戦術 歩兵編

Last-modified: 2014-05-16 (金) 04:26:13

本ページでは、MoW:ASにおける歩兵戦闘で有効であろう戦術を記載するが、ここに書かれている戦術が常に有効とは限らない。
プレイヤー自ら複合した有効な戦術を組み立てられるように、いくつか戦術を紹介する。


歩兵戦術一覧

 

歩兵全般

歩兵の大きな役割について。

防衛陣地の形成

歩兵は戦車に対して「対戦車手榴弾」という強力な攻撃手段がありますが、射程が短いのが欠点です。
このため戦車は歩兵に近づかず、遠距離から砲撃や機関銃で歩兵を倒した後に進行するのが一般的です。
よって、歩兵を分散させておくとそれだけで時間稼ぎができ、また砲撃をすると位置を知ることができるので、自分の戦車で敵戦車を先制攻撃しやすくなります。

障害物を起点に土嚢や砲撃跡を作り防衛陣地を形成し、その後方に戦車や対戦車砲・榴弾砲を配置すれば「なかなか突破できない」防衛戦が完成し、敵を困らせることでしょう。

防衛陣地を形成するコツは、兵を分散させて配置することです。そうしないと、榴弾の炸裂によって全滅してしまうでしょう。
すなわち、榴弾の炸裂範囲の1.5~2倍程度の距離をあけて配置するのが理想です。

余裕があれば、後方にもう一つ防衛陣地を作成しておき、敵に強力な戦車や榴弾砲が登場し防衛陣地の維持が困難になっら残った歩兵を撤退or新しい歩兵を補充し配置することで、敵の進軍をさらに遅延させることができます。

視界の確保

視界が無ければ戦車はただの鉄屑、あるいは後だし砲撃となってとても分が悪い。
敵後方にScout、前線にオフィサーを配置して視界を確保し、砲撃戦で先手を取れると有利になる。

砲兵や戦車の護衛

榴弾砲や戦車は強力なユニットですが、視界(特に左右後方)が狭く敵歩兵の接近に気付きにくい。
このため歩兵の護衛がない戦車は、側面から近づき(主に匍匐で)、対戦車手榴弾で比較的簡単に破壊することができる。
これを防ぐため、戦車等の重要な戦力の周辺に視界確保用の歩兵を分散させておき、敵歩兵に接近させないようにすると良いだろう。

撹乱戦術

  • 潜入作戦
    少数の部隊で敵の後方に回り込み、歩兵の移動する経路や爆破可能な補給物資などを狙い破壊工作を行う。
    進入後に発炎筒を大量に使うと敵陣地内の視界が不明瞭になり、進入部隊の行動の隠匿化、数の把握が難しくすることが出来る。さらにオンライン戦の場合、敵プレイヤーの目に疲労を与えることが可能。
  • ゲバラ流ゲリラ術
    歩兵にはそれぞれ得意武器が設定されているので、それらを考慮した装備も重要ですが、弾薬などが足りない場合は、歩兵は敵の装備に合わせて武器を拾い弾薬の種類の消費量をコントロールすることで補給の必要のない戦い方が出来ます。キューバの英雄 チェ・ゲバラの歩兵教本では基本的に武器はすべて敵の物を使うように書かれています。、弾薬の消費・補充という観点からみれば敵にライフル兵が多ければこちらもライフル兵を多くだし、サブマシンガンが多いならそう変更し、敵の物資を効率的に使用したほうが、コストパフォーマンスは劇的に上がります。

建築物の占領

家屋などを占領して安全を確認する場合、車両では不可能なので、余裕があれば、安全のため一つ一つしらみつぶしに中を歩兵で確認しておくとフィールドの安全を確保しやすい。

