採取に関わるスキルの一つ。MHXX以前はスキルポイントが10以上で発動する。マイナススキルは無い。
MHP2G以前は発動スキル名が「高速剥ぎ取り&採取」だったが、
MH3以降は発動スキル名そのものが「高速収集」に改名された。
そしてスキルシステムが改修されたMHWorldからは発動スキルが「採集の達人」となった。
目次
概要
MH~MH4G
- その名の通り、採取と剥ぎ取りにかかる時間を短縮する効果を持つ。
ただし、MHG、MHPまでは採掘、虫採りの場合高速化されなかった。
その短縮効果たるや、初めて発動したハンターのほとんどは目を剥いて驚くほど。
レザーライト一式やメルホア一式の採取装備につきやすい。
というかこれと採取+2を付けた装備が採取装備である。
- MH4では単体でこのスキルが発動するアイアンベルトがあり、
このスキルを含んだ装備を組もうとすると頻繁に出てくる。
- 炭鉱夫にとっては、採取+2,お守りハンター,精霊(神)の気まぐれと並ぶ人気スキルの1つ。
- 剥ぎ取りも効果の対象なので、採取クエストだけでなくラオシャンロン*1やジエン・モーラン等*2の
剥ぎ取り回数が多すぎて時間内に全て剥ぎ取れないことが発生しやすい相手にも発動させるハンターもいる。
もっとも、それでも必ず最大回数剥ぎ取れるとは限らないのだが。
ちなみに、たまに誤解しているハンターがいるが剥ぎ取りの場合はしゃがまない方が早く終わる。
しゃがんで剥ぎ取りした場合でもきちんと高速化はなされているが、
立ちでの剥ぎ取りアクションは速度こそ普通だが、砥石使用高速化のような大幅なモーションカットが行われているため。- ラヴィエンテの剥ぎ取りにおいては必須。
剥ぎ取りは専用クエストで行うため、討伐が終わってからでも採取防具に変更することができるからである。
ましてや3分以内に最大72回の剥ぎ取りともなれば、
各剥ぎ取り地点へと走る移動時間も考慮すると、全て剥ぎ取るのは不可能であるため、
絶対にこのスキルを発動させていきたいところ。
また、採掘と運搬がメインとなるラヴィエンテ猛狂期の支援クエストにおいては、
必須スキルの1つとして扱われている。 - ジエン・モーラン、ダレン・モーラン、ゴグマジオスなどの
撃龍船や戦闘街で戦うモンスター相手の場合、
大砲などの攻撃手段を使うためにも採取が必要になってくるので、
剥ぎ取り目的でなくても発動する価値はある。 - 変わったところでは、死に真似中のゲリョスや、擬態中のチャナガブル相手にも有効。
彼らは瀕死時の死に真似や水草への擬態をしている間は剥ぎ取りを行なうことが可能なのだが、
起き上がってしまうとそこまでとなる。
もしこの剥ぎ取りを最大限に利用して素材を集めたいと言う場合は、本スキルを発動させると良いだろう。- あらかじめ背中の部位破壊をしておく必要があるが、
MH4、MH4Gにおける擬態中のバサルモスの背中からの採掘にも一応使える。
- あらかじめ背中の部位破壊をしておく必要があるが、
- ラヴィエンテの剥ぎ取りにおいては必須。
- このスキルでやってる事はハンターのやる気次第でなんとかなる話じゃないのかと思うかも知れないが、
採取や採掘と言うのは目的の物を傷つけないように邪魔な土などを落とさないといけないので、
普通にやるだけでも本来はかなり気を使う作業である。
特にガツンと衝撃を与えて岩を砕く過程が入る採掘や、
触るだけでも危険な部位が周囲にあったり、ちょっとした衝撃でダメになってしまう部位もある剥ぎ取りは
「素早く」やろうと思ったら相当な技術が必要だろう。- もっとも、剥ぎ取りや草・キノコの採取など、一旦腰を屈めたものをいちいち立って再度屈みなおすという、
連続で採取することが分かっているなら明らかに無駄と分かる動作が含まれている事に関しては
ハンターのやる気(と言うか僅かな知恵)でなんとかなるんじゃないのかと言う話は避けられない。
このいちいち立つモーションまで含めて高速化される。
- もっとも、剥ぎ取りや草・キノコの採取など、一旦腰を屈めたものをいちいち立って再度屈みなおすという、
MHX
- 長らくシリーズに出ていたスキルだがMHXにてリストラされてしまう。
何故そうなったかというと、ボタンを押しっぱなしにする事で続けて収集・剥ぎ取りを行えるようになり、
普段よりも早い動作で剥ぎ取りが可能になったからである。
ただ、それでも高速収集と同じスピードではなく比べるとこちらの方が早いため、あっても良かったとは思うが…。- ピッケルを振る採掘などは単に操作の手間が減っただけに留まるが、
腰を屈めるモーションになる草キノコの採取や剥ぎ取りは上体を起こさないまま次の動作に入る。
つまり先述の「明らかに無駄な動作」を省く事をようやく覚えた訳である。 - 採取ポイントからの採取や大型モンスターからの剥ぎ取りなど、
同じ場所から複数回採取する場合は押しっぱなし連続採取・剥ぎ取りで早く行えるのだが、
小型モンスターの剥ぎ取りや落とし物を拾う時などは連続採取ができないため、
高速収集が使えなくなった分単純に従来より遅くなっている。
特に今作のラスボス・オストガロア戦では、よほど火力がある人以外は
あちこちで落とし物を拾って回る作業が必要になってくるため、このスキルがあれば役に立っていただろう。- なお、モンスターの落し物と採取ポイント、異なる複数のモンスターの死骸など、
採取・剥ぎ取りができるポイントが複数重なっている所に立っている場合、
ボタン押しっぱなしでそのまま別の採取・剥ぎ取りを続行できる。
ただし採取と剥ぎ取りは別の作業という扱いなのか、
採取と剥ぎ取りが切り替わる時に一度立ち上がることになる。
- なお、モンスターの落し物と採取ポイント、異なる複数のモンスターの死骸など、
- あったらあったで高速収集を付けられないニャンターより圧倒的に早く収集が出来てしまい、
ニャンターで収集するメリットがかなり薄れてしまうため仕方がなかったのかもしれない。
- ピッケルを振る採掘などは単に操作の手間が減っただけに留まるが、
MHXX
- MHXXにも登場しなかったが、オトモの回復贈物の技で落とす回復アイテムやアイテムお届け隊からの届け物、
及びアトラル・カ戦中に龍歴院から届く支援物資は高速収集よりも早く採取できるようになる。
落としたものを拾うかのようにサッと拾いサッと立ち上がるので殆ど隙がなく、
余程タイミングが悪くない限りこの最中に追撃を受けることは少ない。- 同作では剥ぎ取りに時間のかかるラオシャンロンやミラ一族が復活したため、
このスキルも復活して欲しかったという意見もある。使うかは別として
ちなみに、一番出番があるであろうお守り集めに関しては
採取クエストよりもラスボス周回やマカ錬金の人気が高く、
たとえあったとしても使われる機会は減っていたと思われる。
- 同作では剥ぎ取りに時間のかかるラオシャンロンやミラ一族が復活したため、
MHWorld
- MHWorldでは「採集の達人」に名前を変え、
当初は骨塚や特産品といったしゃがんで採集するポイントでの採集速度のみ上昇した。
本作では採取・採掘・剥ぎ取り全てアクションが大幅に短くなったので、速度上昇の恩恵は少なかった。
もう一つの効果である「採取中ののけぞり無効」が本命。
具体的にはランゴスタのちょっかいを防げるようになる。
ただし、ランゴスタがやってくる麻痺や、のけぞりまでなので尻もちやふっとばしはこのスキルでは防げない。
万全を期すならば麻痺耐性Lv3やひるみ軽減Lv3を併用したい。
MHW:I
- MHW:Iでも最初はWorldと同じ効果だったが、
Ver.11.50以降に採集速度が更に向上する調整が入り、
レアな採集物を入手したときの大きいモーションも短縮されるようになった。
ものすごいスピードでガサゴソするのでちょっとキモい。- さらにVer.12.01以降にピッケルによる採掘時には適用されていない不具合の修正が入った。
採掘に適用されていなかったのは仕様ではなく不具合であった事、
そして同時にWorld時代から数えて2年近く不具合を抱えていた事が発覚してしまった。
ちなみに不具合修正後は倍近いスピードで採掘を行えるようになった。 - なお、当初マスターランクでは本スキルを発動する防具がなく、
防御力を確保するには上位に引き続き採集鉄人の護石を用いる他なかった。
後にセリエナ祭【情熱の宴】で追加されたEXパッションシリーズの胴でも発動できるようになった。
護石で発動させる場合も、パッションを使う場合も、
剥ぎ取り中にのけぞらなくなるスキル「剥ぎ取り鉄人」も併せて発動する。
- さらにVer.12.01以降にピッケルによる採掘時には適用されていない不具合の修正が入った。
MHR(:S)
- MHRiseでは再びリストラされてしまった。
採取を1回で済ますようになり、これまでよりも速く採取できるため削除されたと思われる。