字を間違えること。誤字。
特に、漫画雑誌などの印刷物の活字を間違った文字で印刷してしまう事を誤植という。
目次
概要
- 一般的には一括りに「誤字」と呼ぶが、厳密に言うと
- 想定とは違う字を書いてしまうこと=「誤字」
- 本来あるべき字を書き忘れること=「脱字」
- 本来は不要な字を書いてしまうこと=「衍字」
モンハンにおける誤植
- 基本的にゲームと言うのは書籍よりもはるかに多数の人がかかわり綿密にチェックされているため、
はっきりした誤植はあまりない…のだがゼロではなく、モンハンでも散見される。
流石に装備のスペックに誤字はまずないが、フレーバーテキストなどでは
日常的に使わない語句の誤入力や、類似品の説明と入り交じってしまったらしきものが発見されている。
- 一部ではモンスターの名前を間違えてしまった例もある。
例を挙げると、グレンゼブルがグレンゼルブに、
ブラキディオスがブラケディオスに、アグナコトルがアグナコルトに…。
さらに変わり種としてガララアジャラがガララ・アジャラになってしまったことさえある。
しかしプレイヤーに最も大きなインパクトを与えたであろう誤植は、
UNKNOWNをUNKONWNとしてしまったスペルミス*1であろう。
それ以前からも「う○こ(なう)」などと呼ばれることがあったUNKNOWNであったが、
この誤植により「遂にう○こ呼ばわりが公認になった」などと皮肉られた。
- 「ヘビィボウガン」を「ヘヴィボウガン」と表記する誤植はとりわけ多く、あらゆる書籍で見ることができる。
英単語の発音としてはたしかにヘヴィの方が近いのかもしれないが、
「ヘビィボウガン」は固有名詞であるため誤植は誤植である。
この誤植に怒りを覚えたファンが作り出し、広めたのが「ヘビィさん」のAAである。
だからヘヴィじゃなくてヘビィだつってんだろ!!バシーン!!ガシャーン!!- なんと本家スシローコラボでもやらかしてしまっていた(現在は修正済)。
- いまだに謎の武器名としては、氷牙竜双剣のニヴルプリザードなんてのもある。
氷属性の武器だからブリザードかと思いきや、まさかのプリザードである。- が、この表記になっているのはMH3Gと派生作品のMHXRのみで、
後の作品で登場した際は、ニヴルブリザード表記となっている。
この件は単なる誤植だったのか、それとも仕様なのか、現在も謎のままである。
MHXRに関しては既にメインシリーズで「BU」だった筈なのに… - 似たような例にMHR:Sに登場したグルト・ポイゾンというのもある。
MH3Gで初登場した際はグルト・ボイゾンだったため、こちらも上記と同じような謎が出来てしまっている。
- が、この表記になっているのはMH3Gと派生作品のMHXRのみで、
- スキルに関して有名なものだと、「斬れ味」の効果と「匠」の効果は本来逆だったというものがある。
設定ミスにより「斬れ味」が「匠」の効果を、「匠」が「斬れ味」の効果を発揮するようになってしまい、
今なお初心者を混乱させ続けるややこしいスキルになった。
現在は本来想定していた組み合わせに戻すとより混乱が広がるとの事で、修正はしない方針らしい。- ちなみに、モンハンのステータスでは一貫して「斬れ味」であり、「切れ味」は誤植である。編集の際は注意しよう。
メインシリーズの誤植
- MH4では飛竜刀シリーズ全ての解説文がごっちゃになっており、明らかに解説文と見た目がマッチしていなかった。
文法や漢字変換に間違いがある訳では無いため、どちらかというと誤植よりは編集ミスか。
これについては続編のMH4Gで修正されている。
- MH4Gに登場する古文書関連の台詞及び依頼文では、
「予言」と「預言」の単語が両方用いられている。
「預言」は「何かしらの超越者から預けられたメッセージ」を指し、
「予言」は「経験則や現状から予想される未来の出来事(を示すメッセージ)」を指すものの、
この2種類は相反する単語ではないため、「預言」でありかつ「予言」である、という例もないとは言い切れない。
伝説のモンスターの出現を予測する程の存在(超越者)から授けられた「予言」という意味であれば、
2つの表現が混在していても間違いではないのである。
現時点では誤植なのかそうでないのか判断し辛いため、今後の再登場が待たれる。
- MHXは特に膨大なテキスト量のためか誤植も多く、例えばベルナ村の加工屋は
『おうよ! 《鎧玉》の入手方法について教えてやるぜ!