輸送・保管・修理・爆破

車両などによる輸送が困難な場合、弾薬、治療薬品、防護装備などの運搬を行う。またそれらを保有したまますぐに受け渡しや使用が可能な安全な場所に隠れるのも仕事のうち。
また武器を失った歩兵や新兵も車両・野砲の修理要員などに使える。
味方後方で、車両が進むのに邪魔、歩兵が移動するのに邪魔な建造物等があればダイナマイトや対戦車手榴弾や火炎放射器で破壊しておくと、輸送の運搬がスムーズになることがある。

射撃隊形

  • 足止め戦術。

射撃陣などを組み敵の進撃を阻む。

 並列式射撃陣
横軸隊形を取ると射撃の死角が減り、さらに敵からの射撃による貫通弾、兆弾による巻き添えが減り、兵士の損傷率が減る。

 散兵式射撃陣
現代歩兵の基本体系戦術である。
散開し、遮蔽物に隠れ、または匍匐しながら射撃を行う。

 縦軸式射撃陣
移動の効率化やサイド方向からの敵攻撃に対応する以外で使うメリットは少ない。

できる限り密集隊形と縦軸隊形は控えるが、極めて、限られた場合として、密集隊形を使う必要性がある場合、それは弾丸の補給や治療、2~4人での車両の集中修理、物資の受け渡しが必要な場合を除いて歩兵同士は基本的にくっつけない。物資の補給も出来る限り手渡しではなく、物資を地面に置いたりして、はなれた場所でとらせ、兵士同士は接触しない場合も必要。

対歩兵戦

対歩兵戦 小銃兵編

小銃兵は、

 

必要兵科:小銃兵、高級歩兵

小銃はほとんどの国でボルトアクション式が主流であり、高級歩兵にはセミオート式、フルオート式等の小銃も少なからず装備しているが、アメリカの小銃兵のみセミオート式小銃を標準装備している。

 

下記に各国の小銃を記載する。詳細は各国の小銃兵の項目を参照されたし。

○ アメリカ

  • M1 ガーランド 半自動小銃・・・弾倉8発 セミオート式
    小銃兵や海兵隊が装備。
  • スプリングフィールド M1903 小銃・・・弾倉5発 ボルトアクション式
    徴集兵が装備。
  • M1A1 カービン小銃・・・弾倉15発 セミオート式
    空挺部隊が装備。
  • M2 カービン小銃・・・弾倉30発 フルオート式
    レンジャー部隊が装備。
  • ジョンソン M1941 小銃・・・弾倉10発 セミオート式
    レンジャー部隊が装備。

○ イギリス

  • リー・エンフィールド Mk,Ⅲ 小銃・・・弾倉10発 ボルトアクション式
    安歩兵や小銃兵、一部高級歩兵が装備。
  • デ・リーズル カービン小銃・・・弾倉7発 ボルトアクション式
    コマンドーが装備。消音機能付き。

○ ドイツ

  • Kar98k 小銃・・・弾倉5発 ボルトアクション式
    安歩兵や小銃兵、一部高級歩兵が装備。
  • G43 半自動小銃・・・弾倉10発 セミオート式
    空挺部隊やブランデンブルク部隊が装備。スコープ付きもある。
  • StG44 突撃銃・・・弾倉30発 フルオート式
    分隊長や装甲擲弾兵が装備。

○ ソ連

  • モシン・ナガン 小銃・・・弾倉5発 ボルトアクション式
    安歩兵や小銃兵、一部高級歩兵が装備。
  • SVT-40 半自動小銃・・・弾倉10発 セミオート式
    海兵隊が装備。
  • SKS カービン小銃・・・弾倉10発 セミオート式
    赤軍親衛隊が装備。

○ 日本

  • 九九式小銃・・・弾倉5発 ボルトアクション式
    安歩兵や小銃兵、高級歩兵が装備。
  • 二式小銃・・・弾倉5発 ボルトアクション式
    挺進隊が装備。
 

