【ぼったくり商店】

Last-modified: 2024-03-21 (木) 04:47:43

概要

通常の価格を超える値段で物を売りつけてくる店および商人。
中にはそこでしか買えない物を売っていたりもする店もあるので完全に悪いことばかりというわけではないが、基本的にはこれらの店での買い物は避けた方が良いのは言うまでもない。
 
ルーラで行けないような辺鄙な場所にある宿屋では、平均相場よりはるかに高い金額を請求してくることがある。
場所が場所だけに払わざるを得ない場合も多いが、これを「選択肢のない場所で足元を見てくるぼったくり宿」と取るか、「めったに人の来ない僻地で宿屋を維持する必要経費」と取るかは旅人のあなた次第。
 
余談だが、DQのルーツの1つであるWizardryには「ボルタック商店」という店が登場し、ときどき「ボッタクル商店」などと揶揄されることがある。ただし、あちらは本来の適正価格よりも高く販売したりするわけではない(ぼったくり扱いされる理由は別のところにある。興味のある人は検索してみよう)。

警告

ぼったくりは「ぼる=暴利を要求する」行為が語源とされる。
手間や利益に応じた価格を上乗せするだけなら単なる商売だが、その価値の範疇を超える無意味な高額を設定したり、買い占めなどで希少性を吊り上げる、事前の説明と異なるサービス料を会計に紛れ込ませるなど、その手法は様々。
 
いずれにせよ商習慣や信用を損ねる悪質な行為であり、入手困難なのをいいことに不当に高く売り付けるぼったくり(いわゆるダフ屋)による流通の妨害や、無理矢理に要求を呑ませるための脅迫などが伴うことも多く、現実世界では防止条例と処罰を制定される明らかな反社会的行為なので、やってみようなどとは考えないこと。

DQ3

【アッサラーム】に、【道具屋】【武器と防具の店】の2軒がある。
通常の店とは異なり、話しかけると「おお! わたしの ともだち! おまちしておりました。」などと馴れ馴れしい態度で接客を開始。FC版では【いいえ】を選択すると「まあ そういわずに みていってくださいよ」と強要、この時にまた「いいえ」を選ぶと以降【無限ループ】となり、有無を言わさず商品の一覧を見せられる。また、アイテムを売ることはできず、買った場合には誰が持つと聞くこともなく一方的にとりあえず持てるキャラに先頭優先で渡してくる。
売り物一覧に表示されるのはアイテム名だけで、肝心の値段の部分が全て空白となっている。
そこで商品を選択すると、なんと定価の16倍というあまりに法外な値段を提示してくる。
通常であれば1つ8Gの【やくそう】でさえ、1つ128ゴールドである。
町人曰く「このまちで ものをかうときは あまりほしそうなかおを しないことですよ。」とのこと。
 
ちなみにこれを断ると「おお お客さん とても かいもの上手。」と言って半額(定価の8倍)に、
さらに断ると「おお これ以上 まけると 私 おおぞんします。」と言ってさらに半額(定価の4倍)に、
もう一度断ると「おお あなた ひどい人! 私に くびつれと いいますか?」と言ってまたさらに半額(定価の2倍)に値を下げる。
それでも断ると、ようやく向こうも諦めてくれる。
最後まで値切っても定価の2倍の値段までしか下がらないので、基本的にはここで品物を買うメリットは薄い。現実でもこんなしつこい押し売りは客に鬱陶しがられるし、犯罪にもなりかねないのでやめよう。
特にFC版での道具屋の方は全く買う必要のないものばかり。一応【まだらくもいと】はノアニール・ピラミッド攻略前であればここでしか買えないが、時期的な問題は元より、最後まで必要な場面はほぼない。後々になって【メタル狩り】には使えないこともないが必須というほどでもなく、同じ消耗品であれば【どくがのこな】に隠れがち。
 
道具屋の方はともかく武具屋の店の方はそれなりに良い物を揃えてはいるが、大半は他の町で定価で購入できるものばかり。
品揃えはFC版とリメイク版とで若干異なっており、リメイク版ではより豪華な品揃えになっているが、買うだけ損という実状に変化はない。
 
