FF5
没アイテムの一種。回避率はないが防御力は高い盾。
データ上存在しているだけでなく、一部攻略本に載っていたらしく、存在は有名だった。
- NTT出版「ファイナルファンタジーV 冒険ガイドブック」の「FFV アイテム大事典」p.34には、
と記述されている。ちぬられたたて(たて)
防ぎょ力が高い。でも敵の攻げきはあまりかわせない。
一応アイテム変化技で作る事もできる。
「かいひしないたて!」
- 防御力は15(最高の防御力をもつ源氏の盾が9)もあるが、回避率は1%、魔法回避率は0%しかない。
魔法防御は5、重さは5とフレイムシールド並。1ギルで売却可。 - 他の呪い装備に比べてデメリットが回避しないことくらいなので呪いとしては軽すぎるから削除されたのかな?
- 聖属性無効といった効果は一切無いので注意。
FF6版のようにステータスに異常をきたしたりはしない。
アイテム変化で作るには大変な苦労を要する。
ポーションを乗り越えた「アイテム0000」×15のゾーンにたどり着くまでの道中には、装備しているとフリーズしてしまう消費アイテムがいくつか存在する他、ステータス変動によりアイテム変化の条件に影響してしまうものもある。
面倒なアイテムは1回の戦闘で何度もクイック自殺を繰り返して複数回変化させて飛ばしてしまうのが吉。
- 「アイテム0000」にはステータス補正も状態異常も一切無いため、ここまで来ればあとは少しづつ慎重に変化させていくだけ。
大量のアイテム0000→あかいくつ→レインボードレスと徐々に変化させればようやく血塗られた盾に辿り着くことが出来る。
血塗られた盾を右手に装備した状態で「たたかう」を選ぶと、ランダムで何らかのエフェクトが同時に発生する。
フリーズしてしまう場合もある。
当時、血塗られた盾が没アイテムであることを知られておらず、貴重な情報源であったNTT出版「ファイナルファンタジーV 冒険ガイドブック」には、第三世界になってから入るピラミッドの手に入るお宝で堂々と「ちぬられたたて」と書いてあったため、探しまくったプレイヤーもいた模様。
- ピラミッドには呪われた装備が多いし、元々配置するはずだったのを忘れてしまったのだろうか?盾だけ呪い装備がないのも変な気がする。
- アイスシールドの宝箱がちぬられたたての宝箱だったという推測ができる。
順序的に序盤(呪いの指輪とフレイムシールドの間に記載)、アイスシールドの記載がないこと等が根拠。
菊一文字→大地のハンマーという記載ミスもある。 - 当時の攻略本は開発途中の資料を提供するケースも多かったらしくその名残と思われる。
本作には兜・鎧・アクセサリに呪いの装備が存在するため、呪われた盾もどこかにあるだろうと探し回ったプレイヤーは多かったものと思われる。
【視聴覚室】
ちぬられた盾の性質 |
アイテム変化で手に入れるまで |
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FF6
ゴホッ…これを… これを…。 『血ぬられた盾』…もし、その呪いがとければ最強の盾となるのだが…。
名前の通り呪われた盾。
崩壊後のナルシェの民家(アクセサリー屋の上にある建物)で寝込んでいるじいさんに話しかけると、詳しい説明もなく託される。
- 防御力、回避率、魔法防御力、魔法回避率が軒並み0なので防具としては全く機能しない。
それどころか装備すると大幅なステータスダウンと各種状態異常が発生し、地と聖を除く属性が弱点となる。売値は1ギル。
装備した状態で累計256回の戦闘に勝利する(弱いモンスターでもOK。装備者が変わったり装備されていない時期があってもよい)と呪いが解除されて、最強の盾「英雄の盾」に変化する。
呪いが解けた時にはちゃんと「血ぬられたたての呪いがとけた」とメッセージが出る。
装備すると力、素早さ、体力、魔力が-7され大きく減少し、さらに混乱・バーサク・スリップ・沈黙・死の宣告の5つの状態異常が発生するので、リボンを装備しないとまともに戦闘すらできない。
その上地と聖を除いた炎・氷・雷・地・水・毒の属性が弱点となるため、補強なしでは事故死もままあるという始末(地と聖のダメージは変わらない)。
- ウーマロ以外の全員が装備可能。
入手時の老人の「解除すれば最強の盾」というヒントはあっても、どうやって解除するかのヒントはない。
