モンスター/ペットシステム

Last-modified: 2024-03-30 (土) 17:18:08

人やモンスターをペット(仲間)として連れ歩き、一緒に戦わせたりアイテムを持たせたりすることができる。

ペットの入手

・イベントでペットと再会(犬、猫、クマ(ブラウンベア)、少女)
ヴェルニースの街に最初に入った時に起こるイベント。
レベルはプレイヤーのレベルに依存する(プレイヤーのレベル*2/3 + 1、小数点以下切り捨て)。
なお「仲間」を願うことでも同じイベントが起きる。
合成素材として見ると、猫は見切りを持ち、クマは会心や指と手といった重要なパーツを得られる。

 

・ダルフィの奴隷商人から購入する(一部の人型ペットのみ)
プレイヤーのレベルに応じて紹介される奴隷の種類が増える。
購入可能な奴隷のレベルの上限はプレイヤーのレベル*1/2 + 5(小数点以下切り捨て)。
最もレベルの高いマスターシーフ(Lv35)を購入するにはプレイヤーのレベルが60必要になる。

 

・ヨウィンの馬屋から購入する(馬のみ)
プレイヤーのレベルに応じて紹介される馬の種類が増える。
購入可能な馬のレベルの上限はプレイヤーのレベル*1/2 + 5(小数点以下切り捨て)。
最もレベルの高いサラブレッド(Lv20)を購入するにはプレイヤーのレベルが30必要になる。

 

・モンスターボールで捕獲する
瀕死の敵にモンスターボールを投げる〔T〕ことで、ボールのレベル以下の敵を捕獲できる。
捕獲後のボールを使う〔t〕とペットが手に入り、ボールは消滅する。
ただし、街の住人*1、街の吟遊詩人、商人の護衛、妹の館のNPC、ユニークNPC(神の化身など)はモンスターボールに入らない。
また、モンスターボールを開けた時、品質、名前、経験レベル、主能力、スキルレベル、所持品(装備品)が再生成される
盗賊団などの通常より高Lvで生成された敵を捕まえても、開けて出てくるのは通常の個体になってしまうことに注意。
支配(一つ下を参照)とは異なりモンスターボールでは『』《》付きのキャラクター(変異種)を捕まえられるが、上記の再生成があるので通常種を捕まえたのと同じ結果になる。

 

・支配の魔法、杖で服従させる
成功すればその場でペットになる。ただしモンスターボールに入らないキャラは支配も不可。また、『』《》付きのキャラクター(変異種)も支配できない。
成功率は対象のレベルが高いほど低く、魔法のレベルと詠唱スキルが高いほど高くなる。
杖の成功率は魔道具スキルのレベルに依存。杖が祝福されていると成功率が高まる。
「★モンスターハート」を所持していると成功率が高くなるようだが、具体的な数値は不明(効果は大きくはないようだ)。

 

・「援軍の巻物」、「~の日記」を読む
「援軍の巻物」を読む〔r〕とペットがランダムで一体出現する。
出てくるのは屋外やネフィアで遭遇する種類のNPCから、プレイヤーのレベルに応じた強さのものが選ばれる。
稀に『』付きのLvが高い変異種を仲間にできる可能性もある。祝福されていると出易くなる(らしいが良く分かっていない)。
オークの隊長『ゴダ』、『マッドサイエンティスト』、堕天使『イスカ』はこの方法でのみ仲間に出来る。

「★妹の日記」で妹が「★お嬢様の日記」でお嬢様が「★妹の秘密の日記」で妹猫が仲間になる。

 

・牧場で繁殖させる
権利書が割と高い値段(定価80,000gold)である上に、時間も掛かる。基本的に同種の量産。
ブリーダーとレベルや種族の近い別のモンスターが紛れている事が稀にある(鶏牧場にイェルス機械兵が居たり)。

 

・冒険者をスカウトして引き入れる
その冒険者を4回以上雇った事があり、友好度が魂の友以上で、かつレベルが離れすぎていなければ誘いに応じて仲間になってくれる。
仲間になってくれるレベルの上限は「プレイヤーの経験レベルの1.5倍+10」(小数点以下切捨て)
冒険者が仲間になるとその時点で新しい冒険者が追加されるため、総人数が減ることはない。
新しい冒険者のレベルはプレイヤーの経験レベル+αを上限としてランダムで決定される。

 

・信仰を深め神の下僕を賜る
信仰スキルを高めて十分な捧げ物をしてから祈ると、神からペットを授かることがある。
また信仰する神を変えれば、2匹まで神の下僕をペットにできる。同種を2匹ペットにすることも可能。

 
 

気をつけなければならない点として、ペットはプレイヤーの経験レベル相応のものしか仲間にできない
低レベルのうちは援軍の巻物を何度読んでも似たり寄ったりのものしか現れないし、強いペットを購入することもできない。
支配も同様に、スキル値が要件を満たしていないと服従させることはできない。
高レベルのボールを持っていればモンスターボールは有効だが、捕まえられるのは自分で倒せる程度の相手まで。
例外として、高レベルのペット入りモンスターボールを相続すればいきなり強いペットを仲間にできるが、
ブレスや魔法に巻き込まれれば弱いプレイヤーはひとたまりもない。

ペットの所有枠について(上限と下限)

(プレイヤーの魅力/5)+1匹 まで所有できる(下限2匹上限15匹)

 

連れ歩いていなかったり死亡状態のペットもペット枠にカウントされる。
店番、牧場のブリーダー、乗馬中の馬、依頼の護衛対象、雇った冒険者、サブクエストで連れ歩く子犬の『ポピー』や『リトルシスター』は全てペット枠を使う。
ペット枠が満杯だと新たなペット獲得と護衛依頼が受けられなくなる。

ペットの蘇生

バーテンダーに話しかけ「仲間を呼び戻す」を選ぶ。
料金はペットのLvの二乗*15
戦場で復活させたいときなどは、復活の魔法や、アイテムの復活の書でも蘇生できる。

ペットに干渉する〔i〕

話しかける

・話がしたい
特に意味は無い。

 

・街で待機しろ
ペットがその場から消える。
街中をウロウロしているわけではなく、バーテンダーに呼び戻してもらわないといけない(料金100gp)。
呼び戻されたペットは、拒食症、病気、弱体化、強化など、状態異常と満腹度がリフレッシュされる。
またHPは最大値の1/3ほどまで減った状態になる(MPも?)。

 

・婚約を申し込む
友好度が「魂の友」以上なら、ペットに話しかけ「婚約を申し込む」を選択することで結婚できる。
システム/結婚と遺伝子

友好度はペットが敵を倒すことや、結婚指輪(エンゲージリング)、結婚首輪、おみやげを渡すことで上昇する。
また媚薬を投げ付けたり、混入させた食べ物を与えることでも上昇する。(媚薬入り食べ物のほうが上昇量が大きいが、カルマ-10のペナルティがある)
逆にペットが倒れると友好度が大幅に低下する
食事を妨げたり、火柱や酸の海に突っ込んでペットが嫌な顔をしても友好度は下がらない。

 

・黙らせる(喋らせる)
妹や銀眼の斬殺者などの待機メッセージが表示されなくなる。
馬系ペットの足音(「*パカパカ*」など)も表示されなくなる。
喋らせると再び表示されるようになる。

 

・縁を切る
ペットが所持品ごと消滅する。
ペットと別れるには、遺伝子の取り出しに使う、奴隷商人に売り飛ばすといった方法もある。

 

・さようなら
会話ウインドウが閉じる(キャンセルと同じ)。

その他

・攻撃する
近接武器で攻撃する。
ペットは嫌な顔をするが友好度は変化しない。
(プレイヤーとペットの装備スキルや回避スキルなどに経験値が入る。)

 

・所持品
アイテムの受け渡しができる。詳しくは後述。

 

・遺伝子を残す
引き継ぎデータを残す。
プレイヤーが睡眠可能な状態で、かつ結婚済みのペットに対してのみ現れる。
コトが終わった後は眠ってしまうので注意。

 

・着替えさせる
外見を変更できる。
ポートレイトの他、「カスタムキャラ」の項を1に変更すると、プレイヤーと同一の条件でキャラメイクができる。

 

・言葉を教える
入力した言葉が待機メッセージになる。

 

・口調を変える

 

・名前をつける
名前が変わる。

アイテムの受け渡し

ペットに干渉する〔i〕と出るメニューから、ペットにアイテムを渡すことができる。渡す〔G〕でもよい。
対象を選ぶ際にテンキーの5を押すと、乗馬中のペットを選択できる。
Tabキーでペットのアイテム欄に切り替わり、受け取れる。
ペットの持てるアイテム数は20種類まで(装備含)。重量制限もある。
ペットは家具を受け取らない。ペットから鉱石類は受け取れない。また結婚指輪・首輪は受け取ろうとすると怒って飲み込んでしまう(友好度減少し、装備は消滅する)。

 

・装備品を渡す
武器や防具を充実させたり、逆に剥ぎ取ることができる。
基本的に人間種族は全ての装備部位を持っているが、他は種族によって装備が可能な部位が異なる。
手が何本もあるようなモンスターも存在し、全ての手に装備を持たせることもできる。
装備可能な部位はペットのアイテム欄の下に表示されているのでチェックしてみてほしい。
しかし、ペットは望んだ順番に装備してくれなかったり、装備してくれないこともある。

