【踊り子】

Last-modified: 2024-04-02 (火) 01:03:27

概要

踊りを踊る人、踊りを踊ることを職業とする人で、舞踏家やダンサーと同じ意味。
特に「おどりこ」と呼ぶ場合は一般的に女性を指す場合が多い。
そのせいか、後述のようにFC版DQ4の頃は取説等でも「踊り」表記だった。
また、DQ4以降では【プレイヤーキャラクター】【職業】としても登場。
ただし、初登場のDQ4では【魔法使い】とほぼ同じ性能であり、単なる肩書きである。
DQ6において、職業と肩書きが分離したことで、明確に「踊り子」という職業が誕生したと言える。
同作では男でも普通に就くことができる職種になったので、DQ4の「踊り」表記ではまずかったと考えられる。
以降はリメイク版DQ4でも「踊り」表記が使われている。

NPCとしての踊り子

DQ3から登場した汎用キャラクターで、バーなどのステージで踊っていることが多い。
初期の作品では華やかな芸能人としてよりも、ストリッパーや売春婦のような性を売り物にする職業という演出が多かったが、後述のPCの職業という扱いになってからはそのような表現は薄められている。
著名なキャラクターとしては、DQ4の【マーニャ】がいる。
 
グラフィックは作品によって異なり、

  • 花の冠をかぶった青い髪と白い衣装のフラダンサーのような女性(FC版DQ3)
  • 【バニーガール】、オレンジ色の髪を左右にお団子状に結んだビキニのような衣装の女性(FC版DQ4)
  • 【おどりこのふく】を着た女性(DQ5)
  • ピンクの髪に花飾りを着けたヘソ出し衣装の女性(SFC版DQ3)
  • スリットの入った赤いドレスを着用した女性(DQ7、PS版DQ4、DS版DQ4~DQ6)
  • 黄色いチューブトップのボディコンみたいな格好の女性(DQ8、DQ11)
  • レイと腰みのを着用したフラダンサーのような女性(DQ9)
  • 基本的にヘソ出しだが、【おどりこのドレス】【舞い手の服】、更に別パターンもある(DQ10)

などさまざま。
 
舞台に登って踊っている彼女たちに話しかけることもできるが、彼女らいわく「おさわりは厳禁」らしい。
また楽屋でお化粧していることもあり、楽屋に潜入して突撃インタビューよろしく話しかけることも可能。

DQ3

作中では主として城の侍女に使われることが多いNPC種で、FC版ではメイドにも見える。
しかし【ボストロール】討伐後の【サマンオサ】の城にいるNPCは明確に「おどりこ」と名乗っていることが確認できる。
【アッサラーム】の劇場にいるベリーダンスの劇団は作中で踊り子とは呼ばれていないものの事実上の踊り子だろう。
同所には有名なパフパフ娘がおり、踊り子と同じグラフィックである。
立場的にも踊り子ポジションのNPCがいる場所としては他に商人の町ぼったくり劇場が有名。
アッサラームもそうだが、何かとぼったくり商売と縁のある場所で、怪しげな雰囲気を演出している。
また、なぜか【海賊の家】【おかしら】が踊り子グラになっている。露出度を表しているのだろうか?

リメイク版

【性格診断】では、名前付きのNPCである【ポニー】か登場する。
海賊のおかしらのグラフィックは独自のものになった。

DQ4

上記の【マーニャ】以外では特に有名な踊り子はいない。
【ハバリア】の酒場の看板娘【ジル】が踊り子のグラフィックだが、特にステージダンサーというわけではないようだ。
なお、本作における踊り子のメッカとも言える【モンバーバラ】の劇場で人気の踊り子の給料が(少なくとも数日分で)わずか100Gという驚愕の事実がある。
参考までに片田舎のレイクナバの武器屋のバイト代が1日100G前後、売れっ子占い師の占いが1件10Gという給与水準の世界であることを考えると、踊り子の給料は異常に低いことがうかがえる。よほど税金の取られる職種なのだろうか?
この劇場では踊り子は住み込みで働いており、踊り子をしていないミネアの分も含めた飲食代などの経費を差し引いた形での給与ということかもしれないが、個室を与えられていたわけでもなく、この町の宿屋は1泊3Gなのでそこまで経費がかかるとも思えない。
もしかしたら借金を返済しながら生活していて、黒字に達したタイミングで旅立ったのかもしれないが、それならそれでもう数日稼いでからのほうが序盤の金策になっただろう。実際に直前の第3章ではそのようにできたのだから、ここでもそうしたいと感じたプレイヤーは少なくないだろう。
もちろんメタ的なことを言えばリアリティを追及して第四章開始時に貰える給料を1000Gなどに設定したらゲームバランスがおかしくなるのでしょうがない部分もあるが。

