電竜ライゼクスの尻尾から
加工された槍。刀身は細いが、
破竹の雷を繰り出す雷槍。
(エムロードテイル/ヴェールライトニング)
MHXで初登場のランス。
電の反逆者であるライゼクスの素材から製作される。
本項では二つ名持ちモンスターである青電主ライゼクスの武器も扱う。
目次
概要
性能
MHX
- 生産時点では攻撃力120に会心率15%属性値も12で、
スロットを持つものの全体的に控えめな性能になっている。
攻略用としては属性値こそ低いものの、
長い斬れ味に高い攻撃力で安定した戦いのできる王槍テンライに出番を奪われがちである。
- 最終強化はLV6のライトニングピラー。性能の方は
- 最後まで伸び悩んでしまった攻撃力180
- 攻撃力を補う会心率20%
- 並程度の雷属性26
- 素で白ゲージ10を持ち、匠で延長可能
- スロット数は変わらず1つ
- また、ライゼクス武器の宿命として、ライバルが非常に多い。
かつてメインモンスターを飾ったジンオウガ・ラギアクルスはもちろん、
最強の牙獣種であるラージャンと雷属性は強烈な顔ぶれが揃っているのである。
さらに、そのライバルたちの武器は全て攻撃力が200を超えている。- しかし、勝ち目がないのかというとそうではない。
斬れ味補正により唯一素で白ゲージを持つライトニングピラーは、
ライバルたちの青ゲージと同程度の物理性能をしっかりと持っている。
そして、今作は短い斬れ味を維持することを可能にする、
業物と絶対回避【臨戦】の組み合わせがある。 - とはいえ、ライバルたちが匠で白ゲージを得てしまっては、
今度こそ勝ち目がないのでは…?と思われるだろう。
ただ、今作での匠は非常に重く、業物やガード性能などとの両立は非常に難しい。
業物と臨戦のみで完全に斬れ味を維持できるこちらに対し、
あちらは匠で伸びたゲージを維持するには、定期的に納刀して砥石を使う必要が出てくる。
加えて、攻撃力の差もあちらが匠を付ける代わりに、
攻撃スキルを付けることで会心率も含めて同程度に持ち込める。
さすがに物理性能トップである雷震槍ドーリスには敵わないものの、
それ以外の雷ランスが匠を付けただけでは、
攻撃力を上げたライトニングピラーが遅れを取ることはない。
また業物と攻撃を同時に発動できる防具もあるため、
装備に迷った時の選択肢として選びやすい。
- しかし、勝ち目がないのかというとそうではない。
- 一見控えめな攻撃力だが、実際はライバルたちと遜色ない物理性能を持ち、
その中でも属性値が高い部類であるライトニングピラーは、
電の反逆者の名に恥じない雷ランスだと言えるだろう。
MHXX
- 究極強化でベルデライトニングという銘になる。
その性能は…- 平均より低い攻撃力290
- それを補う会心率20%
- ライゼクスらしい雷属性32
- 斬れ味は素で紫10、斬れ味レベル+2で紫60
- 変わらないスロット1
- 基本は上位とあまり変わらない。
ライバルも上位同様に多い為、会心率や斬れ味を活かして差別化を図る必要がある。
MHR:S
無尽蔵に降り注ぐ、翠色の雷は
本能に等しい。戦いの狂熱に
突き動かされて、とめどなく。
(ベルデライトニング)
- MR★4の1つ目の緊急クエストで、ライゼクスが出現。
見事狩猟することで、ヴェールライトニングが作成可能となる*1。
作成は同じ雷属性のギガドリルランス改からの派生強化のみとなっている。
ストーリークリア後、傀異化した爪と鱗を用いて最終強化したベルデライトニングの性能は- 攻撃力320、会心率20%
- 雷属性28
- 紫10、匠で延長可能
- スロットはLv1が1つ、百竜装飾品スロットはLv2
攻撃力と会心率で劣る代わりに属性値、斬れ味、スロットで勝る万雷槍【御手杵】改、
会心率は0%であるが倍近い雷属性52と馬鹿にできないスロットLv1×2を持つ真・王牙槍【天衝】といった
武器があるが、中でも強力なのが激昂したラージャンの鬼神天槍ラージャン。
百竜装飾品スロットLv1が問題となるが、雷ランス2位の攻撃力330、スロットLv2×2に加えて、
斬れ味がなんと紫50となっている。
ランスの手数だとフォローは必要となってくるが、他の武器より少ない負荷で収まる上に自前のスロットでも
ある程度融通が利く。- さらに、Ver.11からの新要素「傀異錬成」で百竜装飾品スロットのレベルを上げられるようになったため、
ほとんど唯一であった弱点もカバーしてしまった。
属性値についてもワースト1位の雷20であるものの、これについても錬成で補強が可能。
ただ、こちらも当然錬成で他の要素を強化できるため、完全に立場を追いやられることはないだろう。
- といったように、属性特化で差別化できる神穿・雷禍三絶以外は苦戦を強いられていた…
が、Ver.14からは追い風が吹いたのである。
傀異スロット拡張に伴い性能ボーナスが発生するようになり、
Lv5まで解放することで斬れ味+10が付与されるようになったのである。
Ver.15ではLv7の解放でさらに+10され、計20ゲージがノーリスクで付与されることになった。
さらに、斬れ味補助スキルについても新スキル「天衣無崩」が追加され、格段に紫ゲージが維持しやすくなった。
後者はMR10から付けられるが、前者の恩恵が受けられるようになるまでには長い道のりとなる。
それでも、電の反逆者たるライゼクスの様にライバル達へと対抗してみてはいかがだろうか。
ゼフィロテイル
MHXX
- MHXXで初登場した青電主ライゼクスの素材から作られるランス。
- ゼフィロテイルからLV5の究極強化を施すとジルヴォルトテイルになる。
シンヴァルツテイルのオマージュである。
性能は- 究極強化武器としては少々低めの攻撃力280
- かなり低めな雷属性15
- 火力を補う会心率40%
- 少々長めの白ゲージと僅かな紫ゲージ。匠で70まで延長可能。
- 二つ名武器特有の狩技ゲージブースト効果。
強力な狩技が多いランスにとってゲージブースト効果があるのは明確な強みだが、
攻撃力の低さ故にガードレイジの火力の伸びが悪いのは欠点か。
- 性能の近いライバルは同じく40%の会心率を持つ、ナルガクルガの無明槍【集諦】。
あちらは属性と狩技ブーストが無い代わりに攻撃力が10高く、スロットも2つ持つが、
斬れ味ゲージが伸び切っており紫20から増やすことができない点が異なる。
スロット2の影響で搭載スキル数に差が生じることも少なくないため、
こちらは雷が通る部位を的確に突き、狩技の回転率の良さを利用してダメージを稼ぎたい。
関連項目
モンスター/ライゼクス
モンスター/青電主ライゼクス
武器/ゼクス武器
武器/レッドテイル - オマージュ元のランス