【しのさそり】

Last-modified: 2024-02-26 (月) 00:38:16

概要

DQ1やDQ8などに登場する、【てつのさそり】の上位に当たるモンスターで、【おおさそり】系統最上位種。
FC版DQ1とモンパレ、どこパレ、ドラけし!では毒々しい青緑色、GB版DQ1ではベージュ色だが、それ以外の作品では鈍いピンク色になっている。
ナンバリングでは生息地が少なかったり(DQ1)、行く必要の無い場所だったり(DQ8)など影が薄いモンスターであるが、どこパレではまさかのSSランクに大抜擢された。
DQ11にはこいつと同じネーミングである【デスコピオン】が登場した。

DQ1

【ドムドーラ】周辺に出現。
FC版では意外と見かけ倒しだった下位2種と異なり、攻撃力と守備力が非常に高い厄介なモンスター。
守備力90は【ダースドラゴン】と同値で、ザコモンスターでは【メタルスライム】に次ぐ硬さ。
攻撃力も60と【キメラ】より高く、HPも35あるので【ギラ】で削り切るのは辛い。
【ラリホー】にもそこそこの耐性を持つ強敵である。
 
しかし、この先の旅路は【スターキメラ】【だいまどう】といった守備力70台~80台の連中ばかりなので、コイツにまともに打撃が通らないようなら竜王はおろか【メルキド】に辿り着くことや【あくまのきし】の撃破すら厳しい。
コイツを打撃だけであっさり倒せるようになるまでは砂漠地帯で鍛えた方が良いだろう。
【ベギラマ】なら確実に一撃で仕留められるが、さすがにその頃になると打撃だけで十分。
勇者の実力を教えてくれるある意味ありがたい存在である。

リメイク版

攻撃力が55に下がり、たまに逃げるようになった。
下位2種はリメイク版で守備力が強化されたが、こいつの守備力は据え置き。
さらに、ギラの大幅強化により間接的に弱体化した。ギラ2発でだいたい倒せる。
また、鉄のさそりと違って【ぼうぎょ】はしない。
ギラ2発で倒せるモンスターが経験値70、110ゴールドという報酬というのはかなり美味しい。
メルキドに辿り着けるだけの強さがないようなら、コイツをカモにして稼ぐといいだろう。

ゲームブック(双葉社)

【竜王の城】・青の部屋を守るモンスター。動きは素早く、呪文は効かない。
同書ではサソリ属の3種が総出演しているが、挿絵になっているのはこの死のさそりのみ。
しかも主人公を殺害するバッドエンドの挿絵である。

DQ8

てつのさそりと共に18年ぶりに再登場。
表記は「死のさそり」となっている。
てつのさそりよりも強いが、【砂漠地方】にしか生息しないうえにステータスに大した差はない。
没モンスターの【ニガニガー】を除けば、【急所狙い】を使う唯一のモンスター。
名前負けしない特技を引っ提げて再登場しただけあって、素早く倒さないと危険。
砂漠に住むということで【バギ系】【ヒャド系】がよく効くが、補助呪文はあまり効果がない。
砂漠では、てつのさそりと共存してどちらも夜になると群れの数が増える。
7~8匹組でもよく出現するので、レベルが低いと死ねる。
HPは低いので、【ヒャダルコ】【バギマ】で行動される前に一網打尽にしよう。
砂漠には他にも寒冷系攻撃に弱い敵が多いので、ヒャド系呪文がこれ以上ないぐらいの活躍をする。
おおさそり同様低確率で毒攻撃もするが、こちらは大したことない。
落とすアイテムは通常枠が【どくけし草】(1/16)、レア枠が【どくばり】(1/256)。
ちなみにこの系統はすべて発売前にスクリーンショットやプロモで存在を確認されている。

DQ10オンライン

Ver.6.0より登場。回転アタックや【アサシンアタック】を使う。
詳しくは【死のさそり】を参照。

ビルダーズ1

ラダトーム編の終盤でようやく登場。【三賢者】救出の【ロロンド】ルートの砂漠地帯に出現。
この系統特有の回転攻撃に毒が付加されている。毒ダメージは1回あたり3ダメージ。
また、砂漠地帯に面した氷河地帯に巨大な個体がおり、一度倒すと二度と出現しない。
一度しか戦えない巨大なモンスターというのはだいたい希少なアイテムを持っているのだが、コイツは通常の個体となんら変わらず、確実に落とすわけでもない。
落とすアイテムは【ほねつき生肉】【トゲわな】
 
【フリービルドモード】では四の島に出現。

ビルダーズ2

本編クリア後に行けるようになる【そざい島】【マガマガ島】の赤砂岩地帯に出現。
回転攻撃だけではなく、突き刺し攻撃にも毒効果が追加されている。
基本的にこちらを見つけ次第襲ってくるのはこれまでのおおさそり系統と同様だが、今作のしのさそりは気まぐれ屋であり、追いかけはするものの全然攻撃してこないことがある。
かと思えばしばらくすると急に主人公ではなく連れている仲間に攻撃したり、最後まで一切手出ししてこないいい子だったりと全く行動が読めない。
問答無用で粛清しにかかる【ハーゴンのきし】とは大違いである。
落とすアイテムは三種あり、落とす確率の高い順に【ニガキノコ】【鉄】【邪教のがれき】?である。

モンパレ

しぜん系Aランクモンスターとして登場。特性にザキ攻撃を持ち、初期とくぎはアサシンアタックと即死攻撃のエキスパート。
サービス終了前ギリギリで追加されたモンスターなので影が薄い。
末期実装の表れか耐性・ステータス共に非常に優秀。もっと早く出ていれば評価されていただろうに残念である。

どこパレ

登場はこちらが先。そしてまさかのSSランク。固有特性は2回行動。しぜん系の数少ないSSランクモンスターである。
「とくぎセレクション」で登場し、目玉特技は「デスニードル」。
ステータスこそそこそこであるが、SSランクなのにザキを無効化できないという欠点がある。
現在ではたんけんスカウトでは排出されず、魔王カーニバルでの復刻待ちとなっている。

星ドラ

ブルリア星・ザバルア大陸 永劫のピラミッドなどに登場。
「ツメではさむ」などを使用してくる。

ウォーク

2019/9/19~10/24まで開催された「DQ1イベント」にてイベントクエストを受注している間のザコ敵として登場した。
こころの色は赤でコストは41。

ドラけし!

常設ステージ「ガライの町へ」の第3ステージ、メルキドへの隠しステージに登場。
ドラけしは星3の赤属性で、スキルは動かした向きで変わる菱形範囲を物理攻撃する「回転アタック」。

アベル伝説

22話で【ドムドーラ】を求めて砂漠を越えようとする【アベル】たちを襲った。同行していた【ミネア】が占いで出現を予測していた。今ではまさにDQ11の【デスコピオン】を連想させるような巨体である。
呪文を跳ね返し、【モコモコ】をハサミで捕えるが、【アベル】【デイジィ】の連携攻撃で倒された。