滋京阪快速線

Last-modified: 2013-10-19 (土) 12:52:32
kinto 5.png滋京阪快速線
SK
軌間1435mm
電圧1500V (直流)
最高速度136km/h

滋京阪快速線(しけいはんかいそくせん)は、近東滋京阪線のうち、新長浜駅~近江八幡市駅、
豊中市駅~なんば駅の全列車、近江八幡市駅~豊中市駅の準急以上の種別を指す路線愛称である。

概要

八幡市駅 - 豊中市駅間の複々線区間は内側線を走る。

豊中市駅からは阪姫線と直通している。1970年に八幡市駅 - 豊中市駅が
複々線化されたと同時にこの系統が登場した。

また、複々線区間は一部の駅のみホームがある。

基本的に通勤準急以上の種別が12両、通勤準急が10両、準急が8両で運行される。

路線データ

  • 路線距離:162.2km
  • 軌間:1435mm
  • 電化区間:全線電化 (直流1500V)
  • 閉塞方式:車内信号閉塞式 (ATC-P)
  • 最高速度:136km/h

運転概況

運転本数

日中の1時間あたりの本数は次の通りである。

種別

駅名












特急2本
2本→姫路
急行2本
2本→姫路
快速急行2本→姫路
準急2本
普通2本

列車種別

2013年夏に全車がLED車になった。

ライナー

ライナーは新長浜駅・なんば駅始発で利用時には乗車券・ライナー券 (大人・子供一律150円)
が必要で、6両で朝ラッシュに2本、20・21・22時台に5本運転される。

種別色は (黄) で、全車フルカラーLED車で運転される。
全車ライナーと表示され、英文表記は「Liner」である。

特急

特急は新長浜駅・なんば駅発着で、一部は阪姫線・近東姫路駅まで乗り入れる。

滋京阪線の最上級種別で、終日運転される。

全車が12両で新長浜~豊中市は15分間隔、豊中市~なんばは30分間隔で運行される。
また、豊中市駅は阪姫線直通列車のみ停車する。

1970年の複々線化当初から運転されており、1992年までは特急料金を撤収していた。

種別色は (赤) で、フルカラーLED車が特急、3色LED車が特急と表示される。
英文表記は「Ltd. Exp.」である。

通勤急行

通勤急行は草津市駅・なんば駅発着で、ラッシュ時のみ運行される。
朝は3本、夕方が4本運転される。全車12両で運転され、
そのうち朝1本、夕方2本が阪姫線・三宮まで直通する。

阪姫線直通列車は豊中市駅でなんば行準急に連絡する。

特急と同様、1970年の複々線化当初から運転されている。
種別色は (橙) で、フルカラーLED車が通勤急行、3色LED車が通勤急行
と表示される。英文表記は「Com. Exp.」である。

急行

急行は新長浜駅・京都駅・なんば駅始発で、京都駅始発の列車は阪姫線へ
直通する。日中は新長浜~京都、豊中市~なんばは30分間隔、
京都~豊中市は15分間隔で運行される。12両で運行される。

2003年までは10両で運行されていた。

1957年から運転されていて、複々線化以前から運転されている。

種別色は (紫) で、フルカラーLED車は急行、3色LED車は急行と表示される。
英文表記は「Exp.」である。

快速急行

快速急行は近江八幡市駅 - 阪姫線・近東姫路駅を結ぶ種別である。
実質的には「直通急行」である。終日運転される。
滋京阪線の種別では唯一線内完結の列車がない種別である。

日中は近江八幡市駅 - 豊中市駅で12両・30分間隔で運行される。

種別色は (水色) で、フルカラーLED車は快速急行、3色LED車は快速急行
表示される。英文表記は「Rapid Exp.」である。

快速

早朝・深夜に新長浜~京都、京都~なんばで各3本運転される。

2010年の快速急行登場までは終日運転されていた。
12両で運行される。

1977年に準急の補充種別として登場した。

種別色は (青色) で、フルカラーLED車は快速、3色LED車は快速と表記される。
英文表記は「Rapid」である。

通勤準急

朝ラッシュ・夕ラッシュに1本ずつ運行される。
京都~なんばで運行している。

1996年に登場した。準急と千鳥式運転をしている。
設定当初は新高槻 (現在の近東高槻) ~なんばで運行されていたが、
2005年に京都~なんばに拡大された。10両で運行される。