フィールドでの採掘やクエスト報酬で入手てきる…てなもんだ!』と言っていたり、
武具屋は武具屋で『片手件は、初心者ハンターにもオススメの扱いやすい武器だよ。』
などと宣っていたりする。大丈夫かこの師弟。- ちなみに、加工屋はブランコで操虫棍を作れる。
ユクモの木は使わないようだが疑問に思ったら負けだ!
また、オトモのこやし玉の技使用時の台詞が「無く子も鼻をつまむこやし玉を喰らえニャ!」となっていたり…。
無く子とは一体
シナトオオミモジになっている上に、
武器銘で武器種を間違えてしまうという今までになかったタイプの誤植も現れた。
流石の開発もこれはあんまりだと思った所為か、この誤植は珍しくパッチで修正された。- この事例だと、仕様or誤植をプレイヤーが判断することは極めて困難で、
アップデートによる修正が無ければプレイヤーサイドは誰も気が付かなかったものと思われる。
WARNINGという表記がWARNIGと書かれていた。
こちらは日本版だと正しいスペルだが、なんと英語版のみのミスである(こちらもパッチで修正済み)。 - ちなみに、加工屋はブランコで操虫棍を作れる。
- …と、ここまでは些細なミスと呼べる程度の細かな誤植であったが、
実例の中にはモンハンの世界観設定に影響を及ぼすものも存在する。- MH3Gでは、古龍グラン・ミラオスの狩猟笛である燃ユル終焉ヲ謳ウ翼の解説文が
煉黒「龍」ではなく煉黒「竜」になってしまっている。
モンハン世界では超常の希少生物である龍(ドラゴン)と、
野生動物としての竜(ワイバーン)を明確に分けているため、
設定面からするとけっこう大きなミスになってしまっている。
- 誤植なのか勘違いによるミスなのかは不明だが、
MHWorldの小型モンスターガライーバは魚類であるのに魚竜種と誤表示されていた。
しかし、一見魚のような小型魚竜種は以前から存在しており、
世界観から考えても違和感のある誤記ではなかったため、
公式から修正アナウンスがあるまでプレイヤーが誤りに気付ける要素が無かった。
ガライーバのデザインはMH3のナマズ型魚類と似ていて、後に同種なのも明らかになったのだが、
陸を這えるなど新たな生態が加わっていた上、公式が魚竜だと解説していた時点で
「こいつはMH3のナマズに違いないから魚類のはず。誤植だ!」などと言い出す人がいたら、
むしろそっちの方がデタラメを疑われるだろう。
このように、造語やゲーム独自の設定などに関わる要素では
誤植や誤表記があっても判別できない場合がある。
- MH3Gでは、古龍グラン・ミラオスの狩猟笛である燃ユル終焉ヲ謳ウ翼の解説文が
派生作品の誤植
- MHFでは先述の「グレンゼルブ」「UNKONWN」の他に、有名な誤植として
「半時計回り」「歌姫守衛戦」という物が存在していた。- 「半時計回り」はG9.1まで「はじめてのクエスト」に存在していた
イャンクックの練習用クエストにおける依頼書の誤字で、
尻尾回転が左回り*2の物しかないことへの言及であるため、正しくは「反時計回り」である。
ちなみにこの誤字はG10で当該クエストが(枠ごと)廃止されるまで残り続けていた。
- 「歌姫守衛戦」は「宮下Pの挑戦状2」第3問の問題文に登場した物で、
本来は「歌姫狩衛戦」を「歌姫守衛戦」と意図的に間違えて表記することにより
正解を×にするという物であったのだが、
多くのプレイヤーから「依頼書に誤字がある」と不具合報告が寄せられるという事態が発生。
MHFでは単純な誤字も不具合の一つとして報告される(することができる)ため、
本来の目的であった「意図的な誤字」ではなく「不具合としての誤字」として解釈されていたものと思われる。- 余談だが、2問目にも「かんばり屋」という誤字が存在していたが