ただしFC版では、【てつかぶと】がここの武具屋でしか販売されていない。
そのため、どうしても鉄兜が欲しい場合は、というよりFC版の鉄兜は『買う(べき)理由』が非常に大きく、ぼったくりとわかっていてもここで買わざるを得ない(詳細は当該記事を参照)。
ゆえに、FC版公式ガイドブックでは、買値2000G?、売値750Gと表記されている。
なお、リメイク版では【イシス】で販売されるようになったため、ここで買う必要はなくなった。
 
一見何の意味もなさそうな道具屋は「16倍に始まり最低でも定価の2倍」という仕様を教えるためのチュートリアル的な役目だろうと考えられる。
肝心要な武器屋の方は【ターバン】【みかわしのふく】以外、初お目見えなモノ(ノアニール攻略前なら身かわしの服も初)ばかりでは本来の定価がわからない上、確実に唯一わかっているターバンもだいぶ前に購入できているだろうから買おうともしないだろう。
本来の定価がわからなければ、それがぼったくりなのかどうかすら、わかるはずもない。本来の定価のわかる上に買う用途のあるものということで、道具屋ということに落ち着いたのだろう。
 
またリメイク版では、船入手前に【マジカルスカート】を売っている店が、ここの武器屋と【すごろく場】【よろず屋】マスの2軒のみ。
サイコロの目は狙えず、またゴールドを落とすなどのリスクも大きいため、よろず屋での購入を諦めてこちらで2倍の値段で購入するケースも多い。
この防具は【ピラミッド】4Fの宝箱でも入手できるが、入手時期が少し遅れるうえに1着のみ。また、【ミイラおとこ】4匹組との強制戦闘もあり、こちらもわずかだが手間がかかる。
ただし、アッサラーム~イシス~ピラミッド間で攻撃呪文を使うモンスターといえば、アッサラーム周辺にいる【バンパイア】【ヒャド】ぐらいなので、呪文のダメージを減らす防具を急いで買う必要はないともいえる。
加えて、リメイク版では【きんのネックレス】も、ここの道具屋で購入する以外に入手方法が存在しない。
上述のFC版の鉄兜とは異なり、SFC版の公式ガイドブック上では「買値:1000G」と明記されている。
 

なお、プレイヤーが実際にぼったくられることは無いが、
【○○○○バーク】でも町が発展するとぼったくり商売が行われるようになる。

DQ4

プレイヤーサイドが販売するという形で、「通常の価格を超える値段で物を売る店」が2軒登場。
どちらも商売・金稼ぎがメインのシナリオである第3章に登場する、トルネコ夫妻が関わる店である。
 
なお、第3章では【ボンモール北の村】にある道具屋が、【うまのふん】【ひのきのぼう】をそれぞれ【やくそう】【はがねのつるぎ】だと偽って販売している。
「はがねのつるぎ:10G」と称して売られているひのきの棒に関しては、ひのきの棒(非売品)の買値を逆算すると10Gになるので、騙して売ってはいるが金額的にぼったくりではないということになる。
「やくそう:8G」と称して売られている馬の糞に関しては、実際に購入するとFC版では2Gしか取られない。
馬の糞は売値が1G(買値は2G)なので、こちらも一応実際の金銭のやり取り上はぼったくりとは言えない。
言ってみれば「馬の糞を適正価格で買った」ことになるのだが、商品を詐称して全く使い道のないゴミを掴ませてること自体詐欺である。
 
リメイク版ではしっかり8G取られるようになったので、ぼったくりと言えるかもしれない。
もっとも馬の糞を売っている店が他に無いことには比較のしようもないので、売値の比率が低いというだけでぼったくりと言えるかどうかは微妙だが。

【レイクナバの武器屋】

トルネコが店番をする店で、実際に自分が割増した値段で品物を売ることができる。
お客に「◯◯を 買おう。 ××Gで いいんだね?」と聞かれた際に「はい/いいえ」で交渉することができ、「いいえ」を選ぶと時々後述のとおり1割増の値段を提示して割り増し価格で売ることができたりする。
DQの世界では基本的に世界的に物価が統一されているため、同じ商品の値段が販売店ごとに異なるということは通常ありえない。
そのためたった1割でも他店より割増の値段で売ったならぼったくりである。しかもこれといったサービスもなければバイト店員のトルネコが独断で値段を吊り上げているだけなので弁明のしょうがない。
 
