Builds/For_Include_Class_feelings

Last-modified: 2024-03-26 (火) 05:07:10

※実際のゲーム内での使用感などは、当ページに記述された時点以降のバージョンアップによって変わっている可能性があります。

Commando コマンドー (SO+DE)

物理 または 火炎 がメイン攻撃属性に選ばれる事の多い組み合わせ。
報復に関するシナジーもあるため、専用装備が揃うと報復特化型ビルドも可能。

ソルジャー(SO)とデモリッショニスト(DE)は互いに強力な防御系スキルを保有しているため、安定性は非常に高い。
どちらをメインに強化しても、片手武器+盾/両手武器、近接/遠隔 のあらゆるパターンで有効な組み合わせが構築可能。
メンヒルの防壁両手近接武器装備でも使用可能になったため、高火力+高防御力 のビルドも作りやすくなった。
ヴィンディクティヴ フレイム/スクワッド タクティクス を両方伸ばすことで 攻撃/詠唱 の速度を稼ぎやすいのもポイント。

比較的装備の自由度も高く、スタンダードに構成可能なのはこのあたり。

特に装備資産の少ない段階では、比較的武器が入手しやすく序盤から範囲攻撃が強めの 物理系両手武器フォースウェイブ連射(トレマー)型 がよく推奨される。*1
火炎系ビルドもDEのマスタリースキルや星座スキルに範囲攻撃が多いため育成を進めていきやすいが、
装備資産が少ない段階では、高難易度での高火炎耐性の敵に対して耐性減少手段が やや不足気味になる点には注意。

火炎系コマンドーの完成形としては、防具に通称:正義セット + 武器にワールドイーター を使う火炎フォースウェイブビルドが古くから有名だが、武器の入手難度はかなり高目。
武器については火炎やフォースウェイブを強化するような他の物で代用してもよいだろう。
また、拡張FGを導入すると、防具に関しては上記セットを発明家のセット内変換機能で揃えやすくなる事に加えて、
比較的入手しやすい火炎系コマンドー専用装備的なMIレア両手剣サンヘラルズ クレイモアも追加されるため、
火炎変換したブレイド アーク型など、構築バリエーションが他にも広がる。

物理型コマンドーについては、SOの各 バフ/パッシブ とDEのテンパーによる強化が有効で、物理型ビルド特有の高い防御性能を構築しやすい。
物理耐性の高い敵が全体的に少ないため、他属性に比べるとダメージが通りにくい状況は少なく、SOの持つスキルと星座スキルによる耐性減少だけでも大体問題無くやっていける。
ただし完成型で使えるような SO+DE 双方を物理方面で同時サポートする装備が全体的に少なく、
SO側だけをサポートしている物理ビルド用セット装備をメインに使い、DE側はサブ扱いになるような事が多い。
DE側のスキルをメインにした物理型では、(属性変換装備が必要になるが)実用性のある 物理モータートラップビルド も当wikiに投稿されている。

高い装甲貫通を持つ銃器を使えばオレロンの激怒+テンパーを活用した 遠隔刺突カデンツ型も可能だが、
双方のマスタリーにカテゴリBの耐性減少手段が無いため、装備の持つ付与スキルやスキル変化、星座スキルでフォローする必要がある。
刺突ファイアストライク型を構成しようとした場合は、物理部分は武器が持つ装甲貫通で刺突化できるが、
それ以外の 火炎/雷/カオス に散らばっているスキル固定値を刺突に属性変換する装備が要求されるため難易度は高くなる。

Witchblade ウィッチブレイド (SO+OC)

SOがファイター成分、OCがキャスター成分を担当し、うまく組み合わせることでシナジーを生み出す。
片方をメイン、片方をサブに割り切ると運用しやすい。

双方にパッシブやサポートスキルが豊富で攻防のバランス選択幅が広く、色々と試行錯誤して楽しみやすいマスタリーの組み合わせ。
物理/毒酸/出血 あたりをメイン属性に選ぶと比較的素直にビルド構成しやすい。
生命力/カオス をメイン属性に選ぶ事もできるが、レアな装備への依存度が少し高目となり、ビルド構成にもひと工夫が求められる。
ソレイルのウィッチファイア/スクワッド タクティクス を両方伸ばすことで攻撃速度を稼ぎやすいのもポイント。

SOメインの場合は物理ダメージで殴る事が多いため、OCのカースオブフレイルティーによる敵の物理耐性減少が良くマッチし、
回復&バフにはドリーグの血、攻撃速度向上にソレイルのウィッチファイアが有用。
また、SOの泣き所である星座スキルのトリガーをカースオブフレイルティーやブラディポックスで補えるなど、序盤から選択肢が増える。
OCをメインに使う場合はSO側の各種防御系スキルがOCの耐久性を補ってくれるほか、豊富なCCが緊急回避の手段として役に立つ。

良く選択されるスタイルとしては、物理カデンツ型 / 物理+出血ブレイド アーク型 / ドリーグの邪眼+毒酸武器殴り型 など。
特に物理カデンツ型ビルドの中では、装備非依存の物理耐性減少量/攻撃速度 の関係からこのマスタリーの組み合わせが(ベースゲームのみの場合は)最も火力を出しやすい。
SO側のスキルとOC側のドリーグの血ツリーから得られる報復を活用した報復型ビルドも可能で、
特に拡張FGを導入した場合には 報復関連の装備 や Rataプロパティ が追加されるため、ビルド性能が大きく上がる。

育成/トレハン段階においては、カデンツ型は装備とスキルポイントが充実する迄は本領を発揮しにくい傾向で、対集団高速殲滅戦もあまり得意ではないため、
両手近接武器使用によるフォースウェイブ連射(トレマー)型がよく推奨される。
物理+出血ブレイド アーク型のビルドも、盾+片手武器/両手武器 のどちらでも初期育成段階から最後までこのスタイルで行く事が可能。
他には、SOの攻撃スキルをOCの得意なカオスに属性変換して使うビルドも可能だが、こちらは装備依存度がかなり高目となる。

SO側の フィールド コマンドスクワッド タクティクス でもペット強化ができるが、
OC側で出せるペットが二体しかいないため、このクラスでのペットビルドは あまりメジャーではない。

Blademaster ブレイドマスター (SO+NB)

SOがNBのタフネスを補強し、NBがSOにさらなるタフさと狡猾性を補強してくれる良い組み合わせ。武器による通常攻撃系スキルを使うビルドに非常に向く。
二刀/両手武器/片手+盾/銃 の全組み合わせで問題なく機能するため、どちらかメインということもなく、むしろツープラトンのように働くだろう。
ニューマチック バースト/スクワッド タクティクス を両方伸ばすことで攻撃速度を稼ぎやすいのもポイント。
SOからするとほぼ不要なオレロンの激怒の刺突強化が、ここぞとばかりにマッチするのも不思議な組み合わせだと言える。
メイン攻撃属性は、物理か刺突が無難。SOの物理強化成分をバッサリ切って基礎性能だけを使うと割り切り、
その分のスキルポイントをNBに注ぎ込んで冷気や毒酸の特化にする手も一応有るが、
装備資産が少ない段階では、高難易度での高耐性の敵に対して耐性減少手段が やや不足気味になる点には注意。*2

特に、"二刀流のブレイドマスター" は見た目も名前もスゴイカッコイイ。WPSの発動率もスゴイ確保しやすい。
ただし、見た目と名前のカッコよさとは裏腹に、かなりの初心者キラーと言える。
ソルジャーが入るとはいえ仕様を良く理解していなければ思った程の硬さは得られず、また二刀技は装備への依存度が相当高い。
完成すれば高い火力を実現可能だが、適当に装備を拾って適当に進めて……というスタイルが好きな人にはあまりオススメできない。

一方で、盾持ちの場合はスゴイカッコイイ度合と火力は下がるが、安定感はその分非常に上がり、装備構成のハードルも下がる。
また、メンヒルの防壁が両手近接武器装備でも使用可能になったため、
ソルジャーの高い武器ダメージ参照率スキルを使う両手武器スタイルでも防御性能が確保可能になっている。

Battlemage バトルメイジ (SO+AR)

物理が得意なSOとエレメンタル系が得意なAR という一見するとシナジーのない組み合わせだが、実は非常に練り込まれた味のある組み合わせ。
物理系 or エレメンタル系 がビルドの方向性としては向いている。

双方のマスタリーが豊富な攻撃スキルに加えて、
フィールド コマンド / ファイティング スピリット / イナー フォーカス / オーバーロード / エレメンタル バランス といった、
攻撃能力(OA)を強化してクリティカルを活かすためのスキルを持つ事から高火力を実現しやすい。
防御面でも、メイヴェンのスフィアオブプロテクション / メンヒルの防壁 という併用可能な割合ダメージ吸収スキルや、
ヘルス低下時発動の保険的パッシブ アルケインウィル / メンヒルの意志 のほかに、
ウォー クライによる敵ダメージ減少デバフなどがあり、両手近接武器型でも安定した性能を確保しやすい。(盾持ち時には更にオーバーガードも使える)

SOをメインにした物理型ビルドでは、AR側のスキルは主にサポート役に回る。
スタンダードにカデンツブレイド アークで殴るスタイルのほか、
フォースウェイブ連射(トレマー)型の場合は、ARのメンタル アラクリティで詠唱速度を上げてDPSを伸ばす事もできる。
また、属性変換用の装備が揃うとARの強力な攻撃スキルを物理に変換するビルドも可能で、
拡張AoM導入時には物理バトルメイジ向けの非常に強力なセット装備:スペルスカージ も追加される。

ARをメインにしたエレメンタル型やイーサー型ビルドでは、ARの高火力攻撃スキルを主力にしてSOのバフやパッシブスキルで支えるスタイルが多くなるが、
盾を持ってスカイ シャードを落としながら、SOの攻撃スキルを使って属性武器で殴るスタイルも意外に強い。
派生スキルのディスコードでエレメンタルに属性変換したカデンツについては該当スキルの解説を参照。

マスタリースキルによる敵の耐性減少手段については、SOがブレイク モラルの物理耐性減少とテリファイの全耐性減少(値が低目)を持ち、
ARがオレクスラのフラッシュ フリーズ(OFF)の火炎耐性減少と、OFFツリー後続にあるアブソリュート ゼロの物理耐性減少を持つ。
ARが持つふたつは敵をOFFで凍結させている間のみ有効だが、v1.2 でOFFに敵の凍結耐性減少効果が追加されたため、以前よりも使いやすくなっている。
ただし、最高難易度では大きく凍結耐性を下げても、ボスやネメシスなどは凍結時間が非常に短かったり、種族によっては完全に凍結しない敵も居る点に注意。

Warder ウォーダー (SO+SH)

マスタリーで体格が最も伸びる組み合わせ。一見脳筋だが、近距離担当のSOに、遠近両用のSHが加わることで、いろいろな戦い方ができるようになる。
雷/出血/生命力/ペット を伸ばしたいならSH、物理を伸ばしたいならSOをメインにするといいだろう。
ヘルスも高く、双方の常駐バフスキルおよびパッシブスキルにより攻守両面を強化できる組み合わせであり、
さらに、十分に育てたウェンディゴ トーテムがあれば、盤石の体制ができあがる。
また、両手武器用のスキルもあり、スキルで耐久面をカバーできるので、両手武器装備にも向いている。

