【リンリン】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 05:15:08

概要

黄金色のベルに強烈な顔がついているモンスター。
系統の最下級種で、上位種に【マージリンリン】【アイスチャイム】が存在する。
ベルそのものの体を揺すって仲間を呼びだすのが系統共通の特技。
どう考えてもベルの音色が名前の由来だろう。
「ベル」の怪物だけに、漢字で書けば「鈴鈴」…いや、コイツは「鈴(Bell)」じゃなくて「鐘(Bell)」か。
色違いは「チャイム」だし。
画集に掲載されているため、DQ6以降では希少な【鳥山明】デザインのモンスターである可能性が高いと思われる。

DQ8

【マイエラ地方】に生息。
西部の平地と森林、南部の平地に出現し、平地では昼間しか出ないが遭遇率は高い。
森林では低確率ながら夜間も現れる。
終盤は西部の平地しか出現しなくなり、出現率や出現範囲が大きく下がる事態に。
 
ヘラヘラ笑ったり【スクルト】を唱えたりするくらいでこいつ自体はあまり強くない。
問題は【デンデン竜】と仲が良いようで、ベルを鳴らして呼んでくること。
デンデン竜はこの時点で出会えるモンスターの中では頭1つ抜きんでた攻撃力を誇る上に【もえさかるかえん】まで吐いてくる強敵。
よってうっかり出くわした結果、壊滅的な損害を被ることも珍しくない。
しかも呼び出す数に制限はなく、運が悪いと延々とデンデン竜を召喚し続けられてしまう。怖すぎる。
この「自分より遥かに強い敵を呼ぶ」というのは、DQ3のマドハンドに通ずるものがある。
よほど腕に自信がある場合でもない限り、真っ先にこいつを倒して脅威を未然に防ごう。
といってもこの時点ではこれといった攻め手もなく、【ハイブーメラン】【ヘビ皮のムチ】で叩くくらいのことしかできないが。
【物質系】なので覚えているのなら【ドラムクラッシュ】も有効だが、【打撃スキル】を伸ばしているという人は少ないだろう。
あとは精々高守備力対策に【かぶとわり】を放つくらいか。
しかも属性攻撃にもやたら強く、【イオ系】【デイン系】以外は軒並み強耐性持ち。おまけにこの2つは初めて会う時点では間違いなく覚えていないだろう。補助系にも強いが【ルカニ系】は無耐性なので上述の通りかぶとわりを使うか、弱耐性の【ラリホー】をかけるかして手早く倒そう。
 
ドロップアイテムは通常枠が【ヘアバンド】(1/64)で、レア枠が【金のブレスレット】(1/128)。
 
ちなみに、バトルロードにはリンリン2匹とデンデン竜の組み合わせのリンリンデンデン団というチームが登場する。
【モリー】もさぞかし名付けやすかっただろうと思われる。

ジョーカー1

物質系のランクC。
【モルボンバ島】で登場するのだが、なんと移動するときにリンリンと音が鳴るのだ!まさにベルそのもの。
特性は持たず、本編みたいに仲間を呼ぶわけでもないのでそれ以外は地味。
ステータスは守備力が高めだが、限界値は760とランク相応。
【悪魔系】と配合すると【さつじんイカリ】が、【プークプック】と配合すると【コサックシープ】が誕生する。
所持スキルは【いしあたま】。これは後発の作品でもずっと同様。
まめちしき曰く、名前はかわいいがツラ構えは憎たらしいとのこと。

ジョーカー2

ランクはEに下がったが、【ベタンブレイク】【こんらん攻撃】の特性を持ち、自身もベタンと混乱を無効化する。
ベタンブレイクを生かした岩石落としが最大の武器。
世界選手権のビギナー級で活躍する姿が見られた。
なお、こいつ自身は野生化していないため、配合限定で入手できる。
ちなみに前作とはうって変わってかなり小さい。

ジョーカー2プロ

雪山に生息するようになったが、移動するときに音は鳴らない…。
特性はこんらん攻撃と【ギャンブルボディ】になり、低ランク大会での活躍は難しくなった。
強化で【ベタンブレイク】が、最強化で【ラッキー】の特性を身に着ける。
前作で無効化できた混乱が弱点になり、コサックシープの特殊配合も取り上げられてしまった。

テリワン3D

おおぞらの扉に生息。
移動するときに再び音が鳴るようになった。
それ以外のことは驚くほど前作と変わっていない。
特性は【スタンダードボディ】【こんらん攻撃】【ギャンブルボディ】、+25で【ベタンブレイク】、+50で【ラッキー】
能力は上がっているが、それは他のモンスターも同じことである。
一応、守備力は1100に達するためそれなり。

イルルカ

野生では出現しないため位階配合で生み出すことになるだろう。
【ドロヌーバ】×【ビーバーン】などで作ろう。
前作と大きな違いはない。やはり移動するときにはリンリンと音がする。
【新生配合】【こんらんブレイク】【メガボディ】化で【AI1~3回行動】【ギガボディ】化で【まれにまもりの霧】、SP版では【超ギガボディ】化で【ヒートアップ】を得る。

少年ヤンガス

登場するのは【しゃくねつのほら穴】のみ。
トルネコシリーズで仲間呼び能力を持っていた【エビルポット】に代わって登場。
仲間を一度にたくさん呼んでくるので急いで倒そう。コイツ自体の強さは相変わらず。
同ダンジョンにはデンデン竜もいるのだが、残念ながら(?)出現フロアが入れ違いで共演は見られない。
 
成長限界はレベル10。
デフォルトネームは♂が「スズリン」、♀が「リリンダ」。
レベル8で【スカラ】を覚える。
また、+値を上げると運の良さがかなり伸びるようになる。
配合パターンは【ひとくいばこ】系統×スライム系。
こいつとドラゴン系で【フレイム】【闇の司祭】相手でマージリンリンが生み出せる。
さらに【ブリザード】を相手にして【魔法の石】を贈ればアイスチャイムとなる。
 
ちなみに♂♀共になかなか濃いキャラをしている。

トレジャーズ

お宝として【リンリンの像】が登場。

不思議のダンジョンMOBILE

DQ8の影響か、デンデン竜と同じフロアに登場することが多い。
スカラで自分や周囲のモンスターを強化する他、隣接すると恒例の仲間呼びを使ってくる。
常にプレイヤーから1マス開けて行動するため、ヤリ系武器なら一方的に攻撃することができるし、
こちらから近づかない限り無害なので、ヤリがなければスルーしても問題ない。
ただしヤリがなく隣接せざるを得ないときは、ケチらずマホトーンなどで仲間呼びを封じてから戦うこと。

ライバルズ

第4弾カードパック「モンスターもりもり物語」にて実装。僧侶専用のレア。

2/1/3 
死亡時:ランダムなコスト1のドラゴン系ユニット1体をこのマスに出す
スキルブースト:ユニットのコスト+1

デンデン竜と縁深かったからか、本作でもドラゴン系と縁あるユニットになった。死亡時に体を鳴らしてドラゴン系ユニットを呼ぶ。
肝心のデンデン竜をコイツで呼ぶためには5回ものスキルブーストが必要だが。
高コストの強力なドラゴン系が出れば強いが、グレイナルの復活プールに不純物が混ざったり、【ドラゴン】のような問題児が出たりもするので採用、使用タイミングは慎重に考えたい。
最低限のHP+死亡時にユニットを出すため壁としてもなかなか固く、【せいれいのうた】などでたくさん出されるとなかなか厄介。
 
余談だが、イラストではあの強烈な顔が激しい揺れで3つに分身しているかのように見え、とても憎たらしい・・・かもしれない。