防具/リルスシリーズ

Last-modified: 2023-10-25 (水) 12:56:50

UNKNOWNの素材を使用した剛種防具
男性の場合レウスシリーズ、女性の場合レイアシリーズの色違いに近い形となる。
漆黒色を基調とし、棘等の尖った部分は紅色に染まっている。

目次

性能

  • 全ての部位に、剣士の場合、攻撃5、聴覚保護4、耐震3のSPが、
    ガンナーの場合、達人4、装填3、聴覚保護4が付属している。
    また、剣士は部位ごとに各属性強化のポイントが10ずつ入っていて、
    頭に龍属性、胴に火属性、腕に水属性、腰に雷属性、脚に氷属性
    ガンナーは頭と脚に精密射撃6、胴に通常弾強化8、腕に貫通弾強化8
    腰に散弾強化8のスキルポイントがついてくる。
    MHFの大多数の防具と同じように、一式よりはパーツ運用が向いている。
    • 天嵐防具のFでは最終強化でスロットが3、耐震と装填のSPがそれぞれ4になった。
      覇種防具のFXは防御力が上がった他、各部位に何かしらのSPが5追加された。
      F限定スキルのSPも一部にあるが、攻撃関連のものは少なめとなっている。
  • UNKNOWNの武器は全属性に派生可能で、しかも素材があれば属性を自在に変更可能であるが、
    これはUNKNOWNの素材が属性を持たない純粋な性質で、
    同時に使用した素材の性質が吸収されやすいことを利用している。
    剣士防具も同じで、生産素材にはUNKNOWN素材と、
    • 頭…古代のツボ
      胴…アツサムシ
      腕…ダポテンの花
      腰…オオカネムシ
      脚…氷虫
    をそれぞれ1個ずつ要求される。
    一方ガンナーは○属性攻撃強化ではないため、
    • 頭…乙女の全て
      胴…タノポポの葉
      腕…小さな刀剣の柄
      腰…クワブト虫
      脚…乙女の全て
    を1個ずつ要求される。頭と脚は両方とも精密射撃であるからか、同じ乙女の全てが必要となる。
    ちなみに、乙女の全てと古代のツボ以外は開拓クエストにて
    拠点の総LV数が51以上の時に現れる、光っている開拓採取ポイントか、
    通常の秘境とは別の秘密の場所のどちらかでしか入手出来ない。
    そのため、一式を揃えるには開拓遊びをやりこんでいる、
    あるいはやりこんだ人のクエストを利用しないとならない。
  • 剣士の防御力は生産時が75でスロットは無いが、LV7まで強化すると97となり、スロットが2つ開く。
    また、LV4の時点でスロットが1つ開く。
    ガンナーはスロットについては同じで、生産時の防御力は50、LV7時が66。
    LVを上げるのは防御力よりもスロットが目的となるだろう。