このマスタリーの組み合わせでは、双方の得意分野の重なる物理(+出血)をメイン属性にすると、初心者から始めても「死ににくく、それなりの火力を持つビルド」が比較的作りやすい。
特に物理ウォーダー向けには、拡張AoM導入時に非常に強いセット装備:自然の復讐者 が追加されるが、
これを揃えなくとも、ヘルス再生や回復をサポートする装備や星座スキル複数と、
サヴィジリィツリーのバフ / モグドロゲンズ パクトツリー / ベテランシー / メンヒルの意志 / メンヒルの防壁 等を組み合わせると、
モリッモリに ヘルス回復/再生 して、両手武器型なのにほぼ不沈艦...みたいなビルドも構築可能。
雷や生命力をメインにすることもできるが、SO側に耐性減少手段がほぼ無いため、装備資産が少ない段階では、高難易度で高耐性の敵にダメージが通りにくい事がある。*3

このクラスでは カデンツ/サヴィジリィ が強力なため最終的なメイン攻撃スキルによく使われるが、
スキルツリー完成に必要なスキルポイントや装備が充実するまでには時間が掛かり、その間は範囲攻撃力も控えめのため、
育成/トレハン 段階では、両手近接武器使用によるフォースウェイブ連射(トレマー)型や、
両手 近接/遠隔 武器使用によるプライマル ストライク連射(サンダラス ストライク)型 等がよく推奨される。
また、SOのブレイド アークについては、比較的早い段階でスキルツリーが完成して広角の範囲効果を持ち、
このクラスが得意とする物理+出血型にマッチする事もあり、ベースダメージの高い両手武器で育成段階からこれをメインに使っていく手法もある。

Tactician タクティシャン (SO+IN)

近接のソルジャー(SO)と遠隔のインクィジター(IN)と、遠いようでいて相性の良い組み合わせ。

SOの得意な物理ビルドには、INのスチールリゾルブは相性抜群。
また、その場を動かず殴り合うのにインクィジターシールを張れば、被ダメを抑えつつ各種バフを受ける事ができる。
INをメインにすれば高い刺突と体内損傷でエレメンタルを用いない古風なガンマンスタイルも可能。
その場合は近接武器無しとなるため、ソルジャーのCCスキルの代わりにホーン オブ ガンダールが活躍する。
盾と銃を構えれば殲滅速度は落ちるものの、さながら動く要塞のように移動回避と高い防御が実現できる。

INには物理耐性減少手段が無い為、物理特化系は不利に思ってしまう方も居るかもしれないが、
SO側に物理と相性のいいスキルが多数揃っている、INのスキルには物理型でもシナジーのあるものが多い、
他の属性に比べると物理は高い耐性を持つ敵が非常に少ない、アイテム-スキル変化も視野に入れればINは物理耐性減少手段が比較的多く用意されている等の理由から、
物理型ビルドのベースとしては決して悪くない。
両マスタリが幅広い武器種に対応しており、盾+片手武器、両手武器、二丁拳銃と様々なスタイルが取りやすいのも魅力と言える。

自動発動で攻撃能力と全ダメージを上昇させる一時バフを双方のマスタリーが持つ点にも注目。
INにはクリティカルダメージを大幅に強化する手段が有る為、基礎攻撃能力を或る程度確保すれば、
ファイティング スピリットデッドリー エイム という、一時バフ二段階発動からの高倍率クリティカル連発も可能。

ビルド研究が進んだ現在では、上記の 物理/刺突 系のビルド以外にも、エレメンタル系や火炎系等の特定装備を生かしたビルドが様々考案されており、高い評価を得ている。
最終形の装備依存度と入手難易度が非常に高いが、完成すればかなり高性能な為、それを目指してトレハンするのも楽しみ方のひとつである。

育成は大体何やっても強いので自由度がかなり高いが
迷ったら、両手近接武器使用によるフォースウェイブ連射(トレマー)型なら装備も比較的入手しやすくて楽で速い、というのは他のSO入りビルドと同様である。

Death Knight デス ナイト (SO+NE)

最前線を構築する高い攻防にヘルス変換が交わり、死を乗り越えたかの如き怒涛の活躍を行う。

ダメージタイプ系統については、物理型 / イーサー型 / 物理+イーサー型 / 生命力型…と豊富で、装備スタイルも幅広いビルドが考案されている。
物理+イーサー型については、優秀なレジェンダリーセット一式:クリーグの武装が、
各部位が各固定敵からのドロップになっていて、セット装備にしては(拡張AoM内では)比較的集めやすく、
このクラスの基本性能の高さも相俟って、初心者からでもエンドコンテンツまで安心して楽しめると評価されている。

スタンダードな 盾+片手近接武器スタイルでは、オーバーガードで カチカチに防御を固めつつ、
カデンツ の間に リーピングストライク を挟むことで高いヘルスを維持することが可能。
ベースダメージの大きい両手近接武器をカデンツブレイド アークでブン回すスタイルも強い。
ソルジャー(SO)は 攻撃能力増加/敵防御能力減少 のスキルを多数持つため、下手に守るよりもクリティカルを放ちつつ攻めたほうが安定しやすい事も多くなっている。

また、特定装備で片手遠隔武器を両手に装備可能にすれば、高い火力と耐久性を兼ね備えた物理二丁拳銃スタイルのビルドも構築できる。
このスタイルではアップデートで双方が貫通効果の有るWPSを持つようになったため、以前よりも殲滅力がアップしている。
拡張FG導入時限定では、ドレイン エッセンス報復ダメージの一部を乗せる(Rata)特定装備を使うと、
エンドコンテンツでも通用する 耐久性/範囲火力/回復力 を兼ね備えた報復型キャスタービルドも構築できる。*4

NE側のペット用スキルだけではなく、SO側の フィールド コマンドスクワッド タクティクス でもペット強化ができるため、
ペット特化ビルドや主従で共闘するハイブリッド型も構築可能なのだが、OCやSHとは違いペットの耐性や回復を確保する手段が乏しいため、
ペット向け資産がかなり充実していないと、高難易度になるにつれてペットは使い捨て気味になる事が多い。

育成段階では、盾持ちカデンツ型は資産とスキルポイントが充実しないと真価を発揮しにくく、対集団殲滅速度も伸ばしにくいため、
物理 or イーサー系の両手近接武器を使用したフォースウェイブ連射(トレマー)型や、
ラヴェナス アース を使用する生命力系キャスター型などがよく推奨される。

v1.1.9.7 では、安価に作れるランダム接辞付与クラフト専用ベルトの ストーンプレート ウェストガード に、
アップデートで [ソルジャー+1] [イーサー→物理 変換] が追加されたため、デスナイトで物理特化型ビルドを作る際には役立つ事があるだろう。

Warlord ウォーロード (SO+OK)

物理属性による攻撃/盾関連の強化/報復関連の強化 に高いシナジーを持つ組み合わせ。
物理/報復 方面に特化すると、トップクラスの高装甲ガチムチさを持ちながらも比較的高火力のビルドが構築可能で、
初心者からでもエンドコンテンツ攻略を目指しやすくなっている。

双方とも攻防両面での パッシブ/バフスキル が充実していて、攻撃速度や攻撃能力(OA)についてもマスタリースキルだけでもかなり稼ぎやすい。
また、盾のダメージも参照する移動攻撃スキルが二つ存在するため、メダル増強剤の付与スキルも合わせると、移動速度が遅くてもカバー出来る。
盾に関しては、シールドブロック率/ブロック回復時間/ブロックダメージ量 を最も強化可能なマスタリーの組み合わせとなっている。
どの型のビルドでも、攻撃を直接受ける事が多くなる傾向にあるため、被打時発動やブロック時発動のスキル類との相性が良い。
そういった 星座スキル/装備品の付与スキル 等を組み込んでいくと役に立つ。

基礎スペックが高いため 近接両手武器/二刀流/二丁拳銃 でも充分強いが、まずは「近接片手武器+盾」のスタイルでの物理型ビルドが構成しやすい。*5
メイン攻撃手段にはツリー内の攻防バフが強力な 正義の熱情 が良く採用されるが、SO側の武器攻撃スキルをメインにするスタイルでも構成可能。
また、盾を持って通常代替で殴る場合には、OKの シャタリング スマッシュ への強力なスキル変化の付いた装備を採用する事で大きなアドバンテージとなる。
OKの アイ オブ レコニング に関しては、スキルツリー内のダメージ属性が 物理/火炎/雷 にバラけていて、一発毎のスキルダメージも小さいため、
物理属性でフル活用するためには属性変換とアイテム-スキル変化が付いた装備に頼る面が多くなる。

報復特化型ビルドの場合は、SOの カウンター ストライク/メンヒルの防壁、OKの 美徳の存在ツリー/アセンション などで報復を強化した上で、
OKの 正義の熱情 にスキルツリー内の 応報 で報復ダメージの一部を追加(RAtA)して殴りつつ、*6
同じくRAtA可能な、OKの メンヒルの盾/SOの カウンター ストライク を併用する事が多い。

Pyromancer パイロマンサー (DE+OC)

火炎/カオス という得意属性に対するシナジーが、この二つのクラスを結びつけている。
簡単に火力を伸ばすことができるほか、CCも豊富な組み合わせなので、火炎/カオス 属性主体の二丁拳銃には最適な組み合わせ。
(闇炎の服装という専用セット装備もベースゲームから用意されている)
マスタリーとビルドの方向性的には火力は申し分ないが、ガチムチ系棒立ち防御適性はさほど高くない点には注意が必要。

DEのBWCツリーには強力な攻撃能力デバフがついているほか、敵の全耐性減少手段もサポートする。
これとテルミットマインとの組み合わせで、敵の カオス/火炎 耐性がさらに低下する。
ここに、OCのカースオブフレイルティーツリーのエレメンタル耐性減少と、
DEのフレイムタッチによる火炎ダメージ、OCのソレイルのウィッチファイアによる カオスダメージ/攻撃速度 が加わることで、両ビルドが火力を高められる。
射撃を主体にするDEにとっては、カースの減速効果は非常に頼もしく見えるだろう。

体格が伸び辛く打たれ弱くなりがちなOCからすれば、被弾時の危険性を和らげてくれるDEの防御スキルはとても貴重。
フラッシュバン による範囲CC+ファンブルや、ヴィンディクティヴ フレイム のヘルス再生+総合速度上昇、ブラスト シールド によるヘルス低下時の防御性能上昇 等。
DEの各種 デバフ/CC スキル群とフレイムタッチは本体のみならず、ペットもサポートしてくれるが、
使役できるペット数が少ない事などから、このクラスでのペットビルドは あまりメジャーではない。

Saboteur サバター (DE+NB)

DE/NB 共に攻防に優れたスキルが揃っており、お互いシナジーする部分は多い。
DEメインの 二丁拳銃/爆弾魔 ビルド、NBメインの二刀流ビルド など、多くのビルドタイプに対応しており、
Lv1でも仕事をする スタンジャックスリングオブスチール などのCCもあるので、意外とかゆいところに手が届く。

