自動アウト

Last-modified: 2024-05-01 (水) 12:43:08

打力が極端に低く、出塁が全く期待できない野手のこと。「アウト製造機」「アウト要員」とも。


概要

野手の仕事は主に打つことだが、打撃はさっぱりでも俊足や守備力を武器にスタメンに名を連ねるほど高い評価を得ている選手もいる。このような選手は打席内容が全く期待できないため、「打席に立つだけで自動的にアウトカウントが増える」ことから、自動アウトと呼ばれるようになった。
特に、強力打線に1人混ざる貧打の選手などは(それなりに打率があったとしても)この手の槍玉に挙げられやすい*1

しかしそのような選手でも稀にヒットを打つことはあり、その度にファンは驚き対戦相手は悲鳴に包まれる。さらに本塁打だと軽い祭りになってAAが投下されたり、ニュース速報テロップとして流されたりもする。

ポジション別に見ると、守備力が重視される捕手・二塁手・遊撃手・中堅手のいずれかに当てはまることが多く、それを考慮して打順も下位に置かれることが一般的である。だがチーム事情等により、本来打力が期待されるはずのコーナーポジションで自動アウト要員が起用されたり、上位打線や代打で登場したりといったことも往々に起こり、そうした場合はヘイトが集まりやすい。
また試合の終盤に守備固めや代走で途中出場する選手も、ビッグイニングや延長戦突入が原因で打順が回ってきてしまいやむなく打席に立つ場合に自動アウトになりやすいほか、DH制の無い試合において概ね9番に収まるであろう投手についても大半が自動アウトとなる事が多いが、こちらは性質上あまりネタにはされていない。


関連項目



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*1 ダイハード打線の鳥越裕介山賊打線の木村文紀金子侑司など。こういった手の選手は「オアシス」「癒し枠」ともネタにされる。