MHP2Gのメインモンスター、迅竜ナルガクルガの素材で作られたランス。
目次
外見
- 槍の部分は、ナルガクルガの尻尾を加工したものと思われる(実際に、生産の際に尻尾を要求される)。
確かにナルガクルガの尻尾は自他共に認める強力な武器ではあるのだが、
それは鞭のように地面にたたきつけたり大きく振り回したりして扱った場合であり、
ランスのように突き刺す動作においては大して強力にはならない気もする…。
事実、ナルガクルガの尻尾の肉質も、
本来は鞭の様に扱うからか、そこまで固いわけではない。
と言う事はやはり、この辺を使っているのだろうか?
- 一方、盾の方は長さが異なる刃翼を取り付けたもの。
盾だけ見ればナルガの双剣にも見えなくもない。
直接攻撃ではなく別の目的で刃翼を使うのは割と珍しいが、
ナルガクルガの刃翼の硬さを考えれば、これ以上盾に相応しいナルガ素材も無いだろう。
- ささやかながらギミックが搭載されていて、抜刀すると槍が少し伸びる。
- 本項では希少種であるナルガクルガ希少種、二つ名持ちモンスターである白疾風ナルガクルガの武器も扱う。
性能
暗夜槍【黒雨】
MHP2G
- 対をなす存在のティガレックスのランス:ティガスティンガーから派生強化。
ヒドゥンスティンガーから暗夜槍【黒雨】にたどり着く。
物理攻撃力は552と全体でみると心もとないが、異常とも言える会心率50%がそれを補う。
勿論斬れ味に関しても、そのままの状態で紫ゲージにまで到達するので利便性はピカイチ。
ちなみに、紫ゲージの長さが他のナルガ武器よりもどういうわけか長くなっている。
おまけにスロットが2個も空いている。着けるスキルが多いランスにとってはありがたいお話である。
- ランスは片手剣や双剣ほどの手数もなく、
かといって大剣やハンマーのように手数が少ないわけでもない中間的な立ち位置なので、
無属性武器と言うレッテルもそこまで気にすることなく振り回すことができる。
可もなく不可もなくといったところか。
むしろ弱点属性がバラバラな大連続狩猟クエスト等では特に輝くであろう
(もっともランスと言う武器の特性上、モンスターによっての相性の差が極端になってしまうが)。
- この武器をつくる際、延髄だとか天鱗だとかの素材を使うのは承知の上だろう。
しかし、一発生産さえしなければ天鱗も使わず、延髄も上位で使うこともないので別に問題はない。
むしろ本当に悩むのは鋭刃翼(および剛刃翼)ではないのだろうか。
部位破壊以外ではまともに集まらず、そのくせ5個も要求されるためである。
挙げ句の果てに肉質も固く、ランスでは心眼をつけるなどしないと攻撃のたびに弾かれて
ナルガクルガの反撃に急いで対処することになるので、こちらの方が大変であろう。
MHP3
- ナルガクルガの復活と合わせて、MHP3にもめでたく登場。
会心率が少々落ちたが、相変わらず高い会心率と匠要らずの斬れ味に2スロと隙がない。
今作ではお守りが登場したため、その気になればMHP2Gの時よりもスキルの拡張性が広がる。
- おそらく最大限にこの武器のポテンシャルを引き出すことのできる防具は
シルバーソルシリーズであろう。
攻撃力UP【小】に業物、さらに弱点特効まで付いている。
その上防具スロット10+武器スロット2+お守りと、
やり方によっては異常もとい凶悪事態さえも発生する。
もっとも、ランスで銀レウスの狩猟(&お守り採掘)の段階でとんでもなくキツイのだが、
それを乗り越えてしまえばそれ相応の喜びを握ることができるであろう。
- ちなみに大剣と同様、亜種素材の武器は存在しない。
MH3G
- 暗夜槍【黒雨】のさらに先の強化先に、無明槍【集諦】が追加される。
今作ではスロットを完全没収された上に、会心率激減という大幅な弱体化をくらった。