フレイムタッチツリーニューマチック バーストで攻撃能力、ヴィンディクティヴフレイムニューマチック バーストでヘルス再生と総合速度、
どれも重要な要素をマスタリースキルだけでも それぞれかなり増強しやすいというのは大きな利点。

近接ビルドの場合は、チャージ無しで最大効果が出る通常代替スキルであるファイア ストライクのダメージを、
NBが持つ複数の二刀流WPSで強化できる点も大きな特徴。
また、以前はエンドコンテンツでの強敵集団に近接ビルドで殴りこむにはディフェンス面に やや不安が有ったが、
現在ではNBのデュアル ブレイズで得られる物理耐性や、ウルズインの怒りによるADCtHを活用などでフォロー可能となっている。

双方のマスタリーが得意とする属性は DE=火炎/雷 と NB=冷気/刺突 で一見噛み合いにくいように見えるが、
火炎と冷気を同時に扱うような場合には、武器セット:オルタス&ネックス や 装飾品セット:エレメンタル バランス がベースゲームから存在するほかに、
拡張DLC導入時は ナマディアズ ホーン(AoM) / ゲイルスライシズ マーク(FG) などをはじめとした、
DE/NB 両方のスキルボーナスや、火炎/冷気 をどちらかに寄せて強化するアイテム-スキル変化の付いた装備や、
使用属性を問わず高い防御性能を持つ汎用的防具セット:シャッタード ガーディアン(FG)、
サバターを火炎に寄せる強力な防具セット:エンバーズ コーリング(FG) などが追加されるため、
現在では両クラスの長所を活かした高い殲滅力を発揮できるビルドが構築可能となっている。

Sorcerer/Sorceress ソーサラー/ソーサレス (DE+AR)

火炎と雷の出力に高いシナジーを持つ属性攻撃特化クラス。
どちらも火と雷をバランス良く利用し、そして強化できるビルドなので無駄なくダメージを伸ばしていけるほか、
DE全ビルドに共通した泣き所であるエナジー消費の問題をARが解決し、AR側は貧弱な装甲をDEで解決……するのではなく、むしろもっと火力を高めて殺られる前に殺ることができる。
属性攻撃ビルドの場合、ARの イナー フォーカス による攻撃能力と精神値の上昇は非常に効果が高い。
属性ダメージに夢を見る火力大好き野郎なら是非構築してみたい。

また、防御面に関しても ARの メイヴェンのスフィア オブ プロテクションツリーで被ダメージの割合吸収+CC耐性確保、エレオクテスの鏡で緊急回避、
DEの ヴィンディクティヴ フレイム でヘルス再生量強化、ブラスト シールドでヘルス低下時のピンチを凌ぐなど、
重要なスキルにポイントを適切に投入する事で確保可能となっている。

現在のソーサラーでの主流ビルドとしてよく見られるのは火炎特化型。

[火炎特化型についての詳細:]

[火炎特化型についての詳細:]
キャスター型の場合は、DEの ブラックウォーター カクテル、ARの キャリドアのテンペスト/デヴァステイション あたりがよく使われる。
火炎特化型でARのスキルをメインに使う場合は、スキルダメージに混じっているイーサーを火炎に属性変換する装備があるとダメージを伸ばしやすくなる。
また、アップデートで DEの キャニスター ボム/モーター トラップ の使い勝手が非常に向上したため、これらに特化したビルドも人気。
火炎系の遠隔コンポーネントスキルをマスタリースキルのCDを埋める通常攻撃代わりに使うのもよい。

  • 使用スキルの系統的には火炎ダメージ補正(+%)だけではなくて、燃焼ダメージ補正(+%)や燃焼持続時間を伸ばすというのも有効。
    複数スキルの持つ燃焼をスタックさせていく、いわゆるDoT特化のようなビルドも可能。

武器攻撃型の場合は、火炎系遠隔武器で DEの ファイア ストライク をメインにするのが最適。
こちらの場合はフレイムタッチで火炎フラット(実数)ダメージと火炎ダメージ補正(+%)を強化すると共に、
星座/防具/コンポネ 等で火炎フラット(実数)ダメージを更に積むのも有効。(これらの実数ダメージは武器ダメージに追加されるため)

いずれの型でもDEの テルミット マイン は敵の火炎耐性を大幅に減少させるため強力。(同じカテゴリ内で耐性減少効果を加算可能なBカテゴリ)
オレクスラのフラッシュ フリーズでも、敵を凍結させながら強烈な火炎耐性減少効果を与える事ができるが、
こちらは高難易度になるにつれてボス系全般や特定の敵には効かなくなるため、終盤では使用スキルポイントと要相談といった感じになる。

資産やスキルが揃わずディフェンス面がいまいち...と感じる段階では、キャスター型/武器攻撃型 どちらの場合も、各種スキルに 火炎/エレメンタル 攻撃系の星座スキル をアサインして、
ブラックウォーター カクテルツリーのデバフ(+耐性減少) や フラッシュバンツリーの CC/デバフ/ファンブル を有効に使いながら、強敵相手には距離を取りつつ戦うといいだろう。

火炎特化型で属性的に有効でよく使われる星座スキルはこのあたり。

ほかには、ヘルファイア マインのイーサー耐性減少効果を活かしたイーサー型ビルドも可能。
射撃ビルドの場合はイーサー型ファイア ストライクに向いた装備の種類は少な目だが、
キャスタービルドの場合はイーサー レイ向きの装備が豊富で入手しやすくなっている。

Elementalist エレメンタリスト (DE+SH)

火炎/雷 に対するシナジーの高いクラス。
火炎/雷 を得意とするDE + 雷を得意とするSH の組み合わせで、両方のマスタリーに効果加算可能なエレメンタル耐性減少手段有り。

よく構成されるビルド傾向としては、近接/遠隔 両手武器攻撃型、二丁拳銃、ストーム トーテムモーター トラップ設置型、火炎瓶&爆弾類投擲キャスター など。
両方のマスタリーに多彩な攻撃スキルがあるため、非常に色々な事ができる。

サポート系のスキルに目を向けると、SHとしては、DEが持つ フレイムタッチ がとにかく便利。
近接/遠距離/召喚物 の全ビルドで機能するほか、必要マスタリLvが安いのも長所。
ヴィンディクティブフレイム の速度強化も強力で、近接型ならサブツリーも含めて反撃スキルも役に立つ。
DEとしては、SHが持つ モグドロゲンズパクト による ヘルス/エナジー 再生強化が非常に頼りになるほか、
高い減速効果を持つ グラスピングヴァインズ のおかげで遠距離職の安定性も格段に増す。

武器攻撃を使用する場合、通常代替スキルとしては、サヴィジリィファイア ストライク が競合するが、メインソースが火か雷かで使い分ければOK。
一応SHがメインでも、ファイア ストライク型のほうが単発火力は高くなるが、サヴィジリィを使用する方がチャージ中のバフ効果を得られる利点はある。
通常代替スキルではなく、近接/遠隔 両手武器を装備して プライマル ストライク をメインにしたビルドも可能。
特に育成中や防具が揃わない内などは、雷ライフルマンスタイルにすると耐久力が少々低くとも高い範囲火力でサクサクと進める事ができる。

武器攻撃以外では、本体は フラッシュバン や 火炎瓶&爆弾類 を投げながら、
ウィンド デビルストーム トーテム にアサインした星座スキルに任せて逃げ回る...という狡いビルドも可能で、これが中々強い。
時間は掛かるが、一部の危険なスーパーボスを比較的安全に倒せるような構成も可能。

ヘルス回復手段としては、バージョンアップにより ヘルス再生全般が大幅に強化されているため、
このクラスでは ヴィンディクティヴ フレイムモグドロゲンズ パクト/ハート オブ ザ ワイルド を軸としてのヘルス再生特化型のビルドも構築しやすくなっている。*7

Purifier ピュリファイア (DE+IN)

それぞれの得意分野である遠距離武器攻撃に対するシナジーがとてつもなく高い。
特に、火炎系遠距離ビルドであれば 二丁拳銃 / 片手銃+盾 / 両手遠隔武器 どのスタイルを選んでも高い性能を発揮できる。また、INの懲戒のオーラ とも非常に高いシナジーを持つ。

通常代替スキルであるデモリッショニストの ファイア ストライク(FS) を使用時に、FSの武器ダメージ等がINの各種WPSに参照される点が嬉しく、
更に、(INのスキルページに詳細が書かれているが)ストーム スプレッドなどで、FSの 爆風/散弾 までも重複するため、通常射撃の性能がガッツリ上がる。
また、双方のマスタリーに 自攻撃能力の強化手段/敵防御能力の低下手段/攻撃速度の上昇手段 が有るため、攻撃性能の面で苦労する事は少ない。
特にエレメンタル系統の二丁拳銃ビルドをやりたい場合には、現時点で最も適性が高いマスタリーの組み合わせと思われる。
スキルポイントをうまく配分して、双方のマスタリーが持つ バフ/サポート スキルや豊富なCCを活用する事ができれば防御面でも安定するだろう。

INが得意な刺突に関しては、デフォルト状態のDEスキルでは テンパーキャニスター ボム 程度しかシナジーは無いが、
ファイア ストライクツリーの射撃への適正が非常に高いため、装甲貫通率の高い銃と、エレメンタル系ダメージを刺突ダメージに属性変換するような装備を揃えて、
INの持つWPSや デス センテンス / ホーン オブ ガンダール / 信念のオーラ あたりと組み合わせる事で、強力な刺突射撃型ピュリファイアも構築することができる。

Defiler ディファイラー (DE+NE)

少々扱いの難しいクラス。
それぞれのマスタリーが得意とする属性(DE: 火炎/雷、NE: イーサー/生命力)について、あまり相互にシナジーが存在しないため、
属性変換アイテム-スキル変化の付いた装備などを使わない場合は、どちらかの得意分野をメインに育てて、片方はサブ扱い+装備/星座 で補強する形となるだろう。

シンプルに組むならそれぞれの得意な火炎+生命型であり、装備はブレーズハート、拡張FG で導入される病害卿セット、
コンポーネントはキルリアンの粉砕した魂といったものが用意されている。
ただしこの属性同士の組み合わせは、対応したアイテムの絶対数=ビルドの幅に乏しいという難点がある。
属性変換を使うとビルドのバリエーションがだいぶ広がり、
この機能が付いた装備を活用して[火炎/生命力/イーサー/物理] のいずれかに寄せるビルドも考案されている。
但し、いずれのビルドも特定の装備への依存度が高く、それらがあってはじめて両マスタリーにシナジーが生まれるという点は共通している。
最終的な性能の天井は他のクラスに引けを取らないが、こうした装備がない素の状態でのシナジーの薄さから、
装備資産の乏しい初級者のうちに選ぶと苦労する場面が多いクラスだろう。

火力面では、属性変換装備で どちらかの得意属性に思い切り寄せた場合には意外とグーンと伸ばしやすいが、
一時的なダメージ吸収スキルが発動していない時の素のディフェンス面は結構確保しにくい傾向に有る点は覚えておいて頂きたい。
(物理系方向に向かうと、星座/装備 類の傾向から幾分確保しやすくはなる)
育成の段階でも属性面におけるシナジーの薄さがネックになりやすいが、
冷気・生命を火炎に寄せられるリフトクロウスライサーなど、いくつかのディファイラー向け装備が用意されているため利用していきたい。
すこし変わったビルドでは、DEのフレイム タッチツリーやCCスキルでNEのスケルトン軍団をサポートするペットビルド というのも可能で、*8
メインキャンペーン内程度ならば最高難易度でも充分にやれる。ただしシャッタードレルムのようなエンドコンテンツでは骨軍団が耐久力不足気味になる。

