全般
ファンタジー物ではよくある防具。近代物でも割と現役…かも。
基本的には戦士系キャラが装備することが多い。
- 防具としてばかりに目が行きがちな鎧だが実はその他の用途にも使えるようにこしらえられたものがほとんどで胴の部分は解体すると鍋として使用でき、炊具として使用可能。肩の部分は小皿や丼として、腰の部分は大皿に使用することができる。軍隊は戦闘時間よりも移動時間や陣地宿営などでの作業時間のほうが長くそう言った方面でも使えるように作られているものが多い。
装備ごとに「~の鎧」だったり、「~アーマー(armor)」だったり。
- 「~メイル(mail)」も多い。◯◯メイルは本来は◯◯アーマー+チェインメイルの意味なのだが、適当に鎧の意味としてアイテム名に用いられている。
- 「メイル」の場合は同ランクの「アーマー」より防御力が低かったり、攻略本のイラストでも服っぽく描かれていたりするので、チェインメイル系ということがわかる。
ゲーム的な都合で言えば、文字数の関係で「アーマー」にできず「メイル」にしている場合もある。
- 「メイル」の場合は同ランクの「アーマー」より防御力が低かったり、攻略本のイラストでも服っぽく描かれていたりするので、チェインメイル系ということがわかる。
防御力を上昇させるのに一番有効であるためか、どのシリーズでも他の防具系統と比較して値段が高い。
シリーズ作品によっては暴利ともいえる価格設定にされている場合も。
全身を護る鎧となると、重量はかなりのものになる。
基本的に鉄などの金属を用いるので当たり前といえばその通りであるが。
そういった重量はステータスに関係しないゲームもあるが、初期のFFでは重さも重要で、
特にFF2では回避率の関係からあまり使用されなかった。
(革製の鎧もあり、そういったものは比較的軽めな重量設定になっていることが多い)
- 重量の概念があったのは、ゲームデザインの参考にしていたTRPGの影響だろうか。
例:ダンジョンズ&ドラゴンズ - 全身鎧が重いのは間違いないが、その重量もまた全身に分散するので、
実際そこまで動きを阻害するものではない。 - 頑丈だが動きづらい(相応に動けるといっても服とは大違い)のを考慮すれば、
2や4のように回避率が下がる・運動性を損ねるのは納得。
中世騎士の象徴的な装備の一つとして認知されているが、生産単価が高くメンテナンスも面倒で、さらに銃や大砲が登場してくるとそれらにはまるで対抗できなかったことから、言われているほど史実では活躍した防具ではない。
史実で最後に登場したのは、オーストリア・ハンガリー帝国が第一次世界大戦で重鎧と剣槍装備の騎兵隊を出撃させたのが記録に残っている程度。
- 結果は同国の時代に取り残され感を無残にさらしただけだった。マクシミリアンの末路。
ファンタジー作品に登場する鎧で印象的なものに、通称「ビキニアーマー」がある。
これはビキニのように最低限の部分のみを鎧で護っている装備、ぶっちゃけていうと腹とか脚とかが剥き出しのエロティックな鎧のことをいう。
特に一昔前のファンタジー作品に多く、FFでもそういった要素は見られたが(FF5の戦士ジョブとか)
現在ではさすがに非現実的+非実用的なところを疑問視されるのか滅多に見なくなった。
ビキニアーマーは男のロマンの結晶で実用性は問わないものである。
- 現代では、大きなお友達向けの作品にネタ装備として実装されていることがある。もちろん実用性はお察し。
FF1
体防具の系統の一つ。戦士やナイト、忍者が装備可能。
腕輪より重いが、防御力や耐性に優れていることが多い。
序盤なら重さもほとんど問題にならないので、鎖帷子や鉄鎧の異常ともいえる固さが頼もしい。
全体的に価格は低い。……ナイトの鎧のバカ高い値段を除けばだが。
ただしゲーム後半ではほとんど売っておらず、非売品の鎧ばかりに頼ることになる。
実は高性能の鎧はどれも一律重量10とそこまで重くないため、終盤も重さを気にせず最後まで進むことができる(回避率にとにかくこだわる場合は除く)。
- 鎧最重量はナイトの鎧の33、2番目はてつよろいの23、3番目はくさりかたびらの15。
また、鎧は他の部位の防具より重いため、鎧限定でなく全防具中最重量の場合でもこの順位は変動しない。
FF2
体防具の系統の1つ。
胸当てや服とは違い、とにかく重い。防御力は高いが、回避率は下がってしまう。
回避率至上主義者からしたらただのゴミ。もしくは換金用アイテム。
魔法妨害率(魔法干渉)も、値段も高い。
同じ素材の「胸当て」と比較した場合、防御力は同じであり、属性への耐性を得られる強みがある。
