MHXXで初登場の虫系素材の一つ。
概要
- MHXXで登場した虫系素材アイテム。
非常に強靭な漆黒色の糸を吐くカイコであり、
その糸で作られる布は竜の爪さえ通さないほどの強度を持つという。
- マボロシチョウと共にG級専用の虫系素材であり、
密林での虫の採取もしくは密林対象のふらっとハンターで入手が可能。- 密林以外だとモンニャン隊の海岸地帯の虫からも確率は低いが手に入ることがある。
採取ツアーで各採取ポイントで虫あみを振っていれば簡単に集めることができる。
ただし、採取では密林でしか入手できず、意識して集めないと数が貯まらないことも多い。
虫系の武器を中心にG級の武器強化にでふいに必要とされることも少なくないし、
更にMHXXはラスボスが甲虫種のためラスボス防具にも要求される。
いざとなればフエールピッケルで増やす事も可能だが、ある程度の数は意識して集めておいた方がよいだろう。
余談
- 名称は、カイコと死者の世界を意味する「冥界」を合わせたものであろう。
一応「冥」という漢字には「闇、暗い」という意味もあるので、
ダジャレでなくとも「闇のように黒い糸を吐くカイコ」という意味合いにはちゃんとなる。
- 金色タママユのページで詳しく書いてあるが、
現実世界のカイコは全家畜の中で唯一野生に帰化する能力を失ってしまった非常に弱い生物である。
基本的に人間の飼育下でしか生きることが出来ず、
幼虫は主食である桑の木に放置しても、木から落ちるか食われるかで死んでしまうし、
成虫もふとしたケガが致命傷につながるため、人間の側から極力離れようとしない。
ちなみに江戸時代くらいまでは飛んでいたが、ここ100年ちょっとの間に飛べなくなってしまった。
しかしこの冥カイコは、密林で野生の個体が採取できる、というかゲーム中では野生のものしか登場しない。
そのため冥カイコは現実のカイコとは比べ物にならないほど強靭な虫か、
もしくはカイコと似ている全く別の虫であると推測できる。- なお、これも金色タママユのページも書かれているが、
カイコとは科のレベルで全く別種の蛾であるが
野蚕(やさん。ワイルドシルクとも)という
カイコとよく似た糸をとれる野生の蛾も存在している。
むしろこちらが冥カイコのモデルの可能性が高いと言えるか。
- なお、これも金色タママユのページも書かれているが、
- 竜の爪をも通さないという恐るべき強度の糸を吐く冥カイコだが、
MH世界では同じく凄まじい強度の糸を分泌する虫として
ネルスキュラ、アトラル・カ、ヤツカダキ、さらには毒クモリなどが存在する。
サイズと分泌する糸の太さの違いも考慮する必要があるだろうが
これらの糸の強度比べをするとすさまじい戦いとなりそうである。
少なくとも前者四頭の糸なら素手で引きちぎるハンターからすれば大した違いなどないのだろうが…
関連項目
アイテム/金色タママユ - 冥カイコと同じく蚕をモデルにしたとみられる虫アイテム