そちらは名前も違っていたため回答に影響はなかった。
- 余談だが、2問目にも「かんばり屋」という誤字が存在していたが
- 「半時計回り」はG9.1まで「はじめてのクエスト」に存在していた
- MHST2においては、ジンオウガとの戦闘開始時に
ナビルーが「雷光をまとう牙獣」と称している。
他にもジンオウガ亜種の絆技の説明において、
おそらく「龍光を帯び、龍光まとい状態で跳躍。」となるべきところが
「雷光を帯び、超帯電状態で跳躍。」と書かれている。
ジンオウガたちが一体何をしたというのか…
他にはスキルの弱点特効が弱点特攻となっていたり、
はたまた「萬」の文字に対するルビが「よろづ」の場所があったりドランポスが直っていなかったりと
割と細かいミスが目立つ。
メディアの誤植
- ゲームに限らず、モンハン公式や関連書籍等でも誤植は発生している。
公式サイトでさえ誤植が存在することもある。- MH3G公式サイトではタンジアの港の食事をする場所は、「食地場」としている。
もちろん食事場が正しく、食地場という言葉はない。 - MHXX公式サイトでは加工屋の説明で「繰虫棍の猟虫の交換などができます」と書かれている。
しかもそのすぐ下の注意書きでも「加工屋でも繰虫棍の猟虫の交換が可能です。」
大事なことなので2度言いました。
注意書きではおそらく「武具屋でも…」と言いたかったのであろう。 - MHF公式サイトでは古龍種の稀玉の読み方を
「ライギョク」とやらかしたことがある。
ただ、これは文章を書いた人が真面目に読み方がわかっていなかったためであるようで、
結果的には誤植なのだが、実際には誤読である。
- MH3G公式サイトではタンジアの港の食事をする場所は、「食地場」としている。
- MHXのメインモンスターの一体であるライゼクスの別名は電竜(でんりゅう)であるが、
スマートフォン版のMHX公式サイトや第30回カプコンTVでは別名が「雷竜」になっていたり、
東京ゲームショウ2015ではステージの紹介で異名が「電(いかずち)の反逆者」になっていたり*3と、
しばしば「電」と「雷」が間違われている。
ちなみに雷竜(かみなりりゅう)は実在する。
- ゲーム中ではまだ報告が無いが、「ブレイヴ」スタイルは発表の時からファンや雑誌の間で間違いが多い。
やはり、「ブレイブ」シリーズがMH4(G)の初期装備として先に有名になったためであろう。
語源は同じ「brave」なので、モンハンの話題でなければ別にどちらでもいいのだが*4。- MHXXの発売直前の号のファミ通では新要素の特集として各武器種とスタイル、狩技について紹介していたのだが、
なぜか武器種によって「ブレイヴ」だったり「ブレイブ」だったりと統一感がなかった。
さらになぜか奏纏(そうまとう)にかなでまといとルビが振られていた- ヘビィといいブレイヴ(ブ)といいbとvの取り違えが目立つのは、発音が似てるというのも当然あるが
キーボードでbとvがガッツリ隣り合っていて
ホームポジションも両方とも左手人差し指で被っているからというのがあるのだろう。
あと前者に関しては(どっちが正しいとかガン無視すること前提だが)
「hebyi」とか「hebixi」「hebili」と打たざるを得ない「ヘビィ」よりも
「hevi」で済む「ヘヴィ」の方が楽だし
- ヘビィといいブレイヴ(ブ)といいbとvの取り違えが目立つのは、発音が似てるというのも当然あるが
- MHXXの発売直前の号のファミ通では新要素の特集として各武器種とスタイル、狩技について紹介していたのだが、
- MHR:Sではアップデート情報を届ける公式のYouTubeスペシャルプログラムで誤植が発生しており、