特に上位の物はほぼ何らかの耐性を持っている(兜や小手も同じだけれど)。
盾や各種軽装備(特にリボン)の耐性がもう少し弱かったなら、上級者も使ってくれたかもしれない。
- むしろ盾の熟練度が十分に育っていれば、多少の重装備でも回避率は落ちないので、避けきれない攻撃を受けた時の被害を減らすには役に立つ。
- 無論魔法干渉の方はどうしようもないので、魔法を使わしたい場合には装備を避けるしかない。
- 胸当ての記事にもあるが、同素材だったら鎧と胸当ての防御力が同じであるというのが極めて謎仕様。
ゲーム内で耐性を参照できない一方、重さによる回避率の変化は参照可能なので普通にプレイしている範疇であってもやがて「胸当ての方が有用だろう」と気づいてしまうかもしれない。
幸いなのはドラゴンアーマー以上に相当する胸当てはないことで、最終的に防御力を重視したいなら自然と鎧装備にはなる。
問題はラスダンには防御力が意味をなさない連中がうんざりするほどいることだが……。
前作みたく終盤の高性能の鎧はもっと軽かったら、当時のプレイヤーがそこまで泣きを見ることなかったかもしれない(防御無視の吸収やら魔法防御が関係するブラスターやらはどちらにしろどうしようもなかったにしても)。
良い素材を使っているから防御力と軽さを両立できるとか、理由付けなんていくらでもできるんだし…。
同じ防御力の胸当てよりも入手時期が速かったり、加入してくるキャラの多くが鎧を装備しているが、これは一種の罠である。
- 最後の1人なんて全身重装備+盾無し二刀流なんて酷い状態で加入してくるしね…何も知らない初心者を罠にはめる気満々。
洗脳されたわけでもなく自らの意思で敵に寝返ってるのもあって、実は全く改心しておらず味方になったと油断させて敵に協力しているからあえてこの罠装備で加入してきたと疑われても仕方ない。
兜や小手にも言えることだが、重量は高い素早さと高い盾レベルと優秀な盾さえあれば相殺できる。
最大の敵は魔法干渉だろう。これだけはどうにもならん。
- 鎧を装備したキャラは戦闘中に魔法を使わなければいいだけの話さ。
高い防御力と引き換えに動きを大きく阻害してしまう防具である。
熟練の戦士や魔導士にとっては無用の長物どころか邪魔者でしかない反面、
駆け出しの人間でも高品質な鎧を身にまとうことで高い防御力を得ることが可能である。
前衛初心者は盾と鎧を身にまとい前線に立ち、滅多打ちにされながら相手の攻撃を見切ることによって
一流への道を歩んでいくのだ。
- もっとも先述の通り本作のゲーム中の仕様としては単にデメリットだらけの重い防具でしかなく、物理専門キャラも魔法専門キャラもどちらもこれらよりも優秀な軽装備を選んだ方が良いという非常に残念な事態になっているのだが。
FF3
「重さ」の概念がなくなった。当然魔法干渉などもない。
基本的に何の気兼ねもせずに装備すると良い。
重戦士系ジョブのみが装備する純粋な装備系統。
戦士、ナイト、竜騎士、バイキング、魔剣士、忍者、が装備できる。
後半はまだしも、前半の鎧は防御力がすごく低い。
なんと魔道士が装備する服より低い。でも戦士は服を装備できない…
- 本作では盾の性能が高いので、鎧の性能を抑えることで重装備ジョブと軽装ジョブの防御面でのバランスを調整しているものと思われる。
実際、盾を装備できる中で軽装がメインなのは、序盤用の武器しかない赤魔道師と上位防具に縁がないシーフくらいである。
実は後半の鎧もリフレクトメイル・源氏の鎧・クリスタルメイル・オニオンアーマー以外は魔法職用の白黒ローブより柔らかい。
上述の通り製作者側は盾を装備することを前提であえて鎧を弱めにしたのだろうが、FF3においては大抵のプレイヤーが防御よりも攻撃重視で盾無しの二刀流にしてしまう場合が多かったので、柔らかめの鎧の性能が災いし結果的に一部物理職は最初から最後まで魔法職より柔らかいままという事態になってしまっていた。
FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)
DS版(現3DR版)では「すっぴん」も装備可能。「重さ」の概念も復活。
また、たまねぎ剣士はジョブマスター装備以外の全てを装備可能に。
もっとも、「重さの概念が復活」といえども、前作FF2と違い回避率には大して影響もない他、鎧のみならず全ての防具の重量は全て0か1のものしかないので、基本的には全く気にする必要はない。
一応今作では重量は行動速度や攻撃回数に影響があるものの、防具よりも使用する武器や魔法の重さの方が影響が大きいので、その僅かな違いに余程細かくこだわる人以外は特に気にせず普通に防御力・魔法防御力・耐性重視で選んでしまって全く問題はない。