呪いがとけた英雄の盾を装備してLv上げをする事で、究極魔法「アルテマ」を習得できるのが大きい。
シリーズ作品中、最も強烈な効果のマイナス装備。
しかし救済も考えられているようで、装備の組み合わせでほとんど相殺ができる。
- 状態異常はリボンでほぼ無効化。
- 死の宣告は形見の指輪、セーフティビットで無効化(カウントダウンはするが0になっても死なない)。
- 死者の指輪+リボンでも可。死の宣告のカウントダウンは進行し0になると全回復。
- 弱点属性(炎氷雷地水毒)はネコ耳フード(炎氷雷風聖地半減)でほぼ相殺
またはミネルバビスチェ(炎雷氷風無効、水地聖毒半減)で完全相殺 - ステータス補正(力速体魔 各-7)はベヒーモスーツ(力速体魔 各+6)でほぼ相殺
またはライトブリンガー(力速体魔 各+7)で完全相殺
以上を考慮すると、ミネルバビスチェを装備可能なティナとセリス、ネコ耳フードとベヒーモスーツを装備可能なリルムが解呪時の候補に上がる。
が、そんな面倒なことはせずにとりあえず混乱などをリボンで封じてさっさと戦闘を終わらせても良い。
- 相殺の必要性は状態異常>弱点属性>パラメータ弱体化、といったところか。
リボンは必須として、幸いミネルバビスチェも瓦礫の塔のかなり入口近くの場所で入手可能。
戦闘のコツとしては、最低限混乱とバーサクをアクセ(リボン)で防ぎ、死の宣告のカウントが終わらないうちに他のキャラに頑張らせて早めに終わらせることである。
血塗られた盾の状態異常は永続。殴られても混乱は解除されないし、戦闘不能から蘇生させても治らない。
戦闘回数のカウント方法としては魔石の習得率で計測する方法(たとえば習得値1の地域で1%の魔法を100%まで習得すれば100回勝利)、
EXPから計測する方法(経験値1の相手なら正確)がある。カウントが面倒なら解呪されるまで適当に戦うのもあり。
魔法修得値が入らないゴゴが装備していると戦闘回数がカウントされないので注意。
これは上記のキャラクターの魔法修得値獲得処理をスキップするところで、血塗られた盾の判定も同時にスキップしてしまっているバグによるもの。
魔石ボーナスをフル活用するために魔石を装備できないゴゴのレベルをまず上げきるようなスタイルの人は引っかかるかも。
- ピクセルリマスター版でやっと修正された。
戦闘場所の候補としてはプレイスタイルに合わせて様々な場所が考えられる。
- マランダ南の砂漠で魔法習得、レベル上げと同時にやったり、それほど危険でないダンジョンを攻略する方が結構戦闘回数も重なり、呪いも解けて一石何鳥にもなる。
- 逆に狂信者の塔みたいなところやボス戦では厳禁。属性攻撃などであっという間に殺られる。
- 透明化させて恐竜の森周辺の草原なんかだと経験値もそこそこで攻撃も受けない。属性を使う敵もいない。
ただ呪いを解くだけなら、孤島でピーピングベアとひたすらエンカウントし続けるという方法もある。
- 血塗られた盾の解呪方法としては、孤島でピーピングベアからエリクサーを、
アースプロテクタからラストエリクサーを盗みながら戦闘回数を稼ぐ方法が一番だと思う。
まず事故死の可能性がほぼゼロ。
次にエリクサーとラストエリクサーという超有用レアアイテムが多数ゲットできる(256回もの作業戦闘が有意義となる。)。
この2点はかなり重要ではないだろうか。
…補足として
- アースプロテクタは孤島の砂漠エリアにしか出てこない。またこの砂漠にはブラックドラゴンという
この方法唯一の事故死の原因も出てくるが、アンデッドなのでレイズで瞬殺できる。 - ピーピングベアとアースプロテクタにはすぐにストップをかけること。
でないと、この2体のモンスターは超虚弱体質ゆえエンカウント後5秒ほどで勝手に死んでしまう
(それゆえアイテムを盗まない前提であれば、盾の安全&最速の解呪方法にもすぐに転換できるわけ)。 - こいつらからは魔法修得値が1入る。普通に呪いを解く場合256ポイント(下記のGBA版で増殖させた場合でも128ポイント)の魔法修得値が入るので、これを利用して育成が遅れているキャラの魔法修得も行うといい。ちなみに経験値も入るがごくわずか(アースプロテクタは1ポイント・ピーピングベアは2ポイント)なので気にしなくていいだろう。
