武器/刻竜剣

Last-modified: 2023-07-29 (土) 00:34:39

MHFに存在する、UNKNOWNの素材を用いた片手剣。
その刀身には何か秘密があると言われる。
フォワード.5から剛種武器に分類された。

目次

概要・性能

刻竜剣

  • UNKNOWNの別名が「刻竜」ではないかとされるきっかけになった武器。
    なお、武器の説明文が「素材を刻み、混ぜ、繋ぎ、数多の技法で鍛え上げた○属性の片手剣」
    となっているので、武器を作成する過程を表した名前である可能性も否定はできない。
    しかし、それでは残りの「混ぜ」と「繋ぎ」は?という疑問が浮かばないでもないが
    その最終強化版は全シリーズでもぶっちぎりの入手難易度を誇っていた
  • 生産段階は「レイネI」。飛竜の黒鱗がたった1枚で生産できる。
    そこから飛竜の黒鱗を2枚使用して「レイネII」、飛竜の艶膜を1枚使用して「レイネIII」へと強化する。
    いずれも火属性だが、その性能は期待できる数値ではない。
    名前にローマ数字で強化段階を表示するという点では弓やSP武器に近い。
    更に飛竜の艶牙を2個、飛竜の艶爪を2個、飛竜の黒鱗を2枚で刻竜剣【猛火】へと派生できる。
    一応全ての素材はHR5で手に入ることは手に入り、黒鱗だけならHR3からでも手に入る。
    • ちなみにMHF-G9.1で必要素材数が緩和されているが、
      この武器は元々必要素材数少ないため、極端には減っていない。
  • ここまで書けば「ごく普通の素材要求量だろう」と思うだろう。
    ところがどっこい、既にこちらでも触れているが、UNKNOWNというモンスターは
    1000回クエストを回しても会える回数は大体1桁という超低確率で遭遇するモンスターである。
    HR5以下のハンターの場合、飛竜の黒鱗1個を手に入れるだけでも相当な豪運が求められるのである。
    飛竜の艶膜はHR5の乱入クエストの基本報酬でも出るが、
    飛竜の艶牙は剥ぎ取り1%&部位破壊報酬40%限定。
    2個とは言え乱入限定クエストのみでは相当な労苦であることは間違いない。
    • 一応MHF-G9ぐらいまでは、何だかんだ言ってHR100(現HR5)、SR100のUNKNOWNが確定配信されており、
      更にHR帯でクエストを大連戦することも珍しくはなかったため、それで集めたという人も多いかもしれない。
      MHF-G10よりHR帯クエストを連戦するという事自体が比較的レアなケースとなり、
      確定配信自体もG10以降実施されていないため、HR5ではこの武器の入手は極めて難しいものとなっている。
  • しかし、その分「刻竜剣【猛火】」は非常に強力。
    攻撃力こそ210だが、火属性1300を有している。
    これだけ聞けば渇愛の劣化にすぎないのだが、この武器の真価はそこではない。
    なんと、ここから1300の数値をそのままにして全属性に派生可能なのである。
    武器名属性値
    刻竜剣【猛火】攻撃力210、火属性1300
    刻竜剣【止水】攻撃力210、水属性1300
    刻竜剣【落雷】攻撃力210、雷属性1300
    刻竜剣【氷結】攻撃力210、氷属性1300
    刻竜剣【咆哮】攻撃力210、龍属性1300
    斬れ味はデフォルトで緑、匠で青となる。
    一応断っておくが、ここに記載した属性値には何の小細工もなく、デフォルトの数値そのままである。
    つまり、「属性攻撃強化」や「○属性攻撃強化」のスキルも乗せることで、恐るべき数値になるのである
    • ちなみに派生は…となる。
      分かりやすく言えば、(一発でというわけではないが)自由自在に属性を変更できるということになる
  • HR6からは覇種のUNKNOWNが常時配信されているため、そこで上記の素材を入手することができる。
    難易度の低い(と言ってもHR5のUNKNOWNよりは手強いが)撃退クエストでも頭と爪の破壊は可能なので、
    何度も撃退を繰り返せば刻竜剣【猛火】、及び各属性の派生素材は手に入るだろう。
    問題はこの次の段階だが…

