ミステリアス・ラボ

Last-modified: 2010-04-08 (木) 06:04:54

ミステリアス・ラボ

マップ

消毒液の香りが入り口にまで漂ってくる。
肉包丁が動物の死体を叩いている。
部位ごとに分けられた死体は洗浄され、かごの中へ入れられる。
心臓が弱い者にはこの光景はおすすめできない。
グラデェーターwiki_ミステリアスラボMAP_0.JPG

ボス出現条件

  • バッチャーマスターからゲートへのキーを得る
  • 準備者を駆除する
  • ゴールドブレードを駆除する
  • まだ死んでないプリーストの一人からドクターのラボに行くためのキーを得る

特徴

ゲルマン最難関となるLv90ダンジョン。
敵の数はさほど多くはなく、5体いるアンデッドプリーストも一回でクリアできれば入口から5回の戦闘でボスに辿り着ける。
しかし門番でもあるバッチャーマスターが攻撃反射の魔法を駆使してくる為、これまでのダンジョンとは桁違いにボスへの道のりが険しい。
このバッチャーマスターは特殊能力がある分非常に強くササマ突破程度で来ようものなら返り討ちにあうという事も珍しくない。
一度突破すれば他の雑魚は何の能力も持っていないので突破は容易い事だろう。しかし、当然ながらボスが楽という事はない。
今回はシールドを張らないのでステータス差だろうと勘違いしがちだが、恐るべきは攻撃反射の特殊能力。固定行動で頻度も高く、シールド同様持続中はダメージを受けないのに加えて必ず5ラウンド継続しその間の全ての攻撃を跳ね返す、ある意味シールドより厄介な能力である。
故にある程度までは体力を減らすことが可能だがそれ以上減らすのが非常に難しい。
他にも行動封じなどを使用するためその強固さはアデンダスエルグラディウス地獄を4本揃えても傭兵の能力次第では突破できないというゲルマン最終ダンジョンにふさわしい能力を誇る