作成難易度の高さ

  • かつて、本防具は全シリーズでも生産・強化難易度が群を抜いて高い防具であった。
    要求される素材は当然ながらUNKNOWN素材が中心。
    しかし、当時広場ではUNKNOWNがターゲットのクエストは一切存在せず
    出発したクエストが上書きされる形での乱入を待つしかなかったのである。
    更に、リタイアマラソンでは絶対に遭遇できないため、UNKNOWNに出会うためには
    ひたすらクエストを回して約1/1024の低確率を引き当てる必要があった。
    たとえ運よく遭遇できたとしても、撃退オンリーの上位では黒鱗か艶膜しか入手できず、
    凄腕級ではUNKNOWNの圧倒的な力を前に並のハンターは為す術なく薙ぎ倒されていく。
    そして経験と実力、運を味方につけて見事勝利を収めたとしても、
    たった1回では全ての素材が集まるはずもない
    初期段階の生産だけでも一部位につき、上記の素材と
    • (剣士)
      頭…飛竜の艶髄*2,飛竜の黒鱗*2
      胴…飛竜の艶髄*2,飛竜の艶牙*1
      腕…飛竜の艶髄*2,飛竜の黒顎*1
      腰…飛竜の艶髄*2,飛竜の艶爪*1
      脚…飛竜の艶髄*2,飛竜の黒翼*1
    • (ガンナー)
      頭…飛竜の艶髄*1,飛竜の艶膜*2
      胴…飛竜の艶髄*1,飛竜の黒翼*1
      腕…飛竜の艶髄*1,飛竜の艶爪*1
      腰…飛竜の艶髄*1,飛竜の黒顎*1
      脚…飛竜の艶髄*1,飛竜の艶牙x1
      が必要となる。
  • ちなみにリルスシリーズの剣士とガンナーの両方を一式ずつ、かつLv7まで全て強化すると決意したならば
    飛竜の黒鱗*62
    飛竜の艶膜*42
    飛竜の艶髄*170
    飛竜の艶牙*52
    飛竜の黒顎*52
    飛竜の艶爪*62
    飛竜の黒翼*62
    飛竜の黒尾*30
    飛竜の艶棘*30
    を揃えなければならない。
    ここまでくると絶望的という言葉すら生温い
    出会うことすら難しい状態でこれだけの素材を集めるのはもはや鬼畜とかそんな次元ではなく、
    可能性は0でこそないが、普通に考えたらどうあがいても無理と言う以外にないレベルであった。
  • 一応断っておくが、艶牙から艶棘までは本体剥ぎ取りでは1%しかなく、クエスト報酬では出ない。
    そのため、実質的に部位破壊でしか出ないと考えてよい
    既にお気づきの方もいるかとは思うが、艶牙と黒顎、艶爪と黒翼、黒尾と艶棘は
    対応する部位破壊箇所が重複している
    また、艶膜は頭と翼の部位破壊で17%(=それだけ他の素材のパーセンテージを奪っている)。
    黒鱗、艶膜、艶髄は本体剥ぎ取りやクエストの報酬でも入手できるが、どのみち艶髄は数が多すぎる。
    しかも言うと、その艶髄は剥ぎ取りは34%であっても、報酬では基本報酬とサブB、どちらも5%しかない。
  • その後、第52回狩人祭でUNKNOWN討伐クエストが時限配信された。
    この期間中、作成におけるもっとも高いハードルであった遭遇の運要素が絡まなくなり、
    さらにこのクエストの入魂数が99魂に設定されていた事もあって、
    多くのハンターが素材集めと入魂を目当てにUNKNOWNに挑み、
    ある者は目当ての素材を手に入れ、またある者はその凶悪な攻撃の数々の前に散っていった。
    • この救済クエストの配信に伴い、リルスシリーズの作成難易度が少しだけ下がった…かと思われたが、
      2時間の時限配信が一日4回行われる「突然の襲撃」を1週間連戦し続けても、
      部位破壊素材の入手確率や、UNKNOWNを狩猟するのに必要な一回当たりの時間を考慮すると、
      上記で示した全ての素材を全て集めることは容易ではない。
      というか物理的にも精神的にも時間の都合的にも殆どの人には無理である。
  • その後紆余曲折を経て、現在では覇種UNKNOWNクエストが常時配信されている
    これによって、覇種を下せる実力さえあれば本防具の作成は(過去に比べれば)かなり容易になった
    常時配信に至るまでも、UNKNOWNのクエスト自体がかなりの回数配信された。
    そしてMHF-G9.1では強化素材の大半が鎧玉となり
    MHF-G10では覇種の撃退クエストが常時配信され、生産・強化難度は更に緩和された。
    • ちなみにリルスシリーズの生産に必要なUNKNOWN素材は、
      覇種UNKNOWNの撃退クエスト中に部位破壊できる部位の素材、及び基本報酬で構成されているため、
      撃退オンリーでもリルスシリーズの生産自体は可能である。
    よって、現状一番面倒なのはキャラバンの開拓遊び限定素材である。
    リルスシリーズの生産時に必要なこれだけは変わっていない。