傀異克服シャガルマガラの表記部分(4:11)が「怪異克服」になってしまっている。
これだとホラーを克服した天廻龍である
こればかりは「傀異」という文字が造語であるために起きてしまったミスだろう。
なんなら検索サイトでも「かいいか」「かいいこくふく」と打つと
サジェストに「怪異化」「怪異克服」ばっかり出てくる- またMHR:Sで不正改ざんされた傀異討究クエストが出回り問題になった際に
公式Twitterが即座にチート対策の実施予定や正しいクエストの条件を告知したのだが、
この際にTwitter担当者も焦っていたのか公式サイトの告知ページのURLを貼り間違えてしまい、
更にその修正ツイートで「おrました。」と言う誤字を立て続けにやらかしてしまったのだ。
当然ながらネタにされまくったのは言うまでもない。
- またMHR:Sで不正改ざんされた傀異討究クエストが出回り問題になった際に
- 公式X(旧Twitter)における誤植では、MHR:Sの公式アカウントが開発原画などを毎日コツコツと投稿していたのだが、
ある日なんと「ヘビーボーガン」というモンハン界でも指折りの誤植をやらかしてしまう。
当然の如く返信欄にはヘビィさんが大量発生、1時間後に当該ポストは削除され新しいポストが投稿された。( ⌒ ) l | / |ヘビィ| ⊂(#゜д゜) だからヘビィだつってんだろ!! / ノ∪ し―-J |l| | バシーン!!ガシャーン )|_|。∵゜・( ⌒)。 ・(。・。∵
- ノベル版では、土竜族の隣に「どりゅうぞく」とルビが振られていたりする(例:第六弾 三巻 136p)。
正しい読みは「もぐらぞく」なので、これも上記と同じで筆者の誤読と思われる。- ノベル版はカプコンの監修を受け執筆されているので公式に準ずるものとみなす者が多く、
土竜族の読みがこの時初めて公開されしばらくの間訂正されなかったため、
それまでは一般のモンハンファンはどりゅうが正式な読み方だと思われていた。
土竜はモグラともドリュウとも読めるためノベル発売当初では誤りとは断定できなかったのである。
多分別のモンスターにドリュウズがいたからかもしれない
- ノベル版はカプコンの監修を受け執筆されているので公式に準ずるものとみなす者が多く、
- ノベル版だとフロストリーバーGが登場したことも。(第三弾 紡がれし絆 最終エピソード通して)
正しくはフロストリーパーGである。PSPの画面でパとバを判別するのは難しかろうし仕方ないところか。
- モンスターハンターシリーズはマスクデータとなっている数値が多いため、
wiki全盛の時代となってからも攻略本が重宝されてきたという歴史がある。
しかし、近年はシリーズを重ねて仕様の複雑さ・要素が増すのに比例し、
頼みの綱である攻略本における誤記・誤植が増加してきており、プレイヤー側から問題視されている。- MH4の公式攻略本では、しゃがみ撃ちで拡散弾が撃てるボウガンにおいてとんでもない誤植が何箇所にもあり、
ボウガンの弾でありがちな表記の逆転と重なった「しゃがみ撃ち 拡散弾Lv○×20」
という凄まじい表記が見られる。
MH4Gの攻略本ではホーネス=エルダオルが本来攻撃力468に会心率-50%のところ
マイナスが抜けて会心率50%という
狂っているという言葉では言い表されないほどの性能になっていたり、
アマデュラ弓やアルナス=エルダオルが
装填数UPなしでは溜め4が出ない微妙性能と化していたりしていた。
この辺りはある程度モンハンに詳しいプレイヤーなら誤記と判別できるため、
誤植の中では比較的被害が少ないタイプではある。
