キャラクター/【蒼龍王】

Last-modified: 2016-09-07 (水) 18:10:49

FF零式

アンドリア女王亡き後、コンコルディア王国初の王になった男性。声の出演は福山潤
年齢は42歳。
もともと王家の生まれではあったが、野心家であった彼は現状の地位に満足する事無く、
何度も王の座に就こうと画策しては、周囲から冷やかな視線を向けられて断念を続けていた。
だが、クーデターを起こしたミリテス皇国を影で繋がりを得た際に女王が黙認したのを見るや、
女王にルシとしての力は無くなりつつあると思いこみ、朱雀の仕業に見せかけた暗殺を決行した。

国や民の事よりも自己保身を最優先する、傲慢という表現がぴったりすぎる暴君。
彼さえいなければ、ここまで話がこじれる事は無かったといっても過言ではないくらいの人物。


暴君なら皇帝も負けてはいないが、あっちはなんだかんだいって能力もカリスマ性もある。
それに対して蒼龍王は王としての素質がかけらも見られず、傍から見ていると無能と言わざるをえない。
褒められるのは王座への執着心くらいか。

  • 執着心に関しても地獄から蘇ってまで世界征服しようとした皇帝には負けてると思う

蒼龍の人々は小柄な為、実年齢より若く見えがちである。それでもホシヒメを筆頭に見た目とのギャップを感じさせてくれる者は多いが、こいつの精神年齢に限っては見たまんま。若しくはそれ以下。
朱雀軍に押されてる時など、駄々っ子以外のなにものでもない振る舞いを披露してくれる。
王家を重んずる蒼龍だったから王座に居られたものの、他国だったら速攻でクーデターされてたに違いない。

  • 同じ声ながら、大人っぽく振舞い、生意気だが勇敢な少年とはえらい違いだな。

王族、皇族は一見、特権を有していい暮らしをしているようで、その実、自由に出来ないことも多い。国王ともなれば、一般人なら何の制約もなく出来ることが許されなかったりもするが、この御年42歳の駄々っ子は、それを理解していたのだろうか。

  • 「王座に就けばどんな願いでも叶う!」としか思ってなかったのだろうな。
    それだけ女性中心の蒼龍王家の中で抑圧されていたという事か。
    • ナラクでの「なぜ王家に生まれながらも男というだけで王位継承権を与えられぬのだ!」「なぜ女でなければならぬのだ!」ということを叫ぶところを見るに、男であることに凄まじい劣等感を持っていたようでもある。
    • そういう意味では、女尊男卑の社会の犠牲者とも言えなくもないが、やることなすことから同情よせるプレイヤーは稀だろう。
      女に劣等感を刺激され、幼稚な反撃に出る辺り、ハゲに通じるものがある。こちらは一応国を考えての行動もいくつかあるのだが…
      • そっちはこの発言からもわかるとおり、あのババアへの劣等感が動機ではなく、ババアの行動が問題だらけなことに対する怒りが動機である。

彼の究極の目的は、王族では女尊男卑の蒼龍を崩壊させ、男性中心の「青龍王国」の再興を図る事。
その為にナラクの封印を解き、青龍クリスタルに残された竜の力を己に取り込もうとする。
だが彼は、肝心の青龍人達が竜の呪いを受けモンスター化していた事を、ユウヅキから聞かされるまで知らなかった。
竜を喰らう青龍人達の「格好のエサ」となってしまった彼は、群がる青龍人に喰われて自滅。
何一つ王らしい事が出来ぬまま哀れな最期を遂げる事となった。


王位争いでアンドリア以外の対立候補が存在しなかったことをや即位後に大した混乱もなく蒼龍の実権を握っていることを考えるとまるっきり無能とわけでもないようだ。
もしスピンオフで蒼龍方面がメインの話が出たら外伝で評価をあげた人物のように良い面も見つかるかも?

  • せめて絶対順守の力とかクラサメ隊長のような親友がいればまた違ったかもしれない...ないか。