ちなみに定価以外の値段で販売しようとした際のお客の反応は、以下のような感じである。
「なんだって? ねあげをしたって? ◯◯は きょうから ××ゴールドに なったって?」
「なんと まけてくれるのかい! ◯◯を いくらでかえる? ××ゴールドで いいかね?」
なお、割増で売るか、割引で売るかなどは勝手に決まるため、自分で自由に操作できるというわけではない。
割高で提示した場合、客は買い物をキャンセルして去ることもある。逆に割安で提示した場合はキャンセルされることはない。
割増で売った分は親方による日当の評価が通常の倍になるメリット(逆に割引で売った分は金額に関係なく1個につき日当1G)が一応あるのだが、一日の仕事の終了条件が「日当の評価が100Gを超える」なので、結局のところあまり意味はない。
売り上げを逐一計算して、終了ギリギリに高値で売れる商品を割高で売れば少し収入がふえるが、割高を提示しそれが売れるまで待たなければいけないので基本的に余計に時間がかかってしまう。
もっといい儲け方がある第三章でそこまでする必要性はないだろう。
 
なお、ある条件を満たすと、トルネコが【はじゃのつるぎ】と偽って【くさりがま】を売りつけるというバグが発生する。

エンドールのトルネコの店

言わずと知れた【ネネ】さんの切り盛りする【トルネコの店】
彼女は、夫のトルネコが近所の店から定価で仕入れてきたアイテムを、全く同じ商品を扱うライバル店の1.5~2倍の価格で売り捌いてしまうという驚異的な手腕を誇っている。
例えば、夫が斜向いの武器屋で1600Gで買ってきた「【せいぎのそろばん】」は、2400G以上で売ってしまう。
ちなみに、これは通常のアイテム売却額の2倍以上に相当する。
 
トルネコ(プレイヤー)からしてみればありがたいことこの上ないが、実際のところお客の側からしてみればやっていることは完全なぼったくり商売(転売屋)である。
まぁすぐ目の前のライバル店より大幅な割高でもちゃんと買い手がつく辺り、何か安価なオマケが付いていたり、アフターサービスが充実していたりするのかもしれないが……。
なお、ドラマCDシアターでは実際に【おべんとう】をおまけに付けているということになっている。
 
メタなことを言えばゲームシステムの都合上、トルネコは他の武器屋などが仕入れているであろう鍛冶屋等のツテもなく、アイテムを定価でしか購入できないため、利益を出すには定価より高く売るしかない。
トルネコに値切り技能を持たせて下取り価格で仕入れるようにすることでも解決できただろうが、そうすると第五章でゲームバランスに大きく影響してしまうので、このようなシステムで対応しているのだろう。
 
また、【エンドール王】からの依頼イベントで指定の商品を納品すると総額で本来の倍以上の価格で買い取ってくれる。
これについてはエンドール王による(国を救ったトルネコへの)報奨の意味合いも強いのでぼったくりとも言えない。

DQ6

【シエーナ】【マルシェ】)のバザーでは割増した値段で商品を売りつけようとする者が複数人登場する他、【欲望の町】にもぼったくり商売をしている人間がいる。

シエーナにおけるぼったくり商店

中にはアイテムを割安で買える優良店や、他にない限定品や貴重品も売っているシエーナのバザーであるが、時期とお店によっては、市販品を定価より割高で売ったり、明らかに割に合わない性能のアイテムを高値で売りつけてくるぼったくり商店もある。
詳しくはシエーナ参照。

欲望の町におけるぼったくり商店

町を訪れた当初は多くの人が欲望むき出しで金稼ぎに精を出しており、あこぎな商売も横行している。
下に挙げる「店」以外にも、単なる筵に入るのに入場料(50G)を要求する子どもや、「ショバ代」云々で言い争いをする男と老人の姿などを見ることができる。
なお、欲望の町の人々が欲に目がくらんだ状態から覚めた後は、これらの商売は一切なくなっている。
 