- 孤島でのらくらく呪い解除をする場合、「コンフィグ」のコントローラー項目を「カスタム」にして、使い道のないL2ボタン(PS系の場合)を「けってい」にしとくと左手だけで全操作が賄えてらくちん。空いた右手で好きなことをするがよい。育成遅れのキャラの魔法修得もついでにやっておこう。
獣ヶ原もおすすめ。
経験値が入らずガウが飛び込んだり帰ってきたりすると戦闘カウントされないという欠点はあるものの、崩壊後に強力なモンスターを登録するだけでも目当て以外の敵と相当数戦う事になるのと、序盤~中盤など大半の相手はすぐ倒せるので、獣ヶ原で「あばれる」収集がてらの解呪は十分有用。
血塗られた盾を賭けると呪いの指輪が貰える(ダイダロスに勝利するのが条件)。
呪いの指輪から量産出来るのはエアアンカー。
- 賭けるのはあまりにも勿体ないので、普通はアーリマンにメタモルフォースを使う方が現実的。
GBA版で増殖させていたなら賭ける手もある。- エアアンカーを賭けると景品が市販品のそよ風のマントになるので呪いを解くのがめんどくさい、解除まで待てるか!という物臭やせっかちさんは売って金に換えるという手もあり。
前の持ち主であろう英雄は何者なのか、どういった経緯で呪われたのか、なぜこのような解呪方法なのか。
いろいろと気になるところではある。
- 何者かの血に塗れた呪われた盾を、幾多の魔物の血で洗って解呪…。条件だけみれば余計に呪われそうなものだが…?
- 敵の血で洗うというより、呪いを装備者がその身に引き受け肩代わりする、というのが重要なのだろう。
血塗られたの盾の解呪法を、誰にも訊かず書籍やネットで調べる事も無く、全くの自力で発見できた人って居るのだろうか。『装備したまま戦闘すれば解けるかも』位までなら辿り着ける者は結構いただろうが『ソレを256回も重ねる』と言う発想はちょっと出てこないと思うんだけれど。
- 「呪いが解ければ最強」と入手時にヒントは手に入るので、最強を信じて装備しっぱなしで行動していたら条件を満たした、というケースはあったと思われる。
GBA版やピクセルリマスター版の旧verで、増殖させて一度に二人以上装備させるとカウントが早くなる事が確認されている。
ただし呪いが解けるのは一度に一個までで、一個戻すと再びカウントがやり直しになる。
- ピクセルリマスターで血塗られた盾を増殖した結果、4人に装備させることで1回の戦闘につき4ポイント加算されていることが確認されている。
仕組みとして、盾のカウンタが単一のグローバル変数だと推測される。
戦闘終了時に全プレイヤーの中から盾装備者を探して、見つかる度にカウントアップしてるとかの動作で、一個しか呪いが解けないのは、256カウントを発生させた瞬間に検査してたキャラに対してアイテム変化を掛けているからだろう。
- カウンタはアイテム変化時にリセットしてるか、1Byte変数のオーバフローフラグを見てるかのどちらかだが、リセットする意味がよく分からないからおそらくはオーバフローフラグ。
- 血塗られた盾の呪いの解除が過去に存在したアイテムIDを利用したアイテム変化であるとするならば、これは、過去に扱われた裏技を逆手に取った方法なのだろう。
クリア前に英雄の盾を利用できないという欠点があるが、GBA版で英雄の盾が複数欲しいなら、
“血塗られた盾を1個増殖→2個の血塗られた盾を利用して呪いを解く→獲得した英雄の盾を増殖”
という手順が最も効率が良いだろうか。
FF6(ピクセルリマスター版)
ゴゴが装備していても解呪されるようになった。
ver1.0.5で解呪直前のデータを作りゴゴに装備させて確認。
オート倍速のおかげでよりスピーディに解呪ができるようになった。解呪までの目安は孤島で1時間半ぐらい籠もればいい。
- ゴゴ装備時はヒールロッドを持たせておくとリボン不要。混乱バーサクのおかげでオートで味方を回復し続ける。
FF12
物理回避率+90%、猛毒+スリップ+スロウの永久効果を持つ盾。
ライセンス『呪盾装備』で装備可能。
ガントレットもしくは盾回避率UP2つ以上とセットで物理回避率が100%になる盾だが、
永久効果がどうやっても消えない。
リボンを着けても消えず、リジェネやヘイストをかけるとスリップ、スロウと同時に共存するという現象が起こる。