Shieldbreaker シールドブレイカー (DE+OK)

このマスタリーの組み合わせでシナジーが最も強く発揮されるのは火炎属性ビルド。
火炎属性を生かす 攻撃スキル/バフスキル/耐性減少スキル が双方に存在し、遠近武器攻撃型/キャスター型 どちらでも比較的容易に構成可能。
ただし、優秀なスキルが双方に多い為、取得スキルはある程度方向性を定めていかないとポイントが不足して中途半端になりがちな面もある。

攻撃スタイルとしては、
双方が持つ通常代替スキルのどちらかで撃つ殴るもよし、メンヒルの盾/ブラックウォーター カクテル/キャニスター ボム などを投げまくるもよし、
モーター トラップサモン ガーディアン オブ エンピリオン に任せて逃げ回る卑怯ビルドも可能。

火炎属性を含む攻撃スキルが豊富なクラスではあるが、それらには必ず物理や刺突、カオス等のダメージも多く含まれるため、
十分なダメージを出すには複数属性のダメージボーナスを持った装備の入手か、属性変換による攻撃属性の整理が必要となる。
幸い両マスタリーのスキルには、比較的入手しやすい属性変換持ちの装備が複数用意されているため、
属性変換を絡めるビルドとしては育成難度や要求資産のハードルは低いと言える。

[入手しやすい属性変換装備一例:]

[入手しやすい属性変換装備一例:]
サービターズクリーバー: 正義の熱情 物理→火炎
大型の虫のような外見をしたクトーン系の敵からドロップ。
スキルボーナスも殴り系シールドブレイカーにマッチしており使いやすい。

ザースゼーランズコデックス: ブラックウォーターカクテル カオス→火炎
Act2、苦悶の階段にいるザースゼーランからドロップ。
ボスからのドロップだが、育成の比較的早い段階で手に入れることができる。

モルテンクロウスライサー: キャニスターボム 物理→火炎
拡張FGエリアの後半等に出現する、赤い肉食恐竜のような外見の敵からドロップ。
物理属性だけでなく、刺突属性も一部を火炎に変換できる。
一部残る刺突がもったいない感もあるが、育成段階でモブを蹴散らす程度ならこれでも十分な性能。

ウグデンボーグ フレイムスロワー: グレネイド 物理→火炎 サモン ガーディアン オブ エンピリオン 物理→火炎
拡張AoMエリアに多く出現する巨大な切株型の敵からドロップする。
またローグライクダンジョン「古代の森」にいる商人からも購入可能。
後者は商人のいる場所まで辿り着ければ購入はできるので、ダンジョンボスを倒すのは厳しいキャラでも入手は問題ない。
ダンジョン内の扉をくぐってエリアを切り替える事で接辞の厳選も容易。
2つのスキルを100%火炎化する上に火炎耐性減少能力まで付き、非常に頼もしい。

どちらのマスタリーも自前のスキルで 物理/火炎 の報復ダメージを上乗せでき、
RAtA効果の付いた攻撃スキルを持っている事から、報復系ビルドとの相性も良い。
両マスタリーの特性上、防御能力や装甲値総量はある程度以上高い値にしづらい事、
遠近問わず強力なファンブルを付与するシーリングライトを持つ事などから、
ガチガチの殴り合いで直接報復を返すよりも、やや引き気味に立ち回りつつ報復ダメージの乗った攻撃を打ち込むようなビルドへの適性が高い。

 

ヘルスの回復面では武器攻撃によるADCtH以外にも、ヴィンディクティヴ フレイム を生かしたヘルス再生強化型にもできる。
更に ブラスト シールド/美徳の存在ツリー 等で基本的な生存性も確保できるが、
「割合でのダメージ吸収手段」を持たないため、高難易度での飛び抜けて分母の大きな攻撃には意外と脆い点には注意が必要。
近接型ビルドにする場合、エンドコンテンツでは「敵ダメージの割合減少デバフ」の使用や、装甲/耐性 の強化などに気を使う方が良い。


Witch Hunter ウィッチ ハンター (OC+NB)

ペラッペラの体格でダメージ出力を目指す攻撃的なビルド。
最もシナジーの高い毒酸以外では、生命力/冷気/出血 でも戦える。
毒酸/冷気 については、OC/NB 両方のマスタリーが効果加算可能な耐性減少手段 ヴァルネラビリティ/ナイツ チル を持つ。
双方の各種バフから得られる属性耐性が多彩で、稼ぎにくい物理耐性も多目にフォローできるため、*9
スキルポイントを犠牲にして防具の選択肢をかなり広めることができる。
ヘルス再生についても、双方に強化バフがあるため、関連星座などと組み合わせると かなりの再生量になる。

毒酸型ビルドを構成する場合、NB側では 刺突/冷気 ビルドではあまり使われない ニダラのジャストファイアブル エンズ / マーシレス レペトワー が活躍。
二刀流で殴る場合にはニダラのヒドゥンハンドも役に立つ。
OC側では、ドリーグの血ツリー と 排他スキル: ポゼッション の強化が非常に重要。
また、NBには星座スキルのアサイン先になる持続式スキルが少ないため、OCの ブラディポックス がかなり助かる。
二刀流で殴る以外では、OCの ドリーグの邪眼 が有力なダメージソースになる。
低レベル帯からも入手が容易なアイテム-スキル変化の付いた装備で育成しやすく、
高レベル帯では拡張 AoM/FG で追加される邪眼専用装備を集めると、非常に高火力なビルドも可能。

OCの 生命力/カオス 強化成分とNBの二刀成分を使って「生命力/カオス 属性の武器」を使う二刀流近接型も出来るが、この場合は装備依存度が高くなる傾向にある。
NBが得意な 刺突/冷気 をメインにする場合は、OC側はサブ扱いの形になる。

ウィッチハンターは傾向的に二刀流の近接攻撃型では装甲やヘルス量の面で脆くなりがちだが、
ベースゲームでは 毒刃の盟約 という毒酸二刀ウィッチハンター向けの優秀なセット装備があり(拡張AoMで上位セットも追加される)、
拡張FGを導入すると、毒酸型でも使える防御性能に優れた汎用的なセット装備 シャッタード ガーディアン が追加されるほか、
カオス二刀流用には破壊的攻撃力によるADCtHで生存性が高くなる ラー'ズィンの苦悶 という超強力なセット装備も追加されるため、
最終的にこれらを入手する事を目指して頑張ってみるのもよいだろう。

 

また、フレネティックスロウCDを0にした ファンタズマル ブレイズ を投げまくる 生命/出血 ナイフビルドもある。
こちらはOC側のスキルで手軽にダメージが伸ばせるほか、キャスターとしての引き撃ち気味の立ち回りで安定可能な意外な安牌。
エナジー消費問題さえクリアできれば、かなりの瞬間火力を出す事も可能。
防御面に要求される性能も二刀流の近接攻撃型に比べると低目で済む場面が多いため、エンドコンテンツにも挑みやすい

Warlock ウォーロック (OC+AR)

トップの脆さを誇る、純キャスタータイプの組み合わせ。
豊富なCCと持ち前の高い精神値から来る高火力を発揮する事でメインキャンペーンをどんどん進めていけるのだが、
素直にマスタリー適性通りの方向の 装備/星座 で組むと、ヘルス/防御能力/装甲 あたりが極端に低くなる傾向のため、
レアリティの高いセット装備等が無い場合、拡張AoMを導入している場合は最高難易度Act5以降で苦戦する場面も有る点に注意。

基本的に(特に物理に)打たれ弱いため、ドリーグの血によるヘルスの維持/メイヴェンのスフィア オブ プロテクションによるダメージ軽減等と併せて、
ナリフィケイションによるデバフ解除/エレオクテスの鏡による緊急回避 などの使用タイミングも問われるテクニカルなクラスとなる。
火力を伸ばしやすい純キャスタータイプのマスタリー同士の組み合わせ。
豊富なCCと持ち前の高い精神値から来る高火力を発揮する事でメインキャンペーンをどんどん進めていける。
イナーフォーカスで攻撃能力を上げ、遠距離型の戦闘スタイルを組むのが主となるだろう。
OC寄りに準ペットもできなくはないが、やはりカンジュラー(SH+OC)やカバリスト(OC+NE)等の純ペットビルドには見劣りする。

素直にマスタリー適性通りの方向の 装備/星座 だけで組むと、ヘルス/防御能力/装甲 あたりが極端に低くなる傾向のため、
防御面も意識しておかないと拡張AoM導入時の最高難易度Act5以降で苦戦する場面が有る点には注意。
ただし、ドリーグの血 / シジル オブ コンサンプション によるヘルス維持や物理耐性の確保、
メイヴェンのスフィア オブ プロテクションポゼッション による割合でのダメージ軽減、
ナリフィケイションによるデバフ解除、エレオクテスの鏡による緊急回避 など生存性向上スキルも多種持つため、
現在ではレアリティの高い装備が揃うと、特殊なスーパーボス相手にフェイスタンクが出来るようなビルド構成も可能。

共に通常代替やWPSを持たず武器攻撃はあまり得意でない組み合わせのため、特定のレア装備類が揃うまでは、
OCのヴァルネラビリティで敵のエレメンタル耐性を下げて、ARの各種エレメンタル系攻撃アクティブスキルを主力に戦うか、
アルブレヒトのイーサー レイが強力なので、Act3で入手可能なパルシング シャードが装備できると、これ一本での育成も可能。
他には、OCのシジル オブ コンサンプションドゥーム ボルトなどで 生命力+カオス に特化して、ARはサブ扱いにするなど。
OCメインの生命力型の場合は(AR+NE用ではあるが)ARのデヴァステイションを生命力化するMIアミュレットもベースゲーム部分のAct3で入手しやすくなっているので、
スキルポイントに余裕が出てくると併用する事もできる。(※デヴァステイションが最高Tierにあるため、OCのポゼッションと併用するには両マスタリーをLv50まで上げる必要あり)
注意点としては イーサー/カオス を主力にする場合は双方のマスタリースキルにデフォルトで耐性減少手段が一切無いため、
星座スキルによる敵の耐性減少に加えて、高難易度では装備の付与スキル や アイテム-スキル変化 による耐性減少も必要となってくる。

 

ウォーロック向けの特定レア装備類に目を向ける場合では、以前は「イーサーカオス」という水と油のキワモノスタイルを目指すための「千里眼セット」という逸品が有ったが、
現在はバージョンアップによりセットの方向性が「イーサー+生命力」にシフトしている。
OCには生命力をサポートする要素が耐性減少含めて一通り揃っている事と、セット自体が非常に優秀に調整されているため、
アルブレヒトのイーサー レイを主力にした高火力ビルドで良く使用されている。
OCが入っていると、ついついカオスの方角だけを向いてしまう人には、
テインテッド パワーで カオス/生命 に染めたアルブレヒトのイーサー レイを最大限に生かす「黒炎の誓約セット」という装備も用意されている。カオスビームに全てを賭けたい方にはおすすめ。
また、拡張AoM導入時に追加される要求Lv94の「トロザンの空裂き」セットはARのトロザンのスカイ シャードへのサポートに加えて、
OCのシジル オブ コンサプション[冷気+雷] に完全変換して強化する効果を提供するため、入手できると高火力と高回復力を持つ強力なビルドが構築可能。