ペットが武器を装備する順番
ペットが装備する順番は、以下のルールで決定される。ここでは二本腕のペットについて記載するが、多腕であっても基本は同じである。
 1.まず所持している武器の中から強い順に2つ(腕の数)を選ぶ
 2.装備する順番は自動ソート順となる(所持品欄や店頭での並び順)
このため、忍者刀+短剣の組み合わせでは必ず短剣が利き手に装備されてしまう。
また同じ種類の武器の場合は品質の高い順(神器>奇跡>高品質・・・)になる。品質も同じなら価格の安い順となる。
ペットに二刀流させる場合の注意点
上記のルールがあるため、アダマン忍者刀+ルビナス短剣のように、短剣スキルのみの二刀流をすることは不可能(短剣二本なら可能だが)
そのため、利き手には大剣や長剣、刀を装備した方が良いが、利き手4.0s未満制限のため、アダマン製は難しい。
しかしペットはエーテル病にかからないため、軽くて強力なエーテル製の武器は有力な候補となる。
エーテル大剣+ルビナス短剣など、色々試してみよう。
 

・ポーション、巻物を渡す
ポーションや巻物を渡すと自分で使ってくれる。ただしペットには効果のない物もある。
媚薬は渡しても捨てられた上に友好度が下がる。友好度を上げるためには投げてぶつけなければならない。
一度に複数のアイテムを渡すと最後の一つしか使用しない。

 

・食料を渡す
空腹ならその場で食べ始める。
拾い食いとは違い、呪われていても食べてしまうので注意。
食べている最中にペットと位置を入れ替われば食べるのを止めさせられる。
ペットの食事のよる能力値上昇効果はプレイヤーよりも大きく、腐ったものでもそれなりに育つ(呪いは吐く)。
「最初から腐っている」アンデッド肉は主能力低下が起こるので食べさせてはいけない。
特殊肉などの付随効果も有効なので、食べ物を積極的にペットに与えてやることが強化の早道になる。
速度の高いペットは訓練及び食事のペースが早いため、育てやすい。
なお、長期間食事を与えなくてもペットが餓死することは無い(拒食症の時に嘔吐した場合を除く)。

 

・鉱石を渡す
ペットは交渉スキルなどを無視して原価で売りさばいてくれるので、直接金を渡すよりも
鉱石を雑貨屋で買ってでも渡した方が効率は良くなる(効率はプレイヤーの交渉スキル次第で2倍まで上がる)。
鉱石をドロップする特定のキャラを狩ったり、採掘をして出てきた鉱石を渡したりも有効。
また、開発版の関所に実質3人の雑貨屋が揃うことを覚えておくと良いかもしれない。
鉱石の値段は大地450、太陽450、魔力470、ミカ720、ルビナス1400、金塊2000、エメラルド2450、ダイヤ4200

 

・現金を渡す
ペットに直接渡すことは出来ないため、地面に落ちているものを拾わせること。
貯金箱を投げれば現金を落とすこともできる。(ただし自宅内で投げても拾ってくれないので注意)
ノイエルに生成される貯金箱は盗まなくても投げられるので、うまく活用したい。
ちなみにペットから回収する場合は、演奏を聞かせればおひねりとして投げてくれる。

ペットの持てる重量

ペットが持てるアイテムの総重量は以下の計算式で求められる。
25+(筋力+耐久)/2+重量挙げ*2.5s
ペットには重荷による速度低下や潰れなどの悪影響は一切無い。
重量物を渡す際は、装備やポーションなどで一時的に能力値を上げてやるのも有効。
渡した後で効果が切れて能力が下がっても特にペナルティは無い。

 

黄金の騎士は通常のペットの5倍の重量まで持てる。上の式に5をかければ良い。
例:祭壇(500s)を黄金の騎士に持たせるには、筋力と耐久の合計が150必要。
合成で重量挙げを覚えさせておけば、重量挙げスキル*5の分だけ必要な筋力と耐久の合計から引ける。
ただし、ペットの重量挙げのスキルレベルは上げられないので、装備品のエンチャントでブーストする必要がある。

 

ほとんどのペットは初期スキルに重量挙げを所持していないため、
重量挙げスキルを習得させるためには、能力獲得の巻物を使うか遺伝子合成で他のモンスターから付け加える必要がある。
あくまでも総重量であるため、最初に重量物を持たせると装備品を持ちきれなくて渡せない事も起きる。

ペットの強化

初めは脆弱なペットでも、地道に強化を続ければ成長する。
新しく強いペットが手に入ったとき鞍替えするか、それとも愛着のあるペットを育て続けるか。
その判断はプレイヤー次第である。

 

・泉
空腹のペットが噴水や井戸などのオブジェクトに重なるとプレイヤー同様に水を飲む。
基本的にプレイヤーと同様の効果が発生し、能力が上昇することもある(逆に下降することもあるが)。
但し、突然変異の代わりに転落死するという効果が加えられているので注意が必要。
転落死は浮遊していれば回避できるので、寄生防止共々付加させておくと良い。
願いは自分で入力できるので、対策すれば飲ませる価値はある。
ペットが多いと泉関連の事故が起こりやすいので、通常は全て枯らせておいたほうが良いかもしれない。
聖なる井戸は飲まない。

 

・祝福された肉体復活のポーション、祝福された精神復活のポーション
プレイヤーと同様に祝福された○○復活のポーションで主能力を底上げできる。
肉体復活の方はHP最大値が増えるのでペットが死ににくくなる。
能力値が上がってくるとブーストできる上限値があがり、
また、敵からの能力値低下攻撃で上げた能力が元に戻ってしまうので、
ポーションのストックに余裕が出来てきたら、時おりポーションを渡してやると良い。乗馬用のペットは速度が一段違ってくるので渡すのを忘れないように!
この時祝福された肉体復活を飲ませた乗馬用のペットには、維持系装備も優先して与えてやるとポーションの節約になる。
ただし、ペットの場合町に待機させるだけでもこの強化切れるため注意。

 

・訓練所
ペットはプレイヤーの所有する物件以外の場所に落ちている金貨や鉱石を拾う。
拾った鉱石やプレイヤーから渡された鉱石を売却し、一定の金額に到達すると訓練所ヘ通う。
一回の訓練にかかる費用はそのペットのLV*500gp。低レベルの内にある程度訓練させておくと効率が良い。
訓練させるとペットの主能力や持っているスキルの潜在能力が向上し主能力やスキルレベルが上がりやすくなる。ただし何を訓練するかはまったくのランダムなので、無駄なスキルが多いと効率が悪い。
ペットを強化したければ鉱石や金貨を目の前に置いて拾わせるとよい。
無論手渡しでも大丈夫。金貨は手渡しできないので大金を渡す場合は報酬の金貨を拾わせると良い。
貯金箱にお金を入れて自分の所有する物件以外の場所でペットめがけて投げつけると、即座にお金を拾ってくれる。(命中すれば)
ちなみにスキル成長度の上限は400%。それ以上はお金の無駄なので注意。こまめに調査して確認すること(0.970以降)
大金を持たせて一気に訓練させたい場合、自分の速度を落として足踏みすると効率がいい。

 

・遺伝子合成(要スキル)
ペット同士を合成して新たな装備箇所やスキルを付加することができる。
元々装備箇所が乏しいペットでも、合成を繰り返せば人並みに装備することができるようになる。
※ただし、装備部位を増やすと、速度減少のペナルティがある。人型のデフォルト数の11箇所(遠隔、矢弾除く)がペナルティを受けない最大数。
それ以降は1箇所超過に付き速度5%のペナルティ。
ただしこの速度ペナルティは、乗馬時のプレイヤーの速度には影響しない

 

・能力獲得の巻物を渡す
プレイヤーと同様に所持していないスキルがあるとその中から1つ取得する。
巻物が余っている場合や、合成はイメージ的に受け付けない場合に。
初期スキルで銃器を持っていないペットに銃器を覚えさせる唯一の方法でもある。
ただし貴重品。

ペットの情報を見る

v0.970beta1から、情報屋で仲間の詳細な情報(キャラクターシート)を見ることが可能になった。
一回当たり10000gp必要。
ステータスのほかスキル状況まで分かるので、一度は確認して装備などの見直しを考えよう。

ペットの画像を差し替える

差し替えたい48*48pxBMP画像を「chara_(キャラ番号).bmp」のファイル名でuser/graphicフォルダの中に入れると、対応するキャラがそのグラフィックに変化する。
キャラ番号はElona差し替えまとめサイト2様の番号早見表1600×1200を参照のこと。
なお、この方法だと同一種類のキャラクター全てが同じ外見に変わってしまうので注意すること。
ペットだけを個別に差し替えたい場合は、プレイヤー用のグラフィックファイルを差し替えて着替えさせるという手順が必要になる。
プレイヤー用のグラフィックは横が3/4に、縦が5/6されてしまうので元絵を描く際には注意が要る(後から4/3倍、6/5倍すれば問題ないが、最終的に1コマが32*48に収まっていなければならない。)

pcc_bodyのドット表示ルールについて ※下記内容の項目移動、wikiにそぐわない場合の削除はお任せ致します。

どこに書けばよいか判断が付きませんでしたので、ひとまず画像差し替えによく使うであろうペット関連の画像差し替えに一旦載せる事にしました。
グローバルマップと一般的な街・ダンジョン内でのpcc_body(上記プレイヤー用グラフィックファイルに該当する)に関しての
ゲーム内ドット表示ルールについて、独自に調べたことを下記に記載させて頂きます。

