BGM/イャンガルルガ戦闘BGM

目次

唸る一匹狼/イャンガルルガ

使用作品

MHP、MH2、MHP2、MHF、MHP2G、MH4、MH4G、MHX、MHXX

• 黒狼鳥イャンガルルガのテーマBGM。

• リオレウスのテーマ「咆哮」を「性質の悪いキャラ」というテーマに合わせてアレンジされた物。
  結果、原曲とはまた違った切迫感を持つ楽曲となっており、最早アレンジと言うより別の曲である。
  というより、「咆哮」のアレンジだと気付かない人の方が多い。
  イャンガルルガの一筋縄ではいかない手強さを表現した良曲として名高く、人気を博している。
  かなりテンポが速く、曲の調子がけたたましい部分もイャンガルルガによく合っている。

• 一般的な大型モンスターで専用曲を持つのはイャンガルルガが初である。
  MHPと同時期に開発されていたMH2以降、
  専用曲を持つ大型モンスターは古龍種や看板モンスターを中心に増えているものの、
  MHP当時ではかなりの特別待遇であったといえる。
  他の森丘に登場するモンスターたちが汎用曲である「咆哮」をバックに戦う中、
  たった1体だけ独自のBGMを引っ提げて登場していた頃の存在感は異常であった。

• MH2系におけるイャンガルルガの登場ムービーも「唸る一匹狼」というタイトルになっている。
  ちなみに、この映像は、ラストでイャンガルルガが火球を吐く部分以外は、
  イャンクックが登場ムービーで行うモーションと一致している。
  もしかすると、イャンクックかと思ったら、よく似た別のモンスターだった…
  ということを表現しようとしているのかもしれない。
  • イャンクックの強化版かと思っていたハンターは、ラストの3way火球ブレスを見て思わず戦慄したことだろう。
  • ちなみに、MHP時代の登場ムービーは「黒い一匹狼」というタイトル。
    最後に咆哮を放つ点などの細部に違いはあるが、基本的な構成はあまり変わっていない。
  • のちにMHXXで登場したクエスト「なんと、黒狼鳥でした!」では、
    先輩ハンターが後輩ハンターたちの腕試しとしてイャンクックの狩猟を斡旋したところ、
    後輩は間違えてイャンガルルガの狩猟に行ってしまい、先回りして狩猟してほしい…という依頼文になっている。
    実際に世界観的にもよく似たモンスターという扱いなのだろう*1。…攻撃性・危険度は段違いだが。
    なおこのクエスト、本来の目的であったイャンクックが乱入することがある。

• MH4でイャンガルルガが再登場を果たし、この曲も復活した。
  本作のイャンガルルガは独特の動きが健在…どころかさらに磨きがかかっており、
  素で狂竜ウイルスに感染したかのような動きをしてくる。
  狡猾でトリッキーな動きとこの曲は大変マッチしている。

唸る一匹狼/イャンガルルガ: World version

使用作品

MHW:I

• MHW:Iにおいて、CMで復活が判明したイャンガルルガであるが、
  MHWorldおよびIBの他の復活モンスターと同様に専用BGMがアレンジされている。

• 本作における既存BGMのアレンジは他の曲のフレーズを取り入れたり、
  大胆にキーを変更するなどの大幅なアレンジがなされているが、
  この曲に関しては割と原曲に忠実なままオーケストラに落とし込んだ形となっている。
  ただし全くのノーアレンジというわけではなく、狡猾にフェイントをかましてくるフレーズなど、
  より暴れん坊になった新大陸のイャンガルルガにもまた忠実な曲となっている。

• なお、アレンジ版であるという点を考慮しなければMHW:Iにおいて最古参の戦闘BGMの1つとなる。
  戦闘BGMに限定しなければリオレウスやリオレイア亜種の登場ムービーで流れた「咆哮」「太古の律動」に次いで古い。
  その後、アップデートで「舞い降りる伝説」のアレンジ、「最終決戦」の原曲が追加されたことで最古ではなくなった。

唸る一匹狼/イャンガルルガ: The Chase

使用作品

MHW:I

• イャンガルルガが戦闘後にエリア移動する際に流れるBGM。

関連項目

モンスター/イャンガルルガ
モンスター/傷ついたイャンガルルガ