Conjurer カンジュラー (OC+SH)

両方にペット召喚とペットをサポートするスキルを持ち、ペットビルドへの適正が非常に高いクラス。
ファミリア/ヘルハウンド/ブライアソーン/プライマルスピリット に召喚装備を合わせれば一人大軍団が結成できる。
また、OC/SH 両方のバフスキル効果によってペットと同時に本体を非常に頑丈にすることも可能なため、
ペットビルドでエンドコンテンツ攻略を目指す際には、このクラスが選択される事が多い。
ただし、ペット関係は装備依存度が高く、スキルポイントを大量に使うため、完成が遅く+スキルの取捨選択を迫られることがしばしばある。

 

また、ペット以外も幅広いビルド構成が可能。
生命力/出血/エレメンタル に対する効果加算可能な耐性減少手段が両方のマスタリーにあるため、これらに特化させてもよく、
SH側に防御系スキルを任せておいて、OC側で毒酸を伸ばしていくのも悪くない。

キャスター型の場合には、デヴァウリング スウォームカースオブフレイルティーツリーによる耐性減少を軸にした 生命力/出血 方面では、
SH:グラスピング ヴァインズ/コラプテッド ストーム/ウェンディゴトーテム
OC:ブラディ ポックス/シジルオブコンサンプション
と豊富な 攻撃/回復 手段が揃っているほか、[毒酸→生命力] の属性変換でドリーグの邪眼を生命力に寄せるビルドもある。
また、エレメンタル型では ウィンドデビル/ストームトーテム を多重展開してDoT蓄積と星座スキル発動を重視するような構成も可能となっている。

武器による攻撃をメインにする場合は、単体での完結性が高く扱いやすい プライマルストライク をSHの得意な雷系両手遠隔武器で使用すると、
両マスタリーが持つエレメンタル耐性減少とカースオブフレイルティーによる広範囲への減速がマッチし、
組みやすさの割に高い殲滅力を実現できるため、トレハンが快適な雷型射撃ビルドとしてお勧めされる事が多い。
また、耐性減少の豊富さを活用して、ウェンディゴトーテム で回復しながら、生命力系の両手武器をサヴィジリィで振り回す近接タンク型も可能。
拡張AoM導入時に追加される、カバリスト(OC+NE)で使われる事の多い闇き者の賜物セットにはSHのスキルへのサポートも付いているため、
これとワイルドハート ヴァンガードセットをミキシングした非常に生存力の高い生命力+出血型カンジュラーなども考案されている。

Deceiver デシーヴァー (OC+IN)

[毒酸/生命力/出血/カオス] が得意なOCと、[刺突/エレメンタル/カオス] が得意なINの組み合わせ。

攻撃面では、双方のマスタリーどちらにも、防御能力を低下させるスキルと、持続式/多段ヒット系の攻撃スキルが存在するため、
ドリーグの血デッドリー エイムによる高い攻撃能力を生かして、クリティカルダメージを頻繁に与えることが可能。
防御面では、ヴィガーによるヘルスの確保や、インクィジター シールによるダメージの実数吸収に加えて、
自前で [イーサー/カオス/生命力/毒酸/物理] と豊富な耐性を確保可能であったり、両マスタリーとも防御的要素の有る排他スキルを持つなど、
実際の所かなり多岐に渡って恵まれているため、耐久力の高いビルド構築も可能である。

 

どの属性をメインに扱う事ができるかを、まずは アイテム-スキル変化属性変換の付いた装備等に依存しない状態で見ると、

  • INが豊富なエレメンタル系の攻撃手段と強力な懲戒のオーラを持ち、OCがヴァルネラビリティでエレメンタル耐性減少効果を持つため、
    IN寄りのエレメンタル(火炎/冷気/雷)系が序盤からビルド構築しやすい。
    どちらのマスタリーも通常攻撃代わりに使える攻撃スキルを持たないため、コンポーネントなどから付与される攻撃スキルを通常攻撃代わりに、
    IN側の ワード オブ ペイン や二種類のルーンを扱うキャスター型で育成される事が多い。
 

アイテム-スキル変化属性変換の付いた装備までを視野に入れた場合は、
このクラスに利用できる装備の種類が豊富なため、他とは違ったビルドを組める魅力も持っている。
十分に MI/エピック/レジェンダリー 装備を集めたなら、これらを利用してビルドしてみるのも面白い。
(ただし、このクラスに限らずであるが、スキル変化や属性変換を主眼とするビルドは装備要求が非常にシビアになる場合がある点には初心者は要注意)

[アイテム-スキル変化による属性変換を使用する詳細な例:]

[アイテム-スキル変化による属性変換を使用する詳細な例:]

また、ドリーグの血ワード オブ リニューアルという2種類の範囲ヒールを持つ組み合わせでもある。
マルチプレイでヒーラーとして立ち回れる……かもしれない。

Cabalist カバリスト (OC+NE)

生命力/毒酸/ペット という色んな得意分野を重ね合わせたクラス。
両方のマスタリーが各ダメージ補正を増加させやすい上、アクティブな回復/耐性減少/ヘルス増加 と様々なスキルが詰め込まれている。

得意属性の攻撃スキルに デバフ/CC が一体となるスキルが多い事も特徴。
生命力ならばウェイスティングブラッド ボイルで敵の攻撃能力をボロボロにできるし、
毒酸ならばテリファイング ゲイズで相手を散らせつつ、
生命力/毒酸 の双方でラヴェナス アースツリー後続のディケイによるダメージ減少が期待できる。

 

ペットビルドの場合は、ヘルス増加/総合速度強化/各種ダメージ増加 のバフをもちつつ、数も多い上に十分な 毒酸/生命力/物理 耐性の確保が可能。
CDの短い攻撃系星座スキルをレイズ スケルトンズ達にアサインする事で、数の暴力により高難易度のボス系ですら瞬殺できるビルドも存在している。

  • ただし、スケルトンをメインにしたペットカバリストの場合は、ご主人様とペットの両方ともペットカンジュラー(OC+SH)ほどの防御性能は得にくく、
    特に装備資産が少ない段階では、減ったスケルトンをどんどん補充しながら火力を楽しむようなスタイルになる事が多いため、
    「安定して死ににくいペットに大体全部任せておきたい」というプレイヤーには不向きな事がある。

また、アンステイブル アノマリーにより 時限化/CD 短縮したサモン ブライト フィーンドを連続召喚し続ける事で、
非常に安定した壁役兼火力ペットによるターゲット確保と火力を両立したビルドも評判が高い。

 

ネクロマンサーのラヴェナス アースを主軸とするビルドについては、
そもそもスキル自体が双方のマスタリーとのシナジーが高い上に、CDの短めな多段ヒット型のAoEで強力 且つ、
序盤から終盤まで、安定して入手しやすいボーンスパイクで手軽に強化が可能である。

  • 装備依存度が高くなってしまう話ではあるが、
    「どうぞカバリストでラヴェナス アースをお使い下さい」と用意されている、最終装備候補の闇き者の賜物セットは、
    各部位が各固定敵からのドロップ 且つ、ドロップ率も高目に設定されている為、
    (入手可能となるのは本編最高難易度のAct6終盤隠しエリアで敵も強いが)セット装備にしては比較的集めやすくなっている。

上記以外のスタイルを取るとしても、ネクロマンサーのハービンジャー オブ ソウルズを使用して、
攻撃ダメージヘルス変換(ADCtH)を使いこなせば武器攻撃型ビルドでも問題ないため、非常に夢のあるクラス。

Sentinel センチネル (OC+OK)

毒酸/物理/火炎 と 生命力/出血 にシナジーの有るマスタリーの組み合わせ。
近接武器で攻撃してもよいし、遠隔スキルやDoTに特化する事も出来る多芸さを持つ。
双方のマスタリーが上記のどの属性についても ダメージ出力/耐性減少 の手段を持つ為、装備や星座の自由度は高くなる。

注意点としては、バフスキルで OA/火力 と 毒酸/カオス/生命力/物理 等の耐性 は確保しやすいが、
OC側の体格が伸びにくいため、DA/ヘルス量 は意識しないと低くなりがち。
また、双方のマスタリーに優秀なスキルが多い分だけ目移りしやすくなるが、或る程度使う種類を絞っていかないとスキルポイントの配分が厳しくなってくる。

毒酸型ビルドについては、双方の攻防両面のシナジーが濃く交わり、特に構成しやすい傾向に有る。

[補足:]

[補足:]

生命力型ビルドにする場合、シジル オブ コンサンプション や生命力ダメージを与える星座スキルのADCtH安息所の治癒効果向上で強化することで耐久力が高まる。
OK側の攻撃スキルは属性変換が必要だが、100% 変換するアイテム-スキル変化が多くあるので、そちらを利用するとよい。

物理/火炎 型ビルド にした場合は、OK側のスキルをメインとした武器攻撃に傾くような形となる。
出血 に関してはデフォルトではダメージソースが少な目のため、
アイテム-スキル変化 の付いた装備を使うか、OCの ブラディ ポックス 特化でもしない限りはサブ属性扱いになりがち。

OCの得意な カオス に関しては、デフォルトでは OKの側に特にシナジーが無い事と、双方が耐性減少手段を持たない事から、
アイテム-スキル変化 の付いた装備資産が無い場合には、少しメイン属性には選び辛いかもしれない。

OKの得意な報復型のビルドにした場合には、稼ぎやすい 物理/酸 両方の報復を有効活用しやすい。
RAtA効果の付いた攻撃スキルもあるため、ADCtHによるヘルス回復も可能。
同じOCを含む報復型でも、ウィッチブレイド(OC+SO)に比べるとディフェンス面では少々劣るため、
高難易度のエンドコンテンツでボス系に常時殴られるには少し不安が出てくるかもしれないが、
特定のセット装備等を採用して上手く使う事が出来ればカバーは可能。
報復による殲滅速度を上げる為のフィーバード レイジ採用は、手持ち装備資産やビルド性能と要相談。

Spellbreaker スペルブレイカー (NB+AR)

NBとARに共通する攻撃属性は、冷気。
柔らかいが火力は高い、うまく立ち回ることで被害を抑えつつ倒す、そんなテクニカルなビルドになる事が多い。

NBメインの場合は、近接向き。
二刀流WPSで攻撃するか、シャドウストライクをメインのダメージソースとするのがいい。
短時間のバフながら武器ダメージを大きく強化するリーサルアサルトが有効。
ARメインの場合は、キャスター向き。
トロザンのスカイシャードと冷気系の装備付与スキルを併用したり、ほかのアクティブスキルを属性変換装備で冷気に寄せて使うなど。
(装備による属性変換以外にも、スターパクトではARの攻撃スキルいくつかに含まれるイーサーをある程度の割合で冷気に属性変換可能)