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対歩兵戦 機関銃兵編

歩兵同士の戦いにおいて、最も効率よく敵兵の薙ぎ払う事が出来るのが機関銃である。
機関銃兵を効率よく配置すれば、数少ない軍勢で多くの敵を跳ね返す事も可能。

この項目では、機関銃兵が装備する軽機関銃の運用について記載する。

必要兵科:機関銃兵・機関銃を装備した兵

○ 戦術 

  • 十字砲火
    機関銃兵一名づつ分隊や陣地の両翼に配置し、敵の攻撃に対し両左右から銃撃を加える。
    陣地に配置する場合は、お互いがカバー出来るように配置すると良い。

対歩兵戦 火炎放射器編

接近戦で短機関銃だろうが戦車だろうが叩きのめす方法を探しているなら、火炎放射兵はうってつけである。
各国兵士の見た目こそ差があるものの、性能はすべて同じである。
ほんの僅か、見た目かすった程度の被弾で敵兵士は火達磨になり戦闘能力を失う。
しかも若干のスプラッシュダメージが存在するため近くに着弾したり、やや上を炎が通っただけで敵兵は断末魔の叫びを上げて飛び出してくるだろう。
また火炎放射器燃料は素晴らしいことに車両のガソリンと互換性があり、ジェリカンで給油する要領で燃料タンクに補充すれば戦闘を続行できる。
スポーン時には火炎放射器と燃料タンクしか背負っていないので、自衛火器を探して拾っておくと中距離交戦も可能になるため非常に汎用性が上がる。忘れずに敵の死体から頂戴しておこう。

○ 戦術 
まず覚えておくべきは、射程が23mであること。
必然的に肉薄攻撃を強いられるため、スモークや援護射撃など周りからのカバーのない火炎放射兵はただの動的である。
SMG装備の火炎放射援護兵とともに戦場へやってくるため、なるべく二人一組でなおかつ火炎放射の余波を食らわないようやや離れて配置すること。そうすれば適切な援護を受け前進できるだろう。

塹壕・市街地等の超接近戦において火炎放射兵の右に出る戦闘力の兵士は居ない。
軽く薙ぐように放射すれば即座に敵プレイヤーは兵士のコントロールを失い、哀れな敵兵は泣き叫び走り回って息絶える。
最も、それは自分側にも言えることである。フレンドリー・ファイアには十二分に注意すること。

また現在まで火炎放射が原因で死亡した兵士は衛生兵が復活させても使用不可能な状態になる(NPCが指揮する状態になり、プレイヤーの指揮下を離れる)ため、敵戦力を大きく削ぐことが出来る。

軽装甲やオープントップ車両には一瞬浴びせるだけでドライバーが悲鳴を上げ飛び出してくる上、重戦車等に対してもしばらく放射を浴びせて炙ってやればエンジンへの引火を誘うことが出来る。

ダイレクトコントロール時、時折不可思議な前進不能状態になることがあるが、この状態で火炎放射すると自分に着火する悲劇的な最期を迎えるハメになる。放火魔であるがゆえ火の用心は怠らないこと。

対歩兵戦 土嚢構築編

歩兵戦において土嚢は非常に簡易かつ有効な防御兵器である。土嚢は歩兵の被弾率を下げ、銃砲撃を吸収し、歩兵の損耗を軽減することができる。ここでは土嚢の撒き方を紹介する。

 

