概要
マスタリー | クラス |
Occultist オカルティスト | カンジュラー |
Shaman シャーマン |
報復+「フィーバードレイジ」のシステムをペットビルドにも応用できないか実験してみた所、
意外にもまともな強さがあったので出してみます。
まあ、報復型といっても装備構成的には特別な部分はないので、
通常のペットビルドと違うのは盾持ちで「フィーバードレイジ」を使うというところだと思います。
- 4/15 少し改良しました。
Ver2
スキル・星座・装備
改良点
SR75-76を何度か戦った感じとして、火力については範囲攻撃力が低いので敵の数が多いと時間がかかること、
ディフェンス面ではデバフや耐性低下に弱いのと、エナジーも少なめで吸収攻撃をされると枯渇する感じだったので、
過剰気味だったディフェンスを減らして、これらの点を改善してみました。
装備
- ブーツだけが変わりましたが、これは単にエレメンタル耐性が不足したためです。
スキル
- 耐性低下を加えるため「ウインドデビル」を取りました。
星座
ここが一番時間がかかりましたが相当に試行錯誤した結果この配置に落ち着きました。
- 最もダメージの高い火炎属性の耐性低下を増やすため「ソレイルの魔剣」を取りました。
- 範囲攻撃力を上げるため「インプ」を取って「ウインドデビル」に割り当てました。
「フィーンド」や「冬の精霊 アマトク」も試しましたが、
「ウインド デビル」は3体なのでリチャージがない「インプ」は発動率が良く効果的です。 - ヘルス回復用として「蝙蝠」と「ウルカマの天秤」の2つを取りました。
自分の戦い方のせいもあると思いますが「ビヒモス」などのヘルス回復スキルよりは、
「蝙蝠」のようなヘルスを吸い取るようなスキルのほうがデバフ類にも強く安定する感じがします。
なお、「ウルカマの天秤」の方はエナジー確保とアミュレットと合わせて全耐性低下を加える役割もあります。 - 「水の番人ウロ」はライフ・エナジー吸収耐性とカオス耐性がほしかったので取りました。
参考動画:シャッタードレルム75-76シャード
クリアタイム的には速くないですが、ペットビルドに慣れている人なら3,4分は短縮できると思います。
序盤で「グラヴァ'スル」が安定せずに時間を取られましたが、(まだ少し手探り気味です。 )
ペットビルドの場合ボス・ネメシスが非常に奇妙な動きをしがちなので難しいです。
例えばSR75のボス戦で「ファビウス」が初期位置に戻っていますが、よくこのような動きをします。
また、通常のビルドより他の敵が反応しやすいので、最初はペットを遠くまで行かせずに、極力近くにおびき寄せたほうが安全です。
参考動画:本編のBoss戦
シャッタードレルムの動画だけだと、インパクトが弱めなので本編のボス戦も出しておきます。
見て分かる通り殴ってくる相手にはやはり強く、あまり殴ってこない「モルゴネス」は遅めです。
ともかく、本編を戦う範囲においては報復ウィッチブレイドと同レベルという感じで、
総合的にみるとペットビルドとしてはかなり強いビルドではないかと思います。
マスタリー
スキル・星座・装備
最初のバージョン
GrimDawnTools
長所
ペットビルドで「フィーバードレイジ」を使用可能。
本編では常時使用で全く問題なしです。
SR75くらいだと相手を見てから使わないと危ないですが、ヘイトコントロールできていればネメシス相手でも大丈夫です。
ペットビルドとしては本体のディフェンス力は最高レベル。
盾持ちの物理耐性70%に耐性超過や装甲も十分あり殴りの攻撃ではびくともしないくらいの安定度があります。
バフ剥がしやメテオを受けない。
ペットビルド全般に言えることですが、ヘイトコントロールさえ出来ていれば、
バフ剥がし、メテオ、にネメシスの召喚物などは本体を狙ってこないので楽です。
また、基本的に遠距離攻撃できるので近寄って来ない相手も倒しやすいです。
短所
当然使用スキル多め
ペットビルドでは避けられないところではありますが、
スロット切り替えしないとペットの再召喚ができないくらい使用スキルが多いです。
敵との相性が独特なので慣れが必要。
普通のビルドのように耐性持ちが苦手という単純なものではなく、
特定の攻撃や性質で相性が変わってくるので、安定して戦えるようになるまでは時間がかかるでしょう。
基本的には単体の相手は余裕ですが、敵の数が多くなると火力が分散しやすく戦いにくくなる傾向があります。
コンセプト
今回の目的は2つだけです。
- ペットビルドでも「フィーバードレイジ」は有効か?