DQ5

本作は名前のあるNPC踊り子が特に多く、【ポートセルミ】にいる【クラリス】【ノーラ】、元踊り子である【スーザン】も、グラフィックは踊り子のものである。
ポートセルミでは、ダンサーの舞台の真上に登っている男がいることが有名。
曰く、そこから踊り子の胸がのぞけるそうである。けしからん。
ちなみに公式ガイドブックの【おどりこのふく】の表記などで、SFC版当時はまだ「踊り」の表記だったことが覗える。
リメイク版ではポリゴンによって動きを付けて、
しかもポートセルミ、【オラクルベリー】のカジノ、【カジノ船】とそれぞれ違った踊りが表現されている。

DQ6

SFC版では踊り子の専用グラフィックは登場しないが、【ロンガデセオ】の地下劇場にステージダンスを披露する【バニー】がいる。
特に深いキャラ設定がある人物はいないが、【コブレ】【サリイ】親娘の事情に詳しかったりするので、彼女の知人なのかもしれない。
なお、【レイドック王】(本物)は【夢の世界】でカジノの踊り子をメイドとしてスカウトして働かせている。
ちなみに夢の世界には(少なくともプレイヤーが認識できる範囲では)カジノはなく、彼女が【現実の世界】の誰に相当するのかは不明。

DQ7

固有グラフィックのNPCである【ライラ】が重要な役どころとして登場する。

DQ8

【カジノ】の町【ベルガラック】にわんさかいる他、【ドニの町】の酒場など、各地に踊り子のNPCが配置されている。
ただし、特にシナリオに関わる人物はいない。

DQ9

【グビアナ城】のダンスホールで【ビビアン】という踊り子が登場する。

DQ10オフライン

踊り子職業クエストにカリスマ踊り子【ラスターシャ】が登場。

Ver.2

旅芸人一座に属する【ジャンナ】【リィディ】が登場。

DQ10オンライン

酒場にいるミネットがストーリーに若干関わる。

DQ11

シナリオに関わる人物として【ダイアナ】という踊り子が登場。
また、【シルビア】【ナカマ】たちは踊り子と言えるかもしれない。

モンパレ

褐色肌に赤黒いロングヘアー。頭にコサージュを着けている。
腰布が赤いことを除けばマーニャと同様のスタイル。

職業・肩書きとしての踊り子

DQ4

マーニャの職業(肩書き)。
ちなみに、ソフトの箱や取説、公式ガイドブックでの表記は「踊り娘」になっている。
リメイク版以降では、ゲーム内のナレーションや会話中の表記は「踊り子」である。
ただ、上述の通り性能はほぼ【魔法使い】であり、【てつのおうぎ】【おどりこのふく】を装備できるという以外に踊り子の要素はない。
しかし、ストーリー上は【モンバーバラ】の劇場で働くれっきとした踊り子であり、のちのシリーズで登場する名ばかりの職業:踊り子ではない。
 
魔法使い系の一種といっても、戦闘呪文12枠のうち10個を火炎系呪文が占めるという、極端に偏った性能。
言うなればファイヤーダンスを彷彿とさせる、火力に特化した踊り子である。
余談だが性能や名前の固定されたキャラとしては、シリーズ恒例の「メラ使いヒロイン」の元祖でもある。
もちろんひと通りの移動呪文も覚えるが、こちらは軽やかなステップで移動したりトラップを回避するイメージだろうか?
 
この当時、踊りと言えば【ふしぎなおどり】で、本作では味方側も使うことができる(ただし任意には使えない)。
しかし、味方側でこれを踊るのはマーニャではなく【パノン】【トルネコ】である。

DQ6

解説

下級職であるにも拘わらず、【はぐれメタル】を除いた中では最も素早さ補正値が高いという優遇職。
加えてかっこよさも【スーパースター】に次ぐ2位である。
一方でそれ以外のHPや身の守りなどの肝心なステータスは【遊び人】に匹敵するほどの貧弱さ。
しかし覚える特技はそこそこ優秀で、全編通じて猛威を振るう【メダパニダンス】を習得できる。
踊り子の間はその素早さを生かして、先制の状態異常系特技で相手を弱体化させるか、回復アイテムを使用する役が向く。
また【洗礼のほこら】で戦う試練軍団の1号【しれんその1】相手には【おどりふうじ】が必須なので、そこまでに1人は育てておくと良い。
打たれ弱さが気になるプレイヤーなら馬車に放り込んでおくのが賢明だろうか。
 