- だが、これは通常種素材のランスの話。
そう、MH3Gでは月迅竜ことナルガクルガ希少種が出現したのである。
そのため、この武器も他のナルガ武器と同様希少種武器の七星武器へと昇格された。
エクリプスランスから経由することで、後述の七星槍【天枢】に姿を変える。
亜種素材のランスなんて最初からなかったんや…
MHX
- 下位からナルガ狩猟クエストが発生するので、ヒドゥンスティンガーも下位から登場。
会心率がナルガ武器としては低い30%しかなく、
ロケット生肉のクルハスター、ギザミのツキサシ、レウス武器のレッドテイル、
安心安定のセインランス系列など、勝てない相手が多すぎる。
- 強化してゆくと最終的に暗夜槍【黒雨】となる。
攻撃力180に会心率40%、スロット2つ、白ゲージ20に長めの青ゲージ。
スロットが増えただけで同じ2スロのセインランス系、スパイラルボア等が立ちはだかり、かなり厳しい状況。
物理期待値で1しか変わらず、特にスパイラルボアは水属性が僅かでも通る相手には逆転される。
MHXX
- 究極強化で無明槍【集諦】へと銘を変える。
- 攻撃力290
- 会心率40%
- 素で紫20、匠無効
会心系スキルの組みやすさの恩恵をモロに受ける。
素で会心率が40%あるため、連撃と見切り+3を併せることで会心率100%に持っていける。
何処を突っついても迅竜の眼光の如く赤い光が発生する様は気持ちが良い。
匠不要とスロット2を活かして超会心も積めばランス物理性能トップ争いにも食い込める。
難点を挙げるとすれば、素の攻撃力が高くないのでガードレイジの伸びがやや小さいところか。
また、元の会心率が高すぎる故に伸びしろが小さく、
真名セルケトヘティト辺りで会心特盛構成をされると火力負けしてしまう。
こちらは伸びしろの小ささを逆手にとって生存スキル・サブスキルなどを積んで差別化していきたい。
斬れ味ゲージのフォローも必要になるため、ドツキサシ等と同じく装備は限られてくるが強力な一本。
MHRise
- 前作ワールドではまさかの汎用グラフィックでリストラを食らったが、めでたく復活。
- 攻撃力180
- 会心率35%
- 斬れ味白30、青50
- 百竜強化「攻撃力強化III」「会心率強化II」「操竜の達人」
匠がVer.1.0ではランスには付けにくいスキルの為素で白30はなかなか優秀。
また、スロットLv2が一つ空いているのも非常にありがたい。
会心盛り構成にすれば今作最強格と見られている角槍ディアブロスにも迫る火力を発揮できる。
- ライバルはやはり角槍。
あちらが鈍器使いや心眼、攻撃など装飾品で簡単に本領発揮できるのに対し、
本作にはVer.1.0時点で弱点特効の装飾品が存在せず、ランス向けでない防具とガチャ運任せの護石でしか付けられない。
また、たとえ会心盛りにしたところで青ゲージに入ると角槍に大きく差を付けられるため斬れ味のケアも大変。
業物もやはり装飾品が無いので非常に付けにくく、継戦能力という面では意外に苦労する武器。
いっそ砥石使用高速化という初心に戻るのも一考の価値あり。
- 最終強化に何故かヤツカダキの素材が求められるものの、玉系や逆鱗系のレア素材は不要。*1
牙集めが多少手間なくらいで妙に作りやすいのが大きなメリット。
ディア槍は強化に古龍骨を求められるため風神龍か雷神龍を狩る必要があり、こちらの方が作成タイミングは早い。
- アップデート第1弾により痛撃珠が解禁されたほか、スキル達人芸が解禁。
弱体化されているものの高会心率武器に限れば業物より遥かに優秀な斬れ味スキルであり、
継戦能力に難のあったナルガ槍にはうってつけ。- 超会心の装飾品も追加されていたりと、恐らくランスで一番Ver.2.0アップデートの恩恵を強く受けている。
