桃毛獣の堅い素材を使用して武器全体の強度を上げた剣斧。
素材から発する匂いはご愛嬌。
(ゴルババンダール)
幾万の戦いを経ても猶、強度、匂い、何一つ衰えない。
ゴルババンダール最終の型。
(グンダババンダール)
MHXXで初登場した、桃毛獣ババコンガの素材をベースとしたスラッシュアックス。
目次
概要
- ババコンガ自体はMH4(G)でも参戦していたが、そちらでは新規武器は追加されなかったため
メインシリーズにおいてかなり久しぶりの新規コンガ武器となっている。
MHP2G以来でほぼ10年ぶりといえば、中々貴重な存在であることがお分かりいただけるだろう。
- コンガ武器といえば奇抜でコミカルなデザインのものが多いが、こちらは比較的オーソドックスな
癖の少ないもので、ババコンガらしい極彩色の装飾が目を引く一振り。
斧刃が小さめかつ剣刃が大きめに造形されており、剣モードではそれぞれが(ほぼ)流線形に繋がるため
なかなか見栄えも良い。- ただし剣刃が大きすぎるor位置が少し前にズレているのか、
斧刃の先端が剣刃の根本に少しめり込んでしまうというモデリング上のミス(?)がある。
本来ならば斧刃と剣刃が綺麗に一体化すると思われるデザインなだけに、少々残念。
- ただし剣刃が大きすぎるor位置が少し前にズレているのか、
性能
MHXX
- 今作のババコンガは上位からしか登場しないため、この武器も上位以降の作成となる。
LV1のゴルババンダールはパワーブロウニーLV2からの派生か、一発生産でも作成可能。
生産時点で攻撃力150に長めの緑ゲージとスロット1つ、さらに強撃ビンを持つ優秀な武器である。
- 上位での最終強化はLV3の「グンダババンダール」。その性能は、
- 高めの攻撃力200
- 斬れ味は素で青10、斬れ味レベル+2で白10
- スロット1つ
期待値は匠で出る白や青の方が上なのでケースバイケースで。- 鈍器運用ならダイダロス等の高火力が気になるが、
グンダババンダールの緑ゲージの長さは尋常ではないので継戦能力を活かしていこう。
- G級昇格後に直接生産することも可能。
極彩色の豪剛毛を要求されるが派生が短く済むので楽は楽である。
- G級ババコンガ素材と希望の証XXを用いたLV6の究極強化で「グンダ=サングラム」となる。
その性能は、- まずまずの攻撃力320
- 斬れ味は素で白10、斬れ味レベル+2で紫30
- スロット1つ
希望の証XXを使う関係で村最終を活用しない限り究極強化がHR解放後なのも痛く、
究極強化前のグンダババンダールLV5は素では白ゲージすら出ず、
より作成が容易で白ゲージが出るソフォスアックスLV10や、
素の青ゲージでグンダババンダールLV5の白ゲージより期待値が上なアイカラスなどと比べても、
攻略用としてもいささか使いづらい。- 一応、本作で復帰したモンスターの武器の特権として勇気の証Gを使わずに最終強化段階で一発生産出来るものの、
そちらの道でもインスタントG級武器ことサルビアアックスにスロット以外完敗しているため立場は殆ど無い。
- 要求素材が最初から最後までほとんどババコンガ素材なので、作成難易度がかなり低めなのが売り。
強いて言うなら、LV5で微妙に面倒な素材である冥カイコが3つ必要なのがネックか。
余談
- 武器解説文にて、やたらと武器から匂うことが言及されている。
素材元の単純な獣系のものか、あるいは下品な攻撃系のそれなのか、確かめる術はない…。
- 次作のMHWorldにはババコンガは登場しないが、
汎用デザインのベース部分の一つである巨刃型【鉄】の形状が本武器に酷似している。
同作には他にも過去作に登場した武器が元ネタとなっているベース武器が多数あるため、
本武器もその一つと言えるだろう。
- 武器銘にある「バンダール」とは、おそらくヒンディー語で猿を意味するバンダル(बंदर)、
もしくは英語で野蛮人といった意味合いのヴァンダル(vandal)に由来すると思われる。
いずれもババコンガの特徴と一致しているため、ダブルミーニングだろうか。- また初期銘に付く「ゴル」は、英語で傲慢や図々しいといった意味合いの「gall」、
最終強化銘の「グンダ」はヒンディー語でチンピラ、犯罪者などを表す「gunda」あたりが
それぞれのイメージに近い単語か。
武器銘を意訳するとゴル+ババ(コンガ)+バンダールで「傲慢で野蛮な猿」、
グンダ+ババ(コンガ)+バンダールで「より悪質で野蛮な猿」といった具合だろう。
- また初期銘に付く「ゴル」は、英語で傲慢や図々しいといった意味合いの「gall」、