BGM/セルレギオス戦闘BGM

Last-modified: 2024-01-20 (土) 03:53:08

目次

煌めく千の刃 ~ セルレギオス

使用作品
MH4G, MHX, MHXX, MHF, MHXR
収録
モンスターハンター 狩猟音楽集IV
  • 千刃竜セルレギオスの狩猟時に流れるBGM。
    MH4の新規楽曲に同じく、こちらもフルオーケストラ音源が用いられている。
  • 前作の看板のBGMが弦楽器の低い旋律が特徴的であったのに対し、
    こちらは管楽器による甲高い連続音が耳に残る。
    テンポがかなり速く、曲の初めの低いピアノのベース旋律や、管楽器によるサイレンのようなサビ部分、
    後半の細かいスタッカートと共に徐々に音階が上がっていく様子から、非常に緊迫した印象の曲である。
    ループ部分ではそれまでとは打って変わって、
    弦楽器による中東をイメージしたような怪しげな旋律となっている。
    PV2においてセルレギオスが初めて姿を現した旧砂漠や、
    MH4Gの拠点となったドンドルマの街をイメージしたものだろうか。
    また、ところどころに鱗が逆立つような音が聴こえてくるのも大きな特徴。
    オーケストラ版だとわかりやすい。
  • 作曲者によれば、作曲に当たって「リオレウスのライバル」というイメージを参考にしたとのこと。
    確かにリオレウスのテーマBGM「咆哮」の雄々しさに比べ、こちらはおどろおどろしい印象を受ける。
    意外と気付きにくいが、曲中の一部の旋律が「咆哮」のサビと似ている(曲の速度を調整すると分かりやすい)。
  • 海外での呼称は「Thousand() Blade() Wyvern()」という清々しいほどにド直球なものとなっている。

煌めく千の刃/セルレギオス - Sunbreak ver.

使用作品
MHR:S
収録
モンスターハンターライズ:サンブレイク オリジナル・サウンドトラック
  • MHR:Sでのセルレギオスの復活に合わせ、アレンジされたテーマBGM。
    重厚ながらもスピード感溢れる管楽器の旋律はそのままに、
    よりオーケストラ感が強くなっている。
    一方追加されたフレーズのうち後半部分はどこか悲しげで、
    今作の登場ムービーでも披露された縄張りを侵した者を容赦なく滅多刺しにする残忍さや
    かつてのセルレギオス事変で本種が辿った壮絶な運命を思わせる。
    とは言え全体としても原曲の雰囲気を概ね踏襲したアレンジとなっており、
    緊張感のある曲調は引き継がれている。
  • ループ直前にも追加されたフレーズがあるのだが、
    これがMH4Gのラスボス:ゴグマジオスの戦闘BGMである
    超重の戟翼」のループ部分に酷似しているとの指摘がある。
    本種とゴグマジオスの間には設定面での関連は無いため偶然の可能性もあるが、
    彼もまたMH4Gにおいて大きな印象を残したラスボスであったため、意識した可能性は十分に考えられる。
    その他、一部フレーズが本種とも関連深い極限状態のBGMから引用された可能性も指摘されている。

余談

  • 開発が力を入れているG作品の看板モンスターであるからか、
    ソフト発売の遥か前から耳にする機会の多いBGMであった。
    公式映像ではPV2・3やオープニングムービーで使用されている他、
    電撃から発売されている『モンスターハンター4G 公式プレイヤーズガイド』には、
    礎の唄』やドンドルマの関連楽曲と共に『煌めく千の刃』が収録されたCDが付録された。
    • さらに、2014年8月10日にNHK-FMで放送された『今日は一日“ゲーム音楽”三昧』において、
      作曲者による解説付きでフルバージョンが初めて流された
    • また、MHシリーズとのコラボが行われたスマートフォン用ゲームアプリ『パズル&ドラゴンズ』では、
      ボス戦のBGMとして『煌めく千の刃』の短縮版が使われた。

関連項目

モンスター/セルレギオス