- SR75-76をクリアできる。
結果的に「フィーバードレイジ」は、非常に有効なのは間違いないですが、フォーラムを含めても使っているペットビルドを見たことはないので未知の領域です。
今回は効果をわかりやすくするために、合わせてペットボーナスで報復系の効果を持つ装備を優先的に使っていますが、
トータルで考えると、報復最優先ではない方が最適な可能性もあると思います。
とりあえず、動作を見ている限りでは殴りの強いボス系相手への火力アップの効果は大きいです。
そして、混乱系の攻撃が混ざってしまうと殴ってくれなくなるので火力が落ち込むのもハッキリ分かります。
また、ペットビルドの場合ヘルス変換による回復は難しいので、できるだけ本体に攻撃を受けなくしつつヘルス再生でカバーするのが常套手段ですが、
デバフ持ちキャスターに「フィーバードレイジ」を使うと範囲攻撃も激しくなり耐性低下+持続ダメージに耐えられなくて死ぬ羽目になるのでなかなか難しいです。
立ち回り・雑感など
ペットビルドの操作は簡単には説明できないですが、シャッタードレルムで最重要なのはヘイトコントロールに尽きると思います。
基本的な操作としては、
- 最初に少し離れた場所から「ペットの攻撃」を使ってペットを敵にぶつけます。
他に敵を攻撃したりデバフをかけるスキルはまだ使いません。
- ある程度ペットが殴って、敵のヘイトを稼いだらデバフ系のスキルを使います。
- 最後に敵が本体に向かってこないようであれば「フィーバードレイジ」を使って火力をブーストします。
それ以外に注意事項があるとすれば、
- 基本的には敵に密着するくらいペットの近くに居た方がペットは安定します。
ただ、デバフ系の攻撃の種類によってはペットは問題なくても本体が危なくなるケースもあるので、
この場合は少し距離を取る必要があり、この辺りはひたすら戦って覚えるしか無いでしょう。
参考動画:シャッタードレルム75シャード
参考動画:シャッタードレルム76シャード(Boss戦のみ)
*統計情報の参考にGrimInternalsを使っていますが、今回はペットのダメージだけの表示です。
動画では星座が「マンティコア」の代わりに「ビスミールの枷」を取っていますが、
全耐性低下目的だとリチャージの長さが辛いので、「マンティコア」の方が良いです。
あとは、使用スキルが多いので、ここでは「ドリーグの邪眼」は取っていませんでしたが、やはり特定の相手用としてダメージ減少は必要な感じです。
ペットビルドは、本編であれば特に難しくないですが、シャッタードレルムは操作的にも難易度が高く初心者向きではないです。
フォーラムでも多くは薬品使用に、ボス戦もマップを反転させて戦ったりするケースが多いですが、
ここではどちらも使用せず条件は通常のビルドと同じで戦ってみました。
たた、筆者もペットビルドの操作は得意ではないし、タイムオーバーはしませんでしたが結構時間が掛かったのでSR76は省略してボス戦だけにしました。
ボスやネメシスの対処方法は一口では語れないくらいに、それぞれに戦い方がある感じでとにかく経験を積むしか無いと思いますが、
動画では「クバカブラ」に張り付きで余裕で勝っている反面「カローズ シジル オブ クトーン」に崩壊させられています。
特に範囲攻撃で耐性低下+持続ダメージを掛けてくる相手は要注意で、「アナステリア」「センチネル」あたりも苦戦させられる相手です。
また、75-3でもエルドリッチ系のデバフキャスター3体相手に簡単に殺られているのは同じ理由です。
他には、「迷いし者の死神」「カイザン」などは本体がヘイトを取ってしまうと召喚物やペットの攻撃を受けてひとたまりもないので、
必要なければ回復スキル以外は使わなくても良いくらいです。
全体的には性質は違うものの、殴ってこない相手やデバフキャスターに回復持ちは得意ではなく、
はからずも通常の報復ビルドと似たような傾向がありますが、操作の良し悪しでかなり難易度に差が出る感じです。
スキル
報復系スキル(黄色)
「ストームスピリット」が雷報復、「ヘルファイア」が火炎報復のバフ。
「エンボルデニング プレゼンス」「オークスキン」が全報復のバフで、これらはすべてバフなので本体&仲間に効果があります。
あとは「サモンブライアソーン」が物理報復ダメージを持っているのと、「ドリーグ血」にも酸報復と全報復のバフがあります。
「フィーバードレイジ」(赤)
ある意味このビルドのキモとも言えるスキルですが、かなりハイリスクなので、
高難易度ではヘイトコントロールできていないと一瞬で死ねます。
「カース オブ フレイルティー」「ウェンディゴ トーテム」(青)
動画の統計情報を見るとよく分かりますが、物理、出血もそこそこダメージがあるので「カース オブ フレイルティー」は10ポイントです。