また熟練度が★1でもかっこよさが1割上がるので、【ベストドレッサーコンテスト】のため一時的に就いたりする。

データ

各種データ

職補正

ステータス補正
SFC版リメイク版
ちから89/128(-30.5%)-30%
すばやさ166/128(+29.7%)+30%
みのまもり76/128(-40.6%)-40%
かしこさ128/128(±0%)±0%
かっこよさ140/128(+9.4%)+10%
最大HP89/128(-30.5%)-30%
最大MP102/128(-20.3%)-20%

習得特技と必要戦闘回数

称号習得特技戦闘回数
累計(ここまで)
1どさまわり【さそうおどり】-(-)
2ぜんざ【みかわしきゃく】4(4)
3ステージデビュー【ふしぎなおどり】17(13)
4バックダンサー【メダパニダンス】37(20)
5おひねり【うけながし】52(15)
6はくしゅかっさい【おどりふうじ】81(29)
7トップダンサー【マホトラおどり】96(15)
8かみのおどりて【しのおどり】119(23)

職特性

  • 敵の攻撃をかわしやすくなる。

上級職

踊り子+【遊び人】【スーパースター】

DQ7

職特性敵の攻撃をかわしやすくなる。
マスター特典なし
転職条件なし
上級職踊り子+【吟遊詩人】+【笑わせ師】【スーパースター】

職補正

ステータス補正
-30%
素早さ+30%
身の守り-40%
賢さ-
かっこよさ+10%
最大HP-30%
最大MP-20%

習得特技と必要戦闘回数

Lv称号習得特技累計戦闘回数(ここまで)
1みようみまね--(-)
2でしいり【さそうおどり】5(5)
3したづみ【うけながし】18(13)
4ぜんざ【ふしぎなおどり】38(20)
5バックダンサー【みかわしきゃく】53(15)
6はくしゅかっさい【おどりふうじ】82(29)
7トップダンサー【メダパニダンス】97(15)
8かみのおどりて【死のおどり】120(23)

解説

ほとんどDQ6と変わらないが、唯一ともいえる武器のメダパニダンスの習得が遅くなった。
上級職である【スーパースター】の地位も相対的に下がったので、なかなか厳しい立場に。
と思いきや、【戦士】との職歴技で、バランスブレイカー特技として有名な【つるぎのまい】を覚えられる。
一気に重要職へと化けた。
職歴技は8種類と全職業中最多。むしろここまで来るなら吟遊詩人とも何か技を用意しておいて欲しかったぐらいである。
もっとも、つるぎのまい以外は似たような1ターン休みか、使い所の薄いマホトラおどりにマホキテとわざわざ他職業を経由する価値の薄いものばかり。
強いて特筆性があるとすれば、追加効果で多少回し蹴りと差別化できているマッスルダンスか、天地雷鳴師ルートを目指すなら少しだけ先行習得できる死の踊りぐらいだろう。
 
ちなみに途中で仲間に加わる【アイラ】は踊り子を既にマスターしているが、なぜか【カン】は失われている。
戦士のまま熟練度を上げてもつるぎのまいは覚えないので、ちゃんとカンを取り戻しておこう。
 
はぐれメタルが職業から消えたことで、とうとう素早さNo.1の座に躍り出た。

職歴技

DQ7(リメイク版)

職補正、特性はPS版と同一。

習得特技と必要戦闘回数

Lv称号習得特技累計戦闘回数(ここまで)
1みようみまね【さそうおどり】-(-)
2でしいり-5(5)
3したづみ【ふしぎなおどり】10(5)
4ぜんざ【身かわしきゃく】18(8)
5バックダンサー【おどりふうじ】26(8)
6はくしゅかっさい【メダパニダンス】36(10)
7トップダンサー【マッスルダンス】48(12)
8かみのおどりて【死のおどり】71(23)

解説

習得戦闘回数が激減した(これはリメイク版の下級職共通の変更である)ほか、受け流しがなぜかゲーム自体から削除され、代わって職歴技からマッスルダンスが加わった。
さすがにつるぎのまい(【海賊】【勇者】への栄転を果たしている)を下級職で覚えられるほど甘くはなかったが、PS版では皆無だった攻撃系の特技が加わったため、若干ながらパワーアップを果たしたと言えよう。
とはいえ力の低い踊り子とこの技の相性は悪いので、他の職業で活かすための技と割り切った方がいいが。
 
