MHRiseの初期防具。
パッケージのハンターが装備している他、
オンラインでのやり取りに使えるスタンプに描かれたハンターもこの装備である。
目次
概要
- 同じ和風の初期装備であるユクモノシリーズが武士(流浪の剣豪)モチーフなのに対してこちらのモチーフは忍者。
紺色を基調として組紐の赤がアクセントとなっており、胸元には里の紋様を示す手裏剣が光る。
また、カムラの里はたたら製鉄が盛んということもあり、布地だけでなく各所に鉄が用いられており、
忍者らしく(?)上腕や胸にクナイがストックされ、手裏剣の意匠も随所に施されている。- 同じく忍者をテーマにした忍シリーズが創作の忍者のような派手派手しいデザインなのに対し、
こちらは実用性メインの落ち着いたデザインになっている。
ちなみに忍シリーズはライズには登場していない。
- 同じく忍者をテーマにした忍シリーズが創作の忍者のような派手派手しいデザインなのに対し、
- 色変更に対応するのは着彩1が紺地の部分、着彩2が組紐の部分と大きく印象を変えられる。
黒にしてより忍者らしくしたり、まったく忍んでいないパステルカラーにすることも可能。
性能
- 下位の一式で発動するスキルは、生存率を高める精霊の加護と火事場力、火力を上げる見切り、
新システムに関する翔蟲使いと壁面移動が各Lv1と、初心者向けのバランス重視のラインナップ。- 購入特典の「初心の護石」と合わせれば見切りLv2、壁面移動Lv2となる。
体験版をやり込んだのでなければ翔蟲アクションの練習はこの組み合わせで行うことになるだろう。
ここで気を付けたいのは壁面移動Lv2。
壁走りのスタミナ消費が半分になり、空中停止などを挟まずに通常の倍の高さの壁を登れるので、
別の装備に乗り換えた時に感覚がズレてしまう可能性がある。
- 購入特典の「初心の護石」と合わせれば見切りLv2、壁面移動Lv2となる。
- 上位になると名称が「カムラノ装・覇」となる。
発動スキルはほぼそのままに順当に強化され、精霊の加護と火事場力は据え置きだが
翔蟲使いと壁面移動が最大レベルであるLv3、見切りがLv4になっている。
加えて死中に活Lv2が発動。
メインモンスターであるマガイマガドの鬼火やられとの相性から選出されたのだろう。- 上位から装飾品が解禁されるが、一式のスロットはLv1が5つとLv2が1つとやや物足りない。
上位入門用とするなら、生存に繋がる耐性スキルを詰め込むといいか。 - パーツ毎にみると腕装備が見切りLv2、火事場力Lv1にLv2スロット1つと高い性能を持つ。
攻略用にも長く装備しつづけられる…かと思いきや、
まさかのウルクSアームが立ちはだかってくる。
見切りLv2とLv2スロットを備えた上でLv1スロットが1つとついでに氷属性強化Lv1もついてくる。
Lv1スロットは余りがちとはいえ耐絶珠や研磨珠などのためにあるに越したことはなく、
Lv1では火力に繋がらない火事場より優先されやすい。
差別化するなら同じく火事場が発動する金色シリーズと合わせることになるか。
見切りによってあちらの超会心を活かすことができ、見た目の違和感もない。
防御力に天と地ほどの差はあるが。
他にも単純にLv2スロ装飾品の火力スキルというくくりで見ればレウスSやカイザー、
赫耀なども競合する強豪である。 - 胴も翔蟲使いLv2、壁面移動Lv1、見切りLv1、スロットLv1。
翔蟲使いを採用したい場合は真っ先に候補に挙がる上、見切りLv1も付いてくるので有用性は高い。
MHRiseのver3.00環境時点では主要な胴装備の殆どがLv2スロ*2相当の貧弱な自由度しかなく、
翔蟲使いはLv2スロ装飾品なので、この装備は胴装備としては貴重なLv2*3+Lv1相当になる。