 

ドットのピクセルサイズについて
pcc_bodyはファイルを見てもらえば分かるように、128×192のサイズを縦、横にそれぞれ4分割した32×48が1枚絵の基本範囲となっている。

 

透過色について
黒色(R,G,B全て0)はゲーム内で自動的に透過処理され、更にpcc_bodyの128×192ドット範囲の一番左上1ドット分が、透過色としてゲーム内で追加採用される。
ドット絵に黒色を使いたい場合は、R,G,Bのどれかを1にするだけでも透過処理されなくなるので、そういった手法で逃げると良い。
基本的に、最初に背景を上記透過色の黒色にしてキャラドットを作成し始めると、キャラの縁を「非透過色の黒」にする時等に色が見難くなることが多いので、まずは追加透過処理させる明るい色等を決めて最後に左上に1ドット分入れてやるといいだろう。

 

グローバルマップと街・ダンジョン等での表示の違いについて
1枚絵(32×48ドット)の中で、表示される部分が上記の圧縮率から実は決まっているのだが、言葉にすると少々面倒なので下記の添付1枚絵を参照して確認して頂きたい。

 水色部分が表示されない部分となる。

 緑色部分が表示されない部分となる。

 灰色部分が表示されない部分となる。

上記3種の画像から分かるように、それぞれのパターンで表示される部分(白抜き部)が違ってきてしまう。
なら打つ部分をどうすればよいのか?全ての組み合わせを用いて作った物がこちらの画像。

これは緑色部分が全く表示されない部分、橙色がグローバルマップ・水に入った時に表示される部分となっており
基本として、白抜き部に街・ダンジョン等で綺麗に表示されるように入れ込み、この橙色部分に後ほど周囲・隣と同じ色を補完として打ってやるといいだろう。
ちなみに左上の赤点部分が追加透過処理される色の場所になるので、動きを数パターン打つ際はひとまず除外した方が良い。(作製するキャラに使用する色が全部決まってからそれ以外の色を選ぶと間違いが無い)

 

表示されない部分についての補足
該当部分は全て詰めて表示されるので、そこを考慮してドットを打てば綺麗なドット絵を表示させることも可能。
参考として、綺麗に表示させる為に表示されない部分を除外したドット絵のサイズは24×40となるので、このサイズでまず打つと良い。
なお、左上の1ドット分は追加透過色として空けておくのが良いだろう。

 

最後に、サンプルとして妹用に作ったpcc_bodyファイルと雛形を添付させて頂く。

ペットの妹へ使用する際には、graphicフォルダへファイルをリネームして入れれば良い。
なお、ファイル名はpcc_body_xxx.bmp(xxx部分は既にある番号か、最後の番号から連番で+1)にすること。
その後、ゲーム中ペットを着替えさせ体を該当番号へ変更することで適用できる。
 *妹の肌の色=追加透過色及び背景色の為、最後に背景を妹と違う色で塗りつぶして下さい。
また、上記妹pccファイルを作成するにあたって素材をお借りした下記FSM様へ謝辞を・・・
Elonaにおける妹の元ドット配布先→ First Seed Material様 http://www.tekepon.net/fsm/

ペットのHPを見る(聴診器)

聴診器をペットに使う〔t〕ことで、ペットの足元にHPゲージが表示されるようになる。
一回使用すれば聴診器を持っていなくてもHPゲージは表示され続ける。もう一度聴診器を当てれば解除できる。
ちなみに、相手が女性だと「キャー」と恥ずかしがる。
また、乗馬のスキルを所持していればペットに乗馬することによりHPゲージを見ることができる。

ペットを引き寄せる(紐)

紐をペットに使う〔t〕と緊縛できる。頑丈なロープとは別物なので注意すること。
緊縛されたペットは、プレイヤーの視界から消えると即座にプレイヤーの周囲へ強制テレポートするようになる。
ペットが「テレポートを妨害する」のエンチャントを装備していても引き寄せ可能。(ただしピラミッドではワープ不可)
これで縛られたペットは老若男女種族を問わずあえぎ声を上げる。
性質は聴診器と同じで、一度使えば再度使うまで緊縛は継続し、一本で複数のペットを縛ることもできる。
ペット以外のNPCにも使えるが、勝手に解かれたり紐が消失したり激怒されたりカルマが下がったりするのであまり意味はない。

ペット(NPC)の行動パターン

ペット(NPC)はその種類ごとにAIを持っており、種類ごとに違った戦い方をする。
彼らの行動は以下のような順序で決定される。

1.移動の判定
まず行われるのは移動の判定である。
NPCは敵と好みの間合いを保つように移動する。
この間合いと移動の確率はそれぞれ違っており、概ね戦士系は移動確率が高く、隣接するように動く。
射手や術師は戦士系と比べ移動の確率が低く、敵と離れるように動く傾向が強い。

2.攻撃行動や魔法詠唱の判定
移動が行われなかった場合、攻撃行動や魔法の詠唱判定が行われる。

3.攻撃行動や魔法詠唱の可否判定
選択された攻撃行動や魔法の詠唱が実行可能であれば実行される。

4.臨時行動
選択された攻撃行動や魔法の詠唱が実行できない条件下であった場合、以下の優先順位で臨時行動。

.近接攻撃が可能なら近接攻撃。
.遠隔攻撃が可能なら遠隔攻撃。
・普段の半分の確率で移動。移動方向は敵対キャラに接近する方向となる。
.どの行動も選択されなかった場合、何もせずターン終了。

ペットの戦い方

ペットの戦い方は三通りに大別される。
・近接型
対象に接近して戦う。最も多いタイプ。
隣接するまでの行動で2種類に分けることができ、射撃を交える者と移動のみを行う者が存在する。

・射撃型
銃や弓などの遠隔武器を得意とし、敵との距離を取りたがるタイプ。
近づかれた際には近接攻撃を兼ねる者と、離れることに専念する者の2種類が存在する。

・魔法型
魔法を主な攻撃手段とするタイプ。
基本的に敵から離れたがるが、接近を試みる者も少なくない。
後者はショートテレポートの使用者が多い。

ペットの詠唱成功率は装備の種類、魔法Lvに依らず一定である。(約95%で固定とされているが実際は不明)
魔法を使うペットの魔法Lvは詠唱スキルのLvに比例するため、詠唱スキルが高いほど強力になる

 

NPC全てに言えることでペットに限らないのだが、ペットは種族、職業、所持品などで行動を変えることはない。
(流石に遠隔系ペットが遠隔武器・矢弾無しで遠隔攻撃したりはしないが)
魔法杖を持たせても使ってくれないし、魔法書を渡しても新しい魔法を使ってくれるわけではない。

例外的に、相手がハリねずみのように、殴ると反撃を受けてしまう場合は近接攻撃の代わりに射撃を行うことがある。

 

ペットはプレイヤーがターゲットした敵を一緒に攻撃するが、その敵がテレポートで移動した場合、視界外でも追いかけて行く。
リッチ系やシュブ・ニグラスなどの頻繁にテレポで逃げる敵を迅速に倒したい場合はペットの移動する方向に向かおう。

 

なお、ペットの中にはモンスター召喚系の魔法を使う者もいるが、プレイヤーが使用した場合と同様に敵対・中立フラグで召喚されるので注意。
(シュブ=ニグラスのモンスター召喚、ゴブリンシャーマンの野生召喚などはペットにすると使わなくなる。X'masVer)

各ペットの使用感

本当にたくさんの種類のモンスターがいるので、どれをペットにするかは冒険者の大きな悩みどころ。
好みで選ぶのが一番だが、実用性や特異性の高い種をいくつか紹介するので、悩むようなら参考してみるのも良いだろう。
見た目と強さを両立させたい人は鏡で外見の変更が可能。

前衛型

近接武器や格闘を用いて敵に隣接して攻撃するタイプ。最も多く見受けられるタイプとも言えるだろう。
敵に接近素早く攻撃していくための速度はもちろんのこと、敵の反撃を受けやすいため、
HPに関連するステータス(生命力、筋力、耐久、意思)の多少にも注目しておきたい。

 

また、近接攻撃に必須といえるスキルである「戦術」や「両手持ち」「二刀流」を未所持のモンスターも多々いるため、
どのような装備をさせるかに応じてそれらの有無にもしっかりと注意を払っておこう。
中には遠距離武器を持たせれば近距離のみならず遠距離攻撃も行ってくれるモンスターもいる。
投擲武器を持たせるなら「戦術」があれば必要ないが、弓などを持たせるなら「射撃」の有無も要チェック。
銃器を持たせる場合は「射撃」に加えて「銃器」スキルの有無にも注意。
合成で引き継げないため、銃器スキルを持っていないモンスターに銃器を持たせるには巻物を使わねばならない。

 

