- 広島東洋カープ、WBC日本代表元監督・山本浩二(浩司)のこと。世間一般では大抵こちらを指す。
- 山本泰寛(巨人→阪神→中日)のこと。こちらは蔑称として用いられる。
本項では2.について解説する。
【目次】
経緯
巨人時代の2019年日本シリーズ第2戦目、山本は死球を受けた若林晃弘に代わり7回裏から本職である三塁の守備につく。しかし、いきなり先頭のアルフレド・デスパイネの打球をファンブル。これをきっかけに大竹寛が無死1、3塁のピンチを招くと、そのまま松田宣浩に痛恨の3ランを被弾。
即座に山本は戦犯として祭り上げられ、なんJでもラグビーW杯準々決勝・日本対南アフリカ戦*1と時間帯が重なっていたにも関わらずスレが大きく伸びる事態となった。
さらに最終回だけで3点を返しなおもホームランで同点のチャンスに凡退し最後の打者になった。
1点も与えたくない状況での大竹の被弾、桜井俊貴や高木京介の炎上、9回の岡本和真の珍走塁とそれを誘発した元木大介と亀井善行の判断ミスなどもあった為に、山本がやらかさなければ勝てたとは言えない点はある。しかし自身のエラーからピンチを招き、先制点を献上したという点でファンから大きな非難を浴びることとなった。
そして、これを機にごく一部でしか使われていなかった「山本一般人」が一気に拡散した。
「山本監督」誕生
さらに第2戦後のプロ野球ニュースでコメントを報道された際に「山本泰寛監督」と誤植を受けてしまった*2ことがネット上でウケ、この蔑称が誕生した。
また、山本絡みでもう一つのネタが試合中に生まれている。
スポナビの実況中継で「安泰な守備を見せる山本」として紹介された直後にエラーしたことから「安泰な守備を見せる山本」という蔑称も誕生した。
その後
東京ドームで迎えた第4戦でも、山本は第2戦と同じく7回の守備から今度は二塁手として守備に入るが、一死1、2塁の状況で長谷川勇也の打球を悪送球し追加点を許してしまう*3。
結局巨人は1点差まで詰め寄ったものの、これがきっかけとなって4連敗で敗退。
またも試合を決めるミスをしてしまった上に全く打てなかった*4こともありさらなる非難に晒され一部からは終身名誉死刑囚認定を受けた。また、これらのやらかしに加え阪神移籍後は守備要員としてそれなりの活躍をしているため専ら巨人ファンからは名誉外様扱いである。