やたらガンナー系統の誤植が多いのは仕様の複雑さ故か - 部位破壊や素材関連の誤記はかなり判別しにくく、
「胸を2段階破壊するには、1段階破壊した後頭の耐久値を0にする必要がある」など、
一見それらしく見えるが誤記というケースもある。
特にダラ・アマデュラの部位破壊報酬
(下半身の破壊で尾殻が出るか否か)に関する誤記は、
蛇王龍の部位破壊個所の多さもあって情報が錯綜し、プレイヤーを大いに混乱させた。 - MHX以降の公式攻略本では細かいデータ(数値)の間違いや誤記・誤植が非常に多く、
有志たちが検証を行って攻略本の誤記誤植を正すという訳の分からない状態になっている。
特にニャンター関連の数値や仕様に関しては、実装から大きく逸脱した数値や記載が目立ち、
部分的に過去作の仕様と混同しているなどその精度にかなり疑問が残る事になっている。
- MH4の公式攻略本では、しゃがみ撃ちで拡散弾が撃てるボウガンにおいてとんでもない誤植が何箇所にもあり、
- 攻略本だけでなく公式設定資料集でも誤植と思わしきものがある。
- 例を挙げるとMHW:Iの設定資料集では悉くを殲ぼすネルギガンテの項において、
おそらく「滅龍石」と記載すべきところを「減龍石」と記載している文章がある。
他に、ムフェト・ジーヴァの異名は「幽衣より解き放たれし王」であるはずなのだが、
物語考察の章では「幽夜より解き放たれし王」と記述されている。
前者は単純に漢字が似ているため、後者はそもそも幽衣が造語であるための誤植であろう。
- MHR:Sの設定資料集は所々で誤字が見受けられる。
それもよりによって、直球かつ世界観的に少々マズい「竜と龍」のミスばかりである。- 登場人物紹介では、カガミの台詞が「白銀の竜……ここにあり!」になっている。
こちらは意味合いが変わるだけなので軽いものだが、どちらが正しいのか分かり辛い誤植である。
正しくは本誌解説文や公式HPの通り「白銀の龍」。
- ラスボスであるガイアデルムの項の概説では、堂々と「古竜種」と書かれている。
よりにもよってラスボスの項で、しかも色々な面で不遇さが噂されるガイアデルムでこの誤植はなかなか厳しい。
ミラオス笛と同じ間違いである
- ストーリーの章では「風神龍イブシマキヒコと雷神龍ナルハタタヒメ───百龍の淵源」という、
もっととんでもない事態を想像してしまう誤植がされてしまっている。
数多の古龍が襲いかかる百龍夜行が起きたら流石に世界が滅びかねない
同時に世界観中でも特に重大な要素であるため、本誌も中々罪作りな史書である。- また、キュリアに関する項ではメル・ゼナの血氣活性状態が
「古龍克服状態」という謎の状態に類似していたと記述されている。
おそらく傀異克服古龍の事なのだろうが…。
- 登場人物紹介では、カガミの台詞が「白銀の竜……ここにあり!」になっている。
- 例を挙げるとMHW:Iの設定資料集では悉くを殲ぼすネルギガンテの項において、
その他の珍事
- MH4シリーズの発掘装備は性能に関わらず過去作と同一テキストが使われている。
つまり「火属性なのに凍刃」「龍耐性が低いタロス装備」が出たりする。
元を知らない新米ハンターには、誤植ないし事故にしか見えない内容だろう。
知ってるハンターからも「どうにかならなかったのか」と言う声もなくはない- MHSTの絆技が属性に関わらず名称が同一のため、
オトモンの属性を変えることでこれに近いことを起こすことが出来る。
つまり、その気になれば「氷属性のフレイムシェイバー」や「火属性のフローズングラウンド」も実現できる。
- MHSTの絆技が属性に関わらず名称が同一のため、
- クイズゲームにおいて「~は○○である。」といった形式の○×クイズの問題文において