攻略

  • 突入
    ゲルマニアの屈強な蛮族達ですら その名を聞くと顔をしかめるという死の丘、
    その丘の上方にこの狂気の研究所が築かれている。
    君が探索を望むなら、丘の中腹あたりで容易く入り口を見つけることができるだろう。
    新鮮な死の香りと、断続的な悲鳴や雄叫び、
    そしてなにより消える暇のない程にこびりついた大量の流血の跡が、愚かな探索者を誘い込むからだ。
  • バッチャーマスター
    血まみれの何かを引き摺ったような痕跡を追って洞窟に踏み入ると、
    君は中途半端に整備されたこじんまりとしたホールに辿り着くだろう。
    左手の壁面には 装飾なのか儀式的な必需品なのか 無数の蝋燭が立てられ炎をくすぶらせている。
    真っ赤な蝋はまるで血を固めたようで、その上に掲げられたタペストリーも血染めの物だ。
    右手の壁沿いには立て札がぽつんとあり、やはり血文字で君を立ち竦ませるような言葉が書き殴られていた。
    正面には大きな木造りの扉があり、肉を押し潰すような鈍い音が断続的に聞こえてくる。
    その他には扉も通路もない。
    踵を返して無様に逃げ帰るか、扉を開いて研究所に踏み込むか。
    さあ、選べ!
    最初に立ちはだかるのは肉切り包丁を構えた生ける死体、バッチャーマスターだ。
    肉切りならブッチャーだろうという当然の疑問は彼には通用しない。
    これまでのダンジョンモンスターとは違い、5ラウンド継続の攻撃反射魔法を使う強敵である。
    この魔法は1ラウンド目に発動し、その後10ランド毎に必ず唱えてくる。
    防ぐ術も破る術もない為、効果範囲外のラウンドで大量のダメージを叩き込めるだけの火力が必要だろう。
    'Ahhhhhhh....FreshMeeeeeat!'
  • プリペアー
    君の足下には 完全な死を迎えたおぞましい化け物の残骸と、
    その化け物が淡々と切り刻んだ動物達の断片とが乱雑に散らばっていた。
    中央の肉切り台はまだ新鮮な血で覆われ、
    部屋の隅の桶には 目を背けたくなるような物体が消毒液に漬けられている。
    吐き気をなんとか抑えながらブッチャーの死体をまさぐると、隣の部屋に通ずる扉の鍵が見つかるはずだ。
    足早に血なまぐさい部屋を後にし扉を抜けると、四方に扉や通路を備えた丸部屋に入り込む。
    どうやらそこは ブッチャーが刻んだ物を仕分ける部屋のようで、同種のアンデッドが一匹うろついていた。
    しかし、奴は明らかにこちらの侵入に気がついていない。
    あの忌々しい魔法を唱えられる前に、あるべき死体の姿に戻してやれ!
    基本的にはバッチャーマスターと同じステータスを持ったスケルトンだが、
    この敵は攻撃反射魔法を唱えてこない為、格段に倒しやすくなっている。
    直前にブッチャーとの大接戦を制してきたのであれば拍子抜けすることだろう。
  • アンデッド・プリースト
    軽く二体目のアンデッドを倒した君が室内を見回すと、
    右手には鉄枠で補強された頑丈そうな扉があり、左手と正面には狭い通路のようなものを確認できた。
    扉は施錠されており、鍵を探す必要がありそうだ。
    正面の通路を覗き込むとほのかな明りと幾つかの人影が確認できる。
    息を潜めて耳を澄ますと、抑揚に乏しい-だがひどく癇に障る-詠唱が聞こえてきた。
    未知の呪言であるはずだが、頭の中では意思をもったように激しく反響してくる。
    ここまでの血塗られた状況を考えれば、どうせまともな呪文ではないだろう。
    君の手で 奴らの声を断末魔の悲鳴に変えてやれ!
    まだ死んでいないプリースト、即ちアンデッドプリーストの集団だ。
    じゃあすでに死んでいるんじゃね? なんて疑問は意味をもたない。
    いかにも魔法を使ってきそうだが、通常攻撃しか術をもたない哀れな亡者達である。
    5体いる内の1体が最後の扉の鍵を持っている為、鍵を手に入れたら見逃してやってもいいだろう。
  • 金の剣
    動かなくなったプリースト達の骸からは鍵が手に入ったはずだ。
    彼らの呪文はまだ頭の中で唸る様に鳴り響いていたが、いずれやむに違いない。
    君が先ほどの扉を開くために仕分け部屋に戻ると、
    まだ足を踏み入れていなかった通路の奥から地鳴りのような低い咆哮が聞こえてきた。
    これまでの不死の者の声でも獣の声でもなく、ましてや人のものでもないその咆哮は、
    どうやら侵入者である君に向けられているらしい。
    後顧の憂いは断つべきだ。
    覚悟はいいか? よし、この舐めた相手を始末しろ!
    両手に斧を構えているが、金の剣である。
    勿論通り名であって得物のことではないから疑問を抱いてはいけない。
    見ての通り力任せの相手なので、特に苦戦することはないだろう。
  • フランク・N・ステイン(ボス)
    全ての障害は取り除かれた。
    後はこの正気の沙汰ではない研究所の親玉に君の正義をぶつけてやるだけだ。
    頭の中で延々と渦巻く呪文の反響もそれで静まるに違いない。
    君が鉄枠で縁取られた最後の扉を勢い良く開きラボに押し入ると、
    白い前掛け-血糊で半ばは赤く染まっていたが-を纏った血の気のない男が
    薄ら笑いを浮かべてこちらを眺めていた。
    人のようでもあるが、あるいはすでにアンデッドの類に堕ちているのかもしれない。
    君がそこらじゅうに散らばった死体の一部-腕 足 頭部等-を慎重に避けながら近寄っていくと、
    男の脇に横たわっていた肉塊がぴくりと動き、そしてゆっくりと起き上がった。
    見るからに醜悪なそれは、様々な動物の死体を悪意によってつなぎあわせたかのような、
    まさに形をなした悪夢だった。
    男の腕がゆっくりとあがり、そして、君を指差した。
    さあ、君の正義を見せてみろ!
    狂気の研究所のボスは、マッドサイエンティストによって生み出された化物だ。
    ミドルネームの'N'はちゃんと一呼吸おいて発音しないと
    有名なマッドサイエンティストの名前になるので気をつけろ。
    門番のブッチャー同様、この化物の最大の問題は5ラウンド継続の攻撃反射魔法の使用である。
    攻撃吸収盾と違い効果を打ち破ることができない為、半分のラウンドは確実にダメージが通らない。
    確定行動があり、まず1ラウンド目に全体攻撃を行うと、その後5ラウンド毎に同様の攻撃を仕掛けてくる。
    そして2ラウンド目に攻撃反射魔法が展開され、こちらは10ラウンド毎に必ず再展開されてしまう。
    他にもランダムなラウンドにこちらの攻撃を2ラウンド封じる特殊攻撃を繰り出してくる。
    実質的にダメージを与えられるラウンドが非常に少ない為、高い火力が必要となるだろう。
    アタッカーはダブルヒットが前提となり、かつダメージも平均で300を越す必要がある。
    武器の目安は最大180~190のアデンダスエル地獄などだ。
  • 制覇
    哀れな醜い怪物は、もはやぴくりとも動かずにその巨躯を床に投げ出していた。
    活動を止めてしまったそれは、改めて見ると生物の類にはとても見えず、まるで唯の…つぎはぎされた肉塊だ。
    しかし、まだ終わってはいない。白衣の男が満面の笑みを浮かべてこちらを見ている。
    君は何か行動を起こそうとしたが、ずっと前から頭の中で反響しているプリースト達の呪文のせいで、
    どうしたらいいのかわからなくなってきた。
    白衣の男の口が動いた。"これは失敗作だ"、と。
    朦朧とした君の頭でもそれはわかる。こんなものは失敗作だ。
    さらに白衣の男が続ける。"だが、お前たち5人をつなぎ合わせたらどうなるかな?"
    君の頭の中は朦朧を通り越し、もはやその男が何を言っているのかも分からなくなっていた。
    プリースト達の詠唱は、おそらく完了していたのだろう。
    背後の扉が開き、肉切り包丁を抱えた新たなブッチャーが現れたが、君の意識はすでに飛んでいた。
    さあ 次の愚かな挑戦者は 誰だ?

