読売ジャイアンツ・村田真一ヘッドコーチの発言のこと。
経緯
2017年の巨人は広島東洋カープとの対戦成績が3勝11敗と低迷、そんな中で以下の記事が出る。
https://www.tokyo-sports.co.jp/baseball/npb/713024/
山口俊ショック吹き飛ばせ!巨人の鬼迫 「広島戦残り全勝だ」
村田真ヘッドコーチは「広島とは14試合終わって3勝11敗。あと11試合やな。今後巻き返す?そらそうや。ノルマとまでは言わんけど、全勝できるように頑張るよ」と威勢よく大号令。
普段の3連戦であれば「最低でも2勝1敗」をノルマとする同コーチだが「2勝1敗では足らん。残りを全勝、10勝1敗で終えるのではえらい違いや。まずはカード頭の明日、絶対勝ちたい」と言葉に力を込めながら大幅に上方修正した。
過去にも9勝3敗宣言・6勝3敗厳命などの事例からフラグでしかないと考えた者、逆に見事にフラグをへし折った10勝2敗宣言で希望を抱く者はそれぞれいたようだが…
結果
7月25日の同カードは1-2、翌日も2-7で敗れ最速で公約達成に失敗。巨人は3年連続で広島戦の負け越しが決まり、見事なフラグ回収となってしまった。
結局この年の広島戦の成績は7勝18敗という散々な結果に終わり、7勝17敗1分と同じく散々な結果となったヤクルト共々都・リーグが広島に貢献しすぎと批判された*1。ちなみに後半戦は広島専属スコアラーをつけたが、それでも4勝7敗だった。