必要兵科:小銃兵・機関銃兵・土嚢を持つ兵士

○ 戦術 

  • その1 一列横陣
    最も簡単。小銃兵を何人かまとめて指定して土嚢選択し、一列に土嚢を敷くようにする。長所は操作量がかからないこと・榴弾の至近弾を防ぐ効果が高い点がある。短所は的がでかい分敵の砲撃が集中するために逆に集中砲火で被害が続出する可能性がある点。
  • その2 ばら撒き
    文字通り土嚢を散らばらせて敷く。小銃兵一人につき土嚢一つが目安。アサルトゾーンのフラッグを中心に扇方陣形を組むと火力が集中できるので効果大。長所は土嚢が分散するので歩兵単体の死亡率は上がるものの全体の損耗率は減る点。徐々に前にと後ろにと臨機応変に配置換えできる点。短所は土嚢構築にかなりの操作量を有している点。
  • その3 天然の要害を利用
    巨大な石、建築物、敵戦車の残骸などに補う形で土嚢を積む。正面にそれら砕けにくい遮断物を使い側面を土嚢
    で補えば、なにもない平地に土嚢を積むよりはるかな堅固な陣地になる。
  • その4 戦車の弱点保護
    戦車は傾斜の掛かった場所で底面を露出しやすい。この弱点を補うために戦車の周囲に土嚢を積む。重戦車でも底面装甲は薄いので、傾斜の掛かった坂等で戦車を動かさない場合は土嚢が生きてくる、
  • その5 敵視界を絶つ
    歩兵を土嚢の後方に伏せさせれば敵の視界に入りにくいので草むらやコンクリートの破片などの中に敷き詰める
    と敵の視線をかなり強固に塞ぐことが可能
  • その6 安全な移動経路の確保
    よく味方歩兵が通る移動経路上にある敵銃弾を通すが歩兵が通行できない金網や鉄線などの後方に土嚢を積めば、それら移動妨害にしかならない遮蔽物が、安全な移動経路に変化する。
  • その7 敵戦車の底面を狙うための土台に
    敵戦車の進行経路に土嚢を置くことにより、敵戦車が通行時に土嚢上を通ることにより、水平バランスに狂いを生じさせ、底面を狙うためのチャンスを作る。

対戦車戦

さて、MOWASではよほどの戦車嫌いでもない限り必ず戦車が出てくる。基本的にMOWASでは徐々に戦車の強さがあがっていく。いわば戦車のシーソーゲームである。
そのシーソーゲームに乗りこちらも戦車で対抗するのも1つの手ではあるが、もう1つの対抗策に歩兵による対戦車戦闘が挙げられる。

対戦車戦 対戦車手榴弾編

対戦車手榴弾は敵戦車に肉薄して攻撃を行ういわば特攻同然の手段である。対戦車(AT)兵や対戦車砲の支援が望めないようであれば最終手段として行う側面が強い。しかし、視界の悪い市街地であれば比較的容易に戦車に近づくことも可能なので選択肢にはいる。リスクは高いが喰らえば大抵の戦車は行動不能に持ち込める。

 

必要兵科:短機関銃兵・高級歩兵等の対戦車手榴弾を装備した歩兵

対戦車手榴弾は国よって1~3タイプがあり、一般歩兵の使う物は中戦車クラスまでは撃破可能であるが、重戦車クラスになると撃破が困難になる。高級歩兵が持つ対戦車手榴弾は重戦車クラスも容易に撃破可能である。

 

下記に各国の対戦車手榴弾を記載する。

○ アメリカ・イギリス

  • N73AT対戦車手榴弾・・・標準型 一般歩兵から高級歩兵まで装備。中戦車クラスまで撃破可

○ ソ連

  • RPG-40対戦車手榴弾・・・一般歩兵用 中戦車クラスまで撃破可能。
  • RPD33収束対戦車手榴弾・・・海兵隊用 重戦車クラスも撃破可能。
  • RPG43対戦車手榴弾・・・赤軍近衛部隊用 重戦車クラスも撃破可能。

○ ドイツ

  • M24収束対戦車手榴弾・・・一般歩兵用 中戦車クラスまで撃破可能。
  • PWM-1対戦車手榴弾・・・高級歩兵用 重戦車クラスも撃破可能。

○ 日本

  • 三式対戦車手榴弾・・・標準型 一般歩兵から高級歩兵まで装備。中戦車クラスまで撃破可能。
  • 梱包爆薬・・・時限信管型 小銃兵のみが装備する。重戦車クラスも撃破可能。
     

