阪姫緩行線

阪姫緩行線
HL
路線総延長	48.1km
軌間	1435mm
電圧	1500V (直流)
最高速度	130km/h

阪姫緩行線（はんきかんこうせん）は、大阪府豊中市の豊中市駅から、兵庫県明石市の近東明石駅までを各駅で結ぶ近東阪姫本線の系統の１つである。
運転上の起点はなんば駅である。
旅客向けの案内では「阪姫線各駅停車」「阪姫線（各駅停車）」と案内されることが多い。

概要

大阪市のなんばと兵庫県の神戸を経由して神戸市の隣の市の明石市までを結ぶ通勤路線で、
路線図のラインカラーは■濃い水色、車体色は■青。

混雑率はピーク時混雑率は147％（三宮駅～新神戸駅）で、
これは新聞が楽に読める程度（150％）より３％低い。
因みに快速線のピーク時混雑率は155％（梅田駅～船場駅）で、
これは新聞が楽に読める程度（150％）より５%高い。
駅構内の表記はほとんどの駅で「阪姫線（各駅停車）」で統一されているが、一部「阪姫線（緩行）」（西十三駅など）、となっている例がある。

運行形態

全線が複々線で、快速線停車駅は緩急接続が可能である。緩行線のみの駅は島式ホームになっている。豊中市駅～近東明石駅は増発が可能だが、豊中市駅～なんば駅は複線なので増発は不可能である。

なんば駅～豊中市駅、近東須磨駅～近東明石駅は日中15分間隔
豊中市駅～須磨駅は日中7.5分間隔で運行される。
全車が８両で運行されるが、2012年夏までの東日本大震災の節電要請期間は６両で運転された。

最高速度は1978年～2005年は100km/h、2005年に現在の130km/hになった。

女性専用車

2003年10月1日より女性専用車が導入された。
当初は6時30分～8時30分に豊中市駅を発着する列車だったが、2007年4月1日からは終日導入になった。

駅一覧

1. 駅番号のHLは阪姫線普通 (HankiLine-Local) の略。
   1. 駅番号のHRは阪姫快速線 (Hanki-RapidLine) の略。
2. 区間準急・区間急行・区間特急は三宮駅以西は各駅に停車するので記述する。
3. 凡例
   1. ●＝全列車停車
   2. ▲＝全列車停車
   3. ｜＝全列車通過

赤背景は快速線との接続駅。