【マヒャドぎり】

Last-modified: 2024-03-21 (木) 05:08:35

概要

DQ6にて初登場した特技。
刃先から冷気のオーラを発生させて、モンスター1体に斬りかかる。名前に反して魔法力ではなく【オーラ】
【魔法剣】と言いつつ、初登場時からMPを消費せず、呪文とは縁のないモンスターが使用するからかもしれない。
 
魔法剣系特技の一種であり、他には【かえんぎり】【いなずまぎり】が存在する。属性付き剣技としてはさらに【しんくうぎり】も登場した。
 
他の魔法剣技から明らかに浮いている名前のせいか、長らく【ひょうけつぎり】などの類似の特技に取って代わられていたが、DQMSLでは共演に成功(初期の頃の文字数などの関係もあるかもしれない)。
 
DQ11ではそっくりな名前の【マヒャドブレード】が登場した。

DQ6

こおりの
ちからをかりて
きりかかる

【魔法戦士】★5、「ブリザーダー」で習得できる特技として登場。
なぜかこの魔法剣だけネーミングの傾向が他とは違っている。語呂が良いからだろうか。
ちなみに【マヒャド】そのものは【賢者】で覚えるので、下級職のみなら覚えていない。
 
魔法剣系特技は、敵の攻撃呪文耐性によって威力が変化し、ヒャド属性に耐性を持たないモンスターには、与えるダメージが約1.3倍になる。
弱耐性を持っているモンスターには、与えるダメージが約1.125倍になり、強耐性を持っているモンスターには、与えるダメージが約0.75倍に下がる。
そして完全耐性を持っているモンスターには、与えるダメージが約0.3倍にまで下がってしまう。
 
武器に備わっている特殊効果も発生し、【ちからため】【バイキルト】などとも併用できるので、使いこなせれば強いのだが、耐性を把握していないと使いこなすのが難しいため忘れられがちな特技。
むしろ、AIに任せたほうが有効活用してくれる場合も多い。
 
使ってくる敵は【マッスルアニマル】のみと、魔法剣の中では最も使用者が少なくなっている。
とはいえDQ6の耐性防具はヒャドやバギに穴があるものが多く、実質1.3倍攻撃なので攻撃力も相まって痛いことは痛い。
 
「高位呪文の名を冠してる」、「習得レベルが高め」、「使用者が少ない」からして、何となく他の魔法剣よりも高等な剣技であるようなイメージが沸くかもしれないが、実際の基本性能はほかの魔法剣と変わらない。

DQ7

基本的な性能はDQ6のときから変わっていないが、表記が「マヒャド斬り」になった。
 
職業によってのみ習得が可能で、【魔法戦士】★5か、【エビルエスターク】★5で習得できる。
DQ6と比べて職業の数が格段に増えたにも関わらず、相変わらず魔法戦士があまり優遇されていないことと、エビルエスタークには転職するのが大変なことも相まって、ますます使われない特技となってしまった。
 
敵として使ってくるのは、過去のダーマ神殿で闘う【ネリス】のみ。
相変わらず敵側の使用者も少ないが、DQ6に比べるとボス用ということで若干恵まれているか。

リメイク版

【勇者】★2でも習得可能になった。ただし転職システムの仕様変更により、他職にも引き継ぐにはエビルエスタークで習得する必要がある。

DQ8

【かえんぎり】以外の属性付き剣技は、これ以降敵専用特技となっている。
【エビルドライブ】【キラーマシン】【ボーンファイター】が使用する。
味方側で使うなら【ロビン】【のっひー】【キラーマ】が使うものに期待するしかない。
キラーマシンが使用するのは、DQ5で仲間になった【ロビン】【吹雪の剣】を使った際に猛威をふるったことに由来するか、単に雪山地方で遭遇することが多いからであろう。

DQ9

引き続き敵専用特技。
ザコモンスターでは【キラーマシン】【ふゆしょうぐん】が、ボスでは【ギュメイ将軍】が使用する。

DQ10オフライン

相変わらず敵専用特技。
【きりさきピエロ】【ボーンファイター】【キラーマシン】が使用する。

DQ10オンライン

オフラインにも登場したモンスターたちの色違いが使用する他、コインボスのギュメイ将軍が使用する。
また、仲間になったキラーマシンは強化版である【真マヒャド斬り】を覚える。
詳しくはこちらを参照。

DQ11

やはり敵専用特技。今作ではダメージ倍率が通常攻撃の1.5倍に強化されている。
【タイプG】などが使ってくる。
PS4版ではDQ10と同じモーションとなっており、演出がやや長い。
一方3DS版では氷を宿しつつ身体を2回転させながら斬りつけるため、演出が短い。

DQM1・DQM2

本編シリーズと同様に、影響を受ける属性はヒャド系。
打撃系特技で、消費MPは3。
イエティやホークブリザードなどが習得する他、ちからため+ヒャダルコで【思いつく】ことができる。
 
本編では主人公達は次第に使用できなくなっていったが、その一方でモンスターの特技としての地位は確立できたのか、以降のシリーズでも活躍する。
しかし、ジョーカーシリーズ以降では、マヒャドと付いていると都合が悪いのかこの名前では出ず、【ひょうけつぎり】【ブリザーラッシュ】と名を変えている。

DQMSL

概要通り【ひょうけつぎり】【ブリザーラッシュ】と共演。
威力はブリザーラッシュに若干劣るものの、【マインド】効果が付与されている。
主な習得者は【キラーマジンガ】【ヴァルハラー】【ギュメイ将軍】等。

少年ヤンガス

【フレイム】【ファイヤーケロッグ】などの炎のモンスターに対して通常の2倍のダメージを与える。
有効な相手以外でも1.2倍ダメージを与えられる。
また、【秘密の通路】を囲っている火柱を消すこともできる。
盾の氷の印・金印で軽減、【こおりむこう】で無効化できる。
 
【トロルボンバー】【オルテカ】が最初から習得している他、【ガニラス】がレベルアップで習得する。

ヒーローズ1

技名こそ出ないがキラーマシンが使ってくることがある。

星ドラ

【ドラゴンキラー】のサブスキルの他、ストーリークエストのクリア報酬として登場。Bランクの攻撃特技で最速CTは15秒。
敵単体に最大威力300%のヒャド系ダメージを与える。また、今作でもひょうけつ斬り・ブリザーラッシュと共演している。

ウォーク

消費MPは3。魔法戦士がレベル11で覚える他、【オチェアーノの剣】など一部の片手剣に付属されている。

タクト

Aランクとくぎとして登場。射程1・消費MP38。
「敵1体に威力270%のヒャド属性物理ダメージを与える」
最大強化で消費MPを30・威力405%まで強化可能。
【キラーマシン】、才能開花で【スライムナイト】が習得可能。
さらに亜種として、キラーマシンの才能開花で「はやぶさマヒャド斬り」が登場。

スマブラSP

【勇者(スマッシュブラザーズ)】の下必殺で出る技の一つ。
【かえんぎり】とほぼ同じモーションで切りつける。かえんぎりと比べるとリーチと威力は劣るがヒットした相手は氷漬けになり一定時間無防備になる。
範囲、発生ともにかえんぎりと同じく優秀なので、乱闘では複数のファイターを纏めて凍らせるといった芸当も可能。
復帰を狙う相手を撃ち落としたり、動きが止まっている間に【まじんぎり】などを狙うなど用途も広い。