・少女

ヴェルニースのイベントで仲間にできるペットのひとり。
職業が戦士であり、職業由来の戦術スキルと、種族特徴由来で平均以上の速度を持つ。
また人型であり、装備部位が豊富なため、喫緊の遺伝子合成を必要としない。
「それなりの速度」「戦術スキル」「人型部位」を持つため、扱いやすく、ペット加入イベントでは重宝がられる。

序盤から大槌や大斧のような武器を扱えるのは大きなメリットといえる。
中盤以降はさすがに厳しくなってくるので入れ替え時。こだわるなら育成を。
また、願いによって仲間イベントを再び起こすこともできる。詳しくは願いのページを参照。

 

・妹
★妹の日記を読むことで仲間になる。
前述の少女が戦士であるのに対し、こちらは遺跡荒らし。

従って二刀流のスキルを所持しており、手数で勝負を挑むのが得意。
とはいえ初期レベルは低いし、加入も遅くなりがちなので即戦力にはなりにくい。

活躍させたい場合は地道に育てる必要があるだろう。
AIは真面目な気質なので能力値が上がりさえすれば信頼できる活躍を見せる。

 

・お嬢様
★お嬢様の日記を読むことで仲間になる。
日記で呼び出せるキャラとしては最もクセがあり、多芸な反面扱いづらい。

 

最大の特徴は稀にポーション投擲を行うこと。混乱・鈍足・沈黙・変異治療・脆弱・火炎瓶のいずれかを投げる。
問題なのが火炎瓶で、交戦中は常に火災のリスクが伴うことになる。投げる確率が他より高いのも困りもの。
荷物をいっぱいに持たせておくと使わなくなるという性質があるので、状況に応じて利用するとよい。

 

「治癒の雨」によって範囲回復も行えるが、詠唱スキルのレベルを上げるのが難しい。
強敵相手だと回復量が追いつかず、マナを使い果たし反動で弾け飛ぶ場合もある。
これに関しては防ぎようがないので、出来る限りのサポートはしてやりたい。

また、鈍足や脆弱の霧を詠唱し、優秀な補助役であるかのように見える。
しかし実際には、上記と同じく詠唱スキルのレベルを上げにくいせいであまり効果を期待できない。
使用頻度もさほど高くないのでオマケ程度に考えておこう。

 

戦術、両手持ち、二刀流のいずれも持っておらず、育成にあたって早期に習得させたいところ。
育てにくいうえに即戦力にもならないが、根気よく育てればオールラウンダーとしての能力が開花するかも。

 

実は初期から魔力の限界スキルを持っているため、牧場で繁殖させた場合はちょっと特殊な育て方ができる。
後述する防衛者もそうだが、意思が高くなれば回復魔法の効果も劇的に強化されるため、かなりしぶとくなる。

 

・妹猫
★妹の秘密の日記を読むことで仲間になる。
人型のキャラクターとしては最高クラスの速度を持っている反面、生命力の低さがネックとなる。

 

戦術、両手持ち、二刀流のスキルが揃っており、近接戦で活躍が見込める。
ただ、前述の通り打たれ弱いので、ルビナス製の装備を多めに与えるなどの工夫を施してやろう。
それさえ何とかなれば、圧倒的な手数で敵を倒してしてくれるはず。

少女と同じく遠隔攻撃は基本的に行わない。耐性やエンチャントを重視して選ぶのが良いだろう。

 

また、交渉スキルや魅力が高めなので、戦闘要員にせず店番として使う手もある。

 

・銀眼の斬殺者
詳しくは用語集元ネタを参照のこと。元ネタ由来のセリフを発することもある。

 

ローランの中では最高の初期レベルを持ち、戦術のような必需スキルも揃っている。
レベルのわりに速度がかなり高く、これに加えて軽装備や見切りを活かすスタイル。
ただし、得意とする両手持ちと軽装備の両立は難しい。どちらかは諦めてもいいだろう。

 

罵倒を使うことができ、有効な相手に対してはかなり優位に立てる。
音属性に耐性を持つ敵は非常に稀なため、サポート役としても活躍できるはず。

近接型としてはやや耐久と筋力が低めだが、速度やスキルを活かすスタイルなのであまり気にならない。

 

・阿修羅、ミトラ、ヴァルナ
桁違いのスキルレベルを持った二刀流のエキスパート。
筋力と器用に優れるため、安定して高い与ダメージが保障されている。

 

なんといっても特徴的なのは手の部位が4つあることで、すなわち四刀流まで可能なのである。
高レベルの二刀流スキルによって、あらゆる種類の武器を多少重かろうと難なく使いこなしてしまう。
大槌や大斧を何本も振り回せるのは彼らくらいのものだろう。

 

その一方で防御面はお粗末極まりなく、初期状態では胴体部位すらないので鎧も装備できない。
盾をひとつでも装備させておくと盾スキルによってPVが伸びるため、三刀流までに抑えることも考えられる。
相応レベルの見切りを持っており、PVさえどうにかなれば攻守ともに強力なキャラクターが完成する。

 

良質な武器が余っていたり、遺伝子合成のレベルが高いのであればオススメ。
使役するにあたっての敷居は少々高いが、充分な見返りが用意されている。

 

・ブレイド、鉄の処女、ハリネズミ
これらのモンスターはいずれも、交戦相手を出血させる能力を持っている。
ブレイド系は格闘攻撃を当てたとき、ハリネズミは近接攻撃を受けたとき、鉄の処女はその両方で相手を出血させる。

出血した対象は行動のたびにダメージを負う。この効果は重複するにつれて、より多くのHPを奪う。
ボス戦のような長期戦での効力は侮れない。相手が近接AIであればなおさらである。
また、二刀流使いのような手数で勝負を挑んでくる相手にも対抗策として機能する。

出血を完全に防ぐ術はなく、総じてダメージディーラーとしての信頼性が高い。
変異種やユニークなどは耐性を持っているが、全く効かないわけではないので狙う価値はある。

一切の遠隔攻撃を行わず、戦闘時には敵と隣接していることが多い。
当然、敵の攻撃を受ける機会も多くなることから、装備の性能には気を配っておこう。
その際に注意しなくてはならないのが、近接攻撃による出血は武器を装備させていると発揮されないという点。
攻撃手段は格闘スキルを育て、両手には盾を装備させるのが性質にマッチした構成といえる。

なお、分裂する敵と戦わせると出血ダメージによって増やしてしまうので、交戦時には目を離さないようにしたい。

 

・イスの偉大なる種族
後衛型の多いイス系としては珍しく接近戦を得意としている。
例に漏れず高い生命力と主能力を持っており、優秀な即戦力となる。

最大の特徴はやはり狂気の眼差しであろう。
幻惑耐性のない相手は発狂し、まともに戦うことができなくなる。
この能力は接近せずとも使えるため、逃げる相手も苦なく倒せてしまう。

強力な前衛でありながら補助役にもなりうる珍しいタイプ。

格闘スキルを活かして素手で戦わせるのも良いが武器を持たせても○。
二刀流は未修得なので、彼の四本の手で武器を使わせたいなら覚えさせよう。
無論、盾を持たせてPV上昇を狙うのも良案であり、より安定性が増す。

前述の通り彼らは体の部位が特殊(手x4、指x4)。
可能であればだが、遺伝子合成で胴体などを追加したい。

圧倒的な筋力と耐久、高いレベルから来る速度のおかげで乗馬にも適している。

 

後衛型

・イェルス機械兵、イェルスエリート機械兵
種族がイェルスで職業は機工兵のため銃の扱いに長ける。
両者とも奴隷商人より購入でき、特に前者は最序盤から仲間にできる。

適当な機関銃か光線銃を装備させておけば充分に戦力となるだろう。
前者から後者に入れ替える際も、そのまま装備を使いまわせるので手間がかからない。

一応、投擲武器も得意だが、彼らは基本的に銃を持たせたほうが強い。

近接戦闘は不可能ではないものの得意と言えないので、前衛によるサポートはしっかりと。

 

・魔術士
魔法の矢と地獄の吐息を主力に、沈黙の霧や鈍足、ホーリーヴェイルによる補助も交える。
典型的な魔法型であり、物理攻撃は一切行わない。また、敵と距離を1マス空けたがる。

エレアの魔術師と違ってやたらに敵へ近づいたりせず、扱いやすいといえる。
それでいて長所はそのままに、やどかり等の硬い相手もサクサク倒してくれるありがたい存在。

低レベル故に捕獲は難しくないが、街の住人や冒険者は捕獲することができない。
悪天候時に入れる宿のシェルターの他、博物館のようなプレイヤー物件で狙うといいだろう。
クエスト報酬のモンスターボール(Lv.5)で捕まえられるので、持っているなら利用しよう。

最大の欠点は上述の通り低レベル故に速度があまり高くない事(速度値77)。
このため長く使うなら装備品での速度の底上げが必須となる。

冒険者の中にはこれに属するキャラも居るので可能ならば勧誘しても良い。
判別するには媚薬や呪い酒を投げつけ、出たアイテムの接頭語を見れば確実。

 