とはいえ、会心アップで強くなったのはライバルのディア槍もであり、追いつけたかどうかは微妙なラインである。 - また、属性持ちで物理も十分な連中は相変わらず各属性ごとに存在するため、これらとの差別化のためにも
達人芸や超会心という会心を主としたスキル構成は必要事項となるだろう。
- 超会心の装飾品も追加されていたりと、恐らくランスで一番Ver.2.0アップデートの恩恵を強く受けている。
- Ver.3.0でライバルの角槍ディアブロスを更に凌駕する強敵轟槍【独虎】が登場。
いよいよ辛くなって来たが、達人芸で実質研がずに白ゲージを維持できる武器としてまだ見どころはあるか。- ティガ槍について気をつけるべきは、斬れ味フォローを砥石のみにとどめて火力をドカ盛りにしてくるという点。
青に下がって尚ディア槍を上回る火力を誇り、匠が必要ないという個性がこの勢いに拍車をかけている。
砥石を使うのはしばらく後という時間の余裕もあるため、その分でスキルを盛られるとあまりに厳しい。
- ティガ槍について気をつけるべきは、斬れ味フォローを砥石のみにとどめて火力をドカ盛りにしてくるという点。
- 闘技大会05(ラージャン)でランスを選択すると、ディアブロS一式にこの武器を担ぐことになる。
ランス向きのスキルが揃っているディアブロシリーズとは相性が良い…のだが、
入れ替え技がジャストガードに変わっており、折角のガード性能を半分腐らせてしまっているように見えるが、
この装備には攻めの守勢が発動しており、他の入れ替え技もシールドチャージに流転突きとガード性能が活きる。
カウンターを成功させた流転突きの火力は攻めの守勢の効果によって非常に高くなり、
更にガード性能の恩恵でラージャンのほとんどの攻撃にカウンターが成立するため、
ジャストガードが苦手でもしっかり立ち回れるように工夫されている。- とはいえ、慣れないうちは流転突きの独特の挙動に振り回されるために相手を見失いやすく、
デンプシーなどのカウンター流転突きが当て難い攻撃はジャスガからの十字払いと使い分ける必要があるなど
ランス・ラージャンそれぞれの行動に慣れていないハンターにとっては鬼門となるクエスト。
なお、ガード強化も回避距離UPも付いていないため、距離を取られて気光ブレスを放たれたらどうしようもない。
一応、ブレスを出される前にシールドチャージで横に走ればギリギリで回避できるため覚えておきたい。
思い切って潜りこむくらいの覚悟で闘いに臨んでもいい。 - MHR:S発売に伴うVer.10.0.2のアップデートでジャストガードの判定緩和と
十字払いの強化が行われたため、難易度は下がった。
- とはいえ、慣れないうちは流転突きの独特の挙動に振り回されるために相手を見失いやすく、
MHR:S
幾多の魂を吸って、暗然たる冥
を纏い昇華した暗夜槍。
静寂なる太刀影が獲物を蝕む。
(暗夜槍【紫黒】)
古の凶手が生みだした暗器。
この世のあらゆる苦しみを
凝縮し打ち出された漆黒の槍。
(無明槍【集諦】)
- MHR:Sでは暗夜槍【黒雨】からさらなる強化先が出現。
MR素材を用いて、暗夜槍【紫黒】→暗夜槍【紫黒】改→無明槍【集諦】と変化する。
- 最終的に攻撃力300、会心率35%、紫ゲージ40(匠無効)、スロット2と無難な能力値に落ち着く。
斬れ味スキル不要の紫&白ゲージの長さは魅力ではあるが、他武器種のナルガ武器と同様に
攻撃力はかなり低めとなっており、ゾルベ=ゾルビンスに次いでワースト2である。
- ナルガ武器は前作MHRiseで猛威を振るい過ぎた為か攻撃力がかなり低くなっており、