FC版で盾+鎧を推奨する製作者の意図に反して多くのプレイヤーが盾無しの二刀流スタイルをとらせていた反省なのかは不明だが、DS版では鎧の性能が大幅アップしかなり頑丈に。
多くの物理職が前列で盾無しの二刀流で普通に戦えるようになっている他、両手盾にすればかなり頑丈になり頼れる壁役もこなせるようになった。
FF4
セシル・カイン・シドが主に装備できる。
重さの概念はないが、装備しても回避率が一切上がらず、むしろ10%下がる。
値段も高いので、鎧だけ新調せず進めたほうが有利な場面も。
- 源氏の鎧のみエッジも装備可能。
ただし彼に着せるメリットはあまりない。
とにかく高い。同じ素材の他の重装備と比較して、何倍もの値段に設定されていることもある。
- 同じ素材の盾・兜・小手を一式買うよりも、鎧一つ買うほうが値が張る。どんな素材でも。
鎧の代わりに戦闘服を着たりすれば、拾い物の鎧だけでもなんとかなる。 - 地底突入辺りで買えるようになる属性つきの鎧には注意。
耐性があるため使いこなせば強力だからである。
また、弱点も含まれているため、弱点を打ち消す耐性を持つ鎧が必要な場合も。 - 宝箱から無料入手可能なフレイムメイル&アイスシールド、アイスアーマー&フレイムシールドとの組み合わせで炎と冷気の両方を半減できる。更にダイヤシリーズも購入可能になれば雷までも半減できるので、財布に優しいのも含めて「セシルとカインは中盤はこれで決まり!」レベルで重宝する。
FF4TA
TAでは上記の3人に加えセオドア・ルカ・ゴル兄さん・戦士系モブキャラも装備可能。
FF5
宝箱等から手に入る鎧はせいぜい一人分。
戦士系ジョブを多く入れるのでなければ、店で買う必要もあまりない。
ボーンメイルはメイルと付くが軽装鎧(所謂服系統)扱いなのでこの系統には入らない。
装備可能ジョブはナイト・竜騎士・侍・バーサーカー・魔法剣士・ものまね師・すっぴん。
どれも重さが8(源氏の鎧のみ9)とかなり重い。併せて装備することになる盾・兜・小手も重い。
- その重さの数値上、鎧を装備するだけで行動が素早さ1相当遅くなる。
物理防御力は同時期に入手できる他系統の体防具よりも高め。
その反面、魔法防御力は全ての鎧が2と低くなっている。
装備効果はダイアの雷半減と源氏の蛙・混乱耐性だけで能力ボーナス持ちは無い。寂しい。
中盤くらいから軽装鎧の方に優秀な装備効果持ちが増えるため、次第に影が薄くなるかも。
- 鎧を装備できるジョブはすべて軽装鎧を装備できる。
アビリティの鎧装備もこの効果は同様。
どの鎧よりも物理防御力の高いボーンメイル、
ダイアの鎧同様雷半減効果のあるダイアの胸当て、
初期から装備効果を発揮する拳法着や忍びの衣、
これらはすべて軽装鎧に分類される。
特殊効果の乏しさも含めると、軽装鎧のラインナップさえ揃っていれば、実用的にはほぼ無視していい装備系統と言える。
GBA版ではマクシミリアンが追加。魔法防御力が5と高く、体力+2という微妙な能力補正もある。
追加ジョブでは剣闘士がこの系統を装備可能。
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FF6
ティナ、ロック、エドガー、カイエン、セリス、セッツァーが装備可能。
戦闘服やローブとの防御力差が少なくなり、誰でもほとんど防御力が変わらなくなってしまった。
- 一応、同時期に買える防具の中では防御力は少し高めではあるが……他の防具に見られる能力ボーナスなどがほとんどないため、そちらを優先されがち。
ただしそれは店売り品のみの話で、非売品の鎧はなかなか高性能なので一考の価値あり。 - 重さ・回避率といったマイナス要素が無くなった。
しかし店売り最強のクリスタルメイルよりも硬い戦闘服(ミネルバビスチェ・レッドジャケット)の方が有効な上に、
非重装キャラ向けのベヒーモスーツ・スノーマフラーなど後半は強力な体防具が豊富なため、影が薄い。
CCFF7
源氏の鎧が登場するものの、やはりアクセサリ枠。防御力(体力)を上げる効果はない。
FF9
スタイナーとフライヤ専用の防具系統。
服やローブに比べて物理防御が高め。
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FF11
主に前衛ジョブが装備可能な胴装備の系統。
高い防御力と、近接攻撃を強化するプロパティに優れたものが多い。
反面、高性能なものは回避率低下などのデメリットが生じるものもある。