・パペット
元素の傷跡、脆弱の霧、鈍足で敵の弱化を行う。
大抵の敵にはいずれかが有効なので、パペットが居るだけで敵はひと回り弱くなるに等しい。

耐久は低く無い上に、筋力・速度も高めな優等生。
戦闘には遠隔武器を好んで用いるため、投擲によって持ち前の戦術スキルを活かすと良いだろう。

補助役として優秀でありながら、さりげなく攻撃面まで強いのでボス戦でも持て余しにくい。
エウダーナでも魔法耐性を持っていないのは非人間扱いだからか。

 

・傭兵魔術師
「魔法の矢」と遠隔攻撃を主力に戦う手堅い戦法の術師。
敵と隣接すると1マス距離をとりたがり、あまり接近戦は好まない。

魔法の矢のメリットがそのままキャラの強みとなっており、属性耐性の敵を苦としない。
他の術師が苦手としやすいアンデッド系に難なく対処できる信頼度の高い戦力といえる。

奴隷として売買されていることから、条件さえ満たせば簡単に手に入るのは大きな利点。
派手さには欠けるが、PTの火力を底上げしたい場合には最適なキャラクターであろう。

遠隔武器にはパンティーや手裏剣も良いが、良エンチャントの手榴弾があるなら対複数火力を補うためにも是非持たせておきたい。
ノーランドの種族スキルである魔力制御で巻き込みの被害も抑えてくれる。

 

・店主
遠隔攻撃をメインとする者は基本的に接近を好まないが、店主に関してはそれが非常に極端。
交戦対象と5マスもの距離をとろうとし、「ガード!ガード!」と叫びながら延々後退し続ける。
傍からすれば逃げているようにしか見えないが、実際は適正距離を保とうとしているだけである。

前述の性質上、戦力としては期待しにくいが、初期レベルが高かったり銃を扱えたりと光る部分は存在する。
一応、最適距離を保てればちゃんと攻撃してくれるし、射撃スキルもあるのでそれなりに頼りにはなるだろう。

しっかりと前衛が敵を食い止められるのなら、後衛アタッカーとして活躍してくれるかもしれない。

街に居る者は支配できないので、捕獲したいならシェルターや博物館で。

 

・きのこ系
胞子を飛ばして遠距離に攻撃するという特殊な能力を持つ。
胞子による攻撃は魔法でもスキルでもなく、「遠距離の敵にも届く近接攻撃」という扱いになっている。

合成によって手を追加して近接武器を持たせれば、遠方からその武器で攻撃できる型破りな後衛に変貌する。
初期能力値やスキルは悲惨そのものなので、戦力として期待するならしっかり育ててやりたいところ。
中でも戦術や二刀流、両手持ちといった必需スキルは遺伝子合成などを利用して早めに習得させよう。

混沌きのこは貴重な混沌格闘を持っており、盾を持たせても特異性を発揮できる。
ただのきのこは胞子が控えめなので、胞子きのこか混沌きのこを狙うのがオススメ。

いずれも稀に何もせずにターンを流すが、遠隔武器を持っていればそのターンは射撃を使ってくれる。

 

・ゴールドベル、シルバーベル
高いスピードで動き回り、遠隔攻撃を主力として敵を蜂の巣にする強力なペット。
被ダメージを種類問わず大幅に低減するという種族特性のおかげで耐久面も最高クラス。
浮遊しているので罠を踏むことがなく、高速ゆえ成長が早いのも嬉しいところ。

しかし、生命力が1と非常に低く、毒や出血などに注意しなくてはならない。
装備品のエンチャントは毒の無効化と生命力の上昇を最優先すべきだろう。
野生時の驚異的なPV・DV補正も消えているため、ある程度良質な防具が欲しい。

初期状態ではかなり非力なので、攻撃面に期待するならスキルや武器で補おう。
捕獲を狙う際はモンスターボールより支配の杖・魔法がオススメ。

お手軽かつ高性能ゆえ、あえて使用を避けるプレイヤーも多いようだ。

なお、遠隔型AIが災いして紐で繋いでおかないとアイテムを渡すのに苦労する。

 

・クイックリング、クイックリングの弓使い
上記のベル達を上回る速度を誇り、同じく遠隔攻撃を主力としている。
器用と感覚の値が高いことから、ベル達よりも即戦力に優秀である。

弓使いは射撃スキルを所持しており、罵倒も備えているので非常に攻撃的。
ただし、両者そろって生命力が低く、ダメージ低減能力も持たないので物理ダメージに弱い。
高速ゆえに隣接されることはあまりないが、無属性ブレスや罠などには気をつけておこう。

なお、大抵の魔法は持ち前の耐性によって無力化できるため、防具はPVを重視すると良いだろう。
また、その高すぎる速度から高頻度で拾い食いをして一瞬で平らげるため、
エンチャントには毒の無効化や生命力の向上、腐ったものを難なく消化といった弱点を補うものがオススメ。

上記ベルでも触れている通り、アイテムの手渡しで非常に難儀する。
紐で繋いだり、マップへの出入り時の初期配置、時止め弾を使って接近するなど工夫すると良い。

 

・混沌の塊
能力値に見るべき点は無いが、強力な範囲魔法である「混沌の渦」を詠唱する。
一度に複数の敵を無力化できるうえ、魔力制御の存在から味方の巻き込みも少ない。

このペットが居ればモンスターハウスや大挙して押し寄せる敵も対処が容易になる。
ゲームが進むにつれ敵も強くなるため、終盤のネフィアやすくつなどでは非常に頼れる存在。

ボール系魔法は威力の伸びが良く、育て上げれば最強の魔法アタッカーにもなりうる。
総じて、ゲーム終盤に真価を発揮する晩成型のモンスターであり、やり込みたい人にオススメ。

ひそかに格闘攻撃も混沌属性なので、ろくに武器を与えなくても近接戦ができたりする。

 

・死神の使い、死刑執行人
呪った相手を数ターン後に即死させる「死の宣告」の使い手。
例えドラゴンのような強者であっても呪いを解けなければ確実な死が待っている。

ユニークには効かず、魔法耐性で防がれることもあるが、それを差し引いても恩恵は大きい。

実際には即死ではなく9999ダメージを与えているようで、1万以上のHPを持つ敵は倒しきれない。
もっとも、本編クリア前でそういった事態に陥ることは稀なのであまり気にしなくて良いだろう。

それ以外には戦士として最低限の能力も備わっており、「ライトニングボルト」を詠唱することもできる。
どちらを伸ばすべきかは微妙なところだが、術師として使う場合は未修得の魔力制御を覚えさせておきたい。
「ショートテレポート」で飛び回りながら戦うので、後衛よりも遊撃型という表現が相応しいか。

 

・シュブ=ニグラス
ショートテレポートで縦横無尽に移動し、「狂気の眼差し」で狂気を振りまく。
行く先々で敵を発狂させて無力化することで、事前に危険を排除してくれる。

加えて優れた戦術スキルを持っており、投擲武器との親和性が高い。
高度な魔力制御も長所のひとつで、グレネードを持たせても誤爆しにくい。

隊列を組んで戦うには向かないものの、総じて探索における戦力として有用。

高耐久なうえに隣接を好まないので滅多なことでは倒されない。

筋力の高い遠隔キャラという点から騎乗用に使役されることも多いようだ。

戦闘時には通常の移動を全く行わなくなるが、非戦闘時にはちゃんと歩く。
ペット化されたシュブ=ニグラスはモンスターの召喚を行わない。

 

・螺旋の王
ユニークを除く(仲間にできる)キャラクターとしてはもっとも初期レベルが高い。
当然ながら加入時期は遅くなりがちだが、敵対時にも見せた圧倒的な強さで大暴れしてくれる。

物理戦闘は一切行わず、敵と距離をとりながら魔法を行使する術師型のAIを持っている。
「地獄の吐息」「混沌の瞳」のような矢系魔法に加えて、ボール系魔法の「轟音の波動」まで使いこなす。
高度な魔力制御が可能なため、敵に大きな被害を与えつつも、味方が巻き込まれることは少ない。

イス系モンスターであることから、当然の如く「狂気の眼差し」を使用する。
仮に相手が魔法への耐性を持っていても、幻惑耐性がなければ無力化できてしまうのだ。

稀に「自己の変容」で無駄にターンを過ごすのが玉に瑕だが、それを補って余りある能力が保障されている。

特殊

・ティラノサウルス、サラブレッド、(カブ)
速度と筋力・生命力を兼ね備える乗馬向きの種族。
ただしティラノサウルスの乗馬適正は並なので注意。
サラブレッドはヨウィンの馬屋で購入できるので入手しやすい。
カブは1.16X'mas以降にのみ登場するのでバージョン違いに注意。安定版では未実装。

 

・ジューア系(ジューア剣闘士、盗賊ギルド、マスターシーフなど)
高い魅力と交渉スキルを持つ店番向きの種族。
ジューア剣闘士とマスターシーフは奴隷商人から購入できる。
盗賊ギルド(NPC)盗賊ギルド(施設)内に生成されるので好きな時に捕獲できる。

 

・塊の怪物、ブルーバブル、キューブ
ペットになっても敵の時と同様にダメージで分裂する。
連れ歩くには一癖あるが、逆手に取れば様々な活用法がある。
戦闘要員にするなら人型部位をしているキューブがお薦め。
分裂は仕組みが複雑なので以下箇条書き。