近接型/キャスター型 いずれの場合にも、メイヴェンのスフィア オブ プロテクションツリー / ベール オブ シャドウツリー / ニューマチック バーストツリー が役に立つ。
また、冷気を強化しつつ全てのスキル*10CDRできるARの排他スキル スターパクト を伸ばして、
エレオクテスの鏡ブレイドバリア という二つの一時無敵スキル、
ニューマチック バーストと星座スキルによる回復、CDが有る攻撃スキル などの使用頻度を上げるという手法がよく使われる。
特に育成時は ナイツチル / フラッシュフリーズ / スターパクト を大きく伸ばすとサクサクと進める事ができる。

ゲームバランス的な注意点としては、拡張AoMまではそれほど顕著ではないが、
拡張FG導入時、特にエンドコンテンツではビルドやクラスを問わず極端な高ダメージを受ける場面が多く、
元々タンク適正が低目の当クラスで安定クリアを求める場合はビルド構成が限定されがちになり、それ用の装備資産も必要になる。

Trickster トリックスター (NB+SH)

どちらも武器攻撃を得意とするクラスだが、片や二刀流、片や両手武器が得意という事で武器攻撃スキルの融通性が低い。
選ぶ装備によってどちらかがメイン、どちらかがサブとはっきりした形になりやすい。

スタンダードに殴るビルドではサヴィジリィがメイン攻撃になり、
そこから NBの二刀流用WPSを活用するスタイル または SHの両手武器用WPSを活用するスタイル に分かれる。
ニューマチックバースト / ハートオブザワイルド / ウェンディゴトーテム などのサポートスキルはいずれの場合も役に立ち、
ADCtHによるヘルス回復以外に、ヘルス再生も伸ばしやすくなっている。

メイン攻撃属性としては 雷or冷気 のほか、刺突or生命力 に出血をプラス など。
いずれの場合も、特に高難易度では 両マスタリーでバラけている各スキルのダメージ属性をまとめるために属性変換の付いた装備がよく使われる。
以下は属性変換やスキル変化の付いた装備を使わないデフォルト状態での特徴。

  • 雷については、SHに ダメージソース/強化/耐性減少手段が有り、NBには強化手段がほんのり有る程度。
  • 冷気については、NBに ダメージソース/強化/耐性減少手段が有り、SHには耐性減少手段が有る。
  • 刺突については、NBに ダメージソース/強化/耐性減少手段が有り、SHにはシナジーが殆ど無い。
  • 出血については、双方のマスタリーに ダメージソース/強化手段 と、SHに出血耐性減少手段が有り、
    星座スキルと併せた複数のダメージソースからの出血をクリティカルで重ねて非常に高い火力を出す事も可能。
    冷気+出血 や 雷+出血 を推す装備も一部存在しているが、*11
    これらの組み合わせを同時に伸ばせる星座を構成しにくい事もあり、NBの得意な刺突 or SHの得意な生命力 と併用する事が多い傾向にある。
    複数の ブレイド スピリット 各個体からの出血DoTを敵に対して累積させていたタイプのビルドでは、
    仕様変更で最大召喚数が二(三)体になったためパワーダウンしてしまったが、
    時限式から常駐式に変わった点では、本体がメインにダメージ出力するビルドでの補助や星座スキル係としての使い易さとしては向上した。


Infiltrator インフィルトレイター (NB+IN)

刺突と冷気に高いシナジーを持つマスタリーの組み合わせ。
両属性とも双方のマスタリーに耐性減少手段と豊富なダメージ出力手段が存在するため、どちらを使用しても充分な火力が得られる。
刺突であれば高い狡猾から追加のダメージボーナスが得られる点にも注目。

マスタリースキル上には、二丁拳銃ツリーと二刀流ツリーが存在するが、発動条件に 遠隔武器 or 近接武器の縛りがある事と、
どちらのツリーもある程度ポイントを振らないと発動しにくいため、Wキーによる武器変更などで両方を併用するようなことは難しい。
現在のビルド例では 刺突/冷気 どちらかに特化した二刀流スタイルが多く見られる。

冷気型では、INの バイティング コールド で敵の防御能力を大きく下げる事で、
INの デッドリー エイム / アルケイン エンパワーメント で得られる強烈なクリティカルダメージ補正を生かした火力特化型ロマンビルドが実現可能。
ハガラッドのルーンエクセキューション のクリティカルヒット時の破壊力等は折り紙付き。
更に、懲戒のオーラナイツ チル という2種類のオーラスキルを併用すると、
立っているだけでも、周囲の エレメンタル/冷気 の耐性を大きく減少させるという反則的な火力ブーストが掛かる(しかもダメージまで毎秒入れてしまう)。

刺突型でも デュアル ブレイズ / ナイツ チル / デス センテンス / ホーン オブ ガンダール / 信念のオーラ といったスキル群で優秀なビルドが構成できる。

いずれの場合も、ニューマチック バーストで攻撃能力を上げ、デッドリー エイムで増幅させれば、
ブリザード / アサシンのマーク などのクリティカル時発動の星座スキルも安定するだろう。

ディフェンス面では、マスタリースキルで [エレメンタル/イーサー/カオス/刺突/物理] の属性耐性に加えて、[防御能力/CC耐性/装甲] なども増加可能と優秀。
ただし、このクラスに向いた装備や星座の傾向としてはガチムチタンク系の物は少ないため、
シャドウ ダンスの "回避率" や サークル オブ スローターの "ファンブル付与デバフ" などを活用しつつ、
スタイリッシュに圧倒的火力で押し切るスタイルが多くなるだろう。
生存性確保には インクィジター シールのダメージ吸収 / ベール オブ シャドウによる敵攻撃能力の低下 も役立ってくれる。
また、排他スキルが懲戒のオーラならば、敵ダメージの割合減少デバフも 自動 且つ 範囲 で入る。

注意点としては、NBの エクセキューションブレイド スピリット と、INの強力な排他スキルを両立させようとすると、
両マスタリーをLvMaxにする必要があるため、他の優秀なバフやパッシブへ振るスキルポイントが不足しがちになる。
これを補うためには、両マスタリーのスキルLvを同時にブーストしてくれるような装備を選んで使用していくと良いだろう。

Reaper リーパー (NB+NE)

誰もが待ち望んだアルカモスなりきりビルド。
両手武器型なら、高い武器ダメージを生かせるボーン ハーベスト+ハーベスター オブ デスが最高にいい仕事をしてくれる。
二刀流なら、NBのWPSによる手数と高い武器ダメージ参照率を活用できる。
どちらの場合でも、ハービンジャー オブ ソウルズADCtHが非常に役立つ。

リーサル アサルトソウル ハーベストの 冷気固定値マシマシを活用し
NB側の 冷気系攻撃スキル/冷気耐性減少スキル に寄せていくビルドのほか、生命力武器の二刀流で殴るビルドもよく見られる。

キャスター型では、ファンタズマル ブレイズフレネティック スロウを付けると、NEの得意な生命力に寄せて連射する事が可能。
(アナトミー オブ マーダーを伸ばせば、シナジーの微妙な出血を補填しつつ狡猾を上げることができる)
NEのドレイン エッセンスグレイブチルや装備の属性変換などで、NBの得意な冷気や酸に寄せて使うビルドもできる。

また、装備依存度が非常に高くなるため、あくまで参考情報だが、NBとNE 両方のマスタリースキルを強化する性能を持ったセット装備としては、
拡張AoM導入時には、生命力と冷気を毒酸に変換するビルド向けのセット装備:デスガード
拡張FG導入時には、生命力と冷気の双方を生かすビルド向けのセット装備:果て無き夜の防具 を開発がそれぞれ用意してくれている。

Dervish ダーヴィッシュ (NB+OK)

どちらも片手武器を得意とするマスタリー同士の組み合わせ。
攻撃面においては、盾を使う場合は盾のダメージも参照するスキルを多く持つOK、二刀の場合は二刀に最適化されたスキルが多いNBをメインにすると扱いやすい。
またやや変則的なビルドとなるが、どちらのマスタリーにも高い値の武器ダメージ参照を持つスキルが存在するため、
三神の道によるスキルクールダウン短縮も交えつつ両手武器の高い武器ダメージを活かす形も可能。

防御面では、主に近接ビルドに有用な防御・補助スキルが多く揃っている。
特に盾持ちの場合は安息所で盾の基本性能を大きく底上げでき、
二刀の場合はブレスオブベルゴシアンによる高頻度のヘルス回復が得られる。
OA/DA両方のバフ・デバフを持っているのも長所で、特にOAはクリティカルが条件の星座スキルや神の信任のクリティカルダメージボーナスを有効利用しやすい。

属性面ではどちらのマスタリーも毒酸との相性が良い。
この場合は、ナイツチルドリーグの接ぎ穂付きセレスチャルプレゼンスで耐性低下を与えつつ、三神の道で強力なダメージボーナスを得る形が鉄板となる。
また両マスタリーには物理、火炎、刺突属性のフラットダメージが付いてくるスキルが多いが、物理と火炎は三神の道で、
刺突はデュアルブレイズツリー内の一部スキル限定ではあるがニダラのヒドゥンハンドで、それぞれ一部を毒酸に変換できる点も魅力。
装備依存だが、スキル変化によってメンヒルの盾アイ オブ レコニングを毒酸火力の主力に据えることも可能。
冷気も双方で耐性低下手段を有しており、スキル変化以外で冷気の攻撃手段を持たないOKがサブとなりやすい。
火炎や刺突のような片方でしかサポートしていない属性をメインに据える場合は、
装備依存だがフラットダメージの属性変換や神の信任のクリティカルダメージボーナスを生かせば火力面では見劣りしないだろう。

なお、最終的にはシナジーの高い毒酸型ビルドを目指す場合でも、
育成途中においては毒酸属性の武器を常時確保する事がやや難しく、低Tierのスキルにも毒酸ダメージソースが少ないため、
ある程度レベルが上がるまでの繋ぎとして物理や刺突をメインとして採用する事も考えられる。
この場合は物理ならOK、刺突ならNBをメインとするとシナジーを得やすいので、盾/二刀のスタイルもそれに応じて合わせたい。
OK側のスキルを使う火炎型や、NB側のナイツチルを伸ばした冷気型などにして、単マスタリー特化で装備やスキルが揃ってくるLv40~50程度まで育てるのもアリ。

どちらのマスタリーもプレイヤーボーナス型ペットスキルを持つのも特徴で、
装備依存度は高いがデーモンスレイヤーの武装セットとドリーグの接ぎ穂スキルでダメージ出力を生命力に統一して、
ペットに攻撃を任せ本体は安全に立ち回る、といった芸当も可能。

Druid ドルイド (AR+SH)

このマスタリーの組み合わせでは、主に 冷気/雷 へのシナジーが高い。

キャスター型のビルドを構成する場合には、
ARの排他スキル: スター パクト によるCDRを利用し、各種スキルを回しながら、トロザンのスカイ シャードを主力に使う形で構成される事が多い。
SH側は 耐久性の補完/耐性減少/星座スキルの発動 を主目的として、
ストーム トーテム/ウィンド デビル/グラスピング ヴァインズ あたりに星座スキルを仕込んでいく。
星座スキルは 津波//エレメンタル ストーム/アルケイン ボム/ブリザード/渦巻き/ウルトスの手 等が属性的に噛み合う。
星座スキルが揃うまでは、片方のクラスのみで進めるほうが楽だろう。