  • よく効く薬草を売る商人
    話しかけると「お客さん! すごく よく きく 薬草あるよ! 買って行かない? たったの 80ゴールド!!」と言って、「よく効く薬草」とやらを売りつけようとしてくる商人がいる。
    「はい」と応えると80G支払ったあとで勝手に袋にその薬草を入れられる。
    言うまでもないが、実際に確認してみると袋の中では普通の薬草が1個増えているだけ。
    要するに単なる薬草を定価の10倍の価格で売っているのだが、「欲望の町」の雰囲気作りには貢献しているとも言えるだろう。
    ちなみに、町の住人がお金に執着しなくなったあとに話しかけると、「えっ? よくきく 薬草? お客さん イジワルね。 わっはっはっは。」などと言って誤魔化される。
     
  • ぼったくりバー
    「お客さん! うちの店は かわいい女の子が そろってますよ!」
    「それで たったの 200ゴールド ポッキリ! どうです?」
    入口を塞ぐ男に話しかけると、そう呼び込みをしてくる店がある。
    が、中に入ってみると案の定というか明らかに呼び込みの文句に語弊がある光景が広がっている。
     
    「最上級のボトルを用意した」などと言うバーテンはともかくとして、問題は「女の子」。
    相手をしてくれるのは「オカマのあらくれ(恋人持ち)」と「自称美人のおばさん」である。
    そしてもっと問題なのが帰りの会計時。店を出ようとするとガラの悪い男が現れ、「200ゴールドに サービス料を つけて 1200ゴールド いただきます!」などと言い出す。
    断っても「はっはっは! お客さん じょうだんは やめてくださいよ。」と言われ逃げられない。
    店の中にあるタルを調べると600G入手できるため、実質的な損害は半額で済むのだが、結局無駄な出費には違いない。
    一応、店内に案内される先頭のキャラクターはお酒を飲んではいるのだが、プレイヤーにとっては得るものは0である。
    ある意味一番リアルな「ぼったくり商店」だろう。
     
    ちなみに、店に入れるのは男性限定で、女性キャラクターが先頭だと入店を拒否される。
    また、1200G持っていなかった場合は文句を言われながらも1Gも支払わずに外に出ることができる。
    町の住人がお金に執着しなくなった後は、「真面目に働き出した連中をカモにはできない」ということで、店仕舞いとなる。
    なお上記の600Gはこの時点なら入店料を支払わずに入手できる。

DQ7

過去の【ルーメン】を最初に訪れた際、武器屋の2階で【ベビーゴイル】が「ミニミニショップ」なる店を開いている。
コイツはやくそう・どくけしそう・おなべのふたの3種類を売っているが、購入してみると全て【うまのふん】に変わってしまう。
ただ、うまのふんをお金で購入できるのはここだけなので、大量に欲しいなら逆に利用できる。

DQ8

【サザンビーク】のバザーをうろついているゴロツキが盗品を売っている。
ここでは全ての商品に定価の3倍の値段が付けられている。
売られているのはやくそう、どくけし草、せいすい、キメラのつばさ、そして【いのりの指輪】
元々が安い消費アイテムなら、たとえ3倍であってもそれほどインパクトはない(明らかに高いのは目に付くが)のだが、例外的に目を引くのが9000Gという無茶苦茶な値段で売られている祈りの指輪。
 
この祈りの指輪、売値(1500G)から逆算すると定価は3000Gになるので、9000Gというのは他の品物と同じ「定価の3倍」なのだが、実はこの指輪は世界でここでしか売られておらず、上述のFC版DQ3の鉄兜やSFC版DQ3の金のネックレスと同じ状況である。
DQ8の公式ガイドブック上でも「買値:9000G 売値:1500G」というFC版DQ3と類似した表記法がとられている。(こちらは値段交渉ができないためか、値段の後に「?」はついていないが)
 
なお、【ドルマゲス】打倒後にこのゴロツキはいなくなるので、ここで買えるチャンスは限られている。
とはいえ、そもそも祈りの指輪は9000Gも出して買うほどのアイテムではない。
普通は宝箱などからの拾い物だけで間に合うし、錬金などで数が欲しいならカジノで稼いで1000コインと交換した方が楽だろう。
禁忌を使うならこの限りではないが。
ちなみにこのゴロツキ、チャゴスをたぶらかして巨大な【アルゴンハート】を売りつけるという役回りで、ストーリーにも絡んでくる。一体どこでこんな巨大なアルゴンハートを手に入れたのだろうか?
余談だが、バザー開催直後に町中でヤンガスに話しかけると、このゴロツキが来ることを予感したかのような発言をする。流石は元山賊といったところか。
このときこのゴロツキは「お客様は神様だぜ」などとほざく。
バトルロード2の商人の称号にも使われているほど有名な日本的な思想だが、欧米諸国では完全に馬鹿にされる思想である(由来からしたら本来の意図とかけ離れた風評被害だが、ここでは割愛)。
もしこれが皮肉だとしたらチャゴスの一件と合わせて胸糞の悪さが余計に増すこと請け合いだ。
 