使えないわけではないが、この武器をあえて選ぶ理由は薄い程度のポジションに落ち着いている。- とはいえ、MR4の段階で生産できる「暗夜槍【紫黒】改」の段階では
攻撃力280、会心率35%、紫ゲージ30(匠無効)、スロット2と至れり尽くせりな性能をしており
弱点特効Lv3と挑戦者Lv5を装備するだけで会心率100%を達成できる。
またナルガ武器か……と言われそうだが、装備の揃わない本編クリアまではしっかりお世話になるだろう。
- とはいえ、MR4の段階で生産できる「暗夜槍【紫黒】改」の段階では
- ライバルとしては同じ攻撃力、会心率でいてそこそこの龍属性がついているTHEパラディンか。
差別化点としてはこちらの方が紫が20多くスロット2が空いていることだろう。
しかし、やはり真の敵は同じ無属性武器で、とくに王国騎士槍ガード改が非常に手強い。
高会心武器の強みである、素の物理期待値で既に上回られており、
さらにあちらは百竜スロット2に防御力50、紫も匠で伸ばせる上に素で60と最早勝っている部分が無いといっていい。
おまけに会心率を上げられれば差は当然さらに空く。
残念ながら勝っているのは本当に素の会心率だけである。
MHF
- MHFにもナルガクルガの実装と同時に遷悠武器として導入された。
ヒドゥンスティンガー→暗夜槍【黒雨】→無明槍【集諦】、という強化過程をたどる。
- 本作のナルガ武器全般に言えるだが、素で毒属性を持つ。
最終段階となる無明槍【集諦】の性能は以下の通り。- 最終強化段階の遷悠武器としては低めの攻撃力1083、
それを補う会心率30% - 高い毒属性700
- 斬れ味は素で短めの紫ゲージ、
斬れ味レベル+1で紫が少し延長され、空色ゲージも出現 - 遷悠武器なので早食い効果が自動発動し、
装飾品とシジルの両方が装着・焼き付け可能なスロットが3つ
しかしそれは良いが、MHFの環境において毒属性や高い会心率はそのままでは活かしづらい。
劇物取扱皆伝や変撃で毒属性をサポートしたり、
閃転で余剰分の会心率を攻撃力へと転換して運用するといい。 - 最終強化段階の遷悠武器としては低めの攻撃力1083、
- 同じ毒属性ランスの中でライバルとなりうるものとしては、
ガスラバズラ素材のG級武器と始種武器が少し前のアップデートにて実装されている。
両者ともこの武器よりも毒属性値は低いが、
攻撃力が高く、更にランスとしては非常に扱いやすいリーチ長となっている。
差別化には遷悠武器としての特性を活かす必要があるだろう。
- 現在では更に辿異種エスピナス素材の「棘刺槍ローゼンピィン」系統が存在するが、
それが非常に強力な性能を持つため、会心率を加味しても性能面で勝てる要素はほぼ無い。
ただし、あちらは生産~GR600の間は斬れ味ゲージが貧弱で(斬れ味レベル+1で紫が少し延長&短い空色ゲージ)、
長い空色ゲージを獲得するにはGR800での強化段階まで待たなければならないため、
そこへ到達するまでなら取り回しの面で無明槍【集諦】の方が勝ると言えるか。
まあ、この武器も空色ゲージはそう長い部類ではないのだが……
MHXR
- 通常種のヒドゥンスティンガーと希少種のエクリプスランスが登場。
属性はヒドゥンスティンガーが水属性、エクリプスランスが氷属性。
加えて、特殊種であるナルガクルガ烈水種のものも実装されている。
- 烈水種の烈槍【水渦】(☆5)は、
盾は鮮やかな蒼色のカラーリングに対し、槍の部分は濃い蒼色に変化しているのが特徴。
また、盾の中心部の色が橙色に変化している。
七星槍【天枢】
七星の第二の具現。天枢の命を司りし青白の槍は全てを深闇へと連れゆく。
MH3G
- G級のみに登場するナルガクルガ希少種の素材から作られたランス。
エクリプスランスへの強化の際に、全体的な色合いが蒼白色に変化する。