鎖帷子や革鎧、鱗鎧、板金鎧、東方鎧などによって装備できるジョブが区分されている。
FFT
服やローブと比べてHPが大きく上昇する。
しかしリフレクトメイルを除き、HP以外のステータス補正や耐性などの特殊な効果は一切無い。
そのため、中盤以降は服やローブに出番を奪われがちになる。
- ナイト・竜騎士・侍・見習い戦士(ラムザ・chapter2以降)・ホーリーナイト・剣聖・ディバインナイト・テンプルナイトに加えて、PSP版で追加された暗黒騎士・たまねぎ剣士・モブハンター・空賊が装備可能。
しかしこれらのジョブは全てローブも、一部のものは服までも着られるため、鎧を装備するメリットは……。
序盤戦で少しでもHPが欲しいときぐらいは役に立つか。
重装備可能をセットするとジョブ問わず装備可能になる。
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FFTA
物理防御が高く、魔法防御が低めのものが多い。
耐性やステータスボーナスがあるものは少なく、服やローブに出番を奪われがちになるのは前作と変わらない。
ただし、成長アイテムのペイトレールはかなり高性能。
量産可能で攻撃+3のマクシミリアンが優秀なので、重装備可能なジョブの最終装備候補となる。
前作と比べれば良い扱いになったと言えるだろう。
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FFTA2
基本的には前作と同じ。
最終的には攻撃+2の源氏の鎧か魔攻+5のマテリアアーマーだろう。
どちらも一品物ではあるが量産は可能。
もちろんペイトレールも非常に強力だが、前作同様1つしか入手できない。
前作と異なり、本作ではサポートアビリティ「重装備可能」をセットすればどのジョブでも装備可能になっている。
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FFCC
全種族の共通装備だが、他の装備品同様受け渡しはできないので、使い回しが効くのは作成前のレシピのみ。
またガイアアーマーのみクラヴァット専用。
リマスター版では倉庫を通して受け渡しが可能になった。
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FFUSA
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聖剣伝説
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DFF
体防具のカテゴリの一つ。
○○ベストなどの軽鎧と○○アーマーなどの重鎧がある。
どちらもHPのみ上がるが、重鎧のほうがHPの上昇量が多い。
しかしHPは9999でカンストし、○○の達人をセットすれば軽鎧でもカンストに近いHPになるのでお好みで。
軽鎧には激突BRVダメージカットの追加効果が付いているものが多く、装備可能キャラがやや多め。
重鎧には物理ダメージカットの特殊効果が付いていることが多いが、装備可能キャラは軽鎧よりは少なめである。
DDFF
HPが10000以上になるので、鎧+○○マスターでも無駄がなくなった。
重鎧はHPの増加量が多い代わりにBRVが下がるようになった。
…と思いきやダイヤアーマーを境目にBRVも上昇するようになる。
軽鎧の激突BRVダメージカット効果も捨てがたいが、
魔法オンリーのキャラなどが相手でもない限り軽鎧より重鎧の方が装備されるのかもしれない。
しかも、そのブレイブ上昇量がローブと同じなため、ローブの立場が無いに等しい。
やはり魔法オンリーのキャラなどが相手でもない限り(ry
対戦アクションゆえに、重さや回避率の概念がないことで重鎧の装備性能が純粋に高くなっている。
FF作品の中では比較的優遇されている鎧装備ではないだろうか。
光の4戦士
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FFL
主に戦士・竜騎士・ナイト・暗黒騎士が装備可能な体防具。
防御力は高いが、回避率・耐性・装備ボーナス辺りは軽装備に劣る。
ただ、これらのジョブは「盾」を装備できるので、回避率の面はカバーできる。
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FFRK
防具の分類の1つ。防御力が高めである反面、魔法防御力は軽装鎧より低め。
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