ちなみに【ポルトリンク】【野草売り】のお姉さんから買ったアイテムが薬草だった場合も、正規より高値で買うことになるのでぼったくりと強弁できなくもない。
しかしこの場合、損するのはわずか2Gであるし、薬草以外のアイテムならむしろこちらが得をするため、ぼったくり呼ばわりされることはまずない。
…何十個も買って全て薬草だったら流石に金返せと言いたくなるかもしれないが。

DQ9

【カラコタ橋】にある老人が店主の道具屋が、「うちのものは特別製だよ」などと謳って商品を売っている。
品揃えは道具屋にしては色々取り扱っている方なのだが、その全てに定価の5倍という法外な値段が付けられている。
商品は効果も性能も全て他の町や村で売られているものと同じなので、やはりあえてここで購入する意味はない。
公式ガイドブック上でも、「買わないほうがいいだろう」とはっきり書かれている。

 
【カデスのろうごく】にいる囚人の一人が道具屋を開いている。価格は通常の5倍。
確かにこの店を利用する時期は主人公は囚われの身であるため、他に選択の余地は無い。
また商人自体も囚人であり入手ルートからして困難であることが伺えるため、値が張るのは仕方がなくぼったくり商売と言い切れるものではないだろう。
しかしココで買えるアイテムは、どれも袋の中にたっぷりあるような物ばかり。
しかもイベントが進めばすぐに脱出できるようになるので、やはり利用する価値は無い。
どちらかというと演出の一環だろう。
イベントクリア後は、囚人達がみな解放されるためこの店は無くなる。

DQ11

【デルカダール城下町】の下層にいる占い師【イメルダ】【せいすい】を100Gで売りつけてくる。異変後は【最後の砦】に移る。
また世界に異変が起きた後の【グロッタの町】にある【モンスターカジノ】も膨大なコインに割に合わない景品を出しておりある意味ぼったくりである。
もっとも、ここのコインはボスを倒すと全て遊ぶ前にロールバックされてしまうのであまり気にすることはないだろう。

DQM2

異世界を冒険中に、【いじわる商人】が現れることがある。
話しかけるとアイテムを買わないかと聞かれるが、その価格は定価の4倍というぼったくり価格。
よほどの事情でもない限り、この男からアイテムを購入するようなことにはならないだろう。
売りに出される商品のラインナップに関してはこちらを参照。

キャラバンハート

【リリザ】の北東にあるキャラバンが該当する。
初めて訪れたときには、せかいじゅのしずくなど消耗品のあまりの高さに驚愕するが(このキャラバンと袂を分かった商人・【カチュア】の気持ちが良くわかる)、それでもこのキャラバンでは必須アイテムである【くろこしょう】を買わねばならない。
しかしぼったくり価格の並ぶ中、これだけはなぜか200Gという手の届く価格で売られているのでそこは安心していい、商人を馬車に乗せお金を稼ぐべし。
 
なお、気付きにくいがここのキャラバンでは食料の補給に食料1つ2G掛かるので(通常は食料1つで1G)、食料不足気味のときは気を付けること。
シナリオがある程度進行するとこのキャラバンもどこかへ消えていく。

トルネコ3

【コスタリベラ】の支店の店員として【ダグラス】を採用すると、ダグラスの経営方針により、支店がエンドールの店に次ぐ二代目ぼったくり商店になってしまう。
ダグラス自身のいかつい姿に加え、バックにはかつてそのエンドールで荒稼ぎしたネネが控えていることから、ゲーム上の客にとっては恐怖極まりない店であろう。
【サムソン】を選べば普通の経営方針の店になるが、基本的にはダグラスを選ぶ方がメリットは大きい。