壁面移動も含めればLv2*4+Lv1相当と破格だが、戦闘用スキルとしては……
- 上位から装飾品が解禁されるが、一式のスロットはLv1が5つとLv2が1つとやや物足りない。
- MHR:Sではマスターランク相当の「カムラノ装・継」が登場。
総じて「覇」に比べると空きスロットが増えているのだが、なんと発動スキルが減ってしまった。
滑走強化は削除され、精霊の加護はLv1止まりである。
一応傀異錬成に対応しているので、結果次第でこれまで以上に活躍する機会が来るだろう。
オトモ装備
カムラネコシリーズ
- MHRiseのオトモアイルー用初期装備。
ハンター用装備と同じく忍者風の装いで、胸元の手裏剣もしっかり備える。
首元の鈴がチャームポイント。
ただし性能は初期装備そのものなので、端材が集まればお役御免となるだろう。
- 武器は「カムラネコノ木刀」。
ユクモノネコ木刀は観光地のお土産然とした、刃も鍔もないシンプルな造りだが、
こちらは刀身が木製である以外オーソドックスな日本刀の造りで差別化がなされている。
刀身は鋭く研がれ、肉球保護のため立派な柄や鍔を拵え、さらに鈴の根付のオマケつきと、
カムラのオトモ加工屋の技術力の高さ・抜かりなさが表れている。
性能にも違いがあり、こちらは切断属性である。
序盤は尻尾を切断できるモンスターが存在せず切断を活かせないのが難点。- たたら製鉄の存在からカムラノ武器はいずれも鉄製で、ガルク武器も鉄刀なのだが、
アイルー武器だけ何故か木刀である。
しかしよく見るとこの武器を構成する分厚い鍔部分が鉄製であり、
この鍔で軽すぎる木刀に重みを与え、鉄刀に劣らぬ武器として成り立たせているのであろう。
- たたら製鉄の存在からカムラノ武器はいずれも鉄製で、ガルク武器も鉄刀なのだが、
カムラガルシリーズ
- MHRiseのオトモガルク用初期装備。
頭装備はシンプルな首巻、胴装備も前後両脚のカバーと鞍のみとシンプルながら、
紺地の首巻には手裏剣もあり、ハンター用装備やアイルー用装備と調和したデザインになっている。
- ガルク防具はガルクの体をすっぽり覆ってしまうものが多く、
せっかくキャラメイクしたガルクの毛並みが見えなくなってしまう。
この装備はもっとも防具面積が少ないので、ガルクの毛並みを楽しみたい時に重宝する。
ハンターと同様に防具を非表示に設定するという手もあるが、こちらは鞍があるので搭乗時の見た目がいい。
- 武器は「カムラガルノ鉄刀」。
携帯時は2本のナイフを提げた形に折りたたまれているが、
口に咥えると展開し左右に刃が突き出る形になるという、切断系ガルク武器の基本形というようなデザイン。
余談
- MHRiseの初期装備ということで、初報から様々な公式プレイ動画などで登場し、目にする機会も多い。
公式ホームページの『狩猟の導き書』ではミノトが描いたという設定のゆるい画風のハンターを見られるが、
手甲に加えて肩当てもあるゴチャゴチャして描きにくい左腕が真っ黒という
かなりというか超手抜き振り切れたデフォルメで表現されている。- このキャラクター達であるが、なんと見た目を一切変えず重ね着装備になっている。
詳細はリンク先記事を参照。
- このキャラクター達であるが、なんと見た目を一切変えず重ね着装備になっている。
- MHRiseのセーブデータがある場合、MHST2でこの装備の重ね着が入手できる。
Switch版はMHRiseのほうが発売が先だったため、発売時点で解放されているが、
Steam版はMHST2のほうが発売が先のため、MHRiseの発売を待つ形となっていた。- ちなみに、ここで読みが『カムラノよそおい』であることが判明した。