種別色は (黄緑) で、フルカラーLED車が通勤準急、3色LED車が通勤準急と表記される。
英文表記は「Com. Semi Exp.」である。

準急

準急は近江八幡市~なんばで30分間隔で運行される。
終日運行され、8両で運行される。

また、豊中市~なんばは各駅に停車する。

1970年の複々線化と同時に登場した。

種別色は (緑) で、フルカラーLED車は準急、3色LED車は準急と表示される。
英文表記は「Semi Exp.」である。

普通

普通は新長浜~近江八幡市駅間を30分間隔で運行される。
各駅に停車・終日運行され6両で運行される。

近江八幡市~なんばの各駅停車は滋京阪緩行線を参照。

1970年までは新長浜~京都、京都~なんばで運行されていた。

種別色は (灰色) で、フルカラーLED車は普通、3色LED車は普通と表示される。
英文表記は「Local」である。

男性専用車

滋京阪線では痴漢冤罪防止のため2003年4月から阪姫線と同時に導入された。
緩行線では代わりに女性専用車が導入されている。

導入種別は特急・急行で終日導入されている。

2009年10月までは始発~午前9:00、午後6:00~終電に導入されていた。

導入号車は新長浜側先頭である。

駅一覧

駅番号の「SK」は滋京阪快速線(Sikeihan-Kaisokusen)の略。
●=停車
▲=一部停車
|=通過

駅番号駅名通勤準急準急快速快速急行急行通勤急行特急ライナ|接続路線所在地
SK01新長浜駅近東電気鉄道:長愛線 (T01)滋賀県長浜市
SK02平方駅
SK03近江町駅米原市
SK04米原市駅
SK05彦根北口駅彦根市
SK06彦根市駅
SK07高宮駅近江鉄道:本線・多賀線
SK08川瀬駅
SK09犬上駅犬上郡
豊郷町
SK10愛荘駅愛知郡
愛荘町
SK11五個荘駅近東電気鉄道:八日市線
近江鉄道:本線⇒五箇荘駅
東近江市
SK12東安土駅近江八幡市
SK13近江八幡市駅近東電気鉄道:滋京阪緩行線・八日市支線
SK14野洲市駅野洲市
SK15守山市駅守山市
SK16栗東駅西日本旅客鉄道:東海道本線栗東市
SK17草津市駅草津市
SK18近東石山駅西日本旅客鉄道:東海道本線⇒石山駅
京阪電気鉄道:石山坂本線⇒京阪石山駅
大津市
SK19近東大津駅西日本旅客鉄道:東海道本線⇒大津駅
SK20山科駅西日本旅客鉄道:東海道本線・湖西線
京阪電気鉄道:京津線⇒京阪山科駅
京都市営地下鉄:東西線
京都府京都市
山科区
SK21京都駅近東電気鉄道:京橿線
西日本旅客鉄道:東海道本線・山陰本線・奈良線
東海旅客鉄道:東海道新幹線
近畿日本鉄道:京都線
京都市営地下鉄:烏丸線
京都市
下京区
SK22東寺駅近東電気鉄道:京橿線
近畿日本鉄道:京都線
京都市
南区
SK23近東長岡京駅長岡京市
SK24近東高槻駅大阪府高槻市
SK25近東茨木駅茨木市
SK26近東吹田駅大阪市営地下鉄:御堂筋線・北大阪急行電鉄:南北線 (M11)⇒江坂駅吹田市
SK27豊中市駅近東電気鉄道:阪姫線(豊中市~なんば間は並行)豊中市
SK28西十三駅阪姫線へ↓大阪市
淀川区
SK29梅田駅近東電気鉄道:梅田線・南近畿線・名阪線
西日本旅客鉄道:東海道本線・大阪環状線⇒大阪駅 JR東西線⇒北新地駅
阪急電鉄:京都本線・神戸本線・宝塚本線
阪神電気鉄道:本線
大阪市営地下鉄:御堂筋線 (M16) ・谷町線⇒東梅田駅 (T20) ・四つ橋線⇒西梅田駅 (Y11)
大阪市
北区
SK30船場駅大阪市営地下鉄:御堂筋線(M18)・四つ橋線(Y13)⇒本町駅 ・中央線(C16・C17*1)⇒本町駅・堺筋本町駅 堺筋線 (K15) ⇒堺筋本町駅大阪市
中央区
SK31なんば駅南海電気鉄道・南海本線・高野線
近畿日本鉄道:難波線 ⇒大阪難波駅
阪神電気鉄道:阪神なんば線⇒大阪難波駅
西日本旅客鉄道:関西本線⇒JR難波駅
大阪市営地下鉄:御堂筋線 (M20) ・四つ橋線 (Y15) ・千日前線 (S16)
大阪市
浪速区

*1 C16は本町駅、C17は堺筋本町駅の記号