ステータス異常の一つ。全身が結晶に覆われてしまい自由に動けない状態。
移動方法は雪だるま状態と同様である。
概要
- MHFにのみ存在した専用の状態異常で、
アクラ・ヴァシム、アクラ・ジェビア、ミ・ル、ガルバダオラが使用する。
使用者によって結晶のグラフィック、果てには結晶のSEも違うと、状態異常の中では珍しい特徴を持ち、
更にアクラ・ヴァシムの場合は通常種(特異個体含む)と辿異種でも、
結晶のグラフィックが違うという拘りっぷりである。
- 先駆者であるアクラ・ヴァシムの発光性の体液は空気に触れると固まる性質があり、
この特徴を応用した攻撃を仕掛けてくるが、
その体液を多量に浴びてしまった状態がこの結晶化である。
アクラ・ヴァシムの体液は成分の組み合わせによっては時限爆弾と化すとされており、
実際、結晶化の状態異常をそのままにしておくと炸裂し、即死級に近いダメージを負う。
- この結晶化は「気絶」と同様にレバガチャで解除できるのだが、
知らないハンターは仲間に解除してもらおうとプレイヤーに寄ってくる。
その姿は同会社のゾンビゲームのようだ。
こっちくんな!なんて言わずに、そんな仲間を見かけたら、急いで結晶を叩き割ろう。
または間に合わないと判断したら、酷かもしれないが巻き添えを喰らう前に逃げよう。
爆発の攻撃範囲は凄まじく広いため、しっかり離れないと当たってしまう。- また、結晶化状態になると強制的にスタミナが25になる。
結晶化を受けることを見越して小タル爆弾を設置⇒結晶化直後に小タル爆弾で解除⇒開幕から即餓狼発動、
といったこともできる。
アクラ・ヴァシムは出現直後に余計な攻撃を加えられなければ、ほぼ確定で結晶化液噴出を行うため、
この手順を踏み易いということもあって利用する人は多かった。
- また、結晶化状態になると強制的にスタミナが25になる。
- MHF-Gからは音爆弾でこの状態を解除できるようになった。
ラグをほぼ無視できるので、納刀の手間を除けばこちらの方が確実。
片手剣や狩猟笛(高周波演奏)なら積極的に投げてあげると良いかも。
- 余談だが、ラスタやレスタは解除するのが恐ろしく早い。
実際に結晶を振り払っていることを演出しているのか、
ありえないくらいのテンポで「ガチガチガチガチガチガチ」と音を響かせる。
おそらく、コントローラーによる入力とは違う為に素早くレバガチャができるのだろう。
その割に気絶の解除には時間がかかるのだが…
また、人力でもキーボードを使えばそれなりの速さで解除できる。
- なお、結晶化状態になる攻撃の頻度に関しては年々増加傾向にある。
先駆者であるアクラ・ヴァシムが事実上結晶からのビームと結晶投下のみなのに対し、
アクラ・ジェビアは結晶投下のバリエーションが増えた上に血結晶からの攻撃も結晶化状態になる。
ミ・ルは回避が難しいかまいたちなどの大技に結晶化が付与されており、
アクラ2種の特異個体は結晶ビームや結晶投下のバリエーションが更に豊富になっている。
そしてガルバダオラに至っては全てのブレス攻撃や竜巻を用いた攻撃で結晶化状態になってしまい、
無対策では極めて危険なことになる。
更に無双襲撃戦に登場するミ・ルは結晶化攻撃のバリエーションが更に増えている。- G級、というより非常に高い攻撃力を持つモンスターに対しては根性スキルが有効だが、
MHFの根性スキルはスタミナ最大値が25の状態では発動しない。
つまり結晶化はただでさえ危険な状態なのに、
無策では即死を防いでくれる根性すら発動しないということである。
- G級、というより非常に高い攻撃力を持つモンスターに対しては根性スキルが有効だが、
- ちなみに結晶化及びそれに伴うスタミナ最大値の低下を無効化するスキルとして「結晶耐性」と、
それを内包している「状態異常無効【多種】」がある。
また、強走薬などでスタミナ減少無効効果が発動している場合は、
結晶化状態にはなってしまうが、スタミナ最大値が25になることだけは避けられる。- 結晶耐性はMHF-G5までは特例を除いてG級以降の装備にしか付与されない専用スキル扱いであったが、
剛種ガルバダオラと対峙するHR/SRハンターが不利すぎるという点が指摘されるようになり、
MHF-G6で通常スキル扱いになり、通常装飾品である耐晶珠も追加された。
- 結晶耐性はMHF-G5までは特例を除いてG級以降の装備にしか付与されない専用スキル扱いであったが、
- 付着して一定時間が経過すると爆発してダメージを受けるという状態異常は、
他にブラキディオスの粘菌やそれを浴びた際に起こる爆破やられが存在する。
ただし、あちらは行動を制限されることはなく、解除方法も異なる。
- ちなみに気づきにくく、意外に思えるかもしれないが結晶化時の移動速度はそれなりに速い。
そのため、攻撃が来た際移動に専念すれば、よほど範囲の広い攻撃でない限り振り切るのは容易である
(特にガルバダオラの烈光は余程タイミングが悪くなければ安全圏に余裕を持って逃げ込めるほど)。
また、結晶爆発までの時間も極端に短いわけではない(約10秒前後でキーボードを利用すれば十分間に合う)ので、
一度の追撃をやり過ごすぐらいなら(後述するような例外を除き)解除までの時間は十分確保できるだろう。
しかし動きが制限され、スタミナは根こそぎ奪われ、
爆発したらしたで大ダメージが待っているという厄介な特性が、この点を気づきにくくし、
結果としてすぐ解除して体勢を整え直そうと慌てているプレイヤーに対して、
モンスターの追い打ちが成功するというケースの増加に繋がっている。
よって、別の観点から見てみると結晶化はプレイヤーに対して、
冷静さを奪い、慌てさせるという副次的な効果ももたらすといえよう。- また、結晶化は雪だるま状態と違い前転回避ができない*1。
通常移動しかできなくなることもプレイヤーが慌ててしまう要因の一つであろう。
- また、結晶化は雪だるま状態と違い前転回避ができない*1。
- ただしミ・ルに関しては危険度が段違いであり、ティガレックス譲りのドタバタ突進、
さらにはデュラガウア譲りの疾走するような突進を追撃として使われることが多い。
追尾しながら迫ってくるので結晶やられでもそれなりに動けることなどほとんど意味がなく、
既に減少していた体力とあわせて即死コンボになる場合も。