アイアンコブラ

◆忍◆ ニンジャ名鑑#0387 【アイアンコブラ】 ◆殺◆
ダークカラテエンパイアの邪悪なるリアルニンジャであり、秘密結社ドクノキバの総帥。その正体はコブラニンジャ・クラン一門のドクガ・ニンジャである。アユタヤの地底深くに傷ついた本体を横たえ、擬人像を通じたIRC通信で信者達に指示を下す。

登場エピソード

• 「プレリュード・オブ・カリュドーン」
• 「ケイジ・オブ・モータリティ」
• 「マスター・オブ・パペッツ」
• 「ヴェルヴェット・ソニック」
• 「デストラクティヴ・コード」
• 「テンペスト・オブ・メイヘム」

「何が起ころうが関係ない。我がメイヘムの勝利だ」
『お前が勝者となる。それが父祖の喜びである！コブラ教団が世界を征服する日は近い！』

人物

• タイのアユタヤ大密林の奥に本拠地を構える「コブラ教団」の総帥。ダークカラテエンパイアのメンバー。カイデン・ネームは「ドクガ・ニンジャ」。
• 神話時代より生き続けるコブラ・ニンジャクラン一門のリアルニンジャ。ニンジャ大戦において重傷を負ったことが原因で、現在までアユタヤの地底深くに身を隠している。傷ついた肉体が癒されるには未だ永き時を要するため、自身の精神をIRCやコブラ石板、アイアンコブラ擬人像へ飛ばして外部の者に啓示を与え、教団を形成している。
  • ナラク・ニンジャによると、現役時代はコブラ・ニンジャの後塵を拝していたらしい。
  • なお、彼は神話時代に眠りについたため、平安時代に生じた最初のニンジャスレイヤー＝ナラク・ニンジャが引き起こした禍については把握していない。
• 自身の一番弟子であるメイヘムには絶大な寵愛を注いでおり、他のリアルニンジャ達を相手に事あるごとに彼女の実力を誇示している。
  • 実際、ストラグル・オブ・カリュドーン開始後の彼はほぼメイヘムを持ち上げる発言しかしておらず、その様は信頼を超えて親バカめいたアトモスフィアすら漂っていた。公式でもメイヘム関係の発言をピックアップして紹介されるほど。
  • とはいえ、配下を使い捨ての駒同然に扱う高位のニンジャが珍しくない中、メイヘムと強固な師弟関係を築き、彼女の勝利をひたすらに信じて疑わぬ姿は少なからぬヘッズに感銘を与えた。
• ニンジャスレイヤーを獲物とする狩りの儀式「ストラグル・オブ・カリュドーン」に参加し、メイヘムを代理戦士としてネオサイタマに派遣した。

外見

• レリックLANケーブルを体飾りめいて身に纏った、多頭の巨大な蛇。
  • 身じろぎするだけで大地が鳴動しており、その大きさは実際計り知れない。
• アイアンコブラ擬人像は、コブラを象った冠を被り、カラテを構えた錆び一つない鉄の彫像。
  • 彫像は可動型であり、カラテを振るうことも可能。アイアンコブラはこれを用いてメイヘムにコブラ・カラテを伝授した。
• ダークカラテエンパイアの会議におけるコトダマ・イメージは、コブラ型の彫像。彫像の目は喋るたびに点滅する。
  • 他のリアルニンジャ達は石板の表面に映るという形で登場しているが、彼は石板の形そのものを変じさせている。

元ネタ・考察

• アイアンコブラ（iron cobra）は直訳すると「鉄のコブラ」となる。
  • 実際シンプルなニンジャネームだが、作中では「ドクガ・ニンジャ」という名のパワーが強過ぎて悶絶するメイヘムに代わりの名前として提示しており、このシンプルさは意図的なものなのかもしれない。
  • なお、現実では同名のドラムペダルが存在する。
• 「ドクガ」の由来は「毒牙」であろう。

ワザ・ジツ

• 本人が直接戦闘出来る状態にないため、カラテのワザマエは不明。
• 極めて強いコトダマ適性の持ち主。IRC端末等のテックを利用して指示を下すことが可能な他、眠りから目覚めた後には地上へ無数の夢を飛ばし、感受性の強い者を虜にしている。
  • また、メイヘムとニンジャスレイヤーのイクサにおいては同時期にネオサイタマを襲っていた異変も作用してか、ニンジャスレイヤーの内にあるナラクと会話を交わすという異例の事態が起こっている。
• アイアンコブラ擬人像を通じてメイヘムを鍛え上げており、メンターとしての能力にも長けている。

ストーリー中での活躍

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