○ 戦術 

  • その1 発煙弾を使う
    敵の視界をふさぎ、歩兵からの攻撃を避ける。
    護衛付きの標的に近づくための手段として有効的。
  • その2 待ち伏せ
    対戦車手榴弾を持った兵士を攻撃禁止状態で、建物の影や草むらに潜ませ標的が通るのを待つ。
    標的が潜伏歩兵付近で停止し周辺に護衛が居ない様であれば、標的のエンジン部に対戦車手榴弾を投げ込む。
  • その3 突撃
    複数による多方向から同時に標的目掛けて突撃し、敵の迎撃手段を飽和させる方法。
    その1やその2の戦術と合わせて使用すれば、成功率は格段に上昇する。
  • その4 誘爆
    敵戦車の近くに装甲車、大破した戦車がいれば、それらを爆発させ、標的を巻き添えにする。狙っている戦車よりも装甲が薄い、狙っている戦車の装甲がこちらの主砲では貫通できない等、近くの装甲の薄い車両を爆発させれば、その爆発でなんらかの被害を与えられる。
    輸送車両(トラック)などを弾薬を配りつくし、運搬以外、使い道のなくなったものなどにダイナマイトと燃料を積み込み、
    それを敵戦車に目掛け走らせ、肉薄させる。それを手榴弾などで爆発させれば誘爆が可能。
  • その5十字砲火
    バズーカー兵一名づつ分隊や陣地の両翼に配置し、敵の攻撃に対し両左右から攻撃を加える。
    陣地に配置する場合は、お互いがカバー出来るように配置すると良い。
  • その6 時限式爆弾を利用する
    建築物が立ち並んでいたりして敵戦車のルートが計算できる場合、ダイナマイトなどの時限式爆弾をあらかじめ仕掛けることで被害を与えることができる。
    (その4の誘爆であげた燃料入りドラム缶やその他の軽車両などもダイナマイトの近くに置いておくと広範囲を巻き込み大爆発をおこして破壊力抜群!)
  • その7 地形封鎖
    敵戦車を崖や森、視界の不明瞭な場所に誘い込み、キャタピラを切り、無力化する。

対戦車戦 対戦車ライフル編

対戦車ライフルは

 

必要兵科:対戦車ライフル兵・一部高級歩兵等。

対戦車ライフルは国によって様々タイプがあり、ボルトアクション式・半セミオート式・セミオート式などがあり、マガジンの装弾数なども異なる。

 

下記に各国の対戦車ライフルを記載する。詳細は各国のATライフル兵の項目を参照されたし。

○ アメリカ

  • なし

○ イギリス

  • ボーイズ55 Mk1対戦車ライフル・・・装甲貫徹力 (28mm-9mm)
    対戦車ライフル兵用。

○ ソ連

  • PTRS対戦車ライフル・・・装甲貫徹力(28mm-12mm)弾倉 5発
    対戦車ライフル兵用。
  • PTRD対戦車ライフル・・・装甲貫徹力(42mm-14mm) 弾倉 1発
    上級歩兵用。スペシャルユニットのGuardsRifleのみ所持。

○ ドイツ

  • PzB39対戦車ライフル・・・装甲貫徹力 (28mm-9mm)
    対戦車ライフル兵用。

○ 日本

  • 九七式自動砲・・・装甲貫徹力(37mm-14mm
    対戦車ライフル兵用。
 

○ 戦術 
軽戦車や装甲車は対戦車ライフルを上手く使えば、鹵獲するのに向いている。
威力が高すぎる砲撃やバズーカでは完全に破壊してしまうものをわざと手加減して鹵獲すれば戦力の確実な増強が見込める。

