0安打4得点

Last-modified: 2024-02-27 (火) 22:53:13

2019年8月8日の西武対楽天(県営大宮)での11回表の結果。

11回表・楽天の攻撃

増田達至に代わりカイル・マーティンが登板。銀次四球。(無死1塁)

田中和基は送りバントの構え。マーティンは制球が定まらずストレートの四球。(無死1, 2塁)

渡邊佳明は送りバント。マーティンが処理し三塁に投げるが悪送球。二塁走者が生還。(7-8。無死1, 3塁)

辰己涼介は追い込みながらも背中に直撃する死球。マーティンが降板し、森脇亮介が登板する。(無死満塁)

代打ゼラス・ウィーラーにストライクが入らず押し出し四球。(7-9。無死満塁)

茂木栄五郎を2球で追い込むものの、その後のボール球をすべて見送られ二者連続押し出し四球。(7-10。無死満塁)

島内宏明を左飛に打ち取り1アウト。(1死満塁)

浅村栄斗を中飛に打ち取り2アウトになるが三塁走者が生還。(7-11。2死1, 2塁)

ジャバリ・ブラッシュを二ゴロに打ち取り3アウトチェンジ。

 

マーティン、またやらかす

マーティンは8月12日に登録抹消されたが、8月22日に一軍復帰を果たす。
しかし復帰日の日ハム戦も四死球から崩れ失点。次回登板となった8月25日の対楽天戦は、イニング跨ぎの8回表に二者連続四球→渡邊のバント処理して一塁に悪送球、二塁走者が生還という、2週間前と全く同じ失態をやらかした。続く和田恋にタイムリーヒットを打たれ降板したが、残したランナーは後続の佐野泰雄が全て返してしまい4失点(自責1)、再び二軍落ちすることになった。

 

なお8月25日の試合を生中継していたテレビ中継では、マーティンが登板した場面で「先頭打者を四球で歩かせて失点のパターンは見飽きた。22日も四球・死球・タイムリーと試合を壊すピッチング」と放送された。これは西武球団制作の球団公式放送であったため余計に話題となってしまった。
ただし、選手紹介という意味であれば「大体あってる」という意見もある。
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熱烈歓迎マー者

一連の失態*1から俺達入りを果たしたどころか、一気に4代目総帥候補に挙げられる。3代目総帥の引退により、残留していれば4代目襲名の可能性は高かったが、11月5日に自由契約になった

余談

本試合は2019年最後の大宮開催であった。その後2年間はコロナ禍の影響で大宮開催の予定が組まれず、2022年は1試合が予定されたが雨で中止に。ようやく2023年に4年ぶりの試合が開催され、西武は勝利しこの悪夢を払拭した。


関連項目


*1 他にも、この事件以前の4月16日の楽天戦では同点の10回裏に登板、しかし安打→四球→危険球退場(しかもシーズン第1号)で無死満塁で降板しサヨナラ負けの原因を作るなどしていた。