また、SHをメインにして、ストーム トーテム/ウィンド デビル の特化型というビルドも可能。
他には、プライマル ストライクツリーをメインにした雷系武器攻撃型のビルドでも充分にやっていける。

AR側のスキルでエレメンタル系のダメージが伸び、SH側にエレメンタル耐性減少手段があるため、扱えるスキルの範囲が広い事も特徴。
火炎/冷気/雷 のどれかが含まれていればどうにかなり、あり合わせの装備を組み合わせて、資産がない場合でもやっていける。
ディフェンス面が充分に確保できない段階では、引き撃ちを中心にしていこう。

ARの攻撃スキルの幾つかに含まれているイーサーについても、ARの得意な火炎/SHの得意な雷 と同時に強化される装備が意外と多いため、
イーサー+火炎/イーサー+雷 といったハイブリッド型にする事も可能。
また、バージョンアップにより、スターパクトに イーサー→冷気 のグローバル属性変換が付いた事で、
排他スキルに、レックレス パワー ではなく スターパクト を選択していても、
アルブレヒトのイーサー レイデヴァステイション が有効活用出来る割合が上がった。

ただし、火炎やイーサーを混ぜて扱うハイブリッド型の場合、冷気や雷の特化型に比べると当然出力は弱く、
イーサー耐性減少の手段もマスタリースキルには無い点には注意。

Mage Hunter メイジ ハンター (AR+IN)

ARが得意な エレメンタル/イーサー 属性に対する耐性減少手段をINが持っている、シナジーの高い組み合わせ。
双方のマスタリーに、攻撃能力とクリティカルダメージを大きく伸ばす手段が有る点に注目。

どのスキルを取ってもシナジーがあるため無駄になる点が少ないが、そのぶん選択肢が非常に多いため取捨選択やどこまで伸ばすかなど扱いの難しいビルド。
体格とヘルスの伸びにくさはウォーロック(AR+OC)とほぼ同格の為、耐久面の補強に祈祷ポイントやスキルポイントの多くを使わざるを得ないのも難しさの一因となっている。

攻撃手段としては、パネッティの複製ミサイル型/キャリドアのテンペスト型 や、ADCtHが見込める遠隔武器攻撃などをメインに据えるビルドが比較的よく見られる。
また、ビルド研究が進んだ現在では、装備によるアイテム-スキル変化が多く追加された事もあり、
扱いが非常に難しいとされていた イグナファーの炎イーサー レイ を主軸に据えて高火力と高耐久を実現したビルドも考案されている。

エレメンタル系の良い片手銃が手に入れば、INのWPSを生かす銃盾ビルドも防御性能が高くなかなか良い。
どちらのマスタリーも通常代替は持たないが、Lv55からはベロナスのかけらのコンポーネントスキルが使用可能となり、
拡張FG導入時には入手しやすく接辞を選べるMI盾のスカラベ キャラペイスが役に立つ。


Spellbinder スペルバインダー (AR+NE)

イーサーをどこまでも突き詰める事が可能なマスタリーの組み合わせ。非常にハイスペックなキャスタービルドを構成可能。
ネクロマンサーの体格の伸びは高いものの、マスタリーによるヘルス増加はアルカニストと同格な点に注意。

イーサーに特化したビルドを構成する場合、
ネクロマンサー側では:

アルカニスト側では:

ビルド研究が進んだ現在では、CDRを極限まで積んだ上で、更に星座スキルの時間拡張を駆使して、
エレオクテスの鏡の無敵とマーク オブ トーメントのダメージ吸収を高回転で回しつつ、
高威力の攻撃スキルを叩き込み続けるビルドが(操作は忙しくなるが)非常に高い評価を得ている。
ただし、スター パクト に イーサー→冷気 のグローバル属性変換 が追加されたり関連装備の方向性が変更されたため、
変更前の イーサー+CDR重視型ビルド を参考とする場合には、エレメンタル系ダメージの補正もあわせて考えたり、
CDRを妥協してレックレス パワーを排他スキルに選択する などのアレンジが必要となる場合がある。

デヴァステイション についてはそのままイーサー重視のビルドで使える他に、
全て生命力化して落下持続時間が増加するスキル変化の付いたMIアミュレットもベースゲーム部分のAct3で入手しやくなっているため、
生命力重視型ビルドの育成で使ってみるのもよいだろう。こちらの方向ではディヴァイナの予見というセット装備も存在する。

Templar テンプラー (AR+OK)

イナーフォーカスオーバーロードによる攻撃能力ブースト、高い精神力による魔法系ダメージブーストを得意とする攻撃的キャスターのARと、
良好な 体格/ヘルス の伸びに加えてセーフガードを筆頭に盾の扱いに秀でた防御的アタッカ―のOKという、対照的なマスタリーの組み合わせ。
対照的故にビルドの幅は比較的広く、キャスターならARをメインにしてOKの補助スキルで脇を固める、アタッカーならその逆という形でスムーズに強化が図れる。

共通する得意属性は火炎だが、両マスタリーのスキルには純粋な火炎ダメージのみを出力するスキルが存在せず、必ず 物理/雷 といった他の属性が入るという特徴がある。
そのため、特にゲーム終盤の高レベル帯においては、複数属性のダメージボーナスを持つ エピック/レジェンダリ 装備や接辞を厳選したレア装備を使用したり、
グローバル属性変換アイテム-スキル変化を利用して出力するダメージの属性を統一するといった工夫が必要となる。

安定して敵の耐性を下げられるスキルはセレスチャルプレゼンスのみだが、永続ペット型で使い勝手がよく、
さらに派生スキルのドリーグの接ぎ穂まで含めると対応属性は七種類にも及ぶため、
属性変換を交えた様々なビルドに対応できるポテンシャルがある。

どういった形のビルドを採るにしても、複数属性へのダメージボーナス、あるいは属性変換は避けて通れず、
そのため特定の装備がなければ著しい戦力低下に繋がってしまう。
総じて、ある程度ビルド知識や装備資産のある、中級者以上向けのクラスと言えるだろう。

 

実際のビルド構築時には、属性変換で両者の得意な火炎に寄せて組むとOAやダメージ補正などのカタログスペックを優秀にしやすく、
高倍率クリティカルを連発できる火力ビルドを比較的すぐに実現できる。
火炎型テンプラー用に最適化されたセット装備としては ピランの黙想 / 覇者 程度になるが、
他のOKかARどちらかをサポートしている火炎系装備の流用や組み合わせでも、高い火力が出せる。
上記セット装備不使用時の攻撃スタイルとしては 正義の熱情EoRヴィールズ マイトメンヒルの盾 を併用のほか、
キャスタービルドでは、入手しやすいキゾッグス スカルで全火炎化したキャリドアのテンペスト連射型や、
魔女団派閥の名声を上げるとほぼ確定入手可能なヘクスフレイムで火炎に寄せたイーサー レイビルドなども可能。
注意点としては、OKのセレスチャルプレゼンスとARの高Tierスキルを併用時はスキルポイントがかなり必要になる事と、
高火炎耐性の強敵用の耐性減少手段はマスタリースキルだけでは不足のため、星座スキルと装備で補完しておくほうがよい。

また、装備入手難易度が高くなるが、本来は物理バトルメイジ(SO+AR)向けである非常に強力なセット装備:スペルスカージ を流用すると、
OK側へのサポートは得られないが、クリティカルに特化した頑丈な物理型テンプラーも構築可能。
いずれにしても、両者ともヘルスの回復スキルや再生強化は持たないため、ADCtHでうまく回復できない状況には注意する必要がある。

Vindicator ヴィンディケイター (SH+IN)

SHの強力な 雷系/両手武器関連 スキル と INの強力な エレメンタル系/補助系 スキル が更に強力なシナジーを生む。
ウォーダーがガチ殴りビルドなら、ヴィンディケイターは殴りも撃ちも出来てしまうガチ万能ビルド(雷)といえるだろう。
序盤から十分な 単体/範囲両方 での殲滅力を発揮できる事に加えて更に、最終的にはサヴィジリィツリーによるバフとの併用によって、
あまりレアリティの高い装備に依存しなくても攻防両面で高いポテンシャルを発揮できるため、初心者が資産集め用のトレハンキャラとして最初に選択するのにも向いている。
(この項目の記述が少ないのも、シンプルに強くしやすく、特に注意するべきような穴も無いため)

サヴィジリィツリーと、インクィジター シールが攻防両面の強力なバフを提供。
インクィジター シールに陣取って戦うスタイルにマッチする SHのトーテム2種類 + 豊富な耐性減少手段。
マスタリーの伸びもバランスが良い上、ヴィガーの固定値増加とハート オブ ザ ワイルドの割合増加でヘルス等の基礎値もバッチリ。
遠隔武器を使用してサヴィジリィをメインにした場合には、INの遠隔専用パッシブとWPSも有効に機能する。
プライマル ストライクツリーをメインとした雷系武器攻撃型ビルドも遠近共に可能。
ワード オブ アームズワード オブ リニューアルのリチャージ時間を短縮し、ホーン オブ ガンダールは高い武器参照と両手武器が組み合わさってくれる。

Ritualist リチュアリスト (SH+NE)

生命力ダメージに対するシナジーが高いクラス。
双方のマスタリーに デヴァウリング スウォーム/スペクトラル ラース という強力な生命力耐性減少手段が有り、NE側のバフスキルで生命力ダメージの強化が可能。
ペットに対するシナジーも双方に有るためペット特化ビルドも可能で、特に拡張FGでは、ペットリチュアリスト向けの強力なセット装備も追加される。

武器ダメージ参照の有る攻撃を使用するビルドの場合では、双方の攻撃スキルの多くが 近接/遠隔 両方の武器に対応するため、どちらでも構成できる。
また、ADCtHによるヘルス回復に非常に長けている。

  • ハービンジャー オブ ソウルズ/ブラッド パクト で、基礎的なADCtH率が確保できることに加えて、
    スキル自体にADCtH効果の付いたWPSを二種類(うちひとつは両手武器専用)を持つ。
  • これらを生かすために、SHの特性を生かせる生命力系両手武器を装備して サヴィジリィ で攻撃するスタイルがよく見られる。
    両手武器を使用する事で、高い武器ダメージ参照率を持つ ボーン ハーベスト も更に強力になる。
    (加えて、ウェンディゴ トーテムによるヘルス回復も盛り込めば、安定感が増す)
  • 特に生命力系の近接型リチュアリストでよくある注意点としては、両マスタリーの特性からヘルスは非常に高くなるが、
    高難易度のエンドコンテンツなどでは、一気にヘルスが減って→ADCtHで一気にヘルスを取り戻す という、
    ヘルスバーの上下が激しい状況になりやすいため、ADCtHが止まらないための行動阻害系デバフへの耐性が重要になる。

武器攻撃型ビルド以外では、ラヴェナス アースコラプテッド ストーム を使う生命力キャスター型ビルドも十分可能。
どれも持続型のため、星座スキルのアサイン先にも向く。(武器攻撃によるADCtHとのハイブリッドも可能)