そして、キャタピラを切る以外にも、バズーカよりも射撃距離が長いので、遠距離から、中戦車の主砲を狙い撃ち出切れば、砲を破壊するのにも使える。

また、薄い石壁、木の柵、場合によっては土嚢などを破壊、貫通することも可能。敵歩兵がそれらに隠れている場合、それごと射抜くなどの使い方も出来る。

バズーカに比べ弾丸が軽く大量に携帯でき、補給で手に入りやすいのも魅力。
スナイパーと組み合わせれば対戦車能力を持った、遠距離歩兵支援分隊の完成。

対戦車戦闘 バズーカ編

本稿では対戦車バズーカを用いた戦術を紹介する。

まず用意するものはAT Infantry。要するにバズーカ兵である。ただし、国によってバズーカの性質が違う。
おおまかに。

○ ドイツ

  • パンツァーシュレック・・・装甲貫徹力(180mm
    各国の重戦車クラスの前面装甲を貫徹できるほど。弾道は直線。
  • パンツァーファースト100・・・装甲貫徹力(200mm
    全ての戦車を撃破可能な非常に強力な対戦車火器だが、命中精度は低め。弾道は曲線。

○ アメリカ・ソ連

  • M1A1バズーカ・・・装甲貫徹力(120mm
    重戦車クラスは側面・背面を狙う必要がある。弾道は直線。
  • M18無反動砲・・・装甲貫徹力 (100mm
    貫徹力は低めだが、弾体飛翔速度が速い。レンジャー部隊のみが装備。弾道は直線。

○ イギリス

  • PIAT・・・装甲貫徹力(120mm
    PIATはかなりの放物線を描いて目標へ命中するために遮蔽物越しからの射撃ができる。

○ 日本

  • 四式七糎墳進砲 ロタ砲・・・装甲貫徹力(150mm
    重戦車クラスは若干厳しいが、大半の戦車を撃破可能。弾道は直線。
  • 二式小銃擲弾・・・装甲貫徹力 (40mm
    日本軍のスペシャルユニット『対戦車小銃擲弾兵』が装備する対戦車小銃擲弾。
    擲弾はかなり高い弾道で飛翔するため、車両の上面装甲を狙える。

○ 戦術  

  • その1 待ち伏せ
    最も初歩的かつ効果的な戦術。
    やり方はいたって簡単で草むらや建物の影に隠れて敵の戦車を待ち、チャンスがきたら徐に射撃する。
    敵が油断して歩兵を撒かず、前方索敵をおごそかにしているようならば向こうからバズーカの射程に入ってきてくれる。
    注意点は狙撃兵がいると草むらに隠れているのがばれて狙撃されてしまう点。
  • その2 匍匐前進射撃
    戦車の視界の悪さにつけこんだ戦術。
    戦車単体の視界は非常に狭く、特に匍匐状態の歩兵を発見することはかなり困難。
    これは正面視界でも同じである。
    そこで敵戦車の真正面からバズーカ兵をほ匍匐で近づかせれば射程ギリギリから攻撃することができる。

対戦車戦闘 神風攻撃編

対戦車戦 鹵獲術考察編

必要な敵戦車を奪い取れるかが勝敗に左右する重要な戦術要綱である点はいなめない。

  • その1 鹵獲しやすい場所で始末しろ
    敵戦車の大破させる場所を鹵獲するのに有利な場所で行うことが最も重要な点である。
    たとえ大破させたとしても敵陣の中なら奪い取ることが難しい。戦車をおびき寄せるおとりや、護衛兵を殺す方法をあらかじめ準備しておく。
  • その2 威力の高すぎる武器では完全に壊れてしまう。
    威力の高すぎる武器で戦車を攻撃した場合、爆発や完全破壊してしまう可能性が高まるので、威力の低い武器であえて手加減して攻撃するのも鹵獲には必要である。
  • その3 確実に安全に修理
    また、修理中は修理している歩兵が無防備になるので、修理歩兵を発炎筒で隠す、土嚢で保護する、味方の稼動可能な戦車などで隠す、などを行えば少しの戦闘が行われている場所でも安全に修理することが出来る。
  • その4 装備鹵獲
    完全に壊れた戦車の場合も内部に使える武器などを内装している場合などがあるので余裕があればそれらを抜いておくことも大切。とくに副武装50calなどが取りはずせるタイプの場合は、奪い取って歩兵に装備させれば、戦車以外の軽車両などを簡単に貫通させる攻撃力を歩兵に連続射撃で行わせることが出来ます。(ただし、重量が重いので走行が困難になる点に注意)
  • その5 鹵獲するべきでない戦車・車両
    大破した戦車には修理するべきものとそうではないものがあります。