職業コスプレのデザインは男女で同系統なことが多いが、踊り子のコスプレは珍しく全キャラのデザインがかなり違う。
【主人公】【ガボ】は中東風のオリエンタルな衣装なのは共通だが、主人公はゴールド、ガボは紫が基調。【マリベル】も同じくオリエンタル風で、紫のビキニにロングスカート、多数のアクセサリーというベリーダンサーを思わせる衣装である。
アジア寄りのこの3人に対し、【メルビン】は白いシャツに赤いベスト、【アイラ】はフリルのついた赤と黒のスカートと、どちらかと言うとヨーロッパ風のフラメンコを思わせる衣装になっている。

DQ10オフライン

【主人公】【転職】でなれる職業の一つ。
他の職業のいずれかをレベル50まで育て、クエスト200【踊り子の条件】をクリアすることが転職条件。
 
ステータスデータ

 初期
(Lv1)
Lv70Lv99
基本増強最大基本増強最大
さいだいHP31483-613673-803
さいだいMP23399419499558608599
こうげき魔力10516526596729779849
かいふく魔力9366-456517-607
ちから12326336381459489534
みのまもり3157-222222-287
すばやさ11301-521424-644
きようさ11433443593611621771
みりょく7301321471425445575
スキルポイント099184
経験値03,105,74716,018,316

増強=その職業で得られるパッシブを含めた値
最大=他の職業を含めたすべてのパッシブを取得した状態
 
使用可能スキル

※盾は一切装備できない。
 
レベルで習得する能力

Lv習得能力備考
Lv1【二刀の心得】(特性)
Lv3【メラ】
Lv3【きようさ】+10転職後も有効
Lv5【みりょく】+10転職後も有効
Lv7【もうどくブルース】
Lv8【リレミト】
Lv9【ふういんのダンス】
Lv13【さいだいMP】+10転職後も有効
Lv14【ギラ】
Lv15【こうげき魔力】+5転職後も有効
Lv19【会心まいしんラップ】
Lv21【こんらんのダンス】
Lv23こうげき魔力+5転職後も有効
Lv25【ちから】+5
Lv27【ベギラマ】
Lv27【祈りのゴスペル】
Lv29【ねむりのダンス】
Lv32【メラミ】
Lv33ちから+5転職後も有効
Lv37さいだいMP+10転職後も有効
Lv38【マホトラ】
Lv38【覚醒のアリア】
Lv42【ドラゴンステップ】
Lv45【ベギラゴン】
Lv45みりょく+10転職後も有効
Lv47【ビーナスステップ】
Lv50【よみがえり節】
Lv55会心率と暴走率アップ
Lv56【メラゾーマ】
Lv60みかわし率+4%
Lv65【つるぎの舞】
クエスト【荒神の舞】必殺技
Ver.2で習得可能
Lv71【ロイヤルステップ】
Lv72【魔力のバラード】
Lv73【たまに再行動】
Lv75【回復のララバイ】
Lv75【戦鬼の乱れ舞】必殺技
Lv77【神速シャンソン】
Lv79【ギラグレイド】必殺技
Lv81呪文のダメージ+20
Lv83被ダメージ10軽減
Lv85身かわし率+1.2%
Lv87たまに再行動+2%
Lv90【テンション】維持
Lv93ちから+20
Lv96こうげき魔力+40

Lv45まで育てることで、MPが20、ちから(攻撃力)が10、こうげき魔力が10、みりょくが20、きようさが10底上げされる。
 
職業クエスト
受注場所は【オーグリード大陸】【獅子門】。Lvは受注条件

解説

主人公の最終職業として活躍できる可能性のある一つ。
短剣や扇の二刀流に加え、覚える歌や踊りはほとんど主人公専用であるため他の仲間と役割が被りにくいからである。
特に消費MPこそ甚大だがテンション関係なく味方全体を蘇生+回復できるよみがえり節は非常に強力。
装備パターンが【バトルマスター】と同じなので防具を流用できるのも◎。
習得はカンスト直前だが高倍率の【つるぎの舞】も便利。
まあレベル50にしている職業があるならそれで【冥獣王ネルゲル】戦に行けば十分勝機はあるのだが…。
 
DQ10の踊り子が使う踊り・歌系特技はつるぎの舞を除いてすべてオリジナル技で、旅芸人が使う踊り・歌とは全く別物となっている。
剣舞のイメージからか、左右それぞれに異なる武器を装備できる二刀流の能力も持つ。
さらに【マーニャ】に影響されてかメラ系・ギラ系呪文も覚えるが、そこまで魔力は高くなく、最上位呪文(必殺呪文)を覚えないためスキル配分によっては攻撃呪文はほぼお飾りとなり、二刀流での状態異常も絡めた物理攻撃や、多種多様な補助特技を活用したサポート等が主となる。
短剣なら状態異常でのサポートや毒、休みなど入った相手への単体火力の高さ、扇なら安定した火力と範囲攻撃が魅力。
【聖王のナイフ】を装備できるようになればそれを両手に装備した4回攻撃の通常攻撃がガンガン会心を出せるので基本的にそれで。スキルパネルなどは会心率を優先しよう。

