武器/アイアンアックス

Last-modified: 2023-11-01 (水) 13:58:12

シンプルな構造の鉄製剣斧。
多くの剣斧の基本型とも言え、その可能性は無限大。
(アイアンアックス)

アイアンアックス最終形態。
丁寧に強化を重ねたことで、非常に高い耐久性を獲得した。
(アラクシス)

MHXで初登場したスラッシュアックス。

目次

概要

  • 鉱石素材のベース武器、いわゆる鉄武器として最初期から生産が可能。
    …と、これだけ聞くとなんて事のないただの古参スラッシュアックスかと思うかもしれないが、
    冒頭にも書かれている通りこの武器が初登場したのはMHXである。
    • また、前作MH4からはボーンアックスの派生系として
      鉱石素材由来の討伐隊武器である精鋭討伐隊剣斧が先に登場しているが、
      素材の繋がりを意識してか今回からはアイアンアックスの派生系に変更されている。
  • 見た目は鉄武器らしく良く言えばシンプル、悪く言えば地味で無骨な鉄色一色。
    斧刃の基部には同じ鉄武器仲間の古参であるハンターナイフアイアンランスの盾によく似た
    大きな円形に太い横線の引かれた意匠があり、
    新規武器にもかかわらずモンハン初期から存在する武器であるかのように違和感なく溶け込んでいる。
    • 斧刃の先端には鋭い突起が付いており、剣モード時は刃の中心に突起が来るようになっている。
      このデザインは上述の精鋭討伐隊剣斧と共通しており、直接の派生であることを強く感じさせる。
      斬りつける時邪魔になりそうだが

性能

MHX

  • ベース武器なだけあって性能は控えめ。
    斬れ味は同じベース武器であるベルダーアックスとボーンアックスよりも黄色が長く、
    一段階強化するだけで緑が現れる。
    その後も強化に応じてどんどん緑が伸びていくが、が無ければ青は現れない。
    • 実際に起こるまで気付かない人も多いかもしれないが、剣モードの弾かれ無効は
      斬れ味が黄色以上でのみ機能するので、最序盤では弾かれ無効が維持しやすい武器として有用。
  • そしてスラアクの最重要要素ともいえる搭載ビンはというと…
    なんと残念ビンとされる麻痺ビン。生産時点の蓄積値も10と低く、強化を重ねても微増に留まる。
    とはいえ序盤であれば強撃ビンとの火力差も少ないため、そこまで悪くはない。
  • LV8まで派生させずに進めると最終強化を迎え、銘をアラクシスへと改める。
    その性能は、
    • かなり高めの攻撃力230
    • ギリギリ実用レベルの麻痺ビン18
    • 斬れ味は非常に長い緑170、匠の増加分は全て青
    • スロット・会心率なし
    高い攻撃力・長い緑・弾かれ無効によって、同じく本作初登場の鈍器スキルとは好相性…だが、
    やはりこの段階になるとベース武器仲間を含む強撃ビン持ちの火力の伸び代も大きくなるため、
    どうしてもそちらに見劣りしてしまう。
    麻痺ビンの蓄積値も頼りなく、本格的に麻痺武器として運用するのであれば
    上述の派生による甲刃スクーレやガララ武器フリックアックスに乗り換えた方が良い。
    • 前者の最終強化である甲刃ダーカーソニックは、
      攻撃力こそ150と低いものの素の白ゲージと強撃ビンを持ち、剣鬼形態を主軸にすると
      こちらを大きく上回る爆発力を発揮。麻痺値も22とこちらより高く、スロットも1つ備えている。
    • 後者の獰猛化派生の最終強化であるパラフリックアックスは、
      攻撃力190にこちらと同じ麻痺ビンながら蓄積値は全麻痺スラアク中トップの28と高く、
      斬れ味も匠の追加分が全て白、おまけにスロット3つと防御+15まで備える隙のない一振り。
    さすがにこれらとの競合は厳しいため、ここまで来るとお役御免だろう。

MHXX

  • G級追加により、LV11の究極強化でアルターアラクシスとなる。
    その性能は、
    • 麻痺武器としては異例の攻撃力340
    • 同ビン内3位の麻痺ビン25
    • 斬れ味は素で青60、匠で白40が出現
    • 最後までスロット・会心率なし
    麻痺武器でありながら、今作の物理インフレにきちんと対応した高い攻撃力が目を引く。
    斬れ味や拡張性に不安が残るものの麻痺値も及第点まで成長し、手堅くまとまっている。
  • だが所詮は麻痺ビン…かと思いきや、今作では斧運用及び状態異常ビンにテコ入れが為されており、
    ブレイヴスタイルの変形コンボであれば物理性能と麻痺蓄積両面に優れた優秀な一振りとなる。
    • 同等の運用でライバルとなるのはガララアジャラ由来のパラクラックアックス
      あちらは物理性能と引き換えにさらなる蓄積値を得ている。
      物理と麻痺のどちらを優先するかで使い分けよう。
    • また物理寄りの麻痺ビン持ちとしては、
      今作で復活したボルボロス由来のバスチオンバスターも新たに登場。
      こちらを上回る攻撃力350と匠で白50が出現し、スロットも1つ付いてくるが、
      麻痺値たったの18と会心率-15%が足を引っ張るクセもの。
      性能は全体的に似通っているものの、マイナス面が少ない分こちらの方が有利なので
      あまり気にしなくていいだろう。
  • 鉄武器ゆえに製作難度も低く、完成間近でストッパー素材となるのは
    G★3攻略後の緊急クエストで確定入手できる勇気の証XXのみ。
    つまりG★4昇格と同時に完成するため、HR解放前の攻略用としても有用である。

余談

  • 名前が名前だけに、当Wikiのスラアク一覧の項では堂々の先頭を飾っている。
    また、いずれの強化銘も頭文字が「ア」で始まるという共通点を持つ。
    今後も名前が「アー」で始まるものが登場しない限りはおそらく安泰だろう。
    • ちなみに最後尾は同じくベース武器のワイルドアックス。
  • 強化銘に付くアラクシスとは、おそらくギリシャ語の「Alexandros」に由来するものと思われ、
    大まかに要約すると「守護者」といった意味合いになる。
    • 究極強化銘に付くアルターは英語で変化などといった意味合いの単語で、
      アルターアラクシスを大袈裟に訳すならば「更なる進化を遂げた守護者」といったところか。
  • 冒頭の説明文や斧刃に付いた盾の意匠などから耐久面が強調されているかのような印象を受けるが、
    特に防御ボーナスが付いたり、(当然だが)ガードができたりはしない。要は見掛け倒し
  • 鉱石系統の初期武器であるこれを強化するにあたり、鉱石素材だけでなく
    カワズの油系、モンスターの体液系、アルビノエキス、果ては獰猛化エキスまで、
    毎回のように液体系の素材が要求される。
    変形機構に油でも注しているのだろうか。地味に集めるのが面倒

関連項目

武器/鉱石武器
武器/ボーンアックス - 対となる骨武器。
武器/精鋭討伐隊剣斧 - MH4から登場していたもう一つの鉱石スラアク。MHXからは直接の派生先に。
武器/鉄製試作剣斧 - MHWorldで追加された後輩の鉱石剣斧。MHRiseでの性能はアイアンアックスそのものである。