  • ダメージを受ける毎に確率で分裂する
  • 分裂によって生まれた分身は、初期状態の装備部位と分裂元と同じ能力値を持っている
  • 分身は元の現在HPと状態異常を引き継ぐ
    • 毒や出血を患ったものがいるとネズミ算式に増殖する
    • 弱体化の手などによる能力低下といった、見た目で判別できないようなものも引き継ぐ
  • ペットの分身は中立扱い
    • マップ移動を行うと敵対に変化する
  • アリーナでは分身の存在は敵味方問わず勝敗条件に影響を与えない
  • 分身は倒しても死体、残骸以外のアイテムを落とさず、経験値は1/5になる
     

・娼婦
気持ちいい事をする事がある特殊なペット。ペットとして連れ回している間でも他のNPCと勝手に気持ちいい事を始める。
プレイヤーとも気持ちいい事が出来る。お金はペットにそのまま渡るので現金を渡す手段になり、
自分が買い手となった時の気持ちいい事でプレイヤーの耐久・意思・魅力が鍛えられたり、いつでも気が狂う事が出来る。
病気だけは注意。

 

ステータス的にはノーランドの遺跡荒らしという事もあり、戦術、二刀流、両手持ちの全てを所持している。
AIは接近して殴るだけの単純なものなため、遠隔装備は耐性重視で。
時には壁生成の魔法でPCがよくお世話になっている店主と2、3日二人きりにしてあげると訓練費用には困らないだろう。
…というか店主の所持金から回収するため、場合によってはとんでもない額をその懐に蓄える。
気持ちいいことで魅力が上がり、交渉も持っているため店主として使う手もある。
店番としては魅力より交渉の方がとても重要なため、使えなくはないが素直に他のペットを店番に任せた方がいい。

 

・吟遊詩人
演奏をする事がある特殊なペット。パーティー会場に行けばプレイヤーと共に演奏で周囲を盛り上げてくれる上に、
お金は自分の懐に入れて勝手に訓練してくれる手間要らずのペット。主能力は常時Superbも。
初期の演奏スキルは27と少々足りないので、仲間にした暫くの間は余った演奏装備を幾つか装備させると良い。
街にいるものは支配出来ないので自分の施設にやって来たものか牢獄にいるものを捕まえる必要がある。
ノイエルでは聖夜祭の時限定で支配する事が出来る。

 

演奏依頼では唯一無二の活躍をしてくれるが、困ったのがネフィアなど戦闘での活躍。
敵がいても勝手にその場で演奏を始めるうえ、演奏中は紐で呼び寄せる事も出来ずしばしば置いてけぼりになる事も。
楽器の演奏は敵を起こし、ネフィアをうろつく間に自分や他のペットからもお金を徴収する。
能力値は高いがそれを積極的に活かしてくれない……と難儀なペット。
一応敵に攻撃されれば演奏せず反撃に専念してくれるが。

 

神の化身

一定の信仰の深さに達すると、ご褒美としてその神の下僕を授かる。
どの神の化身も特殊能力を持っている。ペットにすることで大きな戦力になるだろう。
なお、種族の特性として浮遊しているため、重力状態にならない限りどんな装備でも水たまりを踏んだり、井戸で転落死をすることが無い。
特徴と体質の項目には浮遊に関する表記は一切ないので、失念しないように注意。
初期Lvが8と低めで、訓練費用を低めに抑えられる点も良い。

詳しい獲得条件は信仰の項目を参照のこと。

 

・黒天使
風のルルウィに仕える下僕。黒い翼とドレスを身に纏う女性キャラクター、職業は狩人。
ブースト、罵倒、加速の魔法、鈍足の魔法と様々な特殊スキルを駆使する。
ブーストは筋力と器用を×1.5+10、速度+120する。罵倒で朦朧としている間は状態異常無効を貫くことがある。
近接型AIだが遠隔武器も併用する。汎用性が高いので、しっかり育てれば労力に見合う活躍をしてくれるだろう。
また、神の下僕の中では唯一の乗馬適性を持っている。ただ、筋力がやや低めである事には注意したい。

 

・アンドロイド
機械のマニに仕える下僕。漆のようなメタルボディーが特徴の機工兵。
能力はブーストのみとシンプルを通り越して地味だが、それでも通常のペットよりも幾分かは強いことは確か。
相手から1マス以上距離を保つAIのため、後衛として縁の下の力持ち的な活躍をしてくれる。
ただし、適正距離の維持ばかりで攻撃をしてくれないことも。ちゃんと前衛向きのペットも用意しておこう。
接近されても逃げずに近接武器を使うこともあるので、近接武器も良い物を持たせておくと良い。

 

・黄金の騎士
地のオパートスに仕える下僕。漢らしい主とは対照的な雰囲気の女性キャラクター、職業は戦士。
彼女の特殊能力は所持重量が5倍なこと。更にペットの中で唯一家具を持つことが可能。
育て上げると普通ではとても持てないような超重量アイテムをも持てる様になる。
荷物持ちに特化させる場合は、重量挙げを覚えさせて装備でブーストしてやるのも良い。
AIは名前に違わぬ近接型で、スキルも近接戦闘に必要な物が一通り揃っている。
更に自己回復(致命傷治癒)やリジェネレーション、罵倒も使用するので、戦闘でも信頼できる活躍を見せる。
ただし、射撃スキルは持っていない上に、弓や銃を装備させても遠距離攻撃を通常時に使わない点には注意。
耐性パズルとして割り切って装備させよう。
手に入るのなら★キルキルピアノと各種指輪・首輪でクリティカル率特化を狙ってもよい。

 

・黒猫
幸運のエヘカトルに仕える下僕。名前通りな黒い猫の遺跡荒らし。
この黒猫が倒した敵が高品質以上の装備をドロップすると、一定確率でその装備品にエンチャントを追加する。
飛び抜けて良い効果はそれこそ運が無いと付かないが、悪いエンチャントはそうそう付かないので、装備を追求したい場合はオススメ。
攻撃手段は近距離攻撃、遠隔武器、魔法の矢、狂気の眼差し、吸血の牙と中々豊富。
得意武器は長剣や短剣だが、鎌を持たせると首狩りで特殊能力が光るだろう。
射撃スキルは持っていない代わりに戦術が高めなので、遠隔武器は投擲が向いている。
地味に交渉スキルのレベルが高いので店番も出来ないことは無い。

 

・防衛者
癒しのジュアに仕える下僕。剣と盾を構える男性キャラクター、職業は魔法戦士。
プレイヤーや他のペットが死亡した場合に、そのキャラを蘇生させるレイハンドという特殊能力を持っている。
ただし、レイハンドは一度発動させるとプレイヤーが睡眠をとるまで再使用できない。
また、復活時のHPも半分程度なので過信は禁物。普段は戦術に取り入れたりはせず、事故死の保険と考えておこう。
前述の通り魔法戦士だが、戦術や両手持ちなどのスキルは最初から持っている。
聖なる盾、リジェネレーションも使用するので、安心して前線を任せられる。
他にも範囲回復の治癒の雨を使うのでパーティ全体の生存率を向上してくれるだろう。

 

・妖精さん
収穫のクミロミに仕える下僕。小動物サイズで可愛らしい外見の狩人。
食事をする度に特定の条件下(満腹度上昇量が閾値以上)で種を吐き出す特殊能力を持っている、時にはアーティファクトの種を出すことも。
一度にひとつしか手に入らないのであまり効率は良くないが、育成と並行して行えるのが利点。
たくさん連れ歩けばそれだけ多くの種が手に入るが、そこまで欲しければ素直にクミロミを信仰しよう。

戦闘時は遠隔武器をメインに、地獄の吐息・沈黙の霧・鈍足などで味方を援護してくれる。
あらゆる場面で堅実な働きを見せる器用なキャラクターで、個性の強い編成にも馴染みやすい。

また、敵と1マスの距離を保つことから、短射程の遠隔武器への親和性が高い。
拳銃や散弾銃、機械弓のような使用者の少ないカテゴリを使いこなせる貴重な存在といえる。
これらは他のメンバーとの取り合いが起こりにくいため、与える装備を悩まずに済む。

基本的に近接攻撃は行わないため、手には盾を持たせてしてPVを確保するのがオススメ。

 

・追放者
元素のイツパロトルに仕える下僕。フード付きのローブを羽織り長い杖を持つ魔法使い。
矢系魔法を1ターンに最大3連射できる「連続魔法」という特殊能力を持っている。
一発ごとの威力は通常に比べて低下しているものの、それでも充分に強力といえる。

唱える魔法は魔法の矢・地獄の吐息・暗黒の矢の3種類。元素の神の化身だが元素魔法は使わない。
いずれも単体攻撃なので決して味方を巻き込まず、安心して戦闘に参加させられるのが嬉しい。
当然ながら手数の多さによって暗黒の矢の効果も増しており、かなりの確率で対象を盲目にできるだろう。

ただし、地獄・暗黒属性を無効化するアンデッド系とはあまり戦わせないようにしたい。
攻撃回数の多さゆえ、敵から優先的に狙われやすい点も注意。前衛によるサポートはしっかりと。
これらの弱点を払拭できるだけの長所はあるので、使いどころを見極めて有効に活用しよう。

射撃も含め物理攻撃は一切行わない。武器は遠近共にエンチャントや耐性などで選ぶと良いだろう。

 