一応スティック二刀流なら魔力は補え、覚醒のアリアやステップ系特技で全体補助もできるので武器を揃えればそれなりに呪文攻撃も可能。【魔法使い】【賢者】と異なり上位呪文の習得が早めなので中盤に呪文アタッカーにするならむしろこちら。
ただし主人公以外の呪文メインのアタッカーが【フウラ】(とバギムーチョのみの【ラグアス】)しかおらず、ロイヤルステップを覚えないためフウラの【マヒャデドス】【ドルマドン】などを補助できないと少々噛み合わない面もある。

DQ10オンライン

Ver.3.0からギラ系呪文とともに追加された職業。「うた」と「おどり」の二つの職業スキルを持っていることが特徴。盾はおしゃれ装備や一部の盾を装備可能。
クエスト【踊り子の条件】は無条件で受注・クリアできるが、転職全般の解禁クエストはレベル20が条件なので、「踊り子への転職」が解禁されても「転職」自体ができないという奇妙な事態になることも。
詳しくはDQ10大辞典:【踊り子】を参照。

キャラバンハート

モンスターのサポート役に徹するというキャラバンハートの性質上、その能力は極めて簡略化されている。
最初に仲間になる踊り子の【リップル】が言うように「踊ることしかできない」。
通常攻撃も魔法もなしである。
それでもただの踊りであるはずもなく、ランクによってふしぎなおどり、さそうおどりなどの効果をランダムに発揮。
スーパースターのいないキャラバンハートでは、ハッスルダンスも踊り子の担当である。
 
究極連携は「しゅくふくのおどり」。仲間全員に【ザオリク】の効果がある。
ただし、医術士の究極連携は死亡に加えて状態異常も治せるため、究極連携だけ見るならあちらの劣化だったりする。
 
また移動時のコマンドで「たびのおどり」を踊り、敵モンスターのエンカウント率を上げることができる。
モンスターの心を手に入れるため積極的に戦いたい人にはありがたい特技だろう。
踊り子をキャラバンに加えた時点でベースキャンプに【酒場】が開設されるが
残念ながらこれにはゲーム的な機能は何もなく、純粋に気分の問題である。
ストーリー本編中で仲間にできるのはデルコンダルのリップルとベラヌールの【メルティ】
特にリップルは、彼女を仲間に加えることがストーリー進行のフラグになっている。

ランクランク名戦闘特技特殊効果
1踊り子おどる(ふしぎなおどり)-
2ベテラン踊り子じょうねつダンス(ふしぎなおどり・さそうおどり)-
3マスター踊り子きゅうきょくのまい(ふしぎなおどり・さそうおどり・ハッスルダンス)たびのおどり(敵エンカウント率がしばらく上がる)

いたストSP

スフィアバトルの職業として登場している。
資金調達能力に長けた職業であり、自分の所持店舗数や所持株数に応じてお金をもらえたりするスフィアを入手しやすい。
また、ルーラやキメラのつばさといったワープするスフィアも手に入ることがある。
しかし、他者を攻撃するスフィアはあまり入手できない。
この職に最初から就いているキャラクターはDQ側にはいない。
FF側ではティファ、ユウナ(FF10-2)、アーシェの3人。

シアトリズム

やはりマーニャの初期職業として登場。転職には【踊り子のさとり】が必要。
扇と短剣を武器とし、多彩な特技や攻撃呪文を使う。

星ドラ

基本職のうちのひとつ。
固有スキルはみかわしステップとメラ。メラはレベル30でメラミへと変化する。
また、【海賊】とスーパースターの転職条件にもなっている。
みかわしステップが回避率を50%上げるという非常に強力な性能を秘めており、物理攻撃にめっぽう強い。
その強さは、魔王級ムドーや黒鉄の巨竜などの高難易度クエストを踊り子4人でクリアできるほど。
状態異常やブレス、いてつくはどうには弱いため、立ち回りが他職とは異なるものの、特に無課金者やソロならば一考の余地がある構成だった。

ウォーク

2020年9月に実装された基本職。対応するこころの色は青と緑。自力で覚える踊りはシャドーステップといやしのおどりのみだが、武器に寄らず全体回復ができるという点は強み。