○○の部分にわざと誤字を仕込んで正解を×にするという形で使用されることもある。
MHFでも2016年に宮下Pの挑戦状2で使われた手法ではあったのだが……(後述)
また、3択・4択といった複数の選択肢の中から正しい物を選ぶタイプの問題において
誤答の選択肢が外見のよく似た違う字を当てた物であるというパターンもあり、
こちらも2017年に知識の極み!MHF-Q!で確認されている。
ただしこういった「意図的な誤字・誤植」を使えるであろうジャンルは限られている。
当Wikiでの誤植に関して
- 当wikiも当然ながら様々な人によって編集が行われているサイトなので、
誤字・脱字が見られることもある。- 特にボウガンの弾は「LV3〇〇弾」など、大文字のLV表記が弾種の前に来るのが正しい表記となる。
- 「内臓」と「内蔵」など、同音異義語による間違いも散見されている。
その中でも意味が似通っているためか、「特効」と「特攻」の誤植は特に多い。
使用例が弱点特効やMHRiseの種族特効など武器種問わず使われる強力なスキルがゆえに、
記載されるページが多いのも原因の一つだろう。
特に誤情報や装備スペックの誤植は直ちに修正すべきである。
誤情報と思しき記述の信憑性を正す場合は、当Wikiの編集議論場にその旨を持ち掛けることを推奨する。
余談
- 冒頭にある通り、字を間違える事は全て誤字と呼べるのだが、
その中でも印刷物の字を間違える事を誤植と特に呼んでいるのは、
紙に活字を印刷する方法として「植字」と言う方法がしばらくの間主流であった事に由来する。- 植字にも細分すれば様々な種類があるが、
大まかに言えば写真のような「ネガ」に焼き付けた文字の原型を用意しておき、
それをさらに原稿用紙に焼き付けることで原本に活字を入れるというもの(写植)。
50年以上はあらゆる印刷物で使われ続けた技術である。
人間が字を書き間違えるのとはまた違った経緯で文字が間違われる事から、誤植という固有の呼び名が生まれた。
インターネットが普及し印刷物の中以外でも活字が溢れ、1つの印刷機であらゆる文字を印刷できるようになった今でも、
印刷物上の文字を入れ間違える事は誤植と呼ばれる。- 時たま、「定植する作物の種類や場所を間違えること」などと言った意味で用いている人もいるが、
言うまでもなく誤用である。
- 植字にも細分すれば様々な種類があるが、
一般的な誤植の例
- 世界的に有名な誤植と言えば通称姦淫聖書だろう。
「汝姦淫することなかれ」(Thou shalt not commit adultery)という文章から否定のnotが抜けて、
「汝姦淫すべし」(Thou shalt commit adultery)という真逆の意味と化してしまったトンデモない聖書である。
後述のある意味ネタにされている誤植と異なり、マジで聖書の権威を傷つけかねない代物であったため、
回収どころか出版者は多額の罰金に加えて出版許可を剥奪されてしまっている。
また、健康に関する本に関しては
「本の内容を信用するな。誤植1つだけで命に関わる可能性があるから」と言われる程であり、
たった一つ、それも一般的に起こりやすい誤表記が、
これらを代表する、重大な問題を起こりえてしまうのは決して笑えるものでは無い。
- 日本では「ゴキブリ」なんてのも誤植の例として有名。
実は明冶までこの生き物は「ごきかぶり(御器=食器を被る虫)」と呼ばれていたのだが、
百科事典が出版される際に「か」が抜けてしまい、それが一般に広く広まってしまった経緯があったりする。
他にも信号機の「進め」は緑信号だったのだが、導入初期の新聞で青信号と誤植*5されてそちらが定着してしまった。