リジェネの回復量はレベルに比例し、高レベルではなかなかの回復量になるが、
猛毒+スリップのダメージにはさすがに追いつけない。
しかもバブルを使うと猛毒で受けるダメージが2倍になってしまう。
敵を暗闇にすれば他の盾でも物理回避率が100%になるため、暗闇が効かないボスに用いるのがいい。
- スローとヘイストの共存は平常時の132%のCT処理
物理攻撃のみで回避無視を持たないパイルラスタなどは完封できる。
入手できるのはゲーム中で3個のみ。
- 港町バーフォンハイムの反レダス派の家(10% トレジャー出現率100%)(要ダイヤの腕輪)
- 幻妖の森 思の最果て(100% トレジャー出現率25%)
- エリクサーなどの入ったトレジャーが同じ座標に出現することがある。
- ヘネ魔石鉱 特殊採掘坑(100% トレジャー出現率40%)
FFTA2
表記は「血ぬられた盾」
ほりだしもの「呪われた装備S」で作成可能な盾。素材は修羅の骨・邪心の生血・悪魔の羽根。
購入時の値段は18600ギル。一品物。
FF6をプレイしたことがあると状態異常が発生するんじゃないかと思ってしまうが、炎が弱点になるぐらいである。
闇属性を半減し、回避が15上がる。
なお習得できるアビリティはない。
- 炎弱点になる程度のデメリットしかない反面、FF6のものと違い装備し続けても呪いが解けて別の高性能の盾に変化したりもしない。
回避率は盾の中で2番目だが、どんなに回避を上げても当たる時は当たるのがSRPGの宿命である。
ダーク対策以外ではあまり使いどころはない。
ゲーム中の解説文は「血にぬれたように赤黒く光る魔界の盾。いずれは持ち主の血を吸うという。」という名前にふさわしいなんとも気味の悪いものだが、ゲームの仕様上では先述の通り炎弱点になるだけしかデメリットがないため、そこを別の装備で補いさえすれば何の問題もなく利用できる(細かい設定まで気になるプレイヤーはあまり装備させたくないだろうが)。
DFF
タウロスレシピ+ひりゅうのたまご+スノーボード1つずつと、31920ギルでトレード可能な盾。
レベル99以上でないと装備できず、守備力も73と他の追随を許さない高さを持つが、
装備するとバトル開始時のブレイブが0になり、HPも1/20まで下がってしまう完全なマイナスアイテム。
ちなみに、たとえこれを装備して255回戦闘しても、英雄の盾にはならない。
ちなみにアーティファクト化して特殊効果が付くとマイナス効果は無くなるが、
同じ防御力を持つ盾が他にあるのであまり意味が無い。
人によってはゴーストを倒しやすくする為に装備させていたりする。
コスモスジャッジ下での開幕即殺特化で有効。
背水の陣と併用すればHP1の状態で戦闘が始まる事を利用して、
条件アクセサリHP1などを開幕から即時発動とか利用法はたくさん。
BRV-100%も反骨の心などで相殺できるし、使い方次第…かな?
スリリングな戦闘もできるし。
UT版
UT版では、一度でもこれを入手していれば、
デュエルコロシアムの魔導船コースや新設のブラックジャックコースにおいて、
これを装備した相手が出てくる事がある。
その場合、HPが少なくブレイブもほとんど無くなるので、強さが「最強」でもかなり倒しやすくなる。
ただし、コスモスジャッジや「反骨の心」には要注意。
DDFF
装備Lv100以上、DEF+73、バトル開始HP-95%、バトル開始BRV-100%と相変わらずの効果の盾。
素材もタウロスレシピ、ひりゅうのたまご、スノーボードと前作同様だが、値段は180320ギルと大幅に上がっている。
まあこれに限った話ではないが。
FFEX
重盾の1つ。
暗黒の双角2個、闘神のマント2個と14539ギルで作成可能。
サポート効果は、消費AP減少-100(AP効率悪化)
- 禍々しい外見の呪われた盾。
消費するAPが上がるだけでなく、属性攻撃や状態異常にも弱くなってしまう。
全属性および全状態異常耐性が-50。
とある盾と形や装飾が似ているが…?
鬼畜縛りプレイしたい方は装備してみてください。
FFRK
「血塗られた盾【XII】」。レア8の盾。FF12共鳴。闇属性強化【小】の効果を持つ。
ガブラスのクリスタル神技「耀光怨讐の果てに?」付き。
2024/1/31、「ラビリンスダンジョン(FFXII)」装備召喚第1弾で追加された。