【訳・日本語】BBS/94

Last-modified: 2024-06-02 (日) 17:15:25

『惚れ薬』と『愛の妙薬』、「アモルテンシア」

カテゴリ6巻HBP(プリンス)
投稿者penpen?
優先順位普通
状態
投稿日2024-05-18 (土) 23:05:07

■日本語版 6章 p.183
「さあ、どうぞ」フレッドが誇らしげに言った。「どこにもない最高級『惚れ薬』」

■UK版 p.101
'There you go,! said Fred proudly, 'Best range of love portion you'll find anywhere.'

■日本語版 9章 p.280
「アモルテンシア、魅惑万能薬!」(中略)
「世界一強力な愛の妙薬です」ハーマイオニーが答えた。

■UK版 p.155
'It's Amortentia!'(中略)
'It's the most powerful love portion in the world!' said Hermionie.

■日本語版 15章 p.463
みんながフレッドとジョージの店から『愛の妙薬』を買ったみたい。(中略)
「十種以上の惚れ薬が一度に使われたら、その解毒剤をでっち上げることなど夢にも思いつかないでしょうから

■UK版 p.254
...and they all seem to have bought Fred and George's love portions, which I'm afraid to say probably work.(中略)
As I doubt wherether even the Half-Blood Prince (中略) could dream up an antidote for a dozen different love portions.

■日本語版 15章p.466
いずれにせよ、『愛の妙薬』は闇の物でもないし、危険でもー

■UK版 p.255

  • and anyway, love portions aren't Dark or dangerous -

■備考

  • 6章は、Weasleys' Wizard Wheezes(WWW)でのフレッドのセリフ。
    9章は、スラグホーンの薬あてクイズでのハーマイオニーの回答。
    15章は、ハーマイオニーが、ハリーに、女子たちがハリーに惚れ薬を盛る計画を伝えている場面。
  • 日本語版を読んでいて、フレッドとジョージの「愛の妙薬」と、スラグホーンが調合した「アモルテンシア(Amortentia)」が、同じものかとどうか困惑したので、原文を確認してみた
  • 日本語版では、二重鉤括弧をつけた固有名詞と思わせる『惚れ薬』と『愛の妙薬』と、一般名詞の「惚れ薬」と、書かれている。
  • 原文では、フレッドとジョージのlove portionは、小文字で表記されているので一般名詞だと思う。
    さらに、love portionsと複数形で書かれてるし、ハーマイオニーが、「十種以上の惚れ薬(a dozen different love portions.)」と言っている事から、フレッドとジョージの店では、調合が異なる複数の種類が売られている可能性がある。
  • 18章で、スラグホーン先生によれば、love portionは、「長く置けば置くほど強力になる可能性がある」という厄介な特性があるらしい。

コメント

  • 誤字修正しといた -- 2024-06-02 (日) 17:15:25