生命力型にした場合は装備バリエーションが非常に多く、多彩な構成が楽しめるのも特徴。
カバリスト(OC+NE)やカンジュラー(OC+SH)と同様に、特定の敵から狙って入手しやすい闇き者の賜物セットも上手く活用できる。

生命力特化/ペット特化 ビルド以外では、物理に対するシナジーも双方に幾らかづつあるため、物理特化の近接型ビルドも構成可能。
装備依存度が高くなるが、非常に強いセット装備:自然の復讐者 が有ると、SH側にしかサポートは無いものの、エンドコンテンツで通用する物理リチュアリストも作れる。
また、特定の装備を入手した場合には、イーサー型 や イーサー+雷型 の キャスタービルド/射撃ビルド も可能。
ただし、充分な性能を引き出す為の要求装備を揃えるのには結構な時間が掛かる事と、
イーサー+雷の複合属性型ビルドにした場合は、単一属性特化型に比べると、やはり構成難易度が少し高くなる傾向にある。

Archon アルコン (SH+OK)

特に生命力に対して高いシナジーが有り、物理/出血 にもシナジーがある。
また、双方に 報復ダメージを強化するバフ と RAtA効果を持つスキル が有るため、報復型のビルドも構成可能。*12

生命力/出血 に関しては、マスタリースキルだけでも耐性減少量が非常に多く稼げる事と、
双方のマスタリースキルを生命力に向けて 変換/強化 するアイテム-スキル変化の付いた装備に非常に恵まれている。
それらと併せて、ベースダメージが生命力だったり大きな出血フラットダメージが付いた武器で 殴る/撃つ 等すると効果的。
物理に関しては本来ほどほどのシナジーのはずだが、非常に強いセット装備:自然の復讐者 があるため、それを目指すというのもアリ。

SHの得意な雷/OKの得意な火炎 に関しては双方に耐性減少手段が有るものの、対象属性の攻撃スキルが片方にしかないため、属性変換を使用しない場合はどちらかがサブ扱いになり気味。
ただし、OKのセレスチャル プレゼンスによる耐性減少対象属性はアップデートにより 火炎→エレメンタル三種 となったため、
以前よりも雷へのシナジーは増えていて、装備が揃うと雷特化型でも優秀なビルドが構成可能。

双方の パッシブ/バフスキル でヘルス量を確保しやすく、基礎的なステータスもそこそこ優秀。
マスタリースキルで属性耐性を確保しにくいOKを、SHの オーク スキン による 刺突/イーサー 耐性 でカバーも可能。
ただし、OAに関しては 装備/星座/狡猾性 等でかなり意識しておかないと低目になりやすい点と、
物理/出血 向けの排他スキル プライマル ボンド 以外では被ダメージを割合で軽減する手段がなく、敵ダメージの割合減少手段については双方に存在しない点に注意。

優秀なチャージ式のバフ効果を持つ サヴィジリィ / 正義の熱情 という通常代替スキルを双方が持ち、どちらでも攻撃速度が稼げるため、基本的には武器攻撃型のビルドが構成しやすい。
役割が被るため どちらかのバフ効果は諦めなければいけないが、使用する攻撃属性などで どちらを使うか選ぶとよいだろう。*13

キャスター型でビルド構築する場合は、装備による属性変換などを特に使用しないパターンだと、
デヴァウリング スウォームセレスチャル プレゼンス(ドリーグの接ぎ穂使用) で敵の耐性を下げて コラプテッド ストーム を使う生命力型や、
ウィンド デビルセレスチャル プレゼンス で敵の耐性を下げて ストーム トーテム を使う雷型など。

Apostate アポステイト (IN+NE)

拡張AoMで追加される二種類の新マスタリーを組み合わせたクラス。
アイテム-スキル変化の付いた装備を使用しないデフォルト状態での、両方のマスタリー間でのシナジーとしては、
NEの得意なイーサーには IN側で耐性減少手段が有り、INの得意な 刺突/冷気 には NE側で属性ダメージを出力するスキルが少々存在する程度。
(INは大体なんでも強くする 全ダメージ/クリティカル 強化に秀でているので、何にでもシナジーが有る とも言えるが)

育成中や資産が揃っていない段階で、装備による属性変換を絡められない場合は、
NEの ドレイン エッセンス / スペクトラル ラース / リープ スピリット をメインに使い、INの デス センテンス でイーサー耐性減少をプラスしていく生命力+イーサー型のビルド以外では、
INの ワード オブ ペイン や各種ルーンをメインにしたエレメンタル系のビルド、
NEの ラヴェナス アース を使う生命力型ビルド などが育成しやすいが、どちらもNEかINの単マスタリーに近い形になる。
両マスタリーのWPSを活用する、武器を使う近接殴りや射撃型のビルドも可能だが、
双方のマスタリーに通常代替が無い事と、使用武器が限定されやすいためか、こちらはあまりメジャーではない傾向。

トレハンを進めて属性変換ができる装備が揃うと、このクラスもデシーヴァー(OC+IN)と同様に一風変わった活躍が可能になる。
(元のマスタリー間シナジーが薄く、スキルダメージに複合属性が多いため、ある意味ここからが本領発揮といった趣もある)

  • ほかには、双方がそれぞれダメージソースを持つ エレメンタル/生命力 両方を少しづつイーサーにグローバル属性変換する装備を複数使用して、
    全てをイーサーにまとめて特化させた高性能なビルドなども考案されている。(当wikiに投稿されたビルド例)


Paladin パラディン (IN+OK)

拡張AoMで追加されるマスタリー:エレメンタル/刺突 を得意とする インクィジター(IN) と、
拡張FG で追加されるマスタリー:スキル変化を行わない基本性能としては 物理/火炎 を得意とする オースキーパー(OK) の組み合わせ。

この双方に共通する得意属性としては 火炎 が有り、これをメイン攻撃属性に据えて、OKの 正義の熱情 で武器攻撃を行いながら、
アクティブスキルの インクィジター シール/カラスターのルーン/ジャッジメント/メンヒルの盾/ヴィールズ マイト
等を使用していくというスタイルが、装備選択肢も豊富な為に構成しやすい。
また、OKのセレスチャル プレゼンスによる耐性減少対象属性はアップデートにより 火炎→エレメンタル三種 となったため、
火炎だけではなく、INのスキルに含まれている属性の 冷気/雷 を扱うビルドも構築しやすくなった。
INの イグナファーの炎 も、エナジー消費問題をクリアすれば有効に活用出来るほか、
双方が持つ耐性減少スキルが全自動である点を利用して、OKの アイ オブ レコニング で回り続けるというスタイルも有る。
それ以外の 物理や刺突属性ビルド については、全ダメージ/OA/クリティカルダメージ の強化関連を活用する事で活路を見出せる。

[攻撃面の特色:]

[攻撃面の特色:]

[防御面の特色:]

[防御面の特色:]

[排他スキルの選択基準について:]

[排他スキルの選択基準について:]

  • INの 懲戒のオーラを選択すると、敵エレメンタル耐性の減少+敵ダメージの割合減少が可能。
  • INの 信念のオーラを選択すると、物理耐性+OA の強化が可能。
  • OKの 神の信任 を選択すると、物理/火炎のダメージ強化+減速耐性 に加えて、Lv12で +35% にもなるクリティカルダメージ強化が可能。
[敵の耐性減少手段:]

[敵の耐性減少手段:]

[装備スタイルについて:]

[装備スタイルについて:]

装備依存度が高くなるが参考情報として、神話級 ヘルボーンを装備して 火炎/燃焼 系の報復ダメージを多く積み、
OKの 正義の熱情 に報復由来ダメージを追加(RAtA)しつつ、それをINの遠隔WPSの散弾で叩き込むという遠隔先制報復攻撃スタイルのほか、
良い物理片手銃が手に入れば、頑丈な物理型二丁拳銃ビルドなども構成可能。
また、INの得意な刺突+OKが少々使える出血 の組み合わせについては、異常に高い攻撃力を提供する ゴアドリンカー というセット装備が存在する。

Oppressor オプレッサー (NE+OK)

物理/生命力 にシナジーが有り、ヘルス量を多く稼ぎやすいマスタリーの組み合わせ。
双方のマスタリースキルには攻撃能力(OA)を稼ぐ手段が有るが、狡猾は低目。マスタリースキルでは耐性は稼ぎ辛い。
NEの スペクトラル バインディング ツリー と、OKの 美徳の存在ツリー はどのビルドでも活躍する。
OKのバフスキルと、NEの イル オーメン/ディケイ/マーク オブ トーメント 等で生存性も高く出来る。
NEの得意なイーサー/OKの得意な火炎 に関してはマスタリースキル上でのシナジーは存在しないので、
装備による属性変換アイテム-スキル変化を使わずに、これらをメインに据える場合には、片方のマスタリーはサブ扱いに近くなる。

装備資産にあまり依存せずに、双方の得意な部分を生かそうとした場合には、

  • 武器攻撃型では、物理 or 生命力 をメイン攻撃属性にして「OKの 正義の熱情 で殴りながら双方のアクティブスキルを使用」というスタイルが構成しやすい。
    • 物理属性に関しては、双方に自動発動の耐性減少手段(カテゴリB:加算可能)が有り、OKの側に強化手段とダメージソースが多く有る。
    • 生命力属性に関しては、双方に自動発動の耐性減少手段(カテゴリB:加算可能)が有り、NEの側に強化手段とダメージソースが多く有る。
      OKの 正義の熱情ドリーグの咎め で属性変換すると、生命力型よりも毒酸型向きになるため、
      生命力で殴りたい場合には、ドリーグの咎めは使わずに生命力がベースダメージになっている武器を使う方がよい。

※オプレッサーは100%に近い属性変換アイテム-スキル変化に完全依存するビルドとしては、もっと多種構成可能ですが、現時点ではここでは省いています。
 追記したい方が居れば自由に追記して下さい。


*1 一番装備依存度が高く、晩成型になりがちなのは物理系カデンツ型
*2 物理と刺突については高耐性の敵が少ないため、困る状況は少な目
*3 物理に関しては高耐性の敵が全体的に少なく、出血に関してはSHのスキルと星座スキルによる耐性減少だけでも大体やっていける
*4 NE+OKなどでも可能だが、NE+SOの場合はSO側のスキルで耐久性を高く確保しやすくなる
*5 報復型ビルドは専用の装備や星座が揃うと強いが、序盤は特化ビルドを構成しにくい
*6 RAtAした通常代替で攻撃中に出たWPSにも報復由来ダメージは出力される
*7 この場合、Act3で入手可能な ゴラス リング が大きな助けとなる
*8 拡張FGでは、これに使えるアイテム-スキル変化付き装備も追加される
*9 二刀流の場合は デュアル ブレイズ+アスペクト オブ ザ ガーディアンで 20% 以上という高い物理耐性を得る事も可能
*10 装備付与スキルを除く
*11 コルバの激怒セット など
*12 非常に地味だが、SHの グラスピング ヴァインズ もスキルツリー内で報復ダメージを乗せる事が可能
*13 両方のチャージを維持し続けることは一応不可能ではないが、必要SPや操作含め現実的ではないだろう