【みとれる】

Last-modified: 2024-02-15 (木) 18:58:39

概要

戦闘中、相手の姿に見とれて【1ターン休み】になる【状態変化】
一部の特性・装備のパーティメンバーがいると、敵がその姿に見とれてしまう。
多くの【モンスター】は人間とはかけ離れた姿をしているのだが、人間の美的感覚とモンスターの美的感覚は一致するのだろうか…?
DQシリーズの世界観がなせる光景といえる。
基本的に敵サイドがこちらを見とれさせてくることは無いが、DQ10では一部の敵が見とれさせる能力(を一定時間得る特技)を使用する。

DQ2(MSX版、MSX2版)

初登場。
【あぶないみずぎ】を着ていると敵が見とれることがある。
メッセージとしては、

○○○○は
あぶないみずぎに みとれた!

と表示され、そのモンスターは【1ターン休み】となる。発動率は不明。
すぐ逃げる【はぐれメタル】や、大神官【ハーゴン】、破壊神【シドー】すら止めうる、強力な特殊効果である。
【2回攻撃】は2回とも止めてくれるので、【キラーマシーン】【アトラス】などにも非常に有効。
このときは、あくまでも「あぶないみずぎ」に見惚れているという描写であった。

DQ4

今作では効果の無い無駄行動。
【ミネア】【混乱時の特殊行動】で、よろい区分の防具を脱ぎ捨てるというものがあり、敵のうち1体が「うっとり みとれている!」と表示されるが、それだけである。

DQ6

【スーパースター】に就いているか、【エッチなしたぎ】を装備していると敵が見とれることがある。
スーパースター★8よりもエッチな下着のほうが見とれる確率は高い。
両者の見とれる判定は別々なため、スーパースターとエッチな下着装備者が両方いる(あるいはスーパースター自身がエッチな下着を装備する)と、より見とれやすくなる。
スーパースターが複数いる場合、最も熟練度の高い一人だけに判定が行われるので、二人以上いても確率は上がらない。
どちらも【1ターン休み】に完全耐性を持つ相手には効果がない。
 
また、【バーバラ】【あそび】に「水着姿で踊る」というものがあり、成功すると敵がみとれる。
 
この作品以降メッセージは、

○○○○は□□□□のすがたに見とれている!

となっている。

DQ7

前作と同様にスーパースターに就いているか【おどるほうせき】に就いても発動するようになった他、【ゆめのキャミソール】を装備していても敵がみとれることがある。
「ドラゴンクエストVIIのあるきかた」によると、スーパースターよりもキャミソールの方が効果が高いようだ。
なお【ばくだん岩(職業)】に就いていると、敵が「爆発するかどうか恐れている」として攻撃を躊躇ってくることがある。
メッセージは別物だが、性質としては「みとれる」とほぼ同じものである。
こっちは強大なモンスターであってもビビるのは納得できる。

DQ8

【ゼシカ】【おいろけ】スキルを上げると敵がみとれることがある。
敵が【テンション】を上げていた時はチャラにすることができてしまう。
成功時には敵の頭の周囲にハートマークが回るという、非常にベタな漫画のような演出がされる(【ぱふぱふ】が成功した時も同様)。
特に秀逸なのが、中ボスの【キャプテン・クロウ】にも有効である事。
英雄色を好むという言葉もあるが、伝説の海賊が小娘一人の色気に惑わされる姿は、正直かなり情けない。
ただし、効果を過信するのは禁物。「あー、こいつもみとれるんだ、ふーん」ぐらいの感覚でいるように。

3DS版

「おいろけ」によるスキル効果が「見とれる確率1/16」「1/8」となり、数値が可視化された。
【追憶の回廊】の一部の敵にも有効。
激しいなんてレベルじゃない敵の猛攻が1回休まるだけでもかなり戦局が変わったりもするので、おいろけスキルは結構重要である。

DQ9

【職業】【性別】は関係なくなり、すべてのメンバーに対して発生する可能性がある。
みとれる確率はこちらの【おしゃれさ】と、敵ごとに設定されたみとれへの耐性によって決まるが、【メイクアップ】を使うことでいくらか成功率を上げられる。
また、本作ではみとれ状態から【混乱】【麻痺】へ移行することがあり、さらに有利な状態異常となった。
 
もちろん強敵ほど耐性が高く当てにならないのだが、実はボスも含めて絶対に効かない敵のほうが少数派。
該当するのは、例外もあるが【キラーマシン】などの【マシン系】【ようがんまじん】などの【エレメント系】【石の番人】【グレイナル】【ドミール火山】戦闘時、【宝の地図】のものは見とれる)、【ギュメイ将軍】(1、2戦目共)、【暗黒皇帝ガナサダイ】(両形態)、【堕天使エルギオス】(両形態)ぐらい。
 
それ以外は【大魔王の地図】のボスにすら有効(【デスタムーア】の両手は流石に無理だが)。
装備の性能との兼ね合いもあるため確率を上げるのは難しいのでみとれたらラッキー、程度だが覚えておこう。

DQ10オフライン

DQ9の発展系で、【メイクアップ】で、みとれる確率を上げられるほか、こちらが敵(【エレメンブルー】など)にみとれてしまうこともある。
また、みとれ効果が発動した際に、休みの代わりに麻痺・混乱・魅了といった状態異常がかかることがある。

DQ10オンライン

仲間にした【おどるほうせき】の特技【ビューティアップ】でもみとれ率を上昇できる。
【ミリオンスマイル】に対象の「みとれ」耐性を下げる効果がある。
詳しくはDQ10大辞典:【みとれ】を参照。

DQ11

【みりょく】に応じて敵が一定確率で行動不能になる。
ハートの出る演出はうっとり系の休み【魅了】に似ているが、これに対する耐性はいずれとも別で独自に設定されており、【メタル系】のモンスターも「効きにくい」程度の耐性しか持っていないため、効く時にはきっちり効いて行動不能になる。
ただし今作では大部分のボスには無効。
みりょくが高い【シルビア】【マルティナ】【グレイグ】辺りが特に敵をみとれさせやすい。
 
みとれる確率を上げられる技は【サタンモード】のみ。