出現モンスター

バッチャーマスター

グラデェーターwiki_バッチャーマスター.JPGLv89~91LP7029
231スキル278
機敏さ337気質250
カリスマ290知識211
アーマー10776(146-179)ダメージ623-677
ドロップ
備考数1、攻撃反射(5ラウンド)
1ラウンド目に攻撃反射魔法を唱え、以後10ラウンド毎に発動

プリペアー

グラデェーターwiki_バッチャーマスター_0.JPGLv89~91LP7418
235スキル278
機敏さ334気質249
カリスマ294知識208
アーマー10775(146-179)ダメージ626-679
ドロップ
備考数1

金の剣

グラデェーターwiki_ゴールドブレード.JPGLv89~91LP6686
233スキル276
機敏さ335気質250
カリスマ291知識209
アーマー10774(146-179)ダメージ623-679
ドロップ
備考数1

アンデッド・プリースト

グラデェーターwiki_アンデッドプリースト.JPGLv89~91LP7452
234スキル278
機敏さ336気質247
カリスマ295知識207
アーマー10774(146-179)ダメージ624-680
ドロップ
備考数5,ランダムの討伐数でクリア
まだ死んでないプリースト

フランク・N・ステイン(ボス)

グラデェーターwiki_FNS.JPGLv89~91LP14514
230スキル277
機敏さ337気質248
カリスマ292知識210
アーマー10778 (146 - 179)ダメージ628 - 676
ドロップ
備考全体攻撃   : 1ラウンド目に発動,以後5ラウンド毎に必ず発動
攻撃反射魔法: 2ラウンド目に発動し5ラウンド継続,以後10ラウンド毎に必ず発動
行動封じ   : ランダムに発動、2ラウンド継続
*固定行動のラウンドは稀にずれることがある
ダメージ回復(約1350回復)
 

コメント

  • ボスの攻撃無効化は行動封じなのでは? -- 2009-11-29 (日) 15:18:49
  • 回復行動だけはできていたので攻撃のみ無効化かなと。言われてみるとヒーラーの機敏がとびぬけていたからヒーラーのみ回避しちゃっていたのかもしれない。 -- もふもふ? 2009-11-29 (日) 18:25:03
  • 何度か挑んだけれど攻撃を無効化できる行動は反射しかないからホモなんかと同じ行動封じのようだ -- 2009-11-29 (日) 19:04:40
  • 了解&訂正サンクスさー。ということは特殊攻撃の回避も機敏依存なのかな。 -- もふもふ? 2009-11-29 (日) 22:07:07
  • +17砥石4つ開放とかしてダメージ平均300超えが3人いたのに倒せず。LPの幅がかなり大きく 13000~16000近くまであった。一応10戦中1回だけ3桁まで削れたけどかなり厳しい・・・ -- もふもふ? 2009-12-16 (水) 12:15:44
  • ほとんど装備が変わらずLvだけ3つ上がった状態で再挑戦したら砥石なしでいい勝負になっていた。Lv補正の存在を念頭に置いてもいいのかもしれない。 -- もふもふ? 2009-12-23 (水) 13:11:53