外す可能性があるという事を頭の片隅に置いておきたい。
これほどの強さを誇りながら、BGMが【魔物出現】なので前哨戦であることは分かりやすい。倒すと【禍乱の竜アンテロ】戦に移行する。
そのため経験値も特訓も入らず、HPも全回復するため、サポ攻略するなら素直に弱いを選んでおいた方が無難。

使用特技

他作品での扱い

ドラけし!

2023年11月1日に開催された「いにしえの竜の伝承」のあらすじ(原作のVer.3.0相応)にて言及されるのみ。