【冥獣王ネルゲル】

Last-modified: 2024-05-07 (火) 21:33:41

概要

【冥王ネルゲル】【大いなる闇の根源】の力を得て変身し巨大化した姿。
イケメンから一気に緑色の半魚人のような怪獣と化し、変身前の特徴は髪型くらいしか残っていない。
一方、変身前の冥王は変身後の頭蓋骨をイメージしたような胸当てを装備している。
通称「ゴリゲル」。アイコンを見れば納得である。
 
DQ10はオンラインゲームであるという都合上、アップデートによりシーズン毎にラスボスが追加されるが、トップバッターを務めていたこともあり他作品には「10のラスボス」枠として彼が出演することが多い。

ドラクエ外の作品では同社のアプリ「NieR Re[in]carnation」のDQ10コラボに登場。

DQ10オフライン

【目覚めし五つの種族のおはなし】【ラスボス】
【デスタムーア】よろしく、本体、右腕、左腕の3部位に分かれているが、本体と両腕がつながったデザイン。
ネルゲルが巨大化する際に玉座の間が破壊されてしまうため、何者かがセリフとともに魔法陣のような足場を作り出してその上で戦うことになる。
この声の主にはオフラインでもボイスが付いていないが、発売直後のオンラインVer.6.3で10年越しに判明しており、ネタバレを防ぐためと思われる。
体が大きいから当たり判定が3つあるということなのだろう。腕を倒すとグラフィックにも反映され、対応する腕が黒ずんで垂れ下がる。
両腕はあくまで体の一部ということになっているようで、本体を倒した時点で勝利となる。
 
通常攻撃は腕を振り下ろすが本体の行動扱い。両腕がなくなると噛みつき攻撃になるが性能に違いはない。
本体は両腕があるうちは通常攻撃、【痛恨の一撃】【流星群】【いてつくはどう】を使い、
右腕は両腕があるうちは【打撃完全ガード】を本体に使うのみだが、左腕が倒されていると痛恨の一撃やなぎはらいで攻撃も行うようになり、
左腕も両腕があるうちは【呪文完全ガード】を本体に使うのみで、右腕が倒されていると痛恨の一撃やなぎはらいに加えて【メラゾーマ】【マヒャド】【ドルモーア】で攻撃も行う。
 
実はステータスはそこまで高くなく、両腕はHP2085、攻撃力171、守備力182、素早さ132と2つ目のキーエンブレムの最初のボス程度のステータス。
本体もHP5545、攻撃力371、守備力320、素早さ186と、通常モンスターである【おにこんぼう】にすべての面で劣っている。
特にHPは至ってはすべての大陸の2つ目のキーエンブレムのボス以下である。両腕も2085あるのでそれらを合計すれば【天魔クァバルナ】以外は上回るが……。
ただし弱いかと言われればそうではなく、通常攻撃には常に受けるダメージに2倍の補正がかっている
あくまで与えるダメージに補正がかかっているだけなので守備力を上げてしまえば驚くほどダメージが減る。攻撃力低下は効きにくいのでこちらの守備力を上げたほうが手っ取り早い。
しかし、【防具を装備できない】縛りをつけている場合はレベル50中盤で守備力がおよそ130程度と貧弱なので通常攻撃の脅威が段違いに高くなる。【すべての敵が強くなる】も同時に採用した場合は【フウラ】が通常攻撃1発で即死する程になるため攻撃力デバフの成否と右腕の速攻撃破が命運を分ける運ゲーになりがち。
また、調子に乗って両腕を落とすと本体が超強化され、いてつくはどうと流星群を使わなくなる代わりに【マヒャデドス】【イオグランデ】【ドルマドン】等の呪文や、強力な息攻撃の【煉獄の業炎】を2回攻撃で連発し、ほぼ毎ターン誰かが倒されてどんどん削られていく。たまに【おたけび】も使う。
こうなると勝ち目は薄いので、特技主体なら右腕、呪文主体なら左腕だけを倒して本体を攻め落とすのがよい。アタッカーはバトルマスターの主人公かマイユで。
両腕を落としてしまった場合は、【おいかぜ】【マジックバリア】で守りを固め、一人は毎ターン全体回復をして戦おう。
厄介な補助を行う腕を先に倒すとまずいという攻略法がデスタムーアなどと真逆で、初見プレイヤーを大いに苦しめた。先に戦う【天魔クァバルナ】も同様のギミックがあるのでそちらがチュートリアルとでも言うべきか。もっともこちらにはターン経過で自動的に腕が落ちる効果はなく、こちらへの妨害も【おたけび】程度なので、クァバルナを倒したプレイヤーにとってはギミックにさえ引っ掛らなければそう厳しくはないだろうが……。