味方歩兵や砲兵、戦車に対する有効な遮蔽物が欲しい場合や、同タイプの戦車をすでに所有し、その弾薬が足りない場合などは鹵獲してもさらに弾薬の困窮を招くので、燃料、弾薬を移し変えたほうが燃費や弾薬の消費量を考えた場合、必ずしとも言えませんが、コストパフォーマンスが上がることがあります。
大量の戦車を抱えるということはそれだけ燃費と弾薬と兵員を裂くということです。それを効率的に分配する方法も模索しましょう。

  • その6 鉄の要塞
    また、壊れた戦車よりも大きい戦車で押すことにより、移動させることも出来るので、どこかに安全な壁が欲しい場合、弾薬、ダイナマイト、燃料を抜いてそこへ大きな戦車で押して運べば壊れた戦車や車両による要塞が出来ます。

さらに荒業として、壊れた、戦車を押しながら盾として前進し攻撃し続けるという戦術も使えます。

  • その7 爆破装置として使う
    修理せずにあえて使わない弾薬、ダイナマイトなどをさらに積み込み、あらかじめ自爆用の拠点として使います。
    戦車後方にダイナマイトを装備した歩兵を配置し、敵戦車が近づいてくると車両もろとも友爆させます。

対陣地戦闘

1 迫撃砲による堅実な攻撃
 遠距離より、遮蔽物で隠した迫撃砲を使い、敵の集中しているポイント・野砲などを狙い確実に敵に打撃を与えます。

3 スナイパーによる要所の暗殺
 遠距離より敵のスナイパー、機関銃主や小隊長などを狙い撃ちし、戦力の減少を狙います。

2 包囲攻撃
 前面 側面 後方から攻撃を一斉にかけます。 歩兵だけなら、最低でも敵守備兵の3倍以上の兵力があれば望ましい。

4 戦車による強行突破
 敵陣に野砲・対戦車歩兵がいない場合は強行突破が可能です。

5 後方攻撃による奇襲
 発炎筒やオトリなどを使い、工夫を凝らし後方に回り込めみ奇襲をかけます。注意しないといけないのは逆に敵に挟み撃ちされる可能性、孤立した状態の敵には使いやすい、が後方に支援兵がいる場合、発炎筒などで擬似的に壁を作り、前衛と後衛を隔離したりする必要などが迫られる。

6 陣地の急所を突く
 死角なぞが存在する陣地の場合、そこから突破を試みることが可能な場合があります。敵歩兵の視界範囲を確認したり地形の高低、草むら、家屋、などの視界の不明瞭なポイントを良く確認しそこを突きます。

7 戦車や野砲による砲撃で陣地・野砲を破壊、人員の殺傷を図る、敵野砲より、砲撃可能距離や火力が勝っているなら行うメリットは十分にあります。

対砲兵戦闘

歩兵戦闘 総合

消耗抑制戦術

出来るだけ自軍の歩兵の損害を抑え、敵には大いなる損害を与える。これがこの戦術での基本構想である。
歩兵戦で優位に立ち、後の戦車戦、砲兵戦を有利に進めることが目的で、消耗抑制はMPの消耗抑制も兼ねる。
①歩兵は常に一人単位で分散。一人単位で用いる。(分隊を出したとしても分隊行動は法度)
②安歩兵を有効活用。
③手榴弾を有効活用。