刻竜剣【爆炎】

  • 刻竜剣の実装当初の最終派生がこの【爆炎】である。
    派生自体はUNKNOWN出現当初から存在していたが、
    フォワード.5にて改めて天嵐武器として扱われるようになった。
    当時としては極めて珍しい、HC素材を必要としない天嵐武器である。
  • こちらは斬れ味がデフォで青、斬れ味レベル+1で白属性値は1500
    もちろん全属性が用意されている。
    ちなみにすべて
    武器名属性値
    刻竜剣【爆炎】火属性1500
    刻竜剣【流水】水属性1500
    刻竜剣【轟雷】雷属性1500
    刻竜剣【砕氷】氷属性1500
    刻竜剣【逆鱗】龍属性1500
    が銘となっている。
    片手剣使いの方なら、これらの武器がいかに凶悪性能であるか容易に見当がつくだろう
    ちなみに攻撃力は238。しかし、片手剣の特性を考えればそんなことは全く問題ではない。
    • ちなみに【爆炎】への強化には飛竜の黒尾2個、飛竜の艶髄2個、飛竜の黒翼2個が必要になる。
  • MHF-G10現在、最大の問題は飛竜の黒尾。
    これはUNKNOWNを限界まで追い詰めて尻尾切断してそこから剥ぎ取るか、
    UNKNOWN本体から剥ぎ取るしかない。
    その「限界まで追い詰めて」が曲者であり、覇種撃退クエストでは尻尾切断ができないのである。
    上述したようにUNKNOWN確定配信クエストも基本存在しない現在では、
    HR帯最強モンスターの1体である覇種UNKNOWNを20分で討伐して(もしくは討伐寸前まで追い詰めて)
    そこから入手するしかない。
    或いは、HR5のクエストで極稀に乱入する個体から入手するか、
    復帰猟団限定クエストの「天嵐武器強化」クエストに登場するUNKNOWNから狙うしかない。
    • G級昇級後であれば入手は勿論たやすくはなるが、
      武器性能上、現時点ではG級昇級後のハンターに需要があるかといわれると怪しい。
  • 白ゲージ止まりのため、属性ダメージとしては「炎妃剣【渇愛】」や
    烈閃剣リュミエーラ」に劣る。
    ただし天嵐防具と組み合わせて特定のクエストに赴けば紫ゲージになるので、弱点は概ねカバー可能である。
    また、上記武器と違い通常リーチのため使い勝手も良好。
    色替えの素材は黒鱗か艶膜なので、この武器を入手する過程で十分なストックが用意できるだろう。
    • 剛種・覇種・G級クエストでこの武器を使う場合は、特性上秘伝防具よりも
      覇種防具の方が性能を発揮しやすい。
      片手剣における秘伝防具絶対主義の瓦解に貢献した影の立役者と言えるだろう。

刻竜獄剣【爆炎】

  • フォワード.5に実装されたUNKNOWNの覇種武器
    さらに属性値が上がるのかと思いきや属性値は一切変わらず、攻撃力が14上昇しただけ。
    刻竜剣【爆炎】に強化後はどの武器からでも強化でき、飛竜の赤眼が5個必要になる。
    また、属性変更にも2個必要なので、
    主要属性を揃えるならその数だけUNKNOWN覇種の報酬の飛竜の赤眼が必要。
  • この飛竜の赤眼は覇種UNKNOWNを20分以内に討伐しないと出ない(20分以上かかると撃退扱いになる)。
    G級を含む他のクエストでは一切出ないというかなり特殊な素材である。
    と言っても、G10現在では黒尾を手に入れる過程で覇種UNKNOWNを討伐している可能性が高く、
    色替え素材はともかく、派生自体は決して非現実的とまでは言えない。
    問題は派生するだけの価値がHR帯であるかだろう。

刻竜獄剣【業焔】

  • MHF-G2で実装されたG級覇種武器
    遂に念願の属性値+100という強化が行われた。
    強化には赤眼、ではなく覇種素材の飛竜の砕爪50個とG級ハードコア素材を2個使用する、
    と非常に強化難易度が高い。
    更に、各属性の派生にも赤眼5個+G級ハードコア素材を2個使用する
    つまり属性チェンジ毎にG級ハードコア素材を2種類一個ずつ使用するというおぞましい仕様となっている。
    この関係で迂闊にチェンジすることができない状態となってしまっている。
  • G10現在、烈種武器派生は存在していない。
    G級片手剣はこの武器に迫るほどの属性値を有しながら、
    この武器の実に3倍近くの攻撃力を持つものがゾロゾロいるため
    烈種・始種武器化でそれらとどのように差別化を図るのか注目である。
  • ちなみにG級覇種武器は基本的に直接生産が可能になっているが、
    UNKNOWNの武器系統は通常の剛種武器とは異なる強化体系を取っているためか、
    直接生産することはできない。

余談

  • 第52回狩人祭期間中、時間限定ながらクエストが配信されたため、
    このチャンスに刻竜剣を作成したハンターは多かった。
  • 2012年7月13日時点での公式情報にて、
    2012年8月17日からUNKNOWNの狩猟が解禁されるとのアナウンスが行われ、
    これで遭遇できずに素材が集まらないなんてことが無くなる…かと思いきや、
    やはりというかイベントクエストで時間制限付きと、第52回狩人祭の時と同じような内容であったため、
    上記のような期待をしていたハンターは肩透かしを食らう形となった。
    だが、これまでを思えば救済クエストが実装されただけ格段にマシになったのは間違いない。
    その後ハードコア・UNKNOWNや覇種UNKNOWNなど、UNKNOWN自体に遭遇する機会は格段に増えている
    (ちなみにモンスター素材そのものはハードコアや覇種でも通常のUNKNOWNと同じ)。
    上述したがMHF-G2ではG級防具に必要なHRレア素材排出役としてほぼ常時配信されていた。
    G10ではHR5までの遭遇が極めて難しくなり、HR6以降に覇種を討伐して作成してもすぐにG級が控えているため、
    始種武器化が存在しない現状では作成のメリットが見出しにくくなっている。
  • 「レイネ」はフランス語で"女王"を意味する。
    そして大剣の「レギーナ」も、英語やラテン語で"女王"の意。やっぱりこいつレイアじゃね?
    • MHXに登場する紫毒姫リオレイアの武器群もほとんど共通して「レギーナ」の銘を冠する。
      確かに紫色主体になり黒ずんだように見えるが一切関係はない……はず。

関連項目

モンスター/UNKNOWN
武器/刻竜武器