DQ10オンライン

【強ボス】では攻撃力が上がっているうえ、通常攻撃も範囲攻撃になっている。
詳しくはこちらを参照。

イルルカ

冥王ネルゲルと【魔戦神ゼメルギアス】の配合で誕生。配合チャート終着点の1つ手前であり、【狭間の闇の王】と配合することで終着点の【名もなき闇の王】になる。
しかし、【天魔クァバルナ】がギガボディなのにこちらが【超ギガボディ】でないのは納得がいかない気もする。
(もっとも、超ギガボディは【めぐりあいの扉】には出て来ないので、プレイヤーが使う分にはこの方がありがたいが…)。
 
素材の冥王ネルゲルが配信限定の【神殿レイダメテス】を配合しないと作れず、発売当初は入手方法が無かったが、名もなき闇の王のライブラリの配合法で存在が確認できた。
 
変身前と同じくイオ系は効きづらく、やはりデイン系が弱点。
特性は【ギガボディ】【AI3回行動】【いきなり冥界の霧】【全ガードブレイク】【全ガード+】
配合+値25以上で【こうどう はやい】、+値50以上で【やみのはどう(特性)】、新生配合で【秘めたるチカラ】
所持スキルは固有の【冥獣王ネルゲル(スキル)】
性別は基本的に♂固定。
 
こいつの真価は【新生配合】の相手にすることにある。
唯一デフォルトでAI3回行動を持つため、【スモールボディ】等のステータスを犠牲にしてでも行動回数が欲しいモンスターには必須となる。
全ガードブレイク、全ガード+も有用なので、どれかを求めるプレイヤーに【めぐりあいの塔】追い掛け回される羽目に…。
ただ、本人は行動回数の多さゆえ能力値は低く、変身前を上回るものが一つもない。HPでさえ同じ値でしかない。
10のVer.1.0のラスボスの特徴まんまである。
また、レアで強力な特性の塊なので、新生配合ではマイナス特性ががつきやすい。
狭間の闇の王とは被っている特性も多く、運用する上で抱える問題も同じ。
対戦で使うには工夫が必要だろう。

イルルカSP

当初はレイダメテスが入手できない状態だったため作れなかったが、Ver.1.0.1で可能になった。
新たに可能になった超ギガボディ化で【つねにマホカンタ】を持つようになる。これは変身前と同じ。
名もなき闇の王の他、DQMJ3同様【魔勇者アンルシア】との配合で【創造神マデサゴーラ】が生まれる配合が追加されている。

ジョーカー3

今回も引き続き参戦。このモンスターのモーションは【破戒王ベルムド】にも使われている。
今回は何故かラズバーンは使わず、【ヒヒュドラード】【陸の神ヤチホコ】の組み合わせで生まれる。
残念ながら冥王の形態は存在せず、直接冥獣王として生まれる。
なお、作成には【キングスペーディオ】【デモンスペーディオ】【JOKER】【闘神レオソード】…と、とにかくすれ違い通信を最大限に活用しないといけない。
 
特性はいきなり冥界の霧が【ときどき冥界の霧】に、こうどう はやいが【アンチみかわしアップ】になった以外はほとんど変化していない。
固定特性は【全ガードブレイク】。さらに超ギガボディ化で【天地雷鳴士(特性)】が解禁される。
 
基準能力はHP・MP以外は元が3枠である事を加味してもなかなか高水準。小型化もなんら問題ないだろう。
反面、HPは1200しかなく意外と脆い。自分がすぐ冥界に逝きそうである。
さらにMPも350しかない上に固有が全ガードブレイクであるせいで燃費もかなり酷い。
 
能力的にはほぼ問題ない為、とりあえず燃費の悪さを最大限にフォローしたい。
重すぎるAI行動を調整し、自らの首を絞めがちな冥界の霧は外してしまっていいだろう。
 
【魔勇者アンルシア】との配合で【創造神マデサゴーラ】が生まれる。
 
初期スキルは【冥獣王ネルゲル(スキル)】

余談だが歴代の魔王が出現する【時空の裂け目】にはなぜか出ない。1から9の【ラスボス】は全員出るというのに。

DQM3

???系のSランク。冥王ネルゲルは登場しない。
【守護者ラズバーン】【堕天使エルギオス】の配合で生まれる。
ラズバーンは原作に準じているが、エルギオスは緑色だからか?
  