【①】今作ではユニット1つ単位でのTPS操作することが出来る。分隊でまとめた状態の歩兵よりも柔軟性に優れ、かつ一度に被る損害を最小限にすることができる。
【②】安歩兵は今作で、最も安価で雇用できる歩兵分隊。火器の熟練度は低いものの雇用費は通常歩兵の1/3近く。そのため通常歩兵を半分ほど倒せればもとが取れる。
【③】上記の①②をふまえた上で、手榴弾の有効活用が挙げられる。手榴弾はいかなるクラスの歩兵に対しても非常に効果的に損害を与えることができる。

上記の点からまとめると、要するに「歩兵(特に安歩兵)を一人単位で操作し、また手榴弾も駆使し敵歩兵を倒す」というのが極論である。ここで頭に入れておかなければいけないのは歩兵単体では勝てないということ。戦車なり、機関銃なり機関砲なりと様々な兵種に対して歩兵は基本的には無力である。それは敵も同じことであり、敵に対してのアンチユニットを早期に出すためには歩兵での損害を減らし、MPの消耗を抑えることが肝要である。

歩兵考察

戦術ではないですが情報としておいておきます。
as=アサルト n=一般歩兵 pg=パンツァーグレネーダー pr=パラトゥルーパー v=安歩兵
実験中に発見したことですが、インベントリの埋まり具合によって大いに歩兵の機動力が変わります。


装備にはそれぞれ重量が設定されています。
ライフル・サブマシンガンはだいたい4kg前後
機関銃は12~16kg前後 (空挺部隊用の機関銃は軽め)
手榴弾は1kg 発炎筒は0.3kg 
弾丸にも重量がありそれぞれ異なります。さらに詳しく知りたければ、エディターでユニットや物資を選択して項目一覧を参照すればmassという関数がありますがその関数が重量を示すものです。 車両や家屋 石や木材などにまでmassは設定されており、この値が爆風や砲撃などでどの程度の吹き飛び方をするか演算結果にも影響を与えます。 また人間が運べる場合の物を持ち運ぶ場合、重量により走行するとスタミナの減少が変化します。
 さらに、60キロを超える荷物を超える荷物の場合強制的に両手持ちになります。

機関銃やバズーカ リペアキット スコップ、モルヒネなどは重いので大量に持ち運ぶとイザというときに逃げるのにも突撃するにも走行が不便になるので、重装備の歩兵は後方の安全な地域に置くかもしくは移動を要しない堅い陣地に配置するのが望ましいです。

欲張って武器を持ちすぎて重いと戦車が現れて後方へ逃げる余裕などがあっても逃げ遅れたりすることになるので前進、後進が急速に必要な場合などはあえて装備を軽くしておくのも大切です。

裸のn>>>>通常装備のpr つまり軽装のライフル>手榴弾を数個持っているSMG

全スタミナを使い果たしてから満タンになるまでの時間

pr=約7秒 as=約8秒 n,pg,v=約8.5秒

ダッシュできる距離

pr=約110m as,n,pg,v=約85m

ここまでの考察

以外にもasの機動力は変わらなかった。あまり納得がいかないので要再検証
pgが一般歩兵と同等の機動力と言うのが・・・やはり重装備のためか。
とりあえずpr先生は空挺の意地を見せた。

耐久力

整列する歩兵達
smgを至近距離で胴体に当てる
敬礼!

散った英霊達に敬礼!

pg=7発 pr=6発 a,n=4発 v=3発

これは単純に6発うけたら死ぬ、だから耐久力ならv2人分=prだ!
という問題ではなく、6発耐えられるということは、その間に回復が出来るわけです。
ですから生存率は2倍以上になることが確実でしょう。
ただし攻勢の際は回復などさせている暇はありませんから、防衛の時に高級歩兵を投入したほうが
いいかもしれません。