リルスFシリーズ

  • MHFフォワード.5にて、覇種防具とともに追加された天嵐防具。
    スキルポイントは少し上がった程度であるため、
    基本的に天嵐防具の特殊効果を備えたリルスシリーズと思って良い。
  • こちらも現在は鎧玉で強化が可能。
    かつては強化するのに大量のHC素材が要求されていたのは天嵐防具の共通事項であるが、
    リルスFシリーズに用いるHC素材の多くが終わりなき襲撃にて入手できる物であったため、
    このクエストを沢山回し、HC素材を確保したハンターはかなり楽に強化できた。
  • ちなみに派生に必要なHC素材は下位リオレイアの「雌火竜の鋼殻」である。

リルスFXシリーズ

  • 上記のリルスFシリーズを、覇種UNKNOWNの素材を用いて強化した覇種防具。
    剣士の各種属性強化スキルと、覇種防具のスキルアップグレード効果の相性は抜群である。
  • 上述の通り5個目のスキルが追加されている。目を引くのは剣士腰の剣術か。
  • 同じく覇種UNKNOWNの素材で作るウィンドFXシリーズとは異なり、
    こちらの派生素材は覇種UNKNOWN討伐時限定の報酬「飛竜の赤眼」である。
    撃退では入手できないため、リルスFXは現状の全覇種防具中唯一の、
    覇種を討伐しないと絶対に作成することができない防具である。
    これはMHF-G10現在も変更されていない。
    また、飛竜の赤眼はUNKNOWNのG級個体からは入手できないので注意。

リルスGシリーズ

  • リルスFXシリーズを更に強化したG級覇種防具。
  • ガンナーのスキル(全耐性や防御)が一部差し替えられている。
    剣士は極端な変化はない。
  • 派生・強化には、覇種防具段階とは異なり「飛竜の砕爪」を使用する。
    飛竜の赤眼は使用しない。
  • G2で実装された防具だが、派生にいきなり★7モンスターの素材が必要だったため、
    実際に作成可能になるのはMHF-G2終盤であった。
    MHF-G3では素材の見直しにより、G級上がりたてでもそれほど労なく作成・強化はできる。

リルスGFシリーズ

  • リルスGシリーズを更に強化した烈種防具。
    強化には、烈種ヴァルサブロスの素材が必要となる。
  • 他の烈種防具同様、防具の一部スキルがヴァルサブロスの剛種防具に付与されている希少スキルの、
    闘覇」に差し換わっている。
    剣士、ガンナー共に頭部位と腰部位の一部スキルが闘覇+6に差し換わっている。
  • 他の烈種防具とは違いそれ以外のスキルは大きくは変化していないため、
    少々時代遅れ感が目立つ装備となっているのは否めない。
    ただしG級では使用する装飾品の関係で弾強化や属性攻撃強化にスロットを多く回せないことがあり、
    烈種防具のスキルアップデート効果により属性攻撃は部位単体で最大のものが発揮され、
    弾強化は1スロットで発動させられるので使い方にもよるとは言えるか。
  • 将来、この防具も始種防具へ対応することは確実と見てよいのではあろうが、
    弾強化スキル、属性強化スキルが特徴的な防具であるこの防具は後者はともかく、
    前者がどう変化するのか気になるところである。
    10Pになって1発で弾強化スキルを発動でき、ニッチな需要を見出すのか、
    はたまた他始種防具同様射手スキルに置き換わるのか気になるところである。

余談

  • リルスシリーズが剛種防具となったのはフォワード.5からであり、
    それまでは通常の防具として扱われていた。
    また、剛種防具化に伴いフォワード.5からは伝説の職人に頼んで生産することとなったのだが、
    G1以降は全ての剛種武具が工房の親方に頼んでの生産が可能となった。
    そのため、リルスシリーズを伝説の職人に生産してもらう形となっていたのはフォワード.5期間中のみである。
  • G級防具リアルオシリーズの女性防具は、リルスシリーズ同様UNKNOWNがモチーフになっている模様。
    そちらはUNKNOWN素材は必要とせず、主にG級モンスターの狩猟解禁イベントで生産素材を入手可能。

関連項目

モンスター/UNKNOWN
防具/剛種防具