特性は【みかわし無効】【きょうせんし】(Lv20)・【???キラー】(Lv40)・【2回行動】(Lサイズ)・【全ガードブレイク】(Lサイズ)・【秘めたるチカラ】(Lサイズ・Lv60)。
ステータスは攻撃・賢さに長けており、HP・MPがワーストクラス。意外と配下であるラズバーンに似ている。
初期スキルは【冥獣王ネルゲル】
 
【邪神の子】との配合で【邪神ニズゼルファ】【デスピサロ】【ミルドラース】【暗黒神ラプソーン】との四体配合で【エスターク】が生まれる。

バトルスキャナー

【スペシャルチケット】【猛り狂いし冥獣王】使用時にネルゲルが一時的に変身する。

DQMSL

冥王ネルゲルの転生先。

2022年7月22日には超魔王版「死を統べる者ネルゲル」が味方が「供物をささげる」を使用するとこの姿「魔瘴の暴獣ネルゲル」になる。
特性に3ターンの間ダメージ半減。毎ラウンド発動し、自分が行動するまで常に呪文・息防御が2段階上がる「強靭なる肉体」が追加される。

特技はランダムに4回ドルマ系の体技攻撃&上位効果の状態変化を解除。その後2ターンの間自分を体技無効にする「暴獣の右ウデ」。
ランダム6回無属性体技攻撃、アンカー&みかわし不可&マヌーサ無効&反射・軽減無視の「終の流星」。

ウォーク

DQ10コラボイベントで2022年8月22日より登場。
クエスト5章3話でボスとして登場するほか、同日よりメガモンスターとして登場。
討伐推奨レベルは上級職レベル80。HPは変身前と同じ26万程度。
バギ系が最大弱点で、次いでギラ、ヒャド系が有効。他は等倍のドルマ系を除き耐性持ち。
 
通常は300程度の通常攻撃に500程度の痛恨の一撃、200程度でランダム4回攻撃の流星群、全体200程度の【イオナズン】を使用。
イオナズンの頻度が高めなので、イオ系の耐性があると良い。
1ターン目の2回攻撃を終えると、左右いずれかの腕に力を溜めはじめる。どちらが選ばれるかはランダム。以降は6ターンごとに力を溜めるようになる。
左腕の攻撃は全体150程度と威力は低めだが、呪いと混乱の状態異常があるので厄介。まもりのたての他、呪文攻撃なのでミラーシールドでも防げる。
右腕の攻撃は状態異常こそ無いが、全体600程度の物理攻撃と高威力の危険な攻撃。HPを満タンにし、不安ならば防御して備えるといい。
なお、腕による攻撃のターンは1回しか行動しない。
HPが減るとはげしいおたけび、350程度の単体ブレスの煉獄の業炎、600程度と高威力の【ドルマドン】も使ってくる。
 
こころは紫色でコストは129。なぜか変身前よりもわずかに低コスト化。
HPとMPの上昇量が大きく、攻撃魔法も強力、回復魔力もそれなりにある。反面素早さが低い。
高グレードでじゅもんダメージ、とりわけバギ、ギラ系が強化されるほか、じゅもんHP回復効果の上昇やターン開始時HPを最大20回復する効果もつく。
呪文特化型の賢者はもちろんのこと、【さとりのしょ】など攻撃と回復を両立する武器使用でも役立つ。

ドラけし!

イベント「目覚めし五つの種族」の中盤で初登場。バトケシ!のレアボスであり、属性は紫。弱点は物理。
イベント後半では冥王ネルゲルを倒すと扉を入手でき、それを使うことで戦える。BGMは相変わらず【急げ!ピンチだ】
巨大敵に分類されているだけでなく、メーターが満タンになると一定範囲のドラけしを消し去る(どこが消えるかは事前にマーキングされる)。
これを倒すと強敵チャレンジが解放される。
レベルは60~80までの5刻みであり、ドラけし【天馬の大剣】や当イベントのドラポンコインを大量に貰える。BGMは【戦闘のテーマ】
仕様は扉で戦った時と同じだが、攻撃時にHPを回復するようになっている。

ドラ消しはレアボスのレベル70を倒すと入手可能。スキルは特殊な範囲に物理攻撃する「流星群」。 
特殊な範囲とは上方向の扇状で、下方向への範囲は極一部でないよりマシ程度。
威力こそ炎ブレスと同等なのだが、同じ上方向特化の炎ブレスと比べるとやや横に広いものの上方向には狭く、ブレスではないので当然方向指定もできず使いにくい。バトケシでもバフもデバフもないので特攻イベントが終われば入れる価値もなくなる。
バトケシの仕様もあって課金なしでの入手自体が困難なので、課金してまで取りに行く必要もないか。
ただ、威力だけはブレス並みに高いので、当てられる配置ならば高スコア狙いではとことん強い。その当てられるかが問題だが…

蒼天のソウラ

6巻で登場。
【ユルール】【ギガスラッシュX】でトドメをさされる。
ネルゲルの討伐でレンダーシアを覆っていた魔瘴の霧が減少し、ほぼ同時刻に【死霊機兵テラーミスト】と戦っていた【ソウラ】達の大逆転へと繋がった。