武器/真名ウンネフェル

Last-modified: 2023-11-29 (水) 10:00:52

「国家ノ平定ヲ築キシ王」
金色煌めく宝剣盾に記された、
失われし文明の記憶の欠片。
(宝剣と宝盾の金属器)

宝剣と宝盾の金属器最終形。
生産を伝え、今再び世に現ず。
其身生産の神が具す剣と盾也。
(碑文の剣盾アウシル)

MHXXのラスボスであるアトラル・カの素材から作られる片手剣。

目次

概要

  • 他のアトラル武器と違わず、白と金色を基調とした豪華なデザイン。
    見た目は「剣」というより大きめの「杖」、あるいは「杵(ショ)」と言った感じ。
    他の武器の多数に見られるペラペラ感は無く、しっかりとしたデザインになっている。
  • 「国家ノ平定ヲ築キシ王」という失われた古代文明の記憶の欠片が記されているらしい。
    古代の王が持っていたものなのかもしれない。

性能

  • 宝剣と宝盾の金属器→碑文の剣盾アウシル→真名ウンネフェルと名前を変える。
    このウンネフェルも他のアトラル武器と共通の性能を持っており、
    • 高水準の攻撃力330
    • 無属性
    • 素で紫20白10、さらに匠で延長可能
    • スロット3
    • 防御力+60
    となっている。
  • 性能は決して低くはないのだが、
    素で紫があるとは言え20、白まで含めても合計30しかない斬れ味が片手剣とマッチしておらず、
    数値上のスペックが全て同じになっているアトラル武器の特徴で割りを食ってしまっている。
    十全に攻撃力を発揮したいならでさらに紫を延長するか、
    剛刃研磨で紫を維持できるように工夫する必要があるだろう。
  • また、片手剣の特性上属性剣の方が相性が良く、無属性剣は苦しい立場に置かれることが多い。
    今作はそれを意識したのか高性能にまとまっている無属性・汎用剣が多数存在し、
    斬れ味良好なものに目を向けた場合、 等、かなりの数が存在する。
  • このように数多のライバルがひしめいており、
    「斬れ味のフォローは必要だが高攻撃力」などの片手剣まで視野を広げるとさらにライバルは増える。
    事実、アトラル武器であるにもかかわらず、匠無しの物理期待値は5位タイに留まってしまっている*1
    攻撃力重視の片手剣界隈の混沌さを如実に表していると言えるだろう。
    • もっとも、ライバルが多い=優秀な武器が多いということなので片手剣全体で見るのなら喜ぶべきことなのだが。
      物理攻めなら銀嶺を匠+2運用すればいいというのは禁句である。一応制作難度の問題もあるし…
    これにより片手剣界隈では一部の武器に見られる
    「カマキリ武器が総合力トップクラス、これだけでもやっていける」といった風潮には至っておらず、
    それほど特別視はされていない。
    • 「330という高攻撃力で素紫」で「スロット3」という特徴はオンリーワンであり、決して弱くはない。
      防御+60という数字も決して腐ることはない。
      これらを上手く活かせるのなら、他の武器との差別化は十分に可能。
      • ただし、同じ「攻撃力330」「(匠必須とはいえ)紫ゲージ」「スロット3」に加え「爆破属性を備える
        真・黒滅龍剣【大禍】が存在する。
        ウンネフェルの特徴をすべて活かし、性能を十全に発揮しなければ埋もれかねないのも事実。
        当武器はまともに使おうとすると匠が欲しくなり、
        匠をつけるならば同じく匠が必要な大禍でいいとなりがちであり、
        匠なしで使おうとしても二つ名補正もない片手剣の紫20など維持はほぼ不可能なのでどうしても苦しい。
      • 紫ゲージについても、
        片手剣で紫が必要な相手がよりにもよって肉質の非常に硬い宝纏ウラガンキンしかいないため、
        あまり利点にはならなかったりする。
        これが属性武器や状態異常武器なら属性ダメージを伸ばす、事故を減らす程度の意味は持てたのだが…
      • 防御力の高さに目を付けて裸指定クエストに持っていくとしても、やはり短い斬れ味が足を引っ張る。
        どこまでいっても中途半端なヤツである。
    • 他のアトラル武器同様、作成難易度は低め。
      HR解放後、レア素材の要求が多い上記の汎用片手剣を作るまでの繋ぎとして製作しても損は無いだろう。
  • 各武器種のスペックが概ね統一されている無属性武器故に片手剣では微妙扱いされている……というと
    かつてのMH4Gのメインモンスター武器のときとほぼ状況は同じである。
    特化した運用をすれば最強とは言えずとも十分戦えるスペックなのも同様であり、どこか既視感を感じさせる。
    ちなみに件のレギオス片手剣の扱いは本作では散々である

余談

  • 「アウシル」とは、エジプト神話に登場する神「オシリス」のエジプト語読みの一つ。

関連項目

モンスター/アトラル・カ
武器/アトラル武器
武器/オベリスク - 同じく古代エジプト関連。強化するとオシリスの名を冠するガンランス。


*1 他の武器種においてアトラル武器は総じて高順位につけており、1位についているものもある。5位というのはワースト