直接エクリプスランスを造ることはできず、ヒドゥンスティンガーからコツコツ強化する必要がある。
武器名の由来は実在した中国の北斗七星を意匠とした刀剣の呼称から。
天枢の名は北斗七星を構成する星のひとつおおぐま座α星のドゥーベ星の中国名に拠る。
- 性能に関して言えば、攻撃力こそ552だが、会心率が30%であることと匠無しで紫ゲージを50有していることが特徴。
さらに、覚醒で毒属性220を得る。
残念ながらスロットは0だが、総じて優秀な無属性ランスに仕上がっている。
ちなみに匠の力を借りたエクリプスランスの方が七星槍【天枢】より紫ゲージが長い。
- しかし、お察しの通り製作難度は非常に高い。
ヒドゥンスティンガーから地道に強化しないといけないということもあり、
要求素材はレアもののオンパレードである。- 朧月の欠片は勿論使用する。
迅竜の天鱗も当然の様に使用するが、その数合計3個。
他にも、- 迅竜の剛刃翼が計11枚
- 月迅竜の透刃翼が5枚
- 迅竜の靭尾が計8本
- 白海竜の剛角が2本
この製作難度はナルガクルガ希少種の武器の中でもトップクラスであろう。
- 朧月の欠片は勿論使用する。
- 匠不要のランスとしては間違いなく優秀だが、
神滅槍アル・トリアがライバルとして立ちはだかる。
このアル・トリア、会心率を含めた攻撃力や斬れ味、スロットで互角でありながら龍属性400を備えている。
これはさすがに相手が悪かったとしか言い様がないのだが、
こちらは青ゲージも長いこと、覚醒で毒が得られることなどで差別化していきたいところ。
- 運用する際の装備の候補の一つとしてネブラXシリーズが挙がる。
毒属性を引き出しさらに毒属性を強化、おまけに長い紫ゲージをより安定させるといったピッタリなスキル…
と言いたいがランスはガード性能や体術などほしいスキルが多い上、
ネブラXの空きスロットは8つと物足りない。
お守りを活用するか、あるいは別の装備を着るかはケースバイケースである。
MHR:S
- ナルガクルガ希少種の復活参戦により七星槍【天枢】も復活。
暗夜槍【紫黒】からの強化か一発生産で作成できるが、一発生産だと朧月の欠片を要求される。
もっとも、元の暗夜槍系列はアイアンランスIからひたすらに強化を繰り返して作成することになるので、
レア素材を投入してでも一発生産の方が手間がかからないケースは十分考えられる。
- しばらく振りの登場だけに気になる性能は……
- 平均以上の攻撃力340
- これナルガ武器だよね……?会心率0%
- オマケ感が強い毒属性15
- 斬れ味は素で紫10、その前の白も20と短い。匠は有効で最大紫60まで延長可能
- 広くて優秀な通常スロットLv4×1・Lv2×1
- 百竜装飾品スロットはレベル1
今回は覚醒スキルがないので素で毒属性を持っているものの、毒ランスではぶっちぎりの低属性値なので、
毒漬けにするという用途には向かない。- スロット面は明暗はっきり分かれており、バージョンUPに応じて増えていくLv4装飾品を採用できるのは大きな強み。
一方で、通常種から変わらず百竜スロットはLv1。選択肢を拡げるのに傀異錬成の枠をかなり使うのは痛手だろう。 - しかし、最終的には傀異スロットは10枠まで拡張されたものの攻撃力強化は8枠で打ち止めであったため、
百竜スロットを拡張しても残りを攻撃に全振りすれば395という全武器中でも非常に高い攻撃力を持つに至った。
傀異討究をやり込んだ者にとっては物理特化武器として一線級の武器と言える。
- 斬れ味が非常に短い紫と白、という点から研磨術【鋭】との相性が良い。
何の因果かMHFでの無明槍【集諦】がウリとしていた空色ゲージを、七星槍も疑似的に発現できるのである。