- 海外で誤植が定着してしまった例としては「カタール(ジャマダハル)」がある。
どちらもインドの短剣だが、カタールは比較的一般的な刀剣に近いのに対し、
ジャマダハルは「H」字状のグリップと垂直に刃が伸びた、メリケンサックに刃が付いたような独特な形状をしている。
なぜ名前も形状も全く違う剣が混同されたかというと、
16世紀のとある書物でカタールとジャマダハルの挿絵が入れ替わってしまい、
逆の名前のまま西洋圏に広まってしまったため。
歴史の古い誤植のため、欧米ではすでに「Katar」が定着してしまっている。
明確に正しいジャマダハルを呼ぶ際に「Katar Jamadhar」等と呼称する羽目になってしまった。
その影響は当wikiにも…
ゲームにおける誤植
- ゲーム画面に表示される、プログラム上の文字が間違っている事については
誤字と呼ぶ場合と誤植と呼ばれる場合とどちらもあり厳密な定義は無いのだが、
よく似た別の字の取り違えなど、今までの活字と同じ様な間違いをしているものは誤植と呼ばれる傾向にあるようだ。
逆に、某クソゲーオブザイヤー候補だったゲームにある
「これkら」のような明らかに人間のタイプミスであるものは誤字と呼ばれやすい。
- ゲームにおける誤植を語る上で外してはならないのがいまや伝説と化しているゲーム雑誌「ゲーメスト」である。
ゲーメストは同業他誌に比べて情報の速さ・量共に充実度がかなり高い専門誌だったのだが、
そのせいか情報の検証不足だけではなく、誤植がやたら多い雑誌としても有名だった。
後に誤植が減ったことを残念がるユーザーが出たことも。- 編集側も最終的には一種の自虐ネタのように扱っていた節があり、
「わざと誤植を残しておきました。見つけられた人にはプレゼントを差し上げます」
といった斜め上の企画を行ったこともあったとか。- ちなみにこの企画、予め用意しておいた正解以外の誤植が大量にあったために
結局企画として成立しなかったというオチが付いている。
後に「最も面白い誤植を見つけた人」に変更された。
- ちなみにこの企画、予め用意しておいた正解以外の誤植が大量にあったために
- 編集側も最終的には一種の自虐ネタのように扱っていた節があり、
- 誤植が多発した原因としては、以下のようなものが考えられる。
- 当時は原稿は手書きが主流であり、字が汚いライターの原稿は本当に読みにくかった。
中でも当時のゲーメストは編集長の右井石井ぜんじ氏を筆頭にかなりの悪筆揃いで有名だったとか。
- また、当時の原縞を執筆していたのはライターとして経験が少ない読者上がりのゲーマーも多く、
彼らは元々記事を書くのに慣れておらず記事の完成も遅かったために
編集部としても印刷所としても校正の時間をロクに取れない事が多かった。
- 編集部はともかく印刷所はゲーム業界に詳しい訳ではなく、
造語の頻出するゲームの記事なら「そういう用語なのだろう」と判断してしまう。
そもそも印刷所は依頼された物を依頼された通り正確に、
さらに納期を守って印刷するのが本来の仕事で、
入稿時のチェックを抜けてきたものを勝手に直したり差し戻したりはできない。
これに上記の締切間際という条件が重なれば、校正漏れも起きやすい。
- 当時は原稿は手書きが主流であり、字が汚いライターの原稿は本当に読みにくかった。
- なお、2018年10月に松井ムネタツ氏が当時を回想して書いた文書によると、
以前務めていた編集部では編集作業のデジタル化に積極的だったこともあって
ゲーメストの超アナログ的な編集体制に驚いていた一方、
自分が中間に立ってデジタル化を進めたところ
「ライターが本当に締切ギリギリまで原稿を書かなくなる」