盗賊団

ノースティリスで冒険者の荷物を狙う、ジューア族の犯罪者集団。
頭領は支配できないが、取り巻きの殺し屋、術士、用心棒は盗賊団から支配することができる。
ジューアなので筋力と耐久に少し難があるが、襲撃時の連中はプレイヤーの名声に応じてレベルが上昇する特徴を持つ。
最終的には団員たちの戦闘力が螺旋の王を上回る怪物集団になってしまったりする。
高レベルのものは初めから高いスキルレベルと速度を持っているので、捕獲してすぐに実戦投入しても問題ない。

 

・盗賊団の殺し屋
遠隔攻撃だけで戦うキャラクター。他の団員と比べると感覚がやや高い。
隣接されても近接攻撃を行わず、そのまま遠隔攻撃を撃ち続ける独特のAIを持つ。
その特性上、拳銃や散弾銃と相性が良い。
良質なエンチャントの付いた拳銃や散弾銃を手に入れたなら、使ってみても良いだろう。
ペット育成の終盤、感覚強化の合成に使うならLv90あたりから。

 

・盗賊団の術士
ボルト系の魔法を中心に戦うが、敵に近づきたがるのであまり賢いAIではない。
魔法の威力は成長率が良いので、高Lv個体なら物理攻撃の威力を上回る場合も。
意思と魔力の高さが特徴。ペット育成終盤の魔力強化の合成に使うならLv90あたりから。意思強化ならLv65あたりから実用。

 

・盗賊団の用心棒
接近して殴るだけの単純AIで、戦闘要員としてはあまり光らない。
器用と交渉スキルが高いのが特徴。器用の高いモンスターは少ないので貴重な存在と言える。
ジューア系の例にもれず魅力が高く、捕獲時のレベルに相当した交渉スキルを持っているので、
高レベルの用心棒はマスターシーフよりも適した店番になるだろう。

合成材料

合成ルールの詳細は遺伝子合成を参照。

 

・馬系
筋力と耐久が高め。ヨウィンで買うことができるため、調達が楽。
手が無く投石しないのでプチ同様、牧場で繁殖させれば演奏の練習台としても使える。馬肉も美味しい。
最高でもLv20なので、前衛ペットの初期の合成材料に。
足が2対あるため、足部位の獲得に使える。反面、人型ペットに不要な足をつけかねないので注意。

 

・エント系
筋力と耐久が高め。低レベル(8~19)なので、前衛ペットの初期の合成材料に使える。
火炎樹/氷結樹は大工スキルが邪魔になるため、大工スキルが遺伝しない大食いトド/超大食いトドがオススメ。
部位も利手・指×2・腕・足と有用なものが揃っている。

 

また、火炎樹/氷結樹は牧場で増やせば食肉効果の耐性獲得にも使えるが、繁殖力が低く牧場で増えづらいのが難点。
下落のポーションでレベルを下げてやると少しだけ増えやすくなるが、かなりレアであるため注意。

 

・ミノタウロス系
筋力が高く、耐久も高め。Lv18~25なので前衛ペットの中期の合成材料に。
ついでに心眼スキルもつく。

 

・ワイバーン
耐久が高く、筋力も高めで器用もそこそこ。Lv20なので前衛ペットの中期の合成材料に。
首・胴体・指x2と前衛に欲しい装備部位が揃っているため、これらを追加するのにも役立つ。
戦術スキル以外の余計なスキルが遺伝しないのも長所。

 

・巨人系
筋力と耐久が高い。Lv22とLv40なので前衛ペットの中後期の合成材料に。

 

・ケルベロス
筋力と耐久と器用が高め。Lv23なので前衛ペットの中期の合成材料になるが、裁縫・探知スキルが邪魔。
後述のバブルなどの分裂生物の主能力底上げに使うと良い。

 

・爆弾岩
Lvに見合わない高い耐久を持っている(Lv25/163)。前衛型のペットの合成材料にうってつけ。
なお、耐久に比べてレベルと他の主能力が低めである点には注意。

 

・ドラゴン系
筋力と耐久が高く、前衛ペットの後期合成材料に適している。同Lv帯のゴーレムよりもステータスが一回り高い。
グリーンドラゴン(32)→レッド・ホワイト・エレキドラゴン(40)→冥界ドラゴン(45)→カオスドラゴン(50)
この順番を覚えておくと良いかも。
旅歩きを覚えてしまうのが難点だが、合成でここまでレベルを上げてしまうスタイルなら問題にはならないか。

 

・塊の怪物・バブル・ブルーバブル・キューブ
所持部位、スキルに依らず合成後の部位、スキルを変化させることがない。
純粋にLvや主能力だけを上げたいときに重宝する。さらに分裂させることでいくらでも調達できる。

 

その他の合成材料

・コウモリ・ワスプ系
見切りスキルを持っている。
・ゴブリン・ムカデ・腕系
心眼スキルを持っている。
・コボルト
戦術、両手持ちスキルを持っている。
レベルの割に筋力・耐久が高めなのでこれらの底上げにも役立つ。
・阿修羅系
いずれも戦術・二刀流・両手持ち・見切り・解剖学を持っている(ただしミトラの二刀流は遺伝不可)。
また、筋力・耐久・器用も高いのでこれらの底上げにも役立つ。
ヴァルナは素体の手が4本未満の場合に手を追加することができる。
・ネズミ・(羊・)蜘蛛系・目玉系
解剖学スキルを持っている。大所帯で食糧難なら便利かも。羊は旅歩きが優先されるのでLv1のモンスターボールしかないならネズミを狙おう。
・イス系
手が4本、指が4本あります。増える優先順位は指>手。ついでに全種が魔力制御を持っている。
・ミュータント
装備部位増殖には欠かせない。3Lvアップごとに新しい部位を1つランダムで獲得する。
初期レベルは6なので、デフォルトの手・胴・遠隔・矢弾に加えランダムで2つ部位を持った状態で出現する。育てると最高で12箇所追加される。
・リトルシスター
ミュータントと同じくカオスシェイプ。やはりLvアップで部位が増える。初期レベルは1なので、初めは手・胴・遠隔・矢弾のみ。
ただし、存在が貴重で別の使い道があるため、合成に使うのはもったいないかも。
・老人・乞食
魔力制御スキルを持つ。
・ウィスプ
魔力の限界・魔力制御スキルを持つ。感覚・意思がレベルの割に高く、部位が少ない。どのペットでも魔力の限界が優先して取り出される。魔力制御は魔力の限界がついた後。
・インプ系
魔力制御スキルを持つ。Lvが低く、見た目の小ささのわりに首・胴体・手x2・指・足と基本的な部位を持っている。魔力の限界が要らないけど魔力制御が欲しいという時役立つ。
・青の洗礼者・赤の洗礼者
感覚・魔力がレベルの割に高く、魔法を使う後衛の初期合成材料となる。錬金術や魔道具といった余計なスキルが付くことがネック。

その他

・アーティファクト
ペットは☆や★問わず、アーティファクトの武器を装備していると誇らしげに構える。
v1.011からプレイヤーも誇らしげに構えるようになった。
★を構えたときの名前は不確定名で表示される。

 

・変異種モンスター
普通のモンスターより一回り強い『』や《 》付きの変異種は服従しないため通常は仲間にできないが、
モンスターボールに入れたモンスターと援軍の巻物で呼んだペットは、ランダムで変異種になっていることがある。
『』付きはLvが2割増しだが、全体的に通常よりわずかに強く、装備品が多少良いぐらいで、敵として出たときの驚異的な体力はないので期待しないように。
モンスターボールから『』が出る確率は、援軍の巻物より格段に低い。

なお、オークの隊長『ゴダ』、『マッドサイエンティスト』、堕天使『イスカ』といったユニークは援軍の巻物でしか仲間にできない。
ただしそれには十分なLvが必要なほか、仲間にする前に遭遇していると現れないようだ。
条件を満たしていればオークの隊長『ゴダ』を6匹連れるなど、複数のユニークをペットにすることもできる。
牧場での繁殖も可能。
『ダンジョンクリーナー』のみ特殊で、ヴェルニースにいる『ダンジョンクリーナー』を生成させない(立ち寄らない)限り呼び出す可能性がある。

 

・ペットの能力値
v0.970から能力は情報屋に10000gpを払うことで詳細な能力を見ることができるようになった。
しかしいくつかの能力は以下の方法によって無料で知ることができる。

  • キャラ情報の出力〔F11〕で、種族、職業、年齢、身長、体重、経験レベル
  • 家の滞在者リストで年齢、経験レベル
  • バーテンダーや、ペットアリーナの主催者で経験レベル
  • 店のレジスターで魅力、交渉
  • 牧場のレジスターで繁殖力
    • 繁殖力は牧場でしか確認できない。
  • 乗馬使用時に馬に指定することで速度
  • 特徴〔F〕でプレイヤーのフィートなどの特徴を見れるが、この画面で〔z〕〔x〕を押すとペットの特徴を見られる。
  • 遺伝子合成の際には情報屋に金を払った時と同じ情報が見られる
     

・エーテル病と変異
ペットにはエーテル病や変異フィートは存在しない。
そのため、エーテル製品によるデメリットもないし、変異やエーテルの風から保護するエンチャントも関係無い。
また、突然変異のポーションや変化の杖、変容の眼差しなども効果がない。