「ウェンディゴ トーテム」も可能な限り振りたいところですが、この辺りは必要に応じて調整すればよいでしょう。
星座
上の画像は「ペットへ」のキーワードで検索をしているところで、赤い点が「ペットへのボーナス」を含む場所です。
まあ、当然ながら可能な限りペット強化付きのものを取りたいところです。
「春の乙女 イシュターク」「モグドロゲン ザ ウルフ」「瀕死の神」(黄色)
最初にポイントとなるのはTire3のどれを取るかですが、ペットビルドの場合大抵はこの3つのどれかを取ることになります。
「春の乙女 イシュターク」は星座スキルに「標的の挑発」効果があるのでシャッタードレルム用としては最もスタンダードな選択です。
ただ、火力としては他には劣るのでディフェンスとの兼ね合いで選択する感じになると思います。
「メンヒルのオベリスク」(赤)
シャッタードレルム向けのセットアップとしてこの星座を2,3ポイント取るのはペットビルドに限らずに定石とも言えますが、
今回は盾装備なので星座スキルが使えるのがポイントです。
なお、このスキルには報復強化がありますが、ここに関してはペットには効果がないのでディフェンス強化目的です。
「マンティコア」「ビスミールの枷」「ローワンの王冠」(緑)
全耐性低下(A耐性)のどれを取るかですが、上でも書いているように今回は属性がバラけているので最終的に「マンティコア」にしました。
「ビスミールの枷」にした場合は「鷹」を外せるので、余った3ポイントで「ローワンの王冠」と2つ使うという手もあります。
「レブナント」「ウルカマの天秤」(青)
カオス耐性が少し不足しているので「ビスミールの枷」を取る場合は「水の番人ウロ」や「空位の王座」で不足気味のカオス耐性を埋めることが出来ます。
装備
「ドラキャリス」「三神の防衛者」「神話級 ワイルドショーン レッグガード」(黄色)
ペットの報復強化での選択箇所で、「三神の防衛者」はスキル変化で「ドリーグの血」に酸報復が乗ることもありますが、
物理耐性強化としても役に立ち、オカルティスト全+1もあるので悪くない選択だと思います。
武器に関しては「ウルトスの火花」の方が一般的ですが、報復効果としては「ドラキャリス」の方が上だと思うのでこちらにしました。
前者の場合はリングに「神話級 ケルファト'ゾースのグリフ」をあわせて使うのが定番です。
あとレリックの「原始的本能」はペットが物理報復を持っているところからでの選択ですが、
試した感じでは火力的には「ビスミールの支配」で速度を上げたほうが上な感じです。
ただ、高難易度ではペットが崩壊した場合の最後の砦として「原始的本能」が命綱になりえるので保険的な意味での理由もあります。
「ネイチャーズ コールの礼装」セット(赤)
報復重視ということだと「サモン ブライアソーン」の召喚上限+1を使うこのセットで決まりです。
ただ「サモン ブライアソーン」はリチャージが長めなので、ペットがすぐ死ぬような場面だと、若干使い勝手が悪い感じもあります。
「大君主のアイアン グリップ」(青)
グローブは「グルの到達」とどちらが良いのか分かりませんが、こちらのほうが無難な選択でしょう。
コメント
- レイジでタフなペットで袋叩きビルド面白いです失敗すると本体に来るのがロマンありますね -- 2020-04-15 (水) 14:58:41
- 私はネメシス相手でも本体がガンガン体当たりしていますが意外に平気です。 Ver2でかなりパワーアップしたと思うので是非試してみてください。 -- 著者? 2020-04-15 (水) 19:24:40
- ブライアソーン本体レベルを上げると棘の爪の報復が上がるんみたいですがマックスにするともっと火力でますか? -- 2020-05-04 (月) 06:57:27
- 最近はフォーラムでも「サモン ブライアソーン」はフル強化するケースが多く、火力と共にヘイトも強化できますが、どちらかというと「カンジャー プライマル スピリット」を強化(リチャージ短縮など)したほうが火力は出る感じです。ただ、そっち方面に進み過ぎると報復要素は薄くなり、単に普通のペットビルドになってしまうので難しいところです。 -- 著者? 2020-05-04 (月) 17:04:19
- あえて他を上げてたんですか気づきませんでした -- 2020-05-05 (火) 08:12:58
- このビルドはペットで報復に特化してみるという実験的なものですが、サポートしている装備自体が少ないので当然苦しさはあります。単体火力としては優れているので本編では結構優秀だと思いますが、シャッタードレルムでは参考動画を見て分かるように常時「フィーバードレイジ」を使うのが難しいのと「グルの悪意」セットのような範囲攻撃力が無いのでのでクリア速度としては遅くなってしまいます。 -- 著者? 2020-05-05 (火) 11:40:19