という結果に陥ってしまったことを挙げており、その最たるものとして
「校了の時に初めて写真のキャプションを手書き原稿で入れたため
編集部ではチェックできず、その原稿を読んだ印刷所側の誤読*6により
伝説の誤植の1つである『インド人を右に』が爆誕してしまった」
という当該記事の編集者の記憶を挙げている。
- 具体的にどんなものがあったかというと、
ザンギュラのスーパーウリアッ上、インド人を右に、確かみてみろなど、
その伝説級誤植は枚挙に暇がない。
ちなみにそれぞれ元ネタは、
- ザンギュラのスーパーウリアッ上→ザンギエフのスーパーラリアット
- 『ストリートファイターII』に登場するキャラクター、
「ザンギエフ」の「スーパーラリアット」という技がそれぞれ誤植。
正確には原文はもっと長いのだが、現在ではこの言葉でほぼ通っている。
「エ→ュ」「ラ→ウ」はまだ分かるが、
「フ→ラ」「ト→上」はいくらなんでも無いだろと印刷所に抗議しようと思ったら、
元の原稿のフの上とトの下に本当に余計な横棒が書いてあったため抗議を断念したと言う逸話がある。
何故余計な横棒が入ったのか、これを書いた編集者本人も不明とのこと。
横棒がなかったとしてもザンギュフのスーパーウリアットなので既にひどい誤植であるが
余談だが、スーパーラリアットは製品版では「ハイスピードダブルラリアット」に変更された。
また、ザンギエフは他の号でもザンギエラと誤植されていたことがある。やはり余計な横棒があったのだろうか…?
なお、このザンギエフ=ザンギュラは後にメーカーのカプコン側も拾ってネタとして使ったことがある。 - インド人を右に→ハンドルを右に
- セガのレーシングゲーム『スカッドレース』に関する記事での誤植。
本文は「くお~!! ぶつかる~!! ここでアクセル全開、インド人を右に!」
こちらは手書き原稿の字が汚かったせいで「ハ」を「イ」に、「ル」を「人」に間違えたもの。
前述のザンギュラに比べれば間違え方がまだ理解できる範疇ではあるが、
レースゲームの話題ではそうそう出てこないであろう「インド人*7」という言葉が
妙に読者たちの印象に残り、ゲーメストでの誤植の代表格として有名になってしまった。
ちなみにこのキャプションの横の画像にインド人っぽいキャラクターが写っていたせいで、
余計混乱が拡大した事情もある。
こちらも後にセガが音楽ゲームにおいて拾ってネタにしている。 - 確かみてみろ→確かめてみろ
- ゲーメストに連載されていたストリートファイターの漫画『RYU FINAL』での誤植。
誤植自体はおとなしいものだが、
よりにもよって最終回の最後のコマでの主人公の台詞でやらかしてしまったという点でインパクト大。
感動が台無しである…
もちろん、単行本化された際には修正されている。
- ゲーメストは余りに誤植が多い為、まとめwikiでは誤植集まで作られていたが、
現在はサービスの終了に伴い閲覧できなくなっている。
しかし、個人サイトレベルである程度誤植を纏めている所は2024年時点でも存在するので、
興味がある人は腹筋が崩壊するのを覚悟した上で検索、閲覧してみることをオススメする。
- モンハン開発者へのインタビューや、MHW以降の設定資料集や書籍『発想の法則』などの
制作・発行をしている株式会社アンビットのゲーム雑誌『ニンテンドードリーム』
およびその前身である『ザ・ロクヨンドリーム(The 64DREAM)』*8
も一時期は誤植が多かったことで知られ、
過去に雑誌の漫画家兼編集者として所属していた中植茂久氏*9は
自身のコラム漫画にて誤植を陰で入れている組織「ゴッショカー」*10
というものが存在するという自虐ネタを入れていたりもした。