 

・有効なスキル
初期習得スキル以外でペットが効果を発揮できるスキルは以下の通り。

戦術 両手持ち 重量挙げ 二刀流 鍵開け 心眼 見切り 射撃 解剖学 魔力の限界
魔力制御 詠唱 交渉 演奏(吟遊詩人のみ) 銃器

重量挙げはそれ自体の効果を得ることはできるが、ペットは「重荷」状態にならないので成長しない。
(「より重い物の運搬を可能にする」のエンチャントによる強化のみ可能)
逆に読書は巻物を読ませることで成長するが、ペットは魔法書を読めないので無意味。

 

・ペットの速度
ペットの速度は種族の初期値に加え、「仲間になったときのレベル」に大きく依存する。
例えばLv1で仲間になった少女は速度96だが、レベルをいくら上げてもそこから一切変わることはない。
(野良モンスター・NPCはレベルが高いほど速度の基本値が高まる性質があるが、プレイヤーとペットには適用されないため)
彼らは高レベルの状態から仲間に引き入れたキャラに比べ、速度に大きなハンデを持つため、
大切に育成するのならばプレイヤーと同じく★ヘルメスの血を飲ませてやるなどの必要がある。
仲間に引き入れる前に"祝福された下落のポーション"(レアアイテム)を大量に投げつけるか一つずつ渡すことで
事前に高レベルにしておくと、最初から速度が高い状態でペットに出来る。
レベルを上げすぎると支配が困難になるので、牧場で殖やしたペットを育ててから「連れ出す」のが楽。
またレベルが高いと遺伝子合成もしづらくなる点に注意。

 

・透明な敵
ペットもプレイヤーと同じく、透明の敵は視認することができない。
透明視の能力を持った装備を渡すことでプレイヤーと同じく透明の敵を視認、攻撃可能になる。
ただし、ペットが見えていても自分が見えていなければ画面には表示されない。
例外として、確率で見えていないにも関わらず透明の敵のいる場所を攻撃することがある。

 

・旅歩きによるLv上昇
旅歩きスキルを習得している場合、グローバルマップを4マス以上歩いて自宅や街へ入った際に経験値が入る。
獲得量は主人の経験Lvおよび旅歩きLv依存なので、Lvが低いペットは簡単にレベルが上がってしまい、
「ブリーダーにしたいペットの繁殖力が下がった」「訓練費用が上がった」などのトラブルが起こりがち。
これを防ぐ方法は以下の通り。

  • ペットを捕獲/購入後、自宅や街に寄らず牧場へ直行する
  • ペットを捕獲したモンスターボールは一度自宅や街に寄ってから開ける
  • 帰る前に「街で待機」の指示を出しておく(もしくは死なせる)
  • 帰還の巻物or魔法を使う(自宅が目的地の場合)
     

・ペットのフィート
ペットの能力値にも書いた通り、特徴〔F〕で、〔z〕〔x〕キーを押すと、仲間の特徴(ペットのフィート)を見ることができる(装備のエンチャント含む)。
ただし、プレイヤーの装備によるエーテル病促進効果が表示されるなど、少しおかしな状態なので注意。

コメント

  • ところで神の下僕、黄金の騎士の説明で「育て上げると)ではとても持てないような~」ってなってるんだけど、)は何を言いたかったのかな、PC? -- 2020-10-28 (水) 20:52:59
  • エレキドラゴンは合成素材として面白いかも。スキル継承が宝石細工→旅歩きで一つずつ。どうしても旅歩きが嫌でも1度だけ合成に使える。既出だったらごめん。 -- 2020-10-30 (金) 21:30:43
  • 二刀流について色々書いてあるが、渡した順に利手から装備する事を確認。(1.16rfix2) 失敗する場合はペットの持ち物欄を空にして武器から渡せば確実。F12 > 3 でPCの持ち物欄の内部座標が確認できるが、この座標は上にある物が抜けても繰り上がらない。PCが同じ種類のアイテムを全部おいてから拾い直すと任意の順番にできるのはこの座標が更新される為。恐らくペットの持ち物も同様に管理されており、武器を価値の高いものから手の数だけ選び、最も上の座標にあるものを利手に持つぽい。 -- 2021-03-06 (土) 19:02:54
  • 以前どこかに両手持ちとかのスキルを遺伝させるときのおすすめ?例が表になっていたと思うんだけどなくなったのかそれとも別のサイトと間違えてるかな -- 2022-01-04 (火) 20:20:26
  • 娼婦、吟遊詩人の持ち金は強盗に盗ませることで少額回収できる 5万くらい落とすからそれなりの金策になってる -- 2022-03-06 (日) 11:58:22
  • 爆弾岩こそ最強のペット -- 2022-03-07 (月) 12:10:13
  • 繁殖のために爆弾岩支配したまましばらくよそ事してたことあるけど、パーティ中とかいつ機嫌を損ねて爆ぜるか気が気じゃなかった。スリルあるよね -- 2022-03-07 (月) 19:34:41
  • 最初のイベントでペットになった少女が失踪してしまった…死んだのかと思いバーテンに聞いても生きてるらしいので呼び出せないし…黄金案件じゃないといいんだけどどうだろう?似たような経験とか解決法とか知ってる人いない? -- 2022-06-01 (水) 19:25:07
    • 初耳だねえ。ためしにペットアリーナ行って参加させようとしてみるとか… -- 2022-06-04 (土) 16:20:17
      • バーテンの表示を見間違えてただけでした′・・・フツーに死んでました。 -- 2022-06-04 (土) 18:29:50
      • というわけで自己解決しました…回答くだすってありがとうござした -- 2022-06-04 (土) 20:14:03
  • 補正も合わせてPCの魅力70で上限の15枠(ver1.16rfix2) -- 2022-07-16 (土) 21:27:30
  • 所持金を渡したい場合、貯金箱を使うほかに、店主や吟遊詩人にお金を渡して、彼らを殺すとか、スリの指持ちの敵にわざとお金を盗ませてから殺すなどでペットが拾えるようにできる。注意として、店主や吟遊詩人は1度に所持金の4分の1程度しか落とさないし、所持金を落とすかどうかもランダムである。また店主は攻撃するとカルマが下がる。ダルフィの娼婦やならずものももしかしたら利用できるかもしれない -- 2022-07-19 (火) 23:09:53
  • 枠を使わずに預けられるシステムが欲しかったな。牧場で繁殖させれば似たようなことはできるが,神の化身とかだと名前含め愛着あったりするし。 -- 2022-10-16 (日) 14:49:31
  • FF12みたいにAIをカスタムできたら面白そう。ペットAはペットBの近くにいろとか、ペットAは自身かペットBのHPが40%以下の時にペットCの周囲へ移動しろとか -- 2024-02-28 (水) 12:28:20
  • 限界まで鍛えた混沌きのこに速度低下ギリギリまで手を生やして時止め+出血の多刀流をさせたら強そう -- 2024-03-06 (水) 12:23:34
  • 「盗賊ギルドは盗賊ギルド内にNPCとして生成」は誤植だと思うけど、元の文がわからないから修正できない。わかる人よろ -- 2024-03-26 (火) 11:44:41
    • 盗賊ギルド(ゲーム中で生成されたものは「盗賊ギルドの○○(ランダムな名前)」という名前になる)がいて実際に盗賊ギルドの中に生成されるので自分は何もおかしくないように思うが…敢えて直すとしたら「中立NPCとして生成」とか? -- 2024-03-26 (火) 14:46:05
      • 言われてみて改めて良く考えたら確かに「盗賊ギルドが盗賊ギルド内に生成される」は日本語としては大いに違和感があるかも。Elona脳のせいか今まで全く気付かなかった。実際Elona的には何も間違ってないしなぁ。キャラの方が「盗賊ギルド員の~」とかだったら良かったのかもしれないが何も間違っていない以上どうしようも… -- 2024-03-27 (水) 01:02:23
    • この一文だけ抜き出したらおかしいけど、すぐ上に「ジューア系」としてキャラクター名が羅列してあるんだから普通に分かるのでは。 -- 2024-03-27 (水) 23:15:45
    • 上のコメントのようにモンスター名に該当モンスターページへのリンクをつければ誤植と誤解されることもなくなるかな -- 2024-03-29 (金) 01:28:46
    • 問題の箇所のすぐ上でも話が出てる店番のページでは「盗賊ギルド(NPC)」という表現が用いられていたのでそれにも倣ってみつつリンクを貼った。ついでにそのリンクも微修正。ただ今更だが木主が何を問題としたのか明言はしていないのでこれで解決なのかは不明だが… -- 2024-03-30 (土) 16:11:43
      • 「そのリンク」というのは「店番」の方のリンクの事です、変な所で言葉足らずで失敬 -- 2024-03-30 (土) 16:16:44
  • ランダムと言うわりには、同じ食料を何百回渡しても吐かなかったので変更 -- 2024-03-30 (土) 17:18:05

注:自分の発言を含め、発言の削除や改ざんは避けて下さい。理由が有る場合はコメントアウトで意図を書いて下さい。


*1 乞食等の中立NPCは住人扱いではないので可能