[V1.1.7.2] 難易度解放を使ったレベリング例(生命力キャスター型)

Last-modified: 2020-08-17 (月) 21:01:20

概要

マスタリークラス
Shaman シャーマンリチュアリスト
Necromancer ネクロマンサー

難易度解放アイテムを使ったレベリングの例として、もう一つサンプルを出してみます。
カンジュラーとどちらにするか悩みましたが、この場合レベリングは低資産だと雷型でスタートした方が快適だと思える一方、
リチュアリストなら最初から「ラヴェナス アース」主体で問題ないのが一つ。
また、あとで、ペットビルドに作り替えることも考えた場合では、リチュアリストに分があると思うことからこちらにしてみました。
なお、このビルド自体は装備例を見ても分かるように完全な資産0からでも問題なく作成可能です。

 

あとは、最終装備として、固定ドロップの「闇き者の賜物」 セットが使えるので
出来るだけ短時間で強いビルドを作りたいという面において非常に優れています。
ビルド的には、設置物メインで、リチャージ短縮を使ってダメージを重ねるタイプなので、
以前出した資産0からの2H雷ヴィンディケイターと戦い方も含めて似ています。

 

MI装備を主体にすると自然にこのような構成になりましたが、一つ前に出ているビルド例の構成と近いので
最終装備の例としてそちらが参考になると思います。

 

マスタリー

スキル・星座・装備

0815.jpg
GrimDawnTools
LV100到達時点の装備は下の動画で見ることが出来ますが、
主要な装備はAct7で出るので、最後までやってアルティメットクリア時点での装備です。
(いくつかレジェンダリー装備で使えそうな物も出ましたが、あえて使いませんでした。)

 

長所:
-対ボス戦に強く設置物の数が揃うと非常に火力が出る。
-オフハンドのキャスター型としてはディフェンス力がある。
(装甲、物理耐性が低いので殴りの強い相手は苦手だが、デバフ類には強い。)
-設置物の効果範囲内なら比較的自由に動け、引き撃ち気味で戦うことも可能。
-レアMI品が充実している。
-相性の悪い相手がほとんどいない。

 

短所: 
-バフがかかってない時の出会い頭の一発や、倒した後の持続ダメージには弱いので注意。
-最大火力が出るまでに少し時間がかかる。
-上記と合わせて雑魚処理はそこまで速くはない。
-操作はそれなりに忙しい。

コンセプト

今回も2nd以降ということで、高難易度で強いビルドということでの選択です。
また、上でも書いていますが、ペットビルドにも向いたクラスというのは専用で別のキャラがほしくなりますが。
この場合、今回のように短時間で作成できる例が非常にマッチしているのではないかと思ったことも理由としてあります。

 

*「リチュアリストについて」
カンジュラーと比べると、全体的に火力ではこちらが上ですが、ディフェンス力では劣る感じだと思います。
あとは、ネクロマンサー側にWPSがあるので、こちらは両手武器を使った武器攻撃型というスタイルもありだと思います。
*ただ、他のクラスと比べると攻撃速度、攻撃能力が稼ぎにくいので、どちらかというならキャスター型の方が作りやすいでしょう。
さらに武器攻撃型の場合はシャーマンの方をメインにしたくなりますが、生命力属性でベルトやレリックにシャーマン+1の物がないのが難点です。
という理由もあり、生命力属性の場合はネクロマンサーかオカルティストをメインに据えた方が組みやすいという側面があると思います。

 

*「生命力属性について」
生命力属性に関しては、今やエレメンタルなどと比べても対等か、
ディフェンス面や敵との相性の少なさを考えると上とも思えるくらいの強い属性になりました。

 

まず、現在のシャッタードレルムやス-パーボスなどの高難易度を考えた場合、ディフェンス力が弱いと苦労するわけですが、
生命力属性は、この点において、スキルにヘルス変換が付いている物が多いというのが一つメリットしてあります。
また、生命力属性は星座が優れていて、必須とも言える「瀕死の神」「ベールの番人 ラトッシュ」の2つは、
これだけでもかなりの補正ダメージを稼ぐことが出来ます。
さらに、「蝙蝠」「ウェンディゴ」「ウルカマの天秤」も非常に優秀で、生命力属性だけでなく、
属性変換を利用してヘルス回復用に使うという手法は、現在のビルド作成の上での常套手段となっています。

 

あとは、耐性低下の面において、オカルティスト、シャーマン、ネクロマンサー、オースキーパーがマスタリースキルで持っているので組み合わせとして有利ですが、
装備品においても、生命力の耐性低下を持った物は種類が多く稼ぎやすいです。
これが、敵との相性が少ない理由の一つですが、これはレベリング時においてもかなり有利な点です。
一方難点としては、魔法系のビルドとしてはエフェクト等が地味な上、ヘルス変換で耐えるディフェンス型になりやすく爽快感は少なめかなと思います。

レベリング方針

まず、これが事前にGrimDawnToolsで作成したプランです。

0814.jpg
GrimDawnTools
赤丸はそのまま最終装備としても使用可能だと思います。
黄丸は属性変換が利用できますが、もう一つヘルムの「コルヴァン カスク」と合わせてAct7の「カイラン埠頭」周辺でまとめて入手できるので非常に集めやすいです。
青丸は高性能ですが、単体の敵専用のドロップでしかも2種類あるのでドロップ率が良くなく、何度か戦わないと出ないかもしれません。
リングも同様ですが、希望的観測で入れてみました。 (^^)
あと、パンツはネメシス品ですが、本編でバロウホルムと敵対するのは難しいので入手はクルーシブルかシャッタードレルムになるでしょう。

 

装備について

武器:

  • 「ボーン スパイク」はAct3の「マウンテンディープ」辺りでたくさん出るので入手しやすく最終装備としても使えます。
    ただ、装備レベルが上がると狡猾性がかなり必要になるので、調整できるように属性値は少し余らせておいた方が良いでしょう。
    レジェンダリーではバロウホルムで設計図を売っているクラフト品の「ハガラズの鉤爪」が使えますが、
    アミュレットの「デスウォッチャー ペンダント」とも合います。
 

オフハンド:

  • 「グローブル スカイ エフィジー」はAct1から入手できますが、ウルグリムがいる場所の下辺りにいるヒーローの「ナーバルガル, ザ ストームシーカー」は、
    毎回固定でいるみたいなので戦っておきましょう。ただ、雷ベースの装備なので、生命力強化付きのAffixの物は入手が難しいのが難点です。
    レジェンダリー品ではAct7のここにいる「忘れられたハランクス」がドロップする「ハランクスの首」
    が固定ドロップなので入手しやすくオススメできると思います。
     

アミュレット:

  • 「デスウォッチャー ペンダント」は「血の森」の商人が売っているので簡単に入手できます。
    レジェンダリーではドリーグ教団で設計図を売っているクラフト品の「劇毒炎」が作れますが、LV94で速攻で作る程ではないと思います。
     

メダル:

  • 「バシリスク クレスト」はAct5の「ウグデンボーグ」周辺で出ますが、「古代の森」の商人が売っているのでこちらも非常に簡単に入手できます。
    ここは他にも多くの選択肢がありますが、性能的に見てもこれで十分だと思います。
     

ヘルム:
基本的にはネクロマンサー全+1優先の考えで良いと思いますので、面倒ならAct7のここでただで拾える「フェッタン マスク」でもOKです。

  • 「コルヴァン カスク」は、上で書いているようにチェスト、ショルダーと合わせてAct7の「カイラン埠頭」周辺ででまとめて入手できるので便利です。
    ただ、この手のMI品はレベル帯によっては出にくくなるのでノーマル=LV40、エリート=LV70、アルティメット=LV90位で取りに行くのが良いと思います。
  • 「パックラズ スキン」は、Act5の「グルームヴァルト」周辺にいる「パックラ, ザ ターニング」のドロップ品で近接攻撃回避が有用な感じですが、どちらかというと武器攻撃型向きです。
    また、この敵しか落とさない上にドロップ率もあまり良くないので、レベリング中は出なければ無視しても良いと思います。
    *他にもいろいろありますが、ヘルム、チェスト、ショルダー、グローブは最終的には「闇き者の賜物」セットに置き換わるので、それを集められるレベルのものなら何でも良いと思います。
     

ベルト:

それ以外で、リングは、エピック品の「カースベアラー」、レジェンダリーの「シグネット オブ ザ フォールン」辺りが定番。
残りの、パンツ、ブーツ、レリックは特にこれというのはないので適当な物で良いと思います。

*基本的には上の装備から「闇き者の賜物」 セットの部分だけを置き換えるだけでも、ほぼ最終装備として通用するのが凄い感じがします。
このため、資産が少ない状態からSR75を戦えるようになるまでの時間としては、全ビルドの中でも最も速いのではないかと思います。

 

星座について

上でも書いているようにTire3は「瀕死の神」「ベールの番人 ラトッシュ」の2つを取るのが最もスタンダードな形です。
それ以外では、今回は「ウルカマの天秤」を取っていますが、「ウェンディゴ」も優秀で、この場合は合わせて「レブナント」を取る形になると思います。
また、今回は武器の「ボーン スパイク」が狡猾性を必要とするため、狡猾性軽減のある「鷹」を取っておくと良いと思います。
*生命力属性は、星座についてはこれぐらいしか書くことがないくらいお決まりの配置が使われることが多いです。

 

スキルについて

*ネクロマンサー
「ラヴェナス アース」はメインなので可能な限りスキルポイントを振ります。
「ファウル イラプション」には耐性低下が付いていますが、発動するのは「ラヴェナス アース」で倒した場合だけなので、
A耐性低下は別に用意しておいた方が良く、ここではあくまで生命力・イーサーのダメージ目的で上げます。
ということで、「ラヴェナス アース」の酸ダメージも含めて、可能であれば装備で酸・イーサーから生命力に変換したいところです。

 

「リーピング ストライク」「ネクロティック エッジ」のWPSは今回ネクロマンサー全+1の装備を重視することから、
1振りでも発動率が20%に出来るため使うべきだと思いました。また、エレメンタル→生命力変換の装備もあるので「ネクロティック エッジ」も有用です。
それ以外では、「サイフォンソウルズ」「ブラッド ボイル」を使う手もありますが、
「ブラッドボイル」の攻撃能力低下は、殴りの痛いダメージを軽減させるのに有効なので、装備でのスキル強化があればポイントを振ってみるのも手です。

 

*シャーマン
「ストーム トーテム」と「ウェンディゴ トーテム」は必須ですが、「ブラッド パクト」を強化するかは装備次第かもしれません。
「サヴィリジィ」についても使うかどうかは戦い方や好みによるところが大きいと思いますが、「テナシティ オブ ザ ボア」のバフと、
上で書いているようにネクロマンサーのWPSがあることから使うことにしました。
また、この場合の方が最終的に両手武器を使う場合にも操作的な違和感がないと考えました。

 

レベリング

流れとしては資産0メイジハンター、報復型のウィッチブレイドの続きで実質3キャラ目という状況でのプレイです。
そして、ウィッチブレイドの記事の一番下にあるシャーマンでスタートする動画のキャラをそのまま使ってLV34スタートで開始しています。
なので、序盤については、そちらを参照して下さい。

 

今回進行的に前回のウィッチブレイドと違うところは、ノーマル、エリートのAct7は最初の会話をする以外は全て飛ばしました。(装備集めは少ししています。)
理由は鉄片を使いすぎて承認状が買えなかったからです。 (^^; (最終的にはこのキャラで稼いだ鉄片で承認状を買ってアルティメットをやる前に使いました。)
代わりに、追加でエリートのAct1だけをやって祈祷ポイントを確保しました。
そして、Act2以降のエリートはMI品を集めに行った以外丸ごとスキップしました。
あと、派閥選択は当然「死の目覚めの修道会」ですが初めての選択なので、ここだけ承認状が使用できなく今回は戦力外になる想定です。

 

参考にToolのリンクを4つと、サンプル動画を2つ出しておきます。
LV34:GrimDawnTools

LV60:GrimDawnTools

LV70:GrimDawnTools

LV80:GrimDawnTools

 

LV94 マルマス下水道

解説

ウィッチブレイドとの比較のため動画を結合して同じ範囲にしました。
流石に「ゲートキーパー」は結構ダメージを受けていますが、装甲も物理耐性も低いので仕方ないでしょう。
ただ、「マーク オブ トーメント」もあるし、バフがかかっていれば、そう簡単には死なないです。
最後のリフトを解放する場面では、ウィッチブレイドに比べるとヘルスの回復力が高いのが分かると思いますが、
統計情報で見てもライフスティールは3倍くらい高く、デバフや持続ダメージには強いです。

 

メダルの増強剤は、今回のビルドは派閥装備的に「ドリーグ教団」を上げておくのがメリットがあるということもありますが、
「ブリッツ」系の移動スキルを使っています。
じっくりプレイするときは、ソレイル教団の「ラッシュ」系でも良いですが、雑魚は飛ばしてどんどん先に進むようなケースでは、こちらの方が移動は速いです。

 

やはり、アルティメット終盤だと殴りのダメージが痛いですが、対応策としては、
1.盾を使う
ドリーグ教団で売っているエピック品「ドリーグ プロテクター」は実質クラス全+1になるので悪くない選択だと思います。
評判が「栄誉」になっている必要があるので、これを使う場合は少しクエストを進めておきましょう。
2.排他オーラを「プライマル ボンド」にする。
ダメージ吸収があるので、装備が揃うまで一時的にスキルを振り直して、こちらを使ってみるというのは手です。
若干補正ダメージが犠牲になりますが、装備で十分カバーできる範囲だと思います。

LV100 マルマス郊外~選民の聖所

解説

Act6終盤でLV100になったので、そのまますぐに「闇き者の賜物」 セットを狙いに行ってみました。
気を抜くと死ねそうな、微妙な難易度という感じですが、クリーグセットが5点なのに比べてこちらは4点だし、
場所も同じところだけでなので、おそらくこちらの方が集まるのが早いのではないかと思います。
(いきなり、一回目でグローブが出ましたので早くも残り3つになりました。 (^Q^

 

プレイ時間としては、14時間ぐらいなのでウィッチブレイドと変わらない感じですが、
実際のところはMI品がなかなか出なかったり、素材が足りなく集めに行ったりと結構時間がかかっていて、
体感的にはウィッチブレイドより遙かに時間がかかった印象です。
また装備もまめにアップグレードしていますが、これは至って普通で、
LV70台のスキル変化もほとんど付いてない装備でアルティメット終盤を普通に戦えるウィッチブレイドが異常なだけだと思います。

 

5回死にましたが、今回も3回はモンスタートーテム+バフ剥がしです。
残りの2回はAct5ですが、流石にLV70以下の装備品ばかりだったのが無茶すぎたのか、装甲値が低すぎてヒーローの集団に撲殺されました。 (^^;
装備的にはベルトとショルダーでエレメンタル→生命力変換が使える形ですが、実は変換する物がなくあまり意味をなしていません。
当初は「ウィンド デビル」を変換して使ってみる予定でしたが操作量が増えるので却下、でもショルダーはAffixのイーサー耐性が70%と優れていたので外せなくなった形、
ベルトも、出たのがこっちの方で、レベリング段階だと無理して取り直すほどでもないので妥協している状態です。
あと、ヘルムの「ソウルレス ゲイズ」はバロウホルムの心臓集めのクエスト時に出たので使ってみました。

参考情報

最終装備の例としてフォーラムのビルドをいくつか紹介しておきます。

リチュアリストのビルド一覧:https://forums.crateentertainment.com/tags/ritualist

 

この中から「闇き者の賜物」セット使ったビルドということで。タイトルやタグに「dark-ones-gift」 が入っている物を探せば良いです。

  • 今回のビルドと似たような構成では、偶然にもメイジハンターの時と同じくAlexGoldFish_322氏のビルドがほぼ同じ構成でした。(dark-onesの記載は無いです。)
    違いは「サヴィジリィ」も使わず設置物だけなところですが、これは操作量を減らす狙いがあるのかもしれません。
     
  • 両手武器型としてはDmt氏の「ワイルドハート ヴァンガード」セットと組み合わせた例が面白いです。
    ただ、こちらも武器攻撃がメインという感じではなく、ネクロマンサーのWPSも取っていません。
     
  • 実にタイミングが良いことにNery氏から同じタイプの最新の動画が出たので紹介しておきます。https://www.youtube.com/watch?v=umI9h7M6TQo
    オフハンドの「ブラッド オーブ オブ クトーン」で「ラヴェナス アース」の酸ダメージを変換する狙いです。
    また、リングの刺突変換も使うことで通常攻撃は「影の印章」の「バイティング ブレイズ」になっています。
    クルーシブルなので火力重視の構成ですが、バフ、バナー無しで5分台はトップクラスのタイムで驚きです。
 

ついでにペットビルドも紹介しおくと、現在は装備で「グルの悪意」セットが強いということからリチュアリストが有利という側面があります。

 
  • 少し古めですが、sigatrev氏のビルドは、高難易度向けにペットのヘイトを重視することで安定を図る狙いで、
    火力・ディフェンスのバランスが良く非常に完成度が高いです。
     
  • Plasmodermic氏も同じく「グルの悪意」セットを使ったタイプですが、レイズスケルトンズをメインにした火力重視の構成で、
    死にやすいのが弱点であるスケルトンを、ヘルムのスキル変化で再召還数を増やすことでカバーする狙いになっています。
    sigatrev氏が現代的なディフェンス重視のスタイルなところ、こちらはAoM時代のような火力で押すタイプで使っていて実に楽しいです。
     
     

また、カンジュラ-についても基本的には似たような構成になるので紹介しておきます。
カンジュラ-のビルド一覧:https://forums.crateentertainment.com/tags/conjurer

 
  • mad_lee氏のビルドは、おそらく「闇き者の賜物」セットの強化後の最初に出たビルドで、この手のビルドの原点という感じですが今でも十分に強いです。
     
  • ya1氏の両手武器「ナイトブリンガー」を使ったビルドは、私が試した中では最も優れていると感じたビルドで、火力もディフェンス力も非の打ち所がないです。
    こちらも武器攻撃型ではなくキャスター型ですが、この武器の属性変換と物理耐性は強く、
    リチュアリストの場合でも「ラヴェナス アース」への酸→生命力変換は有用だし、弱点となる物理耐性が稼げるのでかなり使えると思います。
     

コメント

  • 星座の鷹の狡猾性軽減ですが、遠隔武器のみではないでしょうか? -- 2020-08-16 (日) 20:43:30
  • ですね。ちょっと疲れ切ってました。 (T-T  訂正しておきました。 -- 著者? 2020-08-16 (日) 21:55:27