そして、その観点からライバルになるのがイブシ武器の神穿・風雲三絶。
攻撃力340にかなり低い属性値、そして斬れ味紫20からいきなり青という短さを誇る同類だが、
あちらは百竜スロットがLv2、しかも通常属性なので少しでも龍属性が効くなら総合ダメージで勝る。
一方で、通常スロットが全くないため、スキル構成がやや重い研磨術【鋭】編成の組みやすさは七星槍の方が上。- なお、七星槍は匠が有効なので、紫を伸ばして無明槍【集諦】に近い運用を目指すこともできるが、
その場合はマイナス会心だが匠無効の素紫30・攻撃力350の轟槍【大独虎】改にスキル自由度で逆転されやすい。
- なお、七星槍は匠が有効なので、紫を伸ばして無明槍【集諦】に近い運用を目指すこともできるが、
- Ver.15以降の護石のインフレにより、高性能な護石や錬成を入手すれば
状態異常確定蓄積や蓄積時攻撃強化、巧撃、煽衛などのフレーム回避用スキルてんこ盛りの装備が、
本武器の優秀なスロットのおかげもあって実現可能なラインになってきた。
特に、傀異討究クエストの最高ランクに位置する傀異克服バルファルクと回避ランスの相性がいいこともあって、
装備構築難度は高いが回避ランスとして運用すれば最高峰の火力を発揮できる武器という評価を受けるようになった。
暁闇槍【白雨】
MHX
- 白疾風ナルガクルガの素材により作成可能。
ラファガスティンガーを強化していく事で暁闇槍【白雨】となる。
こちらの性能は攻撃力190、会心率15%、白ゲージ50、そしてスロット0+狩技ゲージブースト。
会心率とスロットと引き換えに攻撃力と斬れ味、狩技ゲージブーストという特性を得ている。
斬れ味の長さと狩技の回転率が良くなるため、通常種より使い勝手は良好。
MHXX
- 究極強化で曙光槍【勁風】となる。
- 攻撃力300
- 会心率20%
- 素で紫50、匠無効
鬼神槍ラージャン等、匠+2を発動した上で同じ構成ならこちらを上回ってくるものは数本あるが、
こちらは匠が不要、狩技ゲージブーストという独特の強みがある。
会心率100%&超会心を実現した後もお好みでスキルを盛る余地が残されているため、
安全性を重視してガード性能、ガード強化や回避性能を盛るのも良いし、
耳栓や耐震などの無効化スキルで攻めの姿勢を貫くこともできる。
- ライバルとして挙がるのは
- 同じく二つ名武器であり、会心率10%紫30と少し下がったが攻撃力は10高い荒鉤爪槍ELAN
- 更に同じく二つ名武器で、ELANより会心率が更に5%下がるが爆破属性30で差別化してくる真滅槍グラノヴァ
- 二つ名武器ではないが攻撃力300に素紫30、会心率25%にスロット3個で
更に圧倒的なスキル自由度を誇る龍識究槍クロウビークあたりだろう。
余談
- 黒雨(こくう)とは、空を黒く染めるほど激しく降る雨の事を指す。
暗い夜に黒雨が降るとは、黒を基調にするナルガ武器にふさわしい銘である。
むしろ棘を雨あられのように飛ばしてくる希少種の方が銘のイメージに近い気もするが。- ただ、MHFに登場する個体は大量の尾棘を直上から雨のように降り注がせるという、
(上記した「黒雨」の本来の意味はともかくとして)まさにそう呼ぶにふさわしい技を有する。
色合い的には紫雨や白雨といったところではあるのだが…… - なお、字から原爆投下後に降ったとされる「黒い雨(くろいあめ)」を連想する人もいるだろうが、
無関係である。
- ただ、MHFに登場する個体は大量の尾棘を直上から雨のように降り注がせるという、
関連項目
モンスター/ナルガクルガ
モンスター/ナルガクルガ/派生作品
モンスター/ナルガクルガ希少種
モンスター/